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2019年10月20日 イイね!

早太郎温泉 ホテルやまぶき

早太郎温泉 ホテルやまぶき今回の旅の目的は、

千畳敷カール

そのふもと、

長野・駒ヶ根にやってきました。
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わたしは十か月前にも訪れてるんですよね。
駒ヶ根に。昨年暮れに。
アニメの舞台訪問で。
まさかまた、も一回来ようとは。
思ってもみませんでした。
しかも今回は別の目的です。
人間どうなるかわからないモンですね。

ただ今回も、前回とおなじところに行くんです。

【1】宝積山 光前寺

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前回門前を横構図にすべきところを、なぜか縦構図に撮ったのが自分のブログながら気になって気になって、撮りなおしたくてわざわざ再訪です。
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第9話 「なでしこナビと湯けむりの夜」より。
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それだけでなく、前回は冬枯れで見れなかった光り苔がこの目で見たくって。
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光ってない・・・。
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まわりの人たちも口々に、
「光ってない」
と漏らしてます。
よかった。おれの目が悪いんかと思った。
光ってないよね!?
陽射しがないとダメなんか?

あともうひとつ、いい感じに苔蒸した石垣があるんよ。
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あ、これはイイかも。
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なんか、夏っぽい写真撮ってどうする。
秋なのに。
秋なーのにー。
ああ、あれは春か。
だれの歌だっけ。

そして、リンちゃんが「けっこういかつい」と評した犬の像。
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霊犬早太郎の像を、前回まちがえてべつの像を撮ってしまったので、
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今回リベンジしようと思ったら、この先正殿は撮影禁止とのこと。
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あらら。

この光前寺は、伝説である「霊犬 早太郎」を祀っている、いやお寺だから祀ってたらおかしいな。弔っているのか?まあとにかく、ゆかりのあるお寺で、
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それでペット連れの参拝者の姿も。
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こうして光前寺をあとにし、向かったさきは、
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これもなぜ前回ここに行かなかったのだろうと、自分の馬鹿さかげんを責めさいなんだ場所。
ここからすぐそこにある、

【2】駒ヶ根高原 早太郎温泉
      こまくさの湯
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これも作中登場する実在の施設。

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植え込みがあるんで、作中とおなじ画角は狙えませんワ。
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ここでリンちゃんが食べた、
「ミニソースかつ丼」と
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おなじものを注文する!
これが食べたかったんだ!
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野菜サラダの位置関係と、お味噌汁の「麩」のカタチが一致してて、おもわずひとりでニヤニヤする。
なんで前回ここまで来て、これを食べなかったんだろう?
今回は気合をいれて、これを食べるために和歌山を朝6時にでて途中サービスエリアに寄るも、なにも食べずにきました。

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正直いいますと、関西人である私には、この「ソースかつ丼」なる料理は理解不能でならないんです。
「なぜ、卵でとじない?」
と率直に思うわけです。
ソースでなく、ダシとしょうゆとお酒で。

けれど、これはうまかったですね。
揚げたてのカツをソースにくぐらせ、ご飯と千切りキャベツにのせて食う。
自分で思ってたよりうまかったです。

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店内のようす。作中と逆向き。
お昼時だというのにガラガラ。
作品のポスターとかいっさいなかった。
2年もたつと、ブームはおわったのか?
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…こんなことやってると、
「おまえはまだそのアニメ引きずってるのか」
と言われそうですが、引きずってるんじゃありません。
終わってないだけです。自分のなかで。
好きな作品というのは、ずっと自分のなかにあるわけです。

まあ、舞台訪問やってるだけじゃありません。
明日の準備もしないと。
そこからテクテク歩いて、

【3】菅の台バスセンター

千畳敷カールへの入り口。
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ちなみに今回は雨に悩まされっぱなしの旅でした。

この日の前日、雨のためロープウェイは終日運休となりました。
でもこれがロープウェイのせいじゃないんです。
バスが走る県道が、累積雨量が規制値をこえたために通行止めになったんです。公式HPによれば、道路管理者による規制解除がないかぎり、再開のメドがたたないって、本気でいうんです。

この日朝6時の更新で、バスが運行開始する7時までに運行するかどうか決めると発表されました。観光客は、たまったもんじゃありませんね。
わたしもつまりは、ロープウェイが運休のまま旅に出たのです。不安な気持ちのまま出発したわけです。

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(↑駐車場は常態として、エグいくらいの激混み)

道路管理者というのは、つまるところお役人です。
安全第一もだいじですが、バス・ロープウェイ側も商売っ気がないっていうか。
考えてもみてください。ロープウェイの定員が60人、これが最大9分間隔で稼働すると、1時間で360人。朝7時から昼14時までで約2千人、往復4千円で一日の売上げがざっと800万円。これは馬鹿にならない金額。

もうちっと早めにアナウンスしてもらえないでしょーか?
私が第二京阪京田辺パーキングエリアで休憩をとったところ、6時40分の更新で7時からバスの運行を開始するとあって、ほっとしました。ほっとしたあまり、クルマのとなりでラジオ体操をはじめました。
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(↑第二京阪道・京田辺パーキング(京都府)にて)

それから、現地にて確認できたこと。

バスセンターからシャトルバスでも出るのかなと思って窓口で聞いてみたら、そんなものはありません。
路線バスのみの運行です。
でも、30分に1本の運行じゃ、エラいことになるんじゃ?
すると、臨時バスがでるそうですが、いつどれだけ出るのかは不明で、ようすを見て増便されるそうです。なんたるアバウト。

こうして、さまざまな確認をへて購入したチケットがコチラ。
明日の千畳敷カール行きバス・ロープウェイチケット往復。
そう、明日のぶんを前日に買えるんです。
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それから私はこのバスセンターから乗りません。宿の前にあるバス停、「切石公園下」から乗車したいのです。そのばあい、ちゃんとそのようなチケットが作れます。

さらに気づいたこと。
バス・ロープウェイの料金の支払い方法には3通りあるんですな。
一つめは、乗降車時にその場で払うやり方。
そのあと行列に並んだりするし、色々めんどうなのでこれは避けたほうがよい。

二つ目は、私のような窓口で買う人。

三つめは、ホテルなどが宿泊代とセットで売ってるチケット引換券。割引になってるせいか、これがけっこういた。二、三はバスに乗車するさい、整理券をとらない。

まあ、ここまで書いてきたことは、じっさいに行く予定がある人だったらアレですが、ない人にとってはどうでもいい話でしたね。
でも半分は自分用メモなので、どうしても書き留めておかねば気が済まない性質なんですよ。

【4】切 石

バスセンターからつづくくだりの坂道。とちゅう突如として、
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このような風景にでくわす。
なんとも奇妙なこの巨石。
その名も、『切石』
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さいしょ、人工的なものかと思ってしまいました。
城普請や石垣などでつかう巨石の切り出し場かと。
そしたら面白いことに、ちがうんですよね。

コレ、2万年前の氷河期に千畳敷カールから氷河とともにここまで運ばれたもの。
ヨーロッパではよく見られるそうですが、日本ではなんとここだけ!
なんで真っ二つなのかわかりませんが、おそらく氷河の氷圧か。
昔の人は、「武蔵坊弁慶が自慢の薙刀で斬った」とか、「坂上田村麻呂が蝦夷征伐のおりに~」みたいな伝説をのこしており、弁慶ここまで来たっけ?
まあ私なら、五右エ門が斬鉄剣で斬ったことにしときますけどね。

さて、わたしの駒ヶ根高原散策はここまで。
この切石からすぐそこ。
今夜宿泊する宿が見えてきます。
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信州早太郎温泉
   ホテルやまぶき
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私の旅にしてはめずらしく、予約などして参りました。
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部屋は和室十畳。
和室はいいねえ~。
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窓のそとは、千畳敷カールの方向。

細やかに行き届いたサービスがありがたい。
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さて、ここでイキナリぶっちゃけますと、
べつに隠す必要もないのでぶっちゃけますと、
お金のはなしになりますが、
私のこの宿泊代、2万3千円です。
しかも、連泊です。

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これを聞いて目をむいたひと、正解です。
これはあとで知ったことなのですが、ここの本来のお値段が
1万5千円。複数人で泊まったばあいの宿泊代です。
わたしは独りで十畳の部屋に泊まったので、まちがいなく割高に設定されてしまいました。アウー。

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…といっても、べつに文句を述べているわけでなく、
ふだん私の旅はビジネスホテルばかりで、それにつくづく嫌気がさしてきているので、こういう温泉旅館はお金に糸目をつけず泊まりたいとかねがね思っていました。
それが実現したので心情的には大満足です。

あと、駐車場の問題もありまして、バスセンターは上の写真にある通り、周囲の臨時駐車場も含めてどこも満杯状態。安心・安全に駐車を確保したいのなら、お金はらってでも宿に連泊して車をとめておくのがベターだと思ったのです。明日千畳敷カールに行くための話ですが。

さあて、温泉にでも入りに行くとすっか!

露天風呂が最高にイイんですよねー。
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泉質はアルカリ単純泉。
この辺りを、早太郎温泉とよぶらしい。
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イラストがなんか気にいったので、撮っといた。
上2枚とも、スマホ撮り。

風呂上りは自販機で缶ビールをプシュッ!
お気に入りの本を読む。
至福のひととき。
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っしてポーズで読んでるんじゃありませんよ(笑
本当に読んでいました。

温泉旅館で誰の目も気にすることなく、ぜいたくな時間をすごす。
まえからやりたかったこと。
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みんカラのみなさまならこの気分、わかってもらえるハズ。

さて、お楽しみの食事です。
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部屋食でもなくダイニングでもなく、個室に通されびっくり。

今夜のメインは、銘柄豚を使用した「蒸しシャブ」
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個室に囲炉裏があり、こんなんふうに。
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先付けに、「秋の三種」が。
右から黒ごま豆腐、あずきのしんじょう、干し柿のナントカ。
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おっ、地ビールがあるな。頼んでみよう。
「南信州ビール」(800円)
これがうまかった!
ホップのさわやかな香りが広がる。
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お造りにはマグロが供される。
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海なし県長野でマグロとは。
いいのかい?こちとら本マグロで有名な那智勝浦漁港を有する和歌山から来てるんだぜ?

すると、これがまた、腹が立つほど旨いのだ!
ウットリするほどこの甘さ。
なんなんだいったい・・・。
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「子持ち鮎の酢炊き」に、
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信州そば。
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おっと、追加でお酒がほしいところ。
「うまいものを食べると、旨い酒が呑みたくなる」
『利き酒セット』(1,500円)
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こういうときは変にチョコマカ酒をオーダーするよりも、利き酒セットがあるなら頼んだ方が割安で色々楽しめていい。
…ということを、いままでの経験で学んだんです。

ああん、ちゃんと利き酒しましたよ。
右の青(高天・諏訪市)はフルーティーな吟醸香、赤(今錦・上伊那)はスッキリで食べながらに合う。緑(黒松仙醸・伊那市)になってくると、もうわからん(笑

あれこれ食べてるうちに、
蒸しシャブができましたよ。
もう、なにから食べていいやら(笑
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10月にしゃぶしゃぶはまだ早すぎる。
「蒸しシャブ」というのが、わりとグーだね。

「水茄子のもみじ盛り」
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「松茸の土瓶仕立て」
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松茸だ、イエー!
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〆にお茶漬けが。
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これで最後だと思い、食い終わって茶を喫していると、障子がガラリあいて(個室だから)、
「デザートをお持ちしました」
…完全に忘れてわ。デザートという単語すら。
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カスタードプリンとは。
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いやー、たべたわ吞んだわで、写真も撮りまくりだわで大満足!
それにしても、スゲエ料理だった。
35mmのf1.8G EDフルサイズ用単焦点レンズが冴えわたるぜ。

こうして駒ヶ根高原の夜が更けていきます。
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次回は「千畳敷カール」

お楽しみに!

Posted at 2019/10/25 20:50:01 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

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