カブ色（リーガルグリーン）のブログ一覧

今年は積雪が早く、山間部では溶け残った雪が道路に残っておりました。
ここは冬期の非除雪路線のようで、重く湿った雪が20センチ程あり、轍があったので入ってみることにしました。
FFのままでもある程度は走れますが、緩い登り坂で動かなくなりました。
4WDに切替えて幾らかタイヤを空転させて登り切りました。
そのまま500メートル程走ったところで警告灯が点灯しました。


4WD警告灯とエンジン警告灯が同時点灯です。
この残雪路で4WDが解除されればスタック立ち往生間違いなしです。
警告灯を点灯させたまま走り抜け、除雪されている麓の村まで降りることができました。
その後、クルマを停めてしばらく置いたところ、警告灯は消えました。

久しぶりの冷や汗体験でした。
トヨタのこの手の4WDは空転すると過熱しやすく、警告灯が点きやすいとどこかで聞いたことがありましたが、この程度で点くとは思いませんでした。
高速道路100キロ巡航で500キロ4WDに入れっぱなしでも点きませんでしたが、雪道500メートルはダメなようです。

そもそもノアの如き乗用車で雪道に入るのが間違いと言われそうですが、一時期タウンエースノアのSWに乗っていたことがありますが、あの時代のトヨタはこのくらいへっちゃらでした。燃費は伸びなかったけど。

燃費と乗り心地が向上した対価として悪路性能が低下しているのだなと改めて実感しました。

次クルマ買うときは、それなりの四輪駆動車にするか、端から諦めて二輪駆動車にしてしまおうかと思います。

冷えやすい軽トラの荷台で15センチ積もりました。
しかし地面温度はまだ高いので、道路の積雪は除雪基準の10センチありません。
クルマには子供用の雪かきスコップを積んでいます。柄が短いので、携帯しやすいですし、車体下の雪を掻き出すのに便利です。
今年の雪はどのくらい積もるか楽しみです（白目）

初めてクルマに乗る人にはオススメし難い。乗用車基準でいけば、乗り心地悪いうるさいクルマ。
軽トラとしてみれば新車時は高性能だったが、令和基準でいけば他車とトントンか、経年劣化でやや劣る。
こまめな整備を厭わない人向け。
でもそれを理解したうえで乗れば絶品。MTの四気筒を合法速度で楽しめる。

スバル製サンバートラックを買ってきて1年程経ちましたが、改めて思ったことを述べます。

・キャビンの広さについて
新規格出始めの軽トラの中ではダントツの広さ。セミキャブは言うに及ばず、同時期の200系ハイゼットよりも広い。
現行ハイゼットと比べると同等に感じるも絶対的空間はサンバーが広い。
想像ですが、キャビン周りがモノコックなハイゼットはクラッシャブルゾーンを確保するため狭いが、サンバーはフレーム構造なので、衝突時の生存空間確保はフレームに任せてキャビンをギリギリまで大きくしたのかなと思います。
その分衝突時はマズそうですが。

・積載性について
荷台にモノを積むだけなら軽トラ間で大差無し。
定積載程を積むと、サスだけではなく車体で荷重を受けるようになるものの、加減速が緩慢になるだけでコーナリングは何時もどおりの感覚。これはフレーム構造のTTサンバーの最大の特徴。
そもそも何時も重いもの積むなら1.5t積みのダイナとか買ってきたほうが良いような気もしますが。
尚、100kg以上のモノ（耕運機、オートバイ等）を積んだときは各社違いがでます。現行でもキャリイは柔らかすぎて、ハイゼットは空荷が硬いような感じがします。

・エンジンについて
令和の時代、ガソリン四気筒のマニュアル車に乗ることがこれ程難しくなるとは思いませんでした。ディーゼル四気筒、ガソリン3気筒はそこそこありますが。
とは言え四気筒の何が良いと言われれば、音と回転上昇の滑らか位です。あとは燃費も伸びにくく、タイベルは細く、オイル漏れを必ず経験するEN07と付き合えるかどうかかと。

・走破性について
腹下高く、独立サスでショートホイールベースなのでそれを理解すればそこそこ走れます。一方エンジン縦置き、リアリーフサスのハイゼット等と比べて弱点のオイルパンが横にぶら下がっており、草が生い茂り障害物が見えない農道への突撃は躊躇われます。

・現行車と比較して
正直いって、現行の500系ハイゼットサンバーと比較して、趣味性を除いた実用上の優位性はないと感じました。元の設計が20年前の軽トラなので比較してもしょーもないという元々の問題があります。

・なんでこんなこと書いたのか
最近スバル製サンバーを一生懸命直したり使い勝手良くなるよう工夫してますが、畑仕事で親戚の510ハイゼットを使ったところ、とても使いやすく感心してしまったためです。リーフサスでも最近のものはバタつがずしっとり粘るし、座席下にエンジンがあれども遮熱遮音材がしっかりあるので暑くもうるさくもないものです。そして最初からこれ買えばなにも考えず運用できたのではないかと気づいてしまいました。高いけど。
最近仕事で疲れているためか、殊更維持管理に気を使ってしまい、余計疲れるサイクルに陥っております。

・対策
こんなときはなにも考えず乗り続けられるタイミングチェーンでCVTにトーションビームのトヨタ車でドライブし気分転換を図ります。そのための75ノアなのです。

本日、博士峠通ったら、トンネル高田側みぞれ、昭和村側降雪シャーベットで、積雪5cmくらいありました。
四駆の75ノアで夏タイヤ履いてて死ぬかと思った。横向いてもフルカウンター当てて立て直せるひとならたぶん大丈夫だけど、そこまで達していないので無理。泥道走る感覚でゆっくり行ったので何とかなりました。
事故ること考えると、勿体なくても早めの冬タイヤ交換が安上がりと思いました。
スマホ忘れたので写真ありません。悪しからず。