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2019年03月31日 イイね!

花の道成寺 ~安珍清姫伝説~

花の道成寺 ~安珍清姫伝説~春ですね。

花の季節ですね。

みんカラでも花のたよりが

あちらこちらから。

わたしは地元・和歌山は御坊市にある

道成寺をたずねました。

場所はコチラ。
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いや、よく調べてみると、場所は御坊市じゃなくて日高川町になるんですね。
気分的には、高速のって御坊市に向かってるイメージですが。

日曜日に「がっちりマンデー」みたあと、ゆっくり出発して9時前に到着。
駐車場はまだガラガラ。
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おばちゃんに駐車料金500円を渡して、

おみやげ屋さんが立ち並ぶ道をすぐ。
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仁王門がそびえる。
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この妙にカッコいい山門を、のちのためによく覚えておいていただきたい。

山門をくぐると、本堂がみえる。
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本堂は、室町時代に再建されたのが現存しているのだそう。
そりゃすごい。
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左手に目を移すと、
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おっ、咲いてる咲いてる!
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ぬおおおーッ!
ビューリフォー!!
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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

じつを言いますと、今咲いてるの、ソメイヨシノじゃないんですよね。
エドヒガン(入相桜)とゆーらしいんですが、
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この日【3月31日
時点での公式によりますと、

エドヒガン 散り初め

ソメイヨシノ 五分咲き

となってまして、ソメイヨシノはまだまだでして、

まあ私もエドヒガンめあてでここまで来たのですが、

みなさんもこれがめあてのようで。
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しだいに観光客もふえてくる。

若いママは映えを追い求めるあまり
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ついには子らと地に仰臥す。
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ある意味天地礼賛とも言えなくもない。

わたしはというと、自販機で缶コーヒーをかってきて、ベンチにすわってパチリ。
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レンズをかえてもう一枚。
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べつに撮るのがおっくうなのではなく、
・・・どうやら写真撮るのはここしかないような。
ほかにいい感じの桜もないような。

駐車料金はかかりますが、お寺にはめずらしいことに、ここは拝観料はいりません。けっこうなことに、ただ。
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だからというわけではないでしょうが、
へえ!犬の散歩OKなんだ。
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 どうじょうじ
【道成寺】

さて、みんカラは物識りなひとがおおいので、タイトルだけで「おや」とおもった人がおられるかもしれません。

ここ道成寺は、能や歌舞伎の「道成寺」の舞台なのです。

・・・えらそうに言ってますが、私も最近知ったばかりで、

あのつり鐘ドーンのやつかあ!

てな感じでして、それくらいの知識でした。
だって能や歌舞伎の舞台になるお寺って京・江戸にあると思うじゃないですか。
まさか和歌山だったなんて。
写真やりだすと、いままで考えもしなかった方面の知識が殖えますねえ。

 あんちんきよひめ
【安珍清姫伝説】

で、「道成寺」とはこれすなわち「安珍清姫」のお話でして、

なにそれ? のひともおられると思うので、ちょっと簡潔にお話しさせていただきましょう。
ちょうど「まんが日本昔ばなし」であるんですねえ。
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「むかしむかし、奥州白河のお坊さんで安珍という若い僧侶がいまして、きのくにに熊野詣にまいっておったところ」
なにげに今でも通用するシュッとした(←関西圏ではイケメンをこう表現する)イケメンに描かれている。まんが日本昔ばなしの作画クオリティーは半端ないのである。
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ちなみにわたし、安珍さんところの清姫さんだと思ってました。そうじゃなくて安珍&清姫なんですね。ケン&メリーみたいな。

「一夜の宿をもとめた安珍は、庄屋の娘・清姫から数々のおもてなしをうけることとなった(※原文ママ)」
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数々のおもてなしってなんだ!?(笑
どんなおもてなしをうけたんだ安珍ーッ!?

さんざんいい思いをした安珍は、ところがここで修行中の身であることをはたと思い出します。はっきりいって、トンズラこくんです。
ああ、おれもこんな女から逃げるようなイケメンに生まれたかった。こんど生まれかわったら、ハチミツとクローバーの真山君になりたい。
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「まってー、安珍さまー(※これも原文ママ)」
追いかける清姫。ストーカー行為に走ります。男女の沙汰に今昔はありません。今も昔もやってることになんら変わりはないのです。
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その行く手をはばむ日高川
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清姫は入水し、大蛇になります。
「おのれ、安珍!」
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いっぽうの安珍は先に川を渡り、道成寺に駆け込みます。
ここで道成寺がでてくるんですねえ。
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寺の住職に助けを乞います。
「なにもかも、身から出た罪とは申せ(←わかってるやん)、追われております。どうか、おかくまいください」
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つり鐘に身を隠した安珍。ですが清姫にいともたやすくみつかってしまい、大蛇の火炎によって焼き殺されます。
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びっくりするほどバッドエンド。

江戸時代、このアンハッピーな話が非常にウケたんですな。

 *  *  *  *  *

【日本人と死の文化】

江戸時代、「心中もの」が爆発的に流行しました。
上方(大坂)に「曾根崎心中」近松門左衛門があるように、東西を問わず心中ものがはやりました。
幕府はこれを禁じましたが、もともと武士道の「死ぬこととみつけたり」が町人文化まで浸透した結果なので、止めようがありません。
芝居の演目だけでなく、じっさいの心中も大流行しました。
なかには片方だけ助かる場合もあり、男が助かった場合、女が
「恨めしや~」
となるわけで、江戸時代に怪談が流行したのはこのためです。心中とセットだったわけです。
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日本の漫画・アニメ、ドラマや映画はとにかく、よく人が死にます。
なぜでしょうか。
日本人には、死をおそれ・恐怖の対象でなく、死をうつくしいものとする価値観が厳然としてそなわっているからです。
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いちばんわかりやすい例でいうと、『太陽にほえろ』の「殉職」シーンです。これです。これは最たるものです。
「ガンダム」もよく死にます。これは太平洋戦争のイメージ・影響では?と思われがちですが、ちがいます。江戸時代からの変節した武士道の影響です。
面白い例をあげますと、『宇宙戦艦ヤマト』でさいごに森雪が死にます。
これを見た外国人、とりわけ欧米人はびっくりするそうです。
メインヒロインが死ぬなんて、考えられないんだそうです。
たしかにハリウッド映画でヒロインが死ぬ映画ってあまりなさそうですもんね。
タイタニックもディカプリオはブクブク海に沈んで、ねーちゃんのほうは助かりましたもんね。

 *  *  *  *  *

まあ、以上【余談】はこのくらいにしといて、

お昼のお店をさがしに山門を下ります。
門前のみやげもの屋。アンドお食事処。
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ところが!
お店は、団体のご予約でいっぱい!
どこも断られる!
写真はないですが、昼前には観光バスが殺到するのだ!
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↑いちご関連がかぶっている。食べ放題はまだわかるが、右端の「イチゴミステリー」が最大の謎。外見が子どもな名探偵でも登場するのだろうか。

さて、どうしたものか。
駐車場までもどって(すぐそこ)、車から500円を徴収するおばちゃんに相談というか雑談。
「このへん、どっか店ないの?」
「駅前に喫茶店が」
「あるんや」
「日曜休みやし」
「あかんやん」
「(国道)42号線にでれば」
「面倒やナ」
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「むかいのそこのお店は?」
「ほえ?」
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スマホでネットって便利だなあと思うのは、こういうとき店の外でメニューがつぶさに分かること。
どうやらこの店は和洋中なんでもありな地元民がふだん食べにくるようなお店らしい。

開店までまって一番のりで入店する。

「ちゃんぽん」がうまいらしい。
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麺を持ち上げると、細麺に餡がからみついて箸が重い!
ヌオッ!
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AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

このちゃんぽんはうまかったですね。
蔬菜は露地もの使ってるせいか、火を通してあるのに味が濃い。
深鉢の底に麺がしこたま隠されていて、
麺喰いのわたしが食べるのに時間を要しました。
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このあと道成寺をあとにし、

向かった先は日高川。
清姫が身を投げた川である。
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よくごらんいただきたい。
なにげに「昔ばなし」の画像と構図が、いや風景が一致してる!
もちろん偶然。狙って撮った写真じゃないけども、すごいわー、おれこういう聖地巡礼・舞台訪問における強い「引き」って持っとるのかも。ゆるキャンのときも、じつは適当に写真撮ってて、あとでアニメみたら偶然画面が一致してた、ってのが何枚かあるんよ。

今回はこんなとこですかな。
・・・で、このあとすこし余談を。

  *  *  *  *  *

   【今やってること】

『BFV』(バトルフィールド5)
という、FPSゲームをプレイしています。(PC版)
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昨年末、2018年12月にリリース。
なんで今までこの話をせなんだかといいますと、今ひとつ盛り上がってないから。
第2次世界大戦が舞台なのに、有名な「ノルマンディー」や「スターリングラード」がマップに登場しないせいもあって、発売当初から盛り下がるいっぽうのこのげえむ。

ではなぜ今この話かといいますと、先月、
2019年3月に【新ゲームモード】が追加されまして、これが

バトルロワイヤル

なんです。つまり、

『64人が最後のひとりになるまで闘う

これがなかなか面白い!

マップは広大な島が舞台。
空挺によって、スタート地点は任意で自由にえらべます。
右端に火が見えますが、これが25分かけてゆっくり近づいてきます。
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パラシュートで降下。
このとき注意したいのが、敵さんと着地地点がカブらないこと。
わたしは最初プレイしたとき、ものの1分でやられました。
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バトルロワイヤルというのは、着地した瞬間からプレーヤーの判断力、洞察力、時の運が全力で試さます。
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迫りくる火炎にたいして、いつ、どのようなタイミングで逃げるか。
あるいは、自分が安全圏にすでにいる場合、いかに敵がにげてくるのを予測して迎え撃つか。
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迫りくる火炎を勢子(せこ)にたとえるなら、さながらイノシシ狩りや鹿狩りをやってるようであり、
あるいは、高性能のグラフィックボードとインターネット環境を駆使した壮大な「かくれんぼ」や鬼ごっこをやってるだけのことであり、
それはそれでお尻がムズがゆくなるほどのパッションのほとばしりを感じざるを得ません。男ですから。
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島内は無人で、勝手に小屋に入ると、
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なにやら物騒なもんがころがってます。
ショットガンとその弾薬。
これら武器を拾って戦います。
ちなみにプレイヤーであるわたしがもってるのは、対戦車用のバズーカ砲。なんでいるのかというと、マップ上で戦車も乗り回せるから。トラクターやワーゲンなんかも乗り放題。ただし、見つけ次第コイツでしばき倒しますが。
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このゲームはね、動いたら負けなんです。
生き残ったら勝ちなんです。
判断力とそして忍耐力がガチで問われるんです。
じっと待ってる。
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室内をちょっと移動。
わかりくいですが、自分の持ってる武器のひとつをわざとドロップ(落とした)。
おわかりでしょうか?
人間とはあさましい生き物でして、このように目のまえに武器があると、しこたま自分でハリネズミように武装しててもつい立ち止まってしまうものなのです。
そこを狙ってる。
けっこう、この罠きくんです。
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で、これが実際に敵をキルしたあとのスクリーンショット。
上とちょっと状況ちがうけど、向かいの家にいた敵をたおす。
画面の左端のドクロに「1キル」とあるのが証拠。
この年でも才覚を使えばちゃんとキルできるんよ。すごいでしょ。
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逆にやられたところを。
うしろからコッソリがばれた瞬間、振り向きざまにバババッ!!・・・。
ちっくしょー!やられた!
うつってるのは、倒れる私の右膝です。
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最後の一枚は、お気に入りのマップ「フランス・アラス」より。
チームデスマッチにおいて。
菜の花畑を駆け抜ける狙撃手
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『CLANNADのOPのようでわりと気に入っている。

今回はこんなところですよ。
ありがとうございました。
またお会いしましょう。
Posted at 2019/04/06 19:04:16 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2019年02月24日 イイね!

和歌山・南部梅林

和歌山・南部梅林
関西のローカルニュースで

「和歌山・みなべ町の梅林が見ごろをむかえました」

と報じられると、

(ああ、もお冬も終わりやナ)

と思うのが、関西圏の風物詩。

春の速達便です。


日本一の梅の里

 みなべ
南部梅林』を

一眼レフカメラを手にして4年目にして、

初訪問。

地元民としては押さえておきたい

観光スポットへマストゴーです。


場所はこちら。
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南部をなんぶ、と読まれるのをきらってか、町名は平仮名表記で「みなべ」です。

和歌山市内からだと、ゆっくり朝8時にでて9時、1時間ジャストでつく。
現地駐車場。
なんで民家に停めてるのかと言われそうですが、
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朝9時で駐車場はいっぱい!
係員に、ここに停めよと言われたので停めました。
(しかもここまでバックでいれた)
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いいの?本当にここでいいの!?
VIP待遇だと手前勝手に思っておこう。

駐車場をでて、ゲートをくぐりますと、
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もうここで、お土産屋さんが軒を連ね、
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売れ筋はやはり特産品の梅干しでしょうか。
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さらに行くと、右手にお注目。
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軽トラに山積みにされた大根が目に飛び込んできた。
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露地もの土つき大根が、一本100円。
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これは帰りに買って帰らねば。

その先にはなんと、料金所がある。
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(※地元の女子高生がアルバイト中)

さあて、ここからが本番。メインディッシュだ。
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(じゃ、最初のゲートはなんだったのだろう?)

そこから、一面の梅林が広がる。
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本来は観光目的ではなく、果実採取を目的としたあくまでも農地であるため、ブルーシートなど「そこらへんにあるもの」が目に入るのはご容赦いただきたい。
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それでも個人的には満足。
これはこれで。いい風景じゃないか。
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・・・そういえば、親しいみんともさんがひとり、いやふたりか。
「梅の撮り方がわからん!」とぼやいてましたけど、うーん。
右におなじ。むずかしい。
だいたい上の写真、まちがってるでしょー。ベンチで休んでるファミリーにピンあててどうすんの。ベンチはボカすんじゃないの?望遠で。家族にピンあてたら、まるでおれがじぶんの家族写真撮ってるみたいじゃん。赤の他人なのに(笑 

梅林って、どうやって撮るんだーッ!?
とすったもんだ悪戦苦闘のすえ、
アッ、そうそう。こういうの!
この日のベストショットが撮れました。
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こういうのも。
これもいい感じで撮れたかも。
犬が主役だけど。
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やけに犬連れた人多いなーと思ったら、
「ペット入園OK」だそうで。

梅見に来たんか、犬見にきたんかわからん!というくらい、犬だらけ。
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(※歩きながら撮ったのでブレた)

途中、菜の花があざやかに咲いていた。
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SIGMA APO 70-200mm F2.8 DG OS HSM

梅に菜の花を添える貴重な機会を得る。
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そばに猪のオブジェがイイ感じに。
いやいや、イノシシは畑を荒らすから農家の人嫌うんじゃないの?自虐ネタなの?
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その割に、再現度が高い。

上から見下ろすと、全体がこんな風景。
展望台からのながめ。
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もうちょっと行くと、公園がある。
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ゆったりベンチでくつろげる。
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お店などが立ち並ぶイベント広場になっている。
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なにを炊いているのか。
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おでんです。
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たき火で炊いてるので、アッツアツ。
「どんどん撮っていいよ!」というのでのぞき込むと、地獄の釜のよう。
釜茹でにされるおでんの具。
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え、食べませんよ?
こんなところであっつあつのおでん食べたら、おれのディスパレートでソウルフルな魂のルフランが黙ってないですよ?お酒頼んじゃいますよ?ダメじゃないですか。食べませんよ?

ああ、昼酒やりながら観梅をたのしむ、そんな身分になりたい。
(いや、みなさん観光バスの団体さんなんですけどね。おまけに目の前の夫婦が食べてるの、ぜんざいだし)
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公園をはなれ、さらに梅林をもとめて。
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さっきいた広場を遠望す。
遠く、海のそばに白い建物。
リゾートホテルだ。
新しく建ってたんだな。
白浜なら納得だが、こんなところに。
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引いて一枚。ここらが標高的にはピークか。
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撮影に夢中になってて、ふとみると男前の犬が隣に。
オットコ前だねえ。どうだい、おれのブサイクな顔と交換しないか。
アンパンマンみたいに。クルッと。
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イヤか。そうか。
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それにしても、ここにいる犬はちゃんとしつけられてるのか、ぜんぜん吠えないね。
みな、おりこうさんだわ。

そして梅林のピークへ!
うおおおっ!
こういうのが見たかったんだよ!
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ぐるっと回って、さっきいた場所。
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そこから下り坂。
おもむろに路面がオフロードになる。
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途中、なにげない民家の庭先にみごとなしだれ梅があって、思わず見とれる。
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そうして元の道にもどってくる。ゆっくり1時間半の行程でした。
前の二人でわかりにくいが、道がYの字になってる。
もっといえば、おおきくPの文字をえがいたようにもどってきた。
ブログ冒頭の大根の場所である。
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そうそう大根を買わねば、とあたりをみまわすと、
パリパリ大根が気になってしょうがない。
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ためしに試食してみる。
なにこれ!
風味よし、メチャうまいやん!
ハイ、「お酒がススムくん」に認定されますた。
おばちゃん、コレちょうだい。あと大根。
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観梅にきて、大根買って帰るのはおまえだけだと言われそうなので、イエ違います。みなさん買って帰るんです。うそだと思うなら、ほーら、証拠写真。イタ車乗り、うそつかない。
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今夜はおでんにしよう。
今冬さいごのおでんだ。

さて、お昼を食べに。
国道42号線にでる。
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そこからすぐそこ。
国道ぞいのお店。
井の芳
ハーレー軍団といっしょにパチリ。もっと台数あるんよ。
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店内に「いけす」があるのが特徴。
海鮮に自信アリの昭和の時代古くからある名店。
高速道路(阪和自動車道)ができるまえ、白浜に行く途中ちょっとここでお昼ごはん、といった感じだったのだろう。
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梅林定食』ってのを頼もうとしたら、
「準備中です」
といわれたので、
さっき梅林みてきたばっかやのに。
と、きこえるようにボヤきつつ、しょうがないから、
「しらす丼」
「天ぷら」
「お造り」
がそろってる定食ってあるん?ってきいたら、

『井の芳定食』
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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

定食のご飯が、
プラス200円で「しらす丼」にアップグレード。
釜揚げしらすなので、ふんわりうまい。
丼じゃなしに、ただの「しらすごはん」やないか?という野暮なツッコミは、なしにして。
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お造りは、鮮度バツグン。
コリコリしてあまいのだ。
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AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

「ひじきの煮つけ」がうれしい。
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なにしろ自分でひじき煮て調理するほどひじき好き。
海底食ってる感が好き。

茶碗蒸しがあって、
あと、天ぷら。
海老、きす、れんこんにしそ。
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海のそばに、店はある。
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このへんの海は、恰好のダイビングスポットになってるようで、
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駐車場からすぐ、豁然と海が広がっていた。
そこはもう太平洋である。
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今回はこんなとこですかな。

ではみなさん、またお会いしましょう・・・
と言いたいところですが、ちょっとまって。
ここからすこしだけ【余談】を。

 *  *  *  *  *

【今季最高のアニメ】

またお前はアニメの話か、と言われそうですが、この話をしないことには今回のブログをシメれません。どうしても今言いたい!

『かぐや様は告らせたい』という作品が、めっちゃ面白い!
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好きなんだけど、プライドがあるのでぜったい好きと言わない、なんとかして相手に好きといわせてやろうと日々対決するする二人の熱いラブコメディーです。

途中からみた第4話が面白くて、これは何度も繰り返し視聴しました。
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あとやはり、アレですね。
「書記」の藤原チカちゃんがたいへん「スパイシー」で魅力的です。
この子がつぎ何言うのか楽しみで見ています。
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あー、言いたいこと言えてスッとしました。

ではまたお会いしましょう。

ありがとうございました。
Posted at 2019/02/28 20:44:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月01日 イイね!

風の2千マイル【浜名湖】

風の2千マイル【浜名湖】【12月31日大みそか】

朝、目が覚めると

部屋から

アニメの舞台になった場所が

みえることに気づく。
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(※あるのは知っていたが、まさか宿の真ん前だとは。チェックインが夜だったので気づかなかった)

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3人で仲良く「みのぶまんじゅう」を食べてたベンチもみえる。
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第8話
『テスト、カリブー、まんじゅううまい』より。
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宿で朝食いただいたら、身延の街を散策してみよう。
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(まぐろのお刺身つきの朝食ってのも、めずらしい)
さすが料理自慢の宿、めっぽううまかった。

作中登場するみのぶまんじゅうのお店。
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店内に入ると、いきなりパネルが。
ウオッ、ここは斎藤さんか!

③【斎藤さん特大パネル】ゲット!
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(店内撮影可)

このお店にも単行本がッ!
なんなんだ山梨県。
配布でしもしてんのか!?
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いいかんじに飾ってあって、グー。

店内にてみのぶまんじゅうをいただく。
こういう味だったのか。
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(朝飯くったばかりじゃねーか!と思われそうだが、じっさいそうなのである。ブログ時系列にいささかの狂いもない。私の食に対する欲求が異常なだけである)

店内のようすは、こっちのほうがわかりやすい。
作中、お店のおばちゃんが、
「よかったらお茶もどうぞ」というセリフがあるが、
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これが実際にきけたのである!
本当に言われた。
てか、めっちゃ言われた。
奥のサーバー。静岡茶なので美味しいです、と。
山梨で静岡茶をすすめるのかーと思った。
で、つまりこのおばちゃんも実在する。
お店のおばちゃん、アニメ登場により、その姿を永遠にとどめることとなった(!)わけである。いいなあ。

店内にいると、どんどんお客さんがやってきて、30個、50個とみのぶまんじゅうを買っていく。そんなに売れるのか。
来店のお客さん、まんじゅう買いながらけっこうみな、【斎藤さん特大パネル】にスマホ向け写真撮っていく。
来てるね。これは来てるね。

「おまえはまんじゅう2個130円ポッチなのか」
身延の街に落とすお金は、と思われるのはたいへんな不本意なので、とんでもございません!インバウンドに頼らない内需拡大はこの国の、そして私の悲願でございます。
隣のお店でしこたま「甲州ワイン」をお土産に買い込んでる写真でもめずらしくお見せしましょう。
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五ツ玉ソロバンとは、めずらしい。
いま21世紀だぞ。
まだ残っていたのか。
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ちなみにしごくどうでもいい話だが、このお店も作中に登場する。
おまけに昨夜「ほうとう」をたべた店も登場する。
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ええい! ついでに昨夜泊まった宿も!
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何がそんなにうれしいのか?と言われそうですが、
こーゆーのがとっても面白いのです。

しかしまあ、山梨は行く先々でずっとこういう感じで盛り上がってましたね。

私もこんな機会じゃなきゃ、身延という町に立ち寄らなかったかもしれん。
旅のきっかけなんて、もはやなんでもいい。そう思います。

  *  *  *  *  *

宿をチェックアウトしたあと、

『身延山 久遠寺』に参りました。

これはアニメの舞台訪問じゃなしに、
宿でおかみさんにすすめられて、本当にそれだけで決めました。

都合により写真4枚で。
まず、びっくりしたのが駐車場から本堂へ斜めに上がるこの「無人自動ケーブルカー」(?)みたいなヤツ。
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「日蓮聖人(あの日蓮です)」ゆかりの久遠寺にそぐわないハイテクぶりで、なんかSF映画にありそうな光景に、思わず目を見張る。

本堂は広くてゆったり。
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すると、なにやら陸上部の学生の姿がチラチラ。
なにごと?と思って近づくと、

なんと、久遠寺名物の長い石段を利用して朝練やってる!
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地元アマチュアカメラマンとともにカメラを向ける。

「走れッ!」
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久遠寺はこの4枚だけですよ。

  *  *  *  *  *

このあと、山梨から静岡へ。

静岡・大井川鉄道で
「ある夕景」を撮りたいためにやってきた。

が、そのまえにSLでも撮ろうと車を降りたのは、

大井川鉄道・「神尾駅」
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無人駅である。
ほんとうは「川根温泉」に車を走らせていたところ、途中に「神尾」の看板をみつけてUターンし、せまい道をくぐりぬけてやってきた。

なぜ駅のほうを撮らないかというと、本当の廃墟というのは、正視に堪えられない、カメラを向けるのもためらわれるほどの凄まじい荒廃ぶりだからだ。

誰もいないホームに機材をセッティングする。
最近ずいぶん板についてきたし、なによりこうして1時間に1本とか1日に一本とかの汽車やなにかを待っているこの神経を張りつめた緊張感が、最近快感に思うようになってきた。
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1時間後、トンネルから
シュッ、シュッ、と音がきこえる。
心臓の鼓動がはね上がる。

きた。
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黒茶色の客車が眼前をゆき、
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最後尾の電気機関車を見送る。
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この場を去り、

夕景を求めて車を走らせる。

場所はさっきのSLの終着駅。
駅のはずれに廃線跡。
そこに足を踏み入れる。

そこに信じがたい光景を見た。
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剝き出しになったボイラー

赤錆びたシリンダー

朽ち果てた機関車が

物も言わずただ
   むくろ さら
夕陽に骸を曝している

Afterglow
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この一枚に、私の「旅の意志」というものを、一心に込めたい。

  *  *  *  *  *

2019年【元旦】
静岡県島田市のビジネスホテルで新年を迎える。

「カンデオホテルズ」
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私が勝手に定宿と思い込んでいる「ホテル・ルートイン」がすぐそばにあったが、今回はあえて違うホテルを選んでみる。

朝食バイキングがちょっとよかった。
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(NEWレンズの16-80mmf/2.8-4.も、こうしてみるとなかなかいい仕事をする!)

二皿目。
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腹八分目を心がける。
なにしろ、このあと昼は浜名湖でうなぎを食べるのだ。

カレーは別腹。
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【浜名湖】佐久米

さくめ、といううなぎ屋に到着。
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単行本5巻にでてくるうなぎ屋である。
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開店1時間まえから並ぼうと思ったら、
なんと、ガーン!元旦お休み!?
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グーグル先生の噓つき・・・。
「大丈夫!元旦も営業だよ!」
って言ったじゃん・・・。

しかたない。うなぎは別のお店を探すとして、

別にもうひとつミッションがあるんです。

向かいの「佐久米駅」。
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ホームに入ると、ふしぎな光景が目に飛び込んでくる。
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これも単行本5巻にでてきたシーン。
私のお目当ては、ずばりこれなのだ。
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ホームに、カモメにパン屑をやっているオヤジがいる。
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このおやじ、「ヒマなおやじがさびしさ紛らわせるため、カモメにエサやってる」と思ったら、大・ま・ち・が・い

この親父サンがいるのといないのとでは、大ちがい

写真の出来も、おおきく変わるのだ!

ここに来る人はみな、この親父サンに最後は厚く礼を言って帰ることになる。

冬の間毎日雨の日も風の日も、ユリカモメにエサをやりつづける親父、ある意味生態・習性を知り尽くしたスペシャリストであり、
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たとえば、屋根のあるところではユリカモメは嫌がって頭にとまろうとしない。

水かきは柔らかいので帽子ぬいでも平気。痛くない。
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(これを撮ってる私の頭にもカモメが止まってます)

最初、私は電車がホームに滑り込んできたところ撮るつもりだった。
が、親父サンの存念はちがうらしい。ここのカモメは慣れてしまって、上の漫画のように電車がきただけでは飛びたたない。

停車した電車のドアがしまり、ふたたび発車する。
「こっち!こっち!」
思っていた方向とは逆の位置に手招きする。そこにいる全員、「?」なのだが、大急ぎで
移動し、指示通りの角度にそれぞれのカメラを向ける。
車両が動き出した瞬間、親父サンがばあーッ!とパン屑を撒く、すると、
(ああっ!)
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・・・親父サンの話によれば、
ユリカモメは渡り鳥。

はるかシベリアから、ここ浜名湖へ越冬しにくるのだという。
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・・・ユーラシア大陸で繁殖を終えたユリカモメは

11月、日本をめざす。

北西の風にのって、

風の2千マイルを

越えてくるのだ。

風の2千マイル
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ひとつの旅が終わろうとしている。

  *  *  *  *  *

東名・三ケ日インターそばのお店でうなぎをいただく。
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『今年も元旦からうなぎを喰らう』
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さて、今回の旅の話はこれで終わりです。

ありがとうございました。
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またお会いしましょう。

  *  *  *  *  *

   (自分用メモ)
*49,190 → *50,367
*1,177km

【SDカード】
①32MB 250枚 (1日目)
②16MB 200枚 
(2日目)
③16MB 300枚 (3,4日目)

※東名・吉田インター帰り50,000km達成。

※名阪国道天理へ下りるまえの山道難所のてっぺんに、絶景サービスエリアがあるのでこんどこそ立ち寄る。
Posted at 2019/01/12 19:04:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月30日 イイね!

富士山ふゆびより【本栖湖】

富士山ふゆびより【本栖湖】ちょっと時間を巻き戻して、

和歌山から八ヶ岳に行く途中のお話。

中央道、駒ヶ岳SAを過ぎ

駒ヶ根インターでおりる。

【12月29日(土)】
駐車場にて、愛車をバックに
南アルプスの峰々が連なる。
(そして私の背後は、「駒ヶ岳」と「千畳敷カール」という位置関係になる)
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こんなところがアニメの舞台となって、インターをおりようとは夢にも思わなかったね。

長野県駒ヶ根市
ほうしゃくさん こうぜんじ
『宝積山 光前寺
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【第9話】
なでしこナビと湯けむりの夜
で、リンちゃんがおとずれた名刹です。
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(※画角合ってません)
リンちゃんとおなじ冬日に訪れたので境内はずいぶん寂しい。門前のしだれ枝からして、花の季節に訪れればさぞかし風雅にちがいない。

リンちゃんのお目当ては、ここが「ワンコ寺」なこと。
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(※画角合ってません。おまけについ縦構図に)

アニメでは描かれてませんでしたが、
このお寺はさまざまな名所があるそうで、

まず「光り苔(ヒカリゴケ)」ってのが見られるそうで、

ないの!? 冬枯れ? ガビーン!
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もうひとつ、
「苔の古道」というなんとも風雅な名所がありまして、
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え、立入禁止?! ヒィィッ!
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しょうがない。
じゃあ、リンちゃんが愛してやまない早太郎おみくじ。
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ワンコ寺のゆえんになったこのおみくじを、
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作中にならって、引いていきますか。alt

ところが!閉まってる!うそやろ・・・。
ちょっとマジ勘弁してもらえませんか。
おれが何したっていうんですか。
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いったい何しにここに来たんだ・・・。

リンちゃんが「いかつい」と評した
霊犬 早太郎の像。
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像がちがってます。ふたつあるようで。

ガッカリ意気消沈の帰りがけに
参道の「はずれ」にプレハブ小屋をみつける。
御朱印とともに、おみくじもここで売ってた!
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うれしくて思わずまねして手のひらに乗せてみる。
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リンちゃんの「500円もするのか、君たち」という金銭感覚にはいいね!をあげたい。

さっそくその場で引いてみる。
「小吉」
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リンちゃんとおなじで、悪い気がしない。
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むしろこれでいい。

さて、門前の蕎麦屋でお昼ごはんにする。
ああ、腹がへった!
天丼とおそばのセットを。
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(しかし、このあたりになるともう、ツユにダシの概念がないですね。お蕎麦の風味はなかなかなんですが)

ちなみにどうもでもいいことだが、私が食べたこの蕎麦屋は作中に登場する。
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「やまだや保翁」
見返して気づいた。

アニメ見なかったら、こういうとこ来なかったかもしれん。
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来てよかった。このあと、【八ヶ岳】に向かいます。

  *  *  *  *  *

ここから、【四尾連湖】のあとの話。
【本栖湖】へ向かいます。

地図にするとこんなかんじです。
四尾連湖まで山を上がって帰りにくだる。
本栖湖まで山を上がってまた帰りにくだる。
地図だと近くにみえるが、じっさい運転するとむやみと疲れる。
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トンネルを出たとたん、いきなり本栖湖に到着する。
うまく駐車場もあいててラッキー。
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このトンネルも作中に登場する。
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(※ここまでかなりの山道で、リンちゃんよく自転車でこれたなと思う。実際現場に行くと地理感覚が身についてよくわかるのだ)

リンちゃんがながめたこの絶景を、
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まずはおなじ位置どりで、一枚。
【12月30日(日)】
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いつ見ても、やっぱ富士山はみごとやね。

もちろんこの時間、すでにまわりは三脚だらけ。観光客で大賑わい。

「すごいキャンプしてる」
まわりの声にしたがって自分も下をのぞき込んでみると、湖畔のキャンプ地もたいへんなにぎわい。
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夕景まで時間があるので、そのへんブラブラと。

ありました。このトイレ。
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主人公が寝てたトイレ。
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最近もっとも注目を浴びた公衆トイレであろう。

その先にこれまた有名になったお店があり、
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玄関にばっちりポスターが貼ってある。
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店内にはグッズが所せましと並べられ、
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(店内撮影可)

なでしこのパネルはここか!

②【なでしこ特大パネル】ゲット!
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店内でいちばん笑ったのが、コレ。
「カレーめん 1500円」
「ウソだよ」
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グッズは買わん(でも、ガチャはちょっとまわしてみたかった。ガチャはアレだね、物欲と射幸心を両方くすぐるね)ので、かわりにお茶でも。

あったかいカフェオレがここではなにより。
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外は寒いので、ちょっとここでゆっくりさせてもらおう。

目の前に単行本がそろっているし。
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すると、店内BGMのはざまに、作中流れたサントラBGMが時折ながれる。(口笛のヤツとか)

なにこの心地よさ。
もうここ、記念館かミュージアムにしちゃいなよ。

夕刻、いよいよ撮影をはじめる。
【午後4時】
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夕陽に染まった富士山と向き合う、
至極の時間をしばしすごす。
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やっぱ、いいわ。寒いけど。

その後、身延市内に一夜の宿をもとめる。
料理が自慢のその宿、今夜は夕食でないという。
「なんで?」ときくと、宿のおかみに、
「日曜だから。日曜はいつも休みなの」
「あー」
旅をしてると、曜日の感覚がしばしば失われる。

しかたなく、身延駅前の居酒屋にはいる。
何を思ったのか、いきなり大ジョッキを頼む。
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生中をおかわりするより、このほうが経済的だと一瞬判断したらしいが、調子にのりすぎである。
もういいや。富士山にカンパイ。

放胆さがややエスカレートして、
お刺身盛り合わせなどを頼む始末。
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(※絞りf/4で撮ると、写真がなんか今ひとつに。やはりお刺身は35mmf/1.8レンズに限るのか)

地酒を頼むと、山梨は大月の「笹一」という酒がでてきた。
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身延の地酒って、なかったらしい。

しめはやはり山梨名物ほうとうで!
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あっつあつですわ。
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ふう~、あったまりました。

今回はこんなところで。

・・・遅くなりましたが、
新春のお慶びを申し上げますとともに、
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みなさまの健康と往来安全を祈って。

  *  *  *  *  *

次回、ラストオーダー。
風の2千マイル。
Posted at 2019/01/09 20:04:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月30日 イイね!

【アニメ】四尾連湖に行こう!【舞台訪問】

【アニメ】四尾連湖に行こう!【舞台訪問】「富士五湖って、むかし富士八湖だったって知ってるか?」

千明が妙なことを言い出します。
五湖周辺に、地元住民にもあまり知られていない湖がひっそりあるんだそうです。

「その名も、シビレ湖」

「痺れ湖!?」

なでしこはびっくり。

「電気ウナギとかいるの!?」
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ウンウン。そうだよね。そう思うよね。
おれもそう思いましたよ。
水に入るとビリビリするんですよ。

するとですよ、
つの
っぽが
なると書いて、
『四尾連湖』なる湖があるそうなのです。
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パソコンのマップでさがしてみると、たしかに甲府と身延のあいだに存在する。
(本当にあるのか!)
新鮮なおどろきです。いくら甲信越にうといからといって、ン十年生きてきてアニメに地理をおそわるとは思いもしませんでした。

四尾連湖。

そのインパクトのある名前の湖を、

ぜひ、この目でみてみたい。

私の旅はそんなふうにはじまりました。

【12月30日(日)】
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行き先しめす看板見ただけですでに感慨無量。

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四尾連湖に行くには、せまい山道をけっこうグネグネ走らねばならない。

駐車場に車を停め、歩いていく。

もっとも画角にこだわった場所。
全神経を集中させる。
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【第6話】
お肉と紅葉と謎の湖
は、なでしことリンちゃんが二人でここ四尾連湖にキャンプしに行く話です。

(※↑最初の画像にでてくるメガネっ子の千明ちゃんはこのキャンプに参加してません。この作品の面白いところは、登場人物4人プラス1人が、必ずしも全員でキャンプする話ではないというところです。リンちゃんはソロキャンパー。でも、なでしこに誘われれば二人。そのなでしこも、野クルのメンバーでいくこともあるので3人と、じつにバラエティーに富んだキャンプ風景を楽しめるわけです)

なでしこのお姉ちゃんが車をだしてくれて、四尾連湖に到着。
私も到着。
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お姉ちゃんの車はなぜか日産ラシーンです。
(父のおさがりではないか、というのが私の推測)
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駐車料金400円を払おうと中に入ると、
ビックリ!
リンちゃん特大パネルが!
でーんと置いてあって、おもわずウオッ!

①【リンちゃん特大パネル】ゲット!
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アニメでは管理人としてナイスガイなおっさんが登場しましたが、私のときは閑散期のせいか店番のじーさん一人だけで、とてもじゃないが名物の「ホットチャイ」を頼めるような雰囲気ではありませんでした。

【声優の本気】

私がこの第6話ですごいとおもったのは、
なでしこが四尾連湖に着いたときのセリフ。
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「ここが四尾連湖かぁ・・」
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「すごい・・・」
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「一面黄色だ・・・」
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こう文章で書いてしまうと、さっぱり伝わらないですが、

このときのなでしこのセリフがじつに、
感に堪えない声なんです。

いやもう、びっくりしました。
私もン十年アニメみてますが、
感に堪えない声
なんて演技、はじめてなんじゃないだろうか。
この声優さん、ちょっとスゴいと思いましたね。

それと、上の画像を見てもらってわかる通り、アニメの作中では「秋の四尾連湖」がとても美しく描かれています。背景美術もたいへんな気合の入れようです。
最大のポイントはここ。
実物より美しく。アニメの優位性がココにあり、同時に欺瞞でもあります。私もついついこんなところまできてしまいましたが。
それがイイんじゃないでしょうか。アニメって。いくつになってもダマされてみたい。

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(↑名物のテラスはメンテ中で立入禁止。そんなご無体な。しかも防腐剤塗り立てですんごいくさい)

画角を合わせようと必死だが、ダメな場合もある。
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しかもこれだけ時季はずれだと、写真もさっぱり絵にならない。アニメのように紅葉の時季にきたかった。

しっかしほんと、誰もいませんわ。
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(↑4枚目と(ほぼ)同角)

おっ、ここであの石碑があるのか。
へえ、ここまで忠実に再現されてるのか。
ファン冥利につきるわ。
舞台訪問の醍醐味。
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ところで私はこの第6話がいたく気に入っておりまして、

なんかおもしろい。

もともとこの回は、
リンちゃんが「コンパクト焚き火グリル」を購入したので、さっそくキャンプに行ってお肉を焼いてみよう!というところからはじまります。

で、お肉を買うためスーパーに立ち寄るわけなんですが・・・。

「セルバ 市川三郷店」
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(そう、実際の舞台は「セルバ みのぶ店」。
うう、素でまちがえた。
なんかおかしいと思ったんだ。
車の向きちがうし。
店内まわっても、ポスター一枚貼ってないし。
下調べしたつもりが詰めが甘かった)

精肉売り場で二人はがく然とします。
バーベキューシーズンでないので、焼肉商材がてんで置いてない!
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「そっか、バーベキューはふつう夏だから今は・・・」
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あまりのショックに、リンちゃんその場で折りくずれ、orz状態に!

すると、なでしこ、
「な、泣いてるの、リンちゃん!?」
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わはは!
泣いてるのじゃねーよ!(大爆笑

もうね、ここ大好き。

さて、湖を半周しますと、キャンプサイトです。
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しかし、かえすがえすも紅葉の時季に来たかったな。
休みが限られた会社員ではままなりません。

だいたいアニメ見てなきゃ、こんなところまでぜったい来ませんわ。

写真を撮りに行ったなでしこが戻ってくる道。
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(ここから第7話)

光の加減でわかりにくいが、ここで合ってる。
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二人がキャンプした場所。
たぶんここ。
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「リンちゃん、火ついた?」
なでしこが戻ってくると、リンちゃんがコンパクト焚き火グリルを抱えてうなっています。
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焼肉用に用意した自慢の備長炭。
なかなか火がつかないのです。

「着火剤ぜんぶ使ったのにぜんぜんつかん!なぜ~」
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ヌハハハ!
ここも好きなシーン。
花の女子高生がですよ。仮にも、花も恥じらう乙女がですよ。
焚き火グリルわっしと掴んで、「なぜ~」ってうなるところがおかしくて。
妙に面白いんですよね、こういうところが。

まあ、そんなわけで。
四尾連湖はこんなところです。
だって他になにもないんだもん。
ほかに誰もいないし。

次回は、本栖湖。
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そこからどんどん巡って旅しますので!
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ご期待ください。

Posted at 2019/01/06 09:04:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

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