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2025年04月30日 イイね!

軍艦島 上陸ツアー

軍艦島 上陸ツアー軍艦島は

昔から行きたかった。

いつから行きたいと思っていたか、

よくおぼえていません。

    *    *

4月30日(水)
午後1時15分。
集合場所の桟橋へ時間ピッタリに行くと、
すでに人がわらわら集まっている。
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やがて番号が読み上げられ、桟橋に順にならんでいく。
番号で呼ばれるなんて、囚人になった気分だ。
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いよいよ自分の番号も呼ばれ、ちなみに私は67番だった。
番号札を胸につけて、それはそれで小学生気分。
で、このツアーは、
「スタンダード」
「プレミアム」
「スーパープレミアム」の3種の区分があるのですが、
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私はスタンダードで、料金は5,500円。
最上級のスーパープレミアムがなんと、1万1千円。
スーパープレミアムは、下の写真に見えますが、船の上部デッキに座れる。
そして最大の特典は軍艦島に先に上陸できるというのですが、どのみち上陸は全員がするのでそこのところ意味はあるのかなと。
ちなみに私はスタンダードしか取れなかった。3月中旬の予約で。
軍艦島の予約ができたことで旅の目的が決まり、同時に宿やフェリーの予約もいっせいに取りました。
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船内はいきなり自由席となる。
左端の席があいていたので、すわるがいかにも中途半端。
私の右が一席あいており、そのとき若い30代、いや20代くらいの女性が席を探してるふぜいだったので、いったん席を立ち、奥にすわってもらう。
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出港前のスタッフの説明があって、船内のトイレの案内もある。
軍艦島にはトイレがないからだ。
私は右の若い女性に、
「トイレ行くんなら言ってください」
と気を利かせたつもりだったが、うろんな表情で
「はあ」と小声で返されたのみだった。
若い女性のトイレの心配をしてるなんて、気色の悪いオッサンだと思われたにちがいない。
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で、このあと船長より重大な事実が告げられる。

「軍艦島の上陸は、この時点でまだ決定してるわけではない。」

船が出港します。
ふつう、船に乗ったらこっちのもんだと思う。
当然上陸するだろうと思うのが人情です。
が、その出鼻をくじかれます。
長崎市の条例で波高50センチを越えたら、軍艦島を前にしてでも直前で上陸は取りやめになるらしい。
実際過去にあったそうですが、お役所仕事というか、きょうは天気も穏やかだからまず大丈夫でしょうくらいは言ってほしいものです。
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三菱重工業 長崎造船所 第2バース
「戦艦武蔵」を建造したドックだそうだ。
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朝、車で渡ってきた「女神大橋」を。
女神大橋をくぐると、いよいよ湾外。
ちなみに女神大橋の橋脚スパンの長さは480メートルで、軍艦島の長さとおなじ。
それが設計上わざとなのか偶然なのかは不明。
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湾外にでてすぐ、「高島炭鉱」がみえる。
こちらは軍艦島とがちがい、無人ではないらしい。
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14時すぎ、軍艦島がみえる。
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私がこの目でみて最初に受けた印象は、

「本当に軍艦みたいなんだな」
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いったん島の西側にまわります。
そういえば、ガイドの説明によると、
軍艦島ってもともと大きなひとつの岩なんですな。
海だから「岩礁」か。
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ちなみにこの時点で、ツアー客は席を立つことを許される。
みんなデッキから身を乗り出すように写真をバシャバシャ。
スタンダード席でもちゃんと軍艦島の写真が撮れます。
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島の西側は波浪が高く、主に住居地区にあてがわれた。
(波のしずかな東側は石炭の積み下ろしの桟橋に。)
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台風の波浪はあの建物の高さに達する。
木造住宅など台風ひとつで吹き飛んでしまう。
そこでわが国初の鉄筋コンクリートのアパートが建てられ、コンクリートで護岸もおこなった。その結果、軍艦のような島影を産み出すことになった。
軍艦島はなるべくしてなった。
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そしてあそこには、いま人影はない。
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他のツアー船が目の前を横切っていく。
話では競合他社は計5社あるというのだ。
つまり各社午前・午後2便、つごう10回、毎日軍艦島に上陸しているのだ。
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この船も桟橋に近づく。
桟橋から上陸して、第1見学所まで撮影禁止だという。
撮影しながらの移動だと渋滞をまねくおそれがあり、長崎市の条例で定めた上陸滞在時間に引っかかるというより、どちらかというと上記のような競合他社が過密ダイヤでツアーをやっているので、キビキビ移動しないとこまる、というのが実情のよう。
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したがって、ここまで写真を撮ることなく、
【第1見学所】へ全員集合。
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もう写真撮ってもいいですよ!
とのお達しなので、みんな撮る、撮る。私も撮る。
とりあえず、左手から一枚。
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あとで聞いたら、三菱幹部社員用のリッチな住宅だそう。

正面方向を一枚。
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写真を撮り終わるころに、ガイドさんの説明がはじまる。
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正面に見えたのは、小学校跡。
昭和45年に体育館が増設された。
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閉山のうわさを払拭するかのように三菱は体育館を建てた。
だが4年後の昭和49年の閉山式は、その体育館でとりおこなわれたという。
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第2見学所に向かって、ぞろぞろ移動する。
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【第2見学所】
ここから、説明がさらにヒートアップする。
もし、来訪予定のある方がいましたら、【ネタバレ注意】ということで。
読み飛ばしてください。
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目の前にある赤いレンガの建物、
「巻き上げ機」なんですけど、
これはさっきまでと、鉄筋コンクリートとはモノが違うんです。
「世界遺産の要件を満たしている」んだそうです。
いったいなにがちがうのか?
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明治時代のものだから。
鉄筋コンクリートは昭和、早くても大正。
これだけ時代がちがうんです。
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その右側が、石炭や炭鉱夫の出入口となった、
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  たてこう
『第2竪坑』跡。
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竪坑の深さ、600メートル。
地底に潜るだけで命懸けじゃないか。
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で、ここに風呂があったという。
地上に戻ってきた炭鉱夫が、真っ黒な体をすぐに洗い落とせるようにした配慮だろうか。
真水は貴重だったので、風呂は海水。
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わずかに見えるタイル張りが、ここに風呂があった面影をかろうじて残している。
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【第3見学所】
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炭鉱夫の仕事は3交代制。
きつかったぶん、福利厚生は恵まれていた。
家賃や光熱費はほぼタダ。三菱がぜんぶ持つ。
部屋に風呂はないけど、浴場いったらタダ。
部屋は6畳一間。4人家族でもそう。
さいごに白黒テレビ普及率が驚異の100パーセント!!
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さいごに一枚だけ、静かにシャッターを切り、
軍艦島でのさいごの写真とする。
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これでさらばだ、軍艦島!
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↑もどってきた~。私は戻ってきたぞ~。

     *     *

『大江戸温泉物語』に戻ってくる。
前回ブログで言い忘れてましたが、
ここに連泊しています。
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さらに宿泊費ですが、ここからは自分用メモということで。
1泊目が23,000円で2泊目が15,900円と、価格差があります。
1泊目が29日で祝日だったからでしょうが。
ただ、均(なら)して考えれば、この大型連休中に一泊2食付き2万円以内と考えれば、これは素直にありがたいと。
立地その他含めても、お値打ちだったと思います。
(インバウンド客は私の見た限り皆無でした。)

     *     *

さて、お風呂なんですが、ここでチョット、珍事がありまして。
脱衣所で浴衣のままイスにぼんやり腰掛けていましたら、そこへ3歳か4歳くらいかな。男の子が入ってきまして、なぜか私のところへきて、
「パパ、いない」

そのまま浴室に行こうとするんですが、重いガラス戸に阻まれ、ガラス越しに人影を探して、
「パパ、いない」
(パパがいないんじゃなくて、キミが迷子になっとるんやで)
と思いましたが、泣きそうになってる男の子を見てるとほっとくわけにもいかず、
「パパはどこにも行かへんよ。パパをさがしに行こか」
と、男の子のちいさな手をにぎりました。
私はどうやら、11階から3階のロビーに男の子を連れて行こうと考えていたみたいですが、あとで考えたら脱衣所に直通電話くらいあったでしょう。
ただ、この時点で私は、
(誘拐犯に間違われるんじゃないか)
と、頭の隅でチラと危惧しましたが、ふだん品性下劣な私が自己保身より善意を優先させたのはめずらしく、それだけ男の子のいたいけさにオッチャンちょっと直撃喰らったといいますか、ヤラれたといいますか。
男の子の手をつないで脱衣所を出ました。

ちなみに11階の露天風呂は男性専用となってます。
出たら、目の前に母親らしき女性がいて、
「パパ、いた?」
(ママ、おるやん)
そそくさと私は風呂に戻り、誘拐犯になることから免れました。

     *     *

湯あがりは、生ビ~ルでございッ!
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↑お造りは、すこしは良くなった?と思ったら、右のカツオのたたきが真っ黒で。

ステーキは昨夜のリベンジ。
どうだい、シズル感たっぷりに撮れたじゃないか。
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でもそのあとが続かない。
会席コースとちがい、バイキング料理は写真がムズカシイ。

天ぷらはその場で揚げてくれる。
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↑きのうお気に入りだったパスタ。

麻婆豆腐に、
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↑鶏のから揚げはつい、つまんでしまう。

お酒は、昨夜の反省を踏まえ、
今夜は飲み放題にしません。

時間制限で何時まで!って言われると、人情として余分にお酒を注ぎに行ってしまう。で、結局飲み残してしまう。私とあろうことが。

で、480円のいも焼酎を単品で頼む。イヤ、頼みに行く。
精算はルームキーについたチップタグでおこなうので。
アルコールのところへいくと、おばちゃんがビールジョッキに氷をガラガラ入れようとするので、
「氷すくなめでッ!!」
とお願いすると、「自分でいれて」といわれる。エッ、いいの?自分で注いじゃうよ?
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周囲を憚りながら、それでも焼酎をなみなみついで、のこり氷水という、夢のドリンクを完成させる。
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ここでひらめく。スゴイことを思いつく。

ちょっとのんで、
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お冷をいれる。
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するとなんと、元どおりの量に!!
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これで無限に呑めるやん!

おれって、アッタマいい!!

…こうして馬鹿野郎の夜は更けていきます。
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    *    *    *

翌朝。
5月1日(木)
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この日の夕刻のフェリーで帰ります。
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朝食で珍しかった料理。
『五島うどん』
これ、ほんとうにうどんなの?
にゅう麵みたい。
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     *     *

朝食後、高速乗って北九州市へ。
帰る前にいくつか寄りたいところがあります。

『若戸大橋』
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↑ 下から眺める、というのを2年前にやらなかったんでリベンジ。

小倉へ移動して、
2年前に食べた同じ店でラーメン。
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2年前と店主が変わっていた。
味も変わっていた。

高菜をこのように自由にとるのが博多、北九州ラーメン流。
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『ゼンリン・ミュージアム』
伊能忠敬の日本地図とRico。
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↑恥ずかしながら、Ricoめにございます。

『松本清張記念館』
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16時、わりとギリギリ新門司港着。
4日前に乗った、まったくおなじ船で帰る。
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こうして4泊4日におよぶながい旅も、
ようやく終わりに近づいていきます。
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ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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(自分用メモ)

82,515 km → 83,238 km

・スマホのカメラが壊れて撮影が広角レンズのみ。

・スマホの充電ケーブルが予備を含めて2本ともダメになる。

Posted at 2025/05/17 08:14:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月29日 イイね!

大江戸温泉物語 長崎ホテル 清風

大江戸温泉物語 長崎ホテル 清風 
【前回のあらすじ】

佐世保バーガー、

うまかったです。

   *    *


佐世保から長崎に向かいます。
いまが午後2時。
長崎市に4時には着くだろうか。
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途中、寄りたいところがあるんです。
【 針尾送信所 】
上のマップにも場所が出てますが。

で、適当なインターおりて広域農道をはしっていたら、
いきなりこんな光景!
車を停め、あわてて一枚。
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これはスゴイぞ! まるでSF映画だよ!?
期待に胸ふくらませ、急いで車を走らせる。
駐車場まで整備されてる観光スポットらしいのだ。
だけど、シマッタ! これは失敗!!
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巨大建造物を間近で撮ってどうする!?
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おまけに無線塔は3本。
3本同時に画角に入れなきゃ意味ないじゃ~ん!
結局、最初の一枚が正解だったというオチ。
トホホ、何年写真やってても、この程度ですわ。

そこから、「西海(さいかい)パールライン」
という有料道路(¥100円)で長崎の宿へ。
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駐車場はホテルから離れたところにある。
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ここからホテルまで30メートルほど歩く。
だが、この駐車場はまだマシなほう。
ここが満杯なら、400メートル(誤字ではない)離れた別の駐車場に停めるしかない。
まったく難儀なホテルに泊まりにきたもんだ。
だが、絶景で有名な稲佐山(いなさやま)展望台のすぐ真下にあり、長崎の夜景が一望できるっていうんだから、これくらいは何でもない。
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この階段がショートカット。
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見上げると、ホテルがそびえ立つ。
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【大江戸温泉物語 長崎ホテル 清風 】
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部屋は最上階の10階。
部屋に入るなり、おいおい!
ちょっと、チョット!?
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ひょおおおおーーーーッ!!
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やったね。
やりましたね!! (なにが?)
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しっかし、よくもまあ大型連休中に男一人で泊まらしてくれたなあ!
大江戸温泉物語、えらいッ! 好きッ!
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大江戸温泉物語は、みん友さん。
GRハチロク乗りの大阪在住のみん友さんが泊まってらして、
その高級感に強くあこがれてました。
まさか本当に泊まれるとは、思ってもみなかった。
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じゃあ、さっそく11階の温泉に入りに行きますか!
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宿ご自慢の「展望の湯」。
温泉に浸かりながら長崎を一望できる。
うひィ~、極楽、ごくらく。
てか、この眺望はちょっとスゴすぎるな!!
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シンガポールにこういうプールの高級ホテルあったな?!


港町がトワイライトに染まるころ。
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4階のレストランで豪華にビュッフェ。
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↑湯上りは生ビールで、情け無用のジャンゴゥ!

なんと、お造りに「ヒラマサ」が!
さすが長崎。さすが大江戸温泉。
ちなみにヒラマサは、ブリに似てるけどブリよりおいしい高級魚。
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↑自分で盛り付けてみますが、今一つの出来。

2,500円(税込)で飲み放題にしました。
ちょっと調子にのってます。
生もういっちょ。
ジャンゴゥ!!
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↑続けざまに、サントリー角ハイボールを。サーバーで自分で注ぐ。

食べ放題メニューにステーキがある!
お肉はうまいんだけど、ちょびっとだな!
あと、写真がダメだな。撮りなおし!
明日の宿題。
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このパスタがめっぽううまくて、おかわり。
桜えびとバジルの風味がすごくよく合う。
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↑これだよ。料理の写真はやっぱ寄らんと。
おかわりしたから、最後の写真になった。

その前にクズ写真のオンパレード。
修行が足りぬ。

『長崎皿うどん』に
『麻婆豆腐』に
『トルコライス』
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飲み放題なんだから、長崎の地酒もぜひ!
『杵(き)の川 金選 』
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↑本醸造ながらベタくさくなく、淡麗な呑み心地。

イヤ~、吞んだわ食べたわで満足!
でも、部屋に帰ったら夜景写真をシッカリ撮らないと!
なんのためにこのホテル泊まったんだよ。
くず入れとテレビのリモコン、部屋のありあわせで工夫して、消灯してホイパシャリ!
…長崎、100万ドルの夜景ですよ。
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(ミラーアップ撮影。16:9にトリミング済。)

    *    *    *

翌朝。
ひとっ風呂浴びたら、7時から朝食ビュッフェ。
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『のっけ丼』というのがあって、
イカや明太子、ネギトロはわかるんだけど、
そこにキムチやら挽肉やら山芋やらオクラいれた時点で全体的にわけのわからない味になる。
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カレーは別腹。
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4月30日(水) 【3日目】
女神大橋を渡る。
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↑碧い海と緑に合う、うつくしい橋だ。(¥100円)

最寄りのパーキングに駐車し、
ここでいつもの「折りたたみ自転車」を出す。
また車に積んできた。
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 ↑このコース、わざと市街地を避けた。
路面電車が走る長崎は、信号待ちやら優先区分とか慣れてないと、コワいんですよねー。

駐車場からすぐ。
『軍艦島コンシェルジュ』
午後からのツアーの最終的な確認を行う。
ネット予約済。クレジット支払済み。
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↑で、すぐそばがこんな風景。
グラバー邸はこの坂の上か?

しょうがないから、自転車を押して歩く。
あとで考えたら、自転車いらなかった。
両側にお土産屋さんがひしめく。
この辺って、そういうエリアなのか。
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↑坂をあがると、『大浦天主堂』がある。

そのすぐ右手に、

【グラバー園】


今回の長崎の旅、軍艦島以外で唯一の観光スポットにここをえらんだ。
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ちなみにグラバー邸でなく、公式にはグラバーらしい。
なるほど。
グラバー園にグラバー邸があるのか。

入っていきなりこのようなエスカレーターがあり、
この先で入園料620円を払う。
…入園券はドル札紙幣を模して面白いので、来訪予定の方はお楽しみに。
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なんと、またエスカレーターがある!
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 ほう…。
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まだあるのか、
エスカレーター。

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…ハハハッ、この私をどこに連れていこうというのだね!?
(ムスカの口調で)

順路にしたがい、わけもわからず
いちばん上までたどり着く。
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バルコニーからの眺めが格別だった。
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↑正面が「稲佐山展望台」。
右の赤い印みたいなのがついてるのが、「大江戸温泉物語」。

室内に、「ジャイアント・カンチレバー・クレーン」
の模型を操作して遊んでみよう!みたいなコーナーがあって、
おもわず操作して遊んでしまうが、
いや、ちがうんだ! 
オレはこんなことをしに長崎にきたんじゃないんだ!!
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ふたたびバルコニーに出る。
やっぱ、長崎の景色は最高!
イエ~イ!!
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さて、このあたりにあるはずなのだが…。
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お、あった。これだ!
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『高島流和砲』
私のお目当てはコレ!
レプリカじゃなく、もしかして実物?
と思ったら、どうやら高島秋帆本人でなく弟子の作。
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高島秋帆(しゅうはん)は、幕末の砲術家。
長崎で父と大砲を作ってた。
長崎の出島から外国人を先生によんでたらしい。
(みなもと太郎「風雲児たち ワイド版」第16巻より。)
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幕府の要請で、長崎から江戸まで出張して大砲の試射をおこなった。
そしたらもう、江戸中大さわぎで。
なにしろ大砲ぶっ放すなんてご禁制だった時代、それを江戸市中で盛大にぶっ放したもんだから。
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あまりの衝撃な出来事に、
ぶっ放した張本人の高島秋帆からその場所を、
『高島平』と呼ばれるようになったと。

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そして高島平はのちに、マンモス団地になった。
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↑画像は現在の高島平。
みん友さんの hiroM 氏より「2025 さくらドライブ① 埼玉県 」から、写真をお借りしました。

…このくだりが私はすごく好きで。
大砲の試射からマンモス団地までが。
これぞ歴史の面白さ。


さわやかな5月の長崎。
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園内には撮影スポットが無数にあって、
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シャッターを押す手が
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とまりません!!
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…そういえばオレ、グラバー園を訪れて、グラバー「邸」を一枚も撮ってないんじゃ?! うかつにも。

まっ、そういうわけで。

長崎ちゃんぽんを食べに行きます!
長崎にきて長崎ちゃんぽんを食べないなんて、ギルティすぎるからです。
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『みらく苑』
グラバー園からすぐ近く。
ほんと自転車いらなかったな…。
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店内に入ると、メニューが、
「ちゃんぽん」と「皿うどん」しかできないという。
どうやら夫婦二人だけでやってるらしい。
けっしてエラそうにでなく、申し訳なさそうに言われた。
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↑場末感ただよう店内で、ワクワクと不安が交錯する。
大丈夫なのか、おれのちゃんぽんは!?

『長崎ちゃんぽん』(1,000円)
いまや長崎ちゃんぽんが1,000円もするのか。
そういうご時世か。
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でも、シッカリうまいわ!!
とくにこのスープ!!
どうやったらこの味出んの!?

午後からはいよいよ、軍艦島です。
どんな風景が待っているのか。
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ご期待ください。

Posted at 2025/05/10 11:07:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月29日 イイね!

佐世保 軍港クルーズ

佐世保 軍港クルーズ
【前回のあらすじ】

阪九フェリーで九州へ。

   *   *

翌朝。
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新門司港着まであと1時間。
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入港が近づくと、おもむろに船首に旗を立てる。
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そのまま入港し、接岸作業へはいる。
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4月29日(火)
早朝6時、下船を開始する。
これで3年連続で、5月の大型連休には九州に上陸している。
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新門司インターから九州道に乗り、一路佐世保へ。
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8時前に「基山(きやま)」というサービスエリアで朝食にする。
ここで食べたいのがあるのだ。
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食べたいのは、じつは「うどん」。

なにやら最近、福岡ってうどんが流行ってるらしいですね。

私が30年前に北九州にいたときは、うどんなんて4年間のうち一本たりとも口に入ることはなかったですけどね。
そもそもうどん屋なんて、近所に一軒もなかったし。(たぶん)
時代が変わったなあと。

で、いったいどんなうどんなのか食べてみようと。

『かしわうどん・かしわおにぎりセット』(960円)
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これがね、けっこううまかったんですよ!
もう、びっくり!
うどんは、さぬきうどんみたいなコシもないし、モチモチ食感でもないんですがね。
ダシがうまいんですよ。
甘辛いんじゃなくて、超甘だしと表現していいのか。
肉汁の脂でコクと旨味もあって。
うまいわあ。

かしわおにぎり。
いわゆる「かしわめし」というのは北九州名物なんですけど、手っ取り早くいうと、「鶏ごぼう炊き込みご飯」です。
私も昔住んでた時、近所のスーパー「サンリブ」で、まさにこのようなパックのかしわおにぎりを当時120円でよく買って食べてました。
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かしわとは、九州で鶏肉とくにモモ肉を指す言葉。
そういや私の母もむかし「かしわ」って言ってた。
ただし、炊き込みご飯は炊き込みご飯であって、それを「かしわめし」と母は言わなかった。

以上はかなり余談。
いやあ~、ご当地グルメの話すると止まらなくなるね。

鳥栖(とす)JCTをへて、長崎道に入る。
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↑さらに武雄JCTで西九州道に。

佐世保らしい風景が見えてくる。
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佐世保に着いたら、まずは
弓張岳(ゆみはりだけ)展望台より佐世保全景を望む。
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あとであそこに行きます。クルーズ船で。
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↑米海軍と海上自衛隊の基地になってます。

さらに右手には、九十九島(くじゅうくしま)。(の一部)
無数の島々が広がる多島海。西海国立公園です。
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次に向かったのは、弓張岳をおりて、ココ。
SSKのドック、有名な「第4ドック」がみえるとこ。
ちなみにSSKは野球のバットの会社ではなく、佐世保重工のこと。

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この第4ドックは、太平洋戦争はもちろん、
なんと日露戦争時には連合艦隊の修理もやったという、
歴史あるドック。
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いまなんか修理中だな。なんの船だろう?
と、ちょっと移動したらなんと、
JAMSTECの「ちきゅう」という船だった!
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じつは私、このドックめあてに、ここに来たんじゃないんです。
ええ、じつはですね、ここから右手に200メートル行った先、赤崎という地名なんですが、そこが父の出生地なんです。それで来たんです。ドックのほうがじつは「ついで」なんです。
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【佐世保 軍港クルーズ】


波止場のパーキングに車を停めると、
すぐ目の前がクルーズ船の乗り場。
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ネット予約済みなんですが、チケットは現地で買わなきゃいけない。
でもどこで売ってるのか皆目わからない。
案内もないし、ウロウロその辺を歩きまわる。
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あ、ここ佐世保バーガーで有名な店だな。
(本店ではなく、2号店ですが。)
クルーズ終了後に寄ろう。
しかし、肝心のチケットはどこで売ってんだァーーッ!
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さんざんウロウロしたあげく、ようやくわかった。
なんと、JR佐世保駅の観光案内所で売ってた。
そんなん、わかりませんがな。
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2,500円払ってチケットを受け取り、乗り場に急ぐと
なんかもうみんな、シッカリ乗船完了している!?
フフッ・・、でも決してあわてたりしませんよ。
逆にゆっくりしてやる!!
こんなふうに写真をゆったり撮って、焦らしてやる!!
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だってもう、どうでもいいじゃないですか。
いい席の確保なんて絶望的なんだから。
と、なかばデスパレート気分で乗り込んだら、なぜだかわかりませんが、
「前のほう空いてますよ」
と誘導され、なぜか船のいちばん先、舳先を陣取ってしまう。
いちばん最後に乗船したくせに、いちばんの特等席を取ってしまうカタチになってしまい、周囲の視線が痛い。
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出港前に船長による軽い挨拶がはじまる。
この状況では誰しも、この人を船長だと思いこむだろうが、
大・まち・GUY!
この人は船長ではない。
あくまでも案内人、ガイド役である。
船長はべつにいて、漁師みたいな咥え煙草の兄やんが乗り込んできて
操船を始めた。すると乗客たちがいっせいに、
(ちがうやん!あの人船長じゃないやん!)
みたいな空気になった。
人を恰好だけで判断したらいけませんという話。
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11時半、いよいよクルーズ開始。
帰航予定は1時間後。
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手を振ってくれる子どもたち。
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港内をゆっくりすすむ船上で、
ガイドの話がさっそくためになる。
「在日米軍の関連施設は、おおむね屋根あたりが緑色をしている」
うわ、ほんとだ。なるほど~。
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やがて巨艦が目の前にあらわれる。
『強襲揚陸艦 アメリカ』
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なんだか空母みたいですが、空母とはちがいます。

強襲揚陸艦とは、手っ取り早くいうと、特攻野郎Aチーム。
岸壁を使わずに、兵器や車両を力づくでなんとか陸(おか)に揚(あげ)る。
砂浜のビーチにスザザーーッと船ごと上陸して前扉がガパッと開いて戦車がダラララと上陸するのもあるし、
この艦のように、ヘリで兵士や兵器を輸送するのもある。
だから一見空母にみえるのだ。

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で、そのとなりにわが国が誇るヘリ空母。

『 ヘリ搭載型護衛艦 い せ DDHー182 』
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ファランクス(対空用20㎜機関砲)がみえる!
これが見たかった!
白いタンクみたいなのは弾が入ってるようにみえますが、ちがいます。追尾用レーダーです。
あと、どうでもいい話ですが、CIWS(シーウス)ともよばれるが、私はファランクスという呼び方がすき。

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下の画像は、かわぐちかいじ「ジパング」(2000年)の第6巻より。

かわぐちかいじは、この「ジパング」のあとに「空母いぶき」という漫画も描き、現在も連載している。
ようするに、かわぐちかいじという漫画家は1988年の「沈黙の艦隊」からずっと、海上自衛隊の護衛艦ばかり描いてる人なのである。
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かわぐちかいじ好きとしては、この「軍港クルーズ」はどちらかというと、「軍艦クルーズ」であり、いずれにせよ私にとって至福の時間を体感できるのだが、わたし以外のミリタリー好きじゃない人はなにゆえこのクルーズに参加したのか不思議に思う。

「いせ」の勇姿をしっかり目に焼き付けようぞ!
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「いせ」のとなりは、
「こんごう」と左にかくれてるのが「みょうこう」。
いずれも’90年代、わが国初のイージス艦。
イージス艦とはなにかと言いますと、イージス・システム。
SPY-1防空レーダーで敵機を探知したらシースパロー・ミサイルで速攻、撃墜しちゃいますよ、後は知りませんよシステム。
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「ジャイアント・カンチレバー・クレーン」
長崎の三菱重工業にあるが、佐世保にも同じのがあるのか。
同じヤツ? 
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↑さっき見た「第4ドック」の「ちきゅう」を海上から。

そこから波を蹴立ててクルーズ船ははしる!
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すると沖合で、
奇妙な3本柱の塔がみえた。
ええ、これは「針尾送信所」です。
なんで驚かないかと言いますと、じつは旅の直前にJAFの会報でみて既知なんです。そんでもって、このあとあそこに行くんです。
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護衛艦の錨泊(びょうはく)地にやってくる。
ちなみに私は、艦が港に着岸せずなにゆえ沖合で錨泊しているのか、いまだに理由がわからないのです。
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↑一隻の護衛艦に近づいていく。

すると、隊員が手を振ってくれる。
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こちらでも。
しかもよく見たら、帽子を振っています。
この「帽をふる」というのは海軍だけの習慣なんですよ。
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艦首まで移動してきた。
艦番を確認することができる。
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艦番を確認せずとも、ガイドさん(さっきのニセ船長)がぜーんぶ艦名からなにからなにまで説明してくれます。

『ミサイル護衛艦 あしがら DDG-178 』(2000年代の艦)
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そこからシュバババーーッ!と移動して、
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『あきづき DD-115 』(2010年代) 
※さっきの「あしがら」よりも2,000トンほど小さめ。
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どうもオレ、さっきから左右どちらか見切れた写真を撮ってしまうな。
クルーズ船が絶え間なく揺れてるんで、撮りにくいのもあるかも。

港に戻ってくる。
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左から、
『あけぼの』『さわぎり』『はるさめ』
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そこから舐めるようにして艦橋へ。
撮影サービスタイムです。
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↑これは魚雷発射管です。

ガイドさんが、
「対艦ミサイルの~」というので、あっとなった。
そうだ。これ、「ハープーン 対艦ミサイル」の発射筒だ。
ボケっとしてたら見過ごしてしまうな。
だって、ハープーンって書いてないし。
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↑ここがヘリの格納庫。

「アスロック 8連装発射機」
ASROCとは、アンチ・サブマリン・ロケット。
魚雷にロケットつけて、バシュッ!と発射して、パラシュートで海に着水して敵潜水艦を追う。
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↑またも「ジパング」第1巻より。
帝国海軍少佐・草加はイージス艦からアスロック発射を目撃する。
水中に放たれた魚雷は自動追尾で米潜水艦にむかって突き進む。

1時間かけて、湾内の護衛艦ぜんぶまわって、クルーズ終了。
しかし、ほんとうにオレ以外のみなさん、こんなの見て面白いの?
余計なお世話ですけど。
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【佐世保バーガー】
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注文するのにたっぷり30分。
また注文してからが、長くかかりそう。
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店内で食べられるならと、ジンジャーエールも頼む。
240円。強気な値段である。
それにしてもジンジャーエール、ン十年ぶりに飲んだな。
いま脳内に稲垣潤一の曲がかかっている。
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↑それにつけても、待たされるッ!
あまりにやることないので、こっそり厨房のぞいた。
結局行列にならんで食べるまで、小1時間。

よっしゃー! キタキタッ!!

さあて、830円の佐世保バーガーのお味は!?
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イヤ、うまい。めっちゃうまい!
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本格的なバーガーって、こんなうまいのか!?

さてこのあと佐世保を離れ、長崎市に向かいます。
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今回の旅のブログは全4回。

次の第3回はいったん、泊まった宿のお話。

軍艦島はそのあとで。

ご期待ください。
Posted at 2025/05/06 18:51:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月28日 イイね!

九州へ船の旅

九州へ船の旅5月の大型連休、

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

   *   *

さあ、私も旅に出ます。

目的地は長崎

目的は、軍艦島の上陸です。

   *   *   *

今から自分が乗る船が見えます。
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阪神高速湾岸線
泉大津PAにて。
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ここの展望ルームから、
フェリーターミナルが見渡せます。
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旅のはじまりは、ここから。
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4月28日(月)
午後3時、フェリーターミナル着。
旅立ちは雨模様。
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今回利用する船は、阪九フェリー。
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フェリー ひびき 泉大津↔新門司港
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名門大洋フェリーでなく、阪九フェリーをえらんだのは
2つほど理由があるのですが、それは後ほど。

この阪九フェリー、欠点といえば、
事前にQRコードなぞ送られてきてのスマートな乗船ができないこと。
もちろんネット予約はできますが。
だから車検証もって、このような昔ながらの窓口で。
これが決して悪いことではなかったと、のちのち知るようになるのですがそれは次の料金のお話で。
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で、乗船券。
このQRコードが船室のキーを兼ねるというもの。
どこの船でも最近これですな。
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17:30発、新門司港着が朝6時。
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はじめ長崎まで、陸路で行けんかいなと考えました。
ですがね、和歌山から長崎ですよ。
高速ETC料金、ガソリン代、途中一泊するならホテル代、もろもろ考えたらフェリーのが安いわ楽だわで、往復フェリーにしました。
…根性なしとお笑いください。

16時、雨のなか乗船開始。
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デッキ内を上ったりグルグルまわったり。
なんど経験しても、やはり多少緊張する。
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エントランスホールが出迎えてくれる。
ここは5階。
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階段で6階、さらに7階へ。
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ロイヤルルームやスイートとおなじフロアに
私の部屋、デラックスシングルはある。
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『デラックスシングル』
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…なんか、あまりデラックスじゃないような?

アリャリャ!?
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ない!!

トホホ…。デラックスでトイレなしとは。
ちょっちゅね。
いかがなもんかと。
そういや「さんふらわあ」は、シャワー付きでしたよ。
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3月中旬に予約して、25,830円(ネット割引:-5,850円)。

これにはチョット経緯がありまして、
まあここからは自分用メモ。適当に読み飛ばしてください。
さきに帰りの便を予約してしまった。行きは陸路を考えていたから。
帰りは34,100円。当然往復割引が効かない。この時点では。

すると帰り、新門司港の窓口で、
「2週間以内にご利用されました?」
と、往復割引分がその場で清算され返金されました。
これはうれしい!
これはもう、船内レストランでお酒を飲もうと思いましたね。
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(↑4日後の5月1日、新門司港の窓口にて。こういう対応はQRコードではできないから、旧来の窓口対応も悪くないもんだな。)

まあ、お金の話はこれくらいで。
さて、部屋は確認できたことだし、デッキで出港でも見送りますか。
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すると、ガビーーン!!
天気が悪いとデッキに出られんらしい。
こんなのははじめてだ。
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おいおい!! フェリーって、デッキに出てナンボじゃないかい!?
貨物船じゃないんだからサ。

するとここで偶然、係員が、
「展望ルームがございますが・・?」

アッ! そうだ、そうだった!
この船には、船首方向になんと展望ルームがあるんです。
だから阪九フェリーを選んだんだった。
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17:30、定刻出港。
ちなみに無用の話ですが、出港時間とは船が動きだす時間ではなく、船を繋ぐロープ、舫(もや)いをとく時間をさす。
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出港シーンを見届けようとみんなあつまってくる。
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海にすべり出すかのように、航行をはじめる。
実際、エンジンの振動とかほとんどないんですな、最近の船は。
1万トンを越える船はこんなもん?
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港外にでてすぐ、
あれって、まさか明石海峡大橋じゃないだろうな。
そんな泉大津から見えるわけないだろう。
地球って丸いんだぜ。
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うわ、やっぱ明石海峡大橋だ!
うそッ!? 見えるのか、ここから。
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見えるけど、橋の下をくぐるまであと30分くらいかかりそうなので、さきにひとッ風呂浴びてこよう。
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風呂からあがって展望ルームに急行すると、
ほら、キタ、キタッ!
時刻は18時半まえ。
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こういうのが撮れるとは、まったくの予想GUY。
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ちょっとはマシな写真が撮れたんじゃないか?
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さあて! 写真も撮ったことだし、一杯やりますか!
これが楽しみで。
レストランは予想よりもずっと混雑していない。
これはナイスだ。
きっと、最近の価格高騰でみなさん敬遠してるんだと思う。
お弁当やら持ち込んでくるスタイルが多数派。
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レストランは、ビュッフェ・バイキング形式ではなく、
このように、イヤなんていうのかな?
社員食堂スタイルと言っていいのか。
トレー持って一品料理を取りながら横へ移動していくヤツ。
これが良くって、阪九フェリーをえらんだんですよ!
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まずはお造りはマストバイでしょう。
フンパツして、いちばん値の張る「カンパチ」 (890円)
行ったれ!
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ついで、淡泊なお味で、しみじみ頂けるものを。
「鰆の季節野菜あんかけ」(580円)
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安易に「鶏のから揚げ」を取らなかった自分をほめてあげたい。

Rico's Choice
「本日のメニュー」(2,160円)
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ま、こんな感じで、
暮れなずむ海を見ながら窓辺の席で一杯。
なかなかいいもんですよ。
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レストランが20時で閉店後には、
このような場所をみつけ、
イヤだって部屋で吞むのもなんだし。
今夜はそういう気分なんですよ。
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タカラ焼酎ハイボールと
激安スーパー、「ラ・ムー」で買った
200円の激安ピザで。
レストランが満席だった場合の保険として買っといた。
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…こうして船旅の夜は更けていきます。
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さあはじまりました私の旅。
九州上陸後はまずは佐世保へ。
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次回は「佐世保 軍港クルーズ」をご期待ください!


Posted at 2025/05/04 12:26:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月09日 イイね!

又兵衛桜に会いにいこう 〈サード・シーズン〉

又兵衛桜に会いにいこう 〈サード・シーズン〉春もたけなわ。

花をもとめ、

みんカラのみなさまも

愛車を駆り西へ東へ。

   *   *   *

私も負けじと

奈良・宇陀(うだ)の又兵衛桜

そして吉野の桜をお届け。
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4月9日(水)
京奈和道のパーキングでトイレ。
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ここで花粉症の薬、「アレジオン」(エスエス製薬)を服用する。

私もとうとう、今年から花粉症の仲間入り。

それもとつぜん。とつぜんフォーリン・ラブ。

じゃなくて、この日の前日、突然鼻水とくしゃみが止まらなくなりました。

風邪かと思って風邪薬のんだら効かなくって、このパーキング・エリアでアレジオンのんだらこの後効いたから、花粉症確定です。
こんなとつぜん来るもんなんですかね。

【1】 又兵衛桜に会いにいこう

駐車場に車を停めると取る物もとりあえず、
なぜかもう大あわてで(笑

ひさしぶりに三脚なぞ立てまして、
さっそく一枚。

駐車場からここまで、何も撮らないくらいのあわてぶり。

本郷の瀧桜 』 (通称・又兵衛桜)
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 AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

レンズを替えてもう一枚。
今度は望遠レンズで。

又兵衛桜がそっと静かに語りだす。
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SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM

戦国の武将、後藤又兵衛が駒をつないだという伝説の又兵衛桜。
やっぱ、このたたずまいというか風情がね
格別なんですよ!
有給とって、会社休んで来た甲斐がありますわ。

三脚をしまい、今度は手持ちで
又兵衛桜の近くまで寄ってみる。
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又兵衛桜は3回目。
昨年も有給とって来たら、
とっくに花が散ったあとで、
口惜しい思いをしたから。
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今年は満開で出会えて、
うれしくてしょうがない。
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さらにニッケル硬貨一枚を協力すると、
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橋を渡って川をこえ、
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華やいだ対岸へ。
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又兵衛桜にもっと、にじり寄ることができます。
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又兵衛桜の背後も撮り放題。
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まあ、さしたる絶景なぞ秘めてるわけじゃないですが。
又兵衛桜のうしろは。
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まァ、こんな感じですかね。
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朝5時半に出発して
ここに着いたのが7時半。
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でも、ここでそうのんびりもできないのです。

【2】 吉野の桜

奈良の山の中を駆け抜けます。
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宇陀から吉野への道。
1時間はかからないが、30分では行けない。
そんな距離。
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吉野町へ入る。
手前は、清流で有名な吉野川。
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吉野川にかかる橋の上で信号待ちしてたら、
あっと思う場面に出くわし、あわててカメラを取る。
おいおい、無理すんな。
でも、思わず車をおりて、三脚広げたくなるような光景だネ。
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平日の吉野山はマイカー規制はなく、
かなり上まで上がれます。

如意寺の駐車場までいっきに。
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駐車料金2,000円。
土日のシャトルバスも同料金。
ただシャトルバスだとこの先まで行ってくれる。
マイカーだとここから歩き。
あと、誘導員がなぜか女子高生みたいな若い女性ばかりでおどろく。
働いてくれるのはいいが、なにせ女子高生。
ずぶの素人が誘導やってるのでこわい。
もちろんベテラン誘導員もいるから大丈夫。たぶん。
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さあて!
カメラ片手に歩きだす!
でも、アリャ?
3分咲き、5分咲きじゃないか?
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そんなことないよな!?
と、ちょっと小走りになっていく。
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たしかに、そんなことはなかった。
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おおう・・・!!
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吉野の桜の見事さよ。

昔むかし、後醍醐天皇は言いました。(たぶん)
「吉野の桜は日本イチーーーーッ!!」
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ちなみにこーゆー感じのところでみんな撮ってます。
厳選された撮影スポットです。
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(※進行方向とは逆。振り返って撮影。)

こんなのまだまだ。
吉野山はまだほんの序の口ですよ。

中千本公園に到着。
シャトルバスのUターン地点。
ここから先が上千本。
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登っていくと、途中風で花が散りゆくさまをとらえようとカメラを構えるが、いろいろタイミングが合わなかったりする。
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茶店やうなぎ屋が立ち並ぶエリア。
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そこから上がっていきます。
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さらにもう一軒、わりと雰囲気のいい茶店があり、
ここは帰りに寄ろう。
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この先で、如意寺が花に埋もれる撮影スポット。
あのあたりがスタート地点。駐車場があるところ。
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ちなみにこーゆーとこで撮ってます。
足元が盛り土みたいになってて、あぶなくてしょうがない。
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ここからまだ上がっていきます。
それにしても、この急な坂!
むかし私は言いました。
吉野の花見は登山であると。
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途中の景色に目を奪われながら。
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今回の最終目的地、
「花矢倉の展望台」はこっちか?
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すると、登ってガッカリ!
まだぜんぜん途中だわ!
ベンチに腰掛け、しばし休憩。
息をととのえる。
・・大急ぎで登ってきたもんだから、薄手の長袖一枚のおれだけなぜか汗だく。周囲のひとは冬の装い。
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さあ、まだまだ登りますよ。
だから申し上げたでしょう。
吉野の
花見は
登山
です!!

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やっとでここまでやってきた。
ゴールまでもうちょっと。
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吉野といえばココ! 
・・みたいな構図で有名な花矢倉の展望台。
の、すぐ下。厳密にいえば。
もう疲れた。体力と気力の限界。
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縦構図でもう一枚撮っとく?
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ハイ、ミッション終了!
即下山すべし!!
さっきの茶店がみえます。
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ほうじ茶を所望。160円。良心的価格でニッコリ。
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縁側に腰掛け、道行くひとをながめながらお茶をガブリガブリ。
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ちなみに背後はこんな風景。
あがって休むこともできる。
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まッ、こんなもんかァ~。オレの花見は。
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ハイ、お花見終了!
本格的に下山します。
ああ、腹が減った。

お昼なんですが、吉野は前述のとおりうなぎ屋やらこじゃれたカフェなんかもあるんですが、私は遠慮しますね。
インバウンド向けでしょう、あんなのは。
目をむくような価格設定に笑うしかないですよ。

あと、道中ドローンのうるさかったこと!
小バエみたいな厄介者ですね。
ヘリまでうるさかった。
レスキュー隊か?と思ったら、どうやら報道。

最後に、駐車場から車で下りる途中、時間は10時半なんですが、反対車線が大渋滞!
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駐車場が満車だからそりゃそうなるわな。
満開シーズンの吉野山は、午前10時なんかに登ってるとえらいことになります。

赤線が車での経路。
青が徒歩。
この地図だと見所を大いに外してるようにみえますが。
車で行った場合の、近鉄電車とロープウェイを利用しなかった場合の最良コース、花の見どころベストコースだと思います。
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まッ、というわけで最後にお昼。
お昼を食べにわざわざ五條市まで移動。
帰りしなになるんです。
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中華料理『豚珍館』
うっかり外観撮るのを忘れる。
駐車場がいっぱいだったから。
まだ開店間際ですぜ?
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さっきインバウンドがどうとか言ってたけど、このお店も原材料高騰を理由に値上げされてた。

むかし通常で麺1.5人前で800円だったが、980円になってた。オウ、イエー。
小盛(麵1人前)が800円。

お金をケチったわけじゃなく、空腹で腹一杯たべると眠くなるので、
『五目そば』(小)
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しょうゆベースにちょっととろみかかってて、
ちょいピリ辛。
野菜に溶き卵に、これがうまいのだ!!
この辺に来たら、この店に寄らない手はない。
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(※食べ終わったあと隣のひとが平日セットメニューの中華そばと焼き飯頼んでて、内心シマッタ、それメッチャうまそうやん!!となった。)

まあそんな感じで。
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ありがとうございました。
またお会いしましょう。

=====================

(自分用メモ)

52,229 km → 52,468 km 
239 km

・この日の前日、広末涼子が捕まる。

Posted at 2025/04/12 12:38:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #ビーノ バイク保険更新とリコール https://minkara.carview.co.jp/userid/2405959/car/2968387/8243645/note.aspx
何シテル?   05/25 19:42
Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

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