カブ君エンジンオーバーホールの巻(R2.2.25追記)

もう数ヵ月前の事になりますが、カブ君のエンジンから今までにないカタカタというタペット音でもない音が鳴り始めました。
腰上を分解して点検した結果、コンロッドにがたつきがありましたので、クランクシャフトを交換することにしました。

要らないものを外してささっと降ろします。
降ろし方は先人の方々が詳しく記してくれていますので、全カットです。

フライホイールはセル付き車両はセル無しとは違う工具を使って外すので注意です。

気づいた頃には真っ二つです。
なんの役にも立たない整備手帳ですが、やり方は先人の方々が詳しく記してくれていますので、全カットです。

クランクケースベアリングは全て打ち替えました。耐久面で有利だというのを見たので、全てC3隙間のベアリングです。

新しいクランクシャフトにはスーパーカブ70の純正クランクを使用しました。
コンロッドが太く、ジャーナル部も太くなっていますので、実質の強化クランクですね。
ストロークは50ccと同じなので排気量に影響はありません。
スーパーカブ90のクランクシャフトはコンロッドが長いので使えません。


2020年2月25日 追記
今回の記事でクランクケースセンターガスケットはキタコさんの物を使っていますが、12Vのエンジンだとオイルストレーナー部分に必要な穴がガスケットに開いておらず、正常なオイルラインが確保できないとのことです。
6Vエンジンだと問題は無いようです。

詳しくはこちらの、めがねさんのブログに書いてあります。

https://ameblo.jp/meganehoupuri/entry-12523468949.html

どんどん組み立てていきます。
やり方は先人の方々が詳しく(以下略)

腰上まで全て組み立てて、エンジンは完成です。
やり方は先人の(以下略)

最後に車体に乗っけて付属品を全て組みつけて完成です。
異音はちゃんと直りました。
以上、なんの役にも立たない整備手帳でした。