RECARO　電動シート装着によるリレーボックスからの電源取り出し

レカロなど社外品の電動シートを装着するには後付けでリレー付き配線が無いとバッ直ではレカロヴェントのファンスイッチやヒータースイッチが足に当たる関係で間違えて触れてバッテリーが上がってしまいます。つまりモーター系と電装系がシート内部制御になる為、電源は外出しリレーに依存してます

純正電動シートの場合はバッ直ですがシートヒーターが装着してある車体だとシートヒーター単独リレー制御と解釈して下さい




自分の場合、運転席側、助手席側と電源が欲しい関係でヒューズも純正回路では運転席側のシングル接合のみ、2端子出せるタイプですが配線容量にアンバランスを感じて使用するのを諦めました

つか、自分のインスパイアのグレードはエンジンルームにパワーシートのヒューズボックスがあるけどカプラーに端子が入っていないレス仕様である

配線引き直しをしたほうが簡単になりますので美観無視に変更


仕方なくボッシュの30Aヒューズ付きリレーを使い運転席側と助手席側に延長して作り出しました

容量が足りないといけない配線ですのでバッ直になる回路にしなければならないのですがインスパイアには最初からオプション端子があり並列的に並ぶ増設カプラーを使えるので純正オプションの電源に割り込ませやってみました

因みにバッ直端子（+B）、イルミ（ACC）がヒューズボックスで2端子出し、アース1端子は車体（-）で3端子の単独リレー制御

電動シート側のカプラーです






万が一の時に抜ける構造にしておくとハーネスが無事に帰ってきます（笑）




ワンタッチカプラーとギボシ端子がその意味です










まあ、やってんのは経験者だから










美観だけではないので

全体に見せるとかなり広範囲な長さが要ります

茶色の端子カプラーが見えます


コレら全て後付け部品の増設前提で純正設計


使わない手はないです

アースは鉄板にしっかりかます



見えない場所で大丈夫

イグニッション鍵を使いレカロ電動シートの稼働確認




因みにレカロ電動シートの下には薄い台車に乗せてあり整備性を上げてあります



後ほど説明しますが結構、しんどい作業します


少しの配慮で息の上がり方も違うの分かるんですよ

配線をカーペットの内部に隠し



増設したボッシュのヒューズボックス付きリレーはやはり純正の回路脇に


もしもの時には同じ場所で



綺麗なまとめるのは美観だけではありません



故障しても後が楽







それがコダワリ

完了