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2024年04月30日 イイね!

宮崎 フェニックス・ロードをゆく

宮崎 フェニックス・ロードをゆく【前回のあらすじ】

高千穂峡で

写真を撮りました。

   *    *    *

高千穂峡から宮崎市まで、高速使って一気に南下する。
宮崎は「今日だけ」晴れるという天気予報なので、急ぎます。
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宮崎市内に入るなり、
まずは「平和台公園」へ。
有名な「八紘一宇」の塔。
みなさまもご存知のはず。でも「ここにあるのか」って感じでしょ?
ここにあるんです。
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なぜいきなりここなのか。
というのも、私は30年前にここを訪れたことがあるんです。

私は学校を卒業すると、ある商工ローンの会社に新卒で入りました。
仕事がキツく、一年もたたずに辞めてしまいましたが。
仕事内容は、漫画の「ナニワ金融道」(青木雄二)の第1巻とおなじなので、興味ある方はそちらを参考に。

で、全国に支店があり、私は入社後の辞令により宮崎支店に配属となりました。
私と宮崎という因縁は、ここからはじまりました。
そう、私は新社会人として最初の第一歩がこの宮崎だったのです。


・・・まあ、ここからは私のつまらない過去の述懐なので、適当に読み飛ばして下さい。

コインパーキングに車を停め、テクテク歩いていく。
すぐに当時住んでたアパート。
千草町の「コスモドローム」。
30年前に住んでたアパートが現存するとは。
しかも、アパート名がそのままというのもビックリ。
(会社の借上げでした。)
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高松通りを中心部に向かって歩いて行く。
とちゅう、右手にみえるは歓楽街。
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(↑そのそばで、あっ、この酒屋おぼえてるッ!当時出始めの発泡酒買った酒屋だわ。)

そこから「一番通り」に呼称がかわって、アーケード街になる。
ようするに、私の住んでたアパートは、かなり繫華な場所にあったということです。
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アーケード街にて、「プラム」というホテルをみつけ、腰がくだけるほど仰天する。ここ、宮崎にきてはじめて泊まったホテルだ。(今回マジ下調べせずに記憶だけを頼りに歩いてます)
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(↑私と同期のマツザカ君(仮名)は、本社研修のち伊丹空港から配属先の宮崎へとぶところ、なぜか飛行機が欠航して山陽新幹線で向かった。小倉で乗り換え、日豊本線で夜になった。車窓ごしの夜景が何ともさびしく、二人で顔を見合わせ、そこではじめて「日本の最はてにきた」という実感が湧いた。あのときのうつろな寂寥感は終生忘れることはない。)

宮崎市のメインストリーム、「橘(たちばな)通り」に出る。
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み、宮崎市って、こんなに都会だったっけ!?
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和歌山市、負けとりゃせんか!?
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この橘通りそば、朝日生命ビル。この2階に当時支店があった。
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↑1階は野村証券が入っていて、朝から怒号が聞こえてくるので、
「ウチよりも大変な会社もあったもんですね」
と、私が嘆息すると、周囲が大笑いした、ということがあった。ま、ちょっと伝わりにくい機微ですが。

・・・支店では、新入社員の私とマツザカ君以外はみな地元採用の宮崎県人であり、本当によくしてもらいました。

宮崎のひとというのは、朴訥ながら粗野でなく、情誼に厚い気風を持っています。

それは顧客において例外はなく、ようするにお客さまからも、・・今となっては汗顔の至りですが、さまざまな場面において助けてもらった、厚情を得たということが多かったんです。・・それに対する恩義をわたしは宮崎という地にずっと感じています。

そういう思いからの、今回の旅でした。

     *     *     *

さーて、ここから本番ですよっと。

いよいよ日南海岸です。

【道の駅 フェニックス】
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この建物には見覚えがある。
昔からある建物だ。
今は道の駅になってるとは。
昔はなんだっけ?
そもそもここは「青島」っていうんじゃなかったっけ?
(青島はこの手前)
オレの勘違いか。
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すぐ目の前が、海だ。
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ああ、ここだ。
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はてしなくひろがる青い海。
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・・・あの階段のところ。あそこで昔、ネクタイ姿の私がヘタり込むように座っていた。
初夏の日ざかりのあの場所で。たしかに自分はあそこにいた。
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宮崎市から日南市まで、つづく海岸線。
国道220号線は、通称「日南フェニックス・ロード」とよばれる。
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日本百名道にもえらばれた、屈指の絶景ロードだ。
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みんカラのみなさまにもぜひ、訪れていただきたいスポットです。
チト遠いですが。
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・・・私は当時仕事でこの道を何度も往復しました。
いま、わたしはその道を愛車アルファロメオで駆け抜けます。
仕事でなく、自由な意思のもとで。
自分の過去の記憶を上書きするために、ここまで来たような気がします。
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     *     *     *

さて、今日の宿泊先に向かいます。
ここからすぐそこ、青島で宿を得ました。

ルートイン グランティア
     あおしま太陽閣』
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(↑部屋はこんな感じ。いちおうこれでシングル。)

部屋からの眺め。
写真うつりが異常に悪いのは、窓ガラスがものすごく汚れているからです。
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 (↑ロビーの「まんがライブラリー」は1万冊の蔵書を誇る。スゴイ。)

「ルートイン グランティア」というのは飛騨高山にもあって、昔泊まったことがあります。

ふつうのルートインとどう違うのかというと、食事つきプランがあるんです。

なので、こうしてシッポリ露天風呂で旅の疲れをいやしたあとは、
あ、ここ温泉だわ。さすが九州・宮崎。
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つめたい生ビールと、華やかなお料理がオレを待ってます。
待ってます。
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会席コースは最上級をチョイス。
『宮崎牛堪能コース』
おいおい、たんのうさせてくれよ!

宮崎牛のせいろ蒸しに、
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(↑そして、おなじく宮崎牛で陶板焼きのステーキ。)

・・ちなみにこれで2万円。
前回の亀の井ホテルが3万円。(自分用メモ)

しかも、
お酒飲み放題つき!!
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(↑「飫肥杉」「木挽」など、宮崎焼酎がズラリ! うわ、飫肥杉とかなつかしい。)

ところでみなさん、「飫肥」って地名なんですけど、なんて読むかお分かりになります?
「飫肥城」ってあるから、城好きには簡単かも。

答え:ルーク・スカイウォーカーの師匠。

宮崎牛のせいろ蒸しが出来上がり。
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牛ステーキの撮影は、ひさびさに腕によりをかけて。
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     *     *     *

5月1日(水) 【4日目・最終日】

翌朝は無情にも、雨。
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朝食ビュッフェをいただく。
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(↑宮崎名物「チキン南蛮」をやっと)食べられた!

この日最終日は、志布志から「さんふらわあ」で帰るだけです。

雨も降ってますし、乗船までのあいだ他愛ないゆっくりした旅で帰路に就きたいと思います。

じつは、宮崎に住んでいてまだ行ったことのない場所が二つ、あるんです。
そこへ行ってみよう。

行ったことない場所①
 うど
【鵜戸神宮】
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あの有名な、なんか物投げる神社。

5個200円で「運玉」というのを買って、
これ素焼きの粘土です。
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(↑これをあの亀石のくぼみに見事入ったら、願いががかなうというもの。大吉・小吉とかじゃない。私はというと、4個投げて手前でショート。5個目で奇跡的にしめ縄内に!コレどうなるの?祈願成就は3割くらい?)

行ったことのない場所②

【都井岬】
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(↑さりげなく撮ってますが、お馬さんと海入れて撮るの、これがまた四苦八苦で。あと、岬へ行くだけでなぜか車一台400円徴収されますので!)

ここまでが宮崎県。
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ここから鹿児島県に入ります。

雨の志布志港。
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別府、阿蘇、宮崎県と4泊4日におよぶ旅も終わりを告げようとしてます。
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今回は自分の過去と思い出に向き合う旅となりました。
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ありがとうございました。
またお会いしましょう。

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      77,474 km→78,132 km
Posted at 2024/05/18 13:23:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年04月30日 イイね!

あこがれの高千穂峡をめざせ!

あこがれの高千穂峡をめざせ!

【前回のあらすじ】

『亀の井ホテル 阿蘇』

阿蘇のふもとで

一泊しました。

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朝食ビュッフェをいただく。
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(↑ご飯は「高菜めし」。九州どこに行っても高菜めし。)

カレーは別腹。
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(↑変哲もないビーフカレーと思ったら、なぜかメチャメチャ美味い! とにかく牛肉がウマい。昨夜の阿蘇牛の残りでも使ってるのか? 朝食バイキングで出てきたカレーで断トツのトップ。)

ビュッフェにはその場で、
「熊本ラーメン」まで作ってくれるサービスがあって、
もうたくさんいただいたんですけど、食い意地が張ってるオレは、
「麺チョットでいいですから!半分でいいですから!」
と、こまかく注文してまで食べる。
そこまでして、食べたい。
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(↑で、ふつーにこれがまたうまいんだな!)

4月30日(火)【三日目】

朝食ビュッフェで淹れたカップのコーヒーを部屋まで持って来て、
窓越しの阿蘇をながめながら飲んでいる。

雨が上がったら、出かけよう。
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この日はまず、高千穂峡へ。
天気予報では今日の宮崎は晴れるそうだ。
忙しくなるゾ。
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車で走り出したとたん、牛だよ、ウシがいるよ!
「ウッシッシ!倍率ドン!さらに倍!!」
・・脈絡もなく脳内で巨泉ごっこをはじめる。
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峠ごえは奇妙な景色の連続。
そう、阿蘇もカルスト地形。
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ここまでがくまモン・・、熊本県。
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ここからが宮崎。
太陽の国、宮崎だぜ。

高千穂町の道の駅に車を停めます。
そこから徒歩で。
・・・あとでお土産買うんで、大目に見てください。

高千穂峡までテクテク歩いて行きます。
おいおい、ドラッグストア「コスモス」があるな!
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『高千穂神社』があり、思わず身が引きしまる思い。
でも、この背後が、「コスモス」って、どうよ。
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どんどん、坂を下って行く。
コリャ帰りは登山だな。
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え、まだあるの!?
歩けども、歩けども・・。
高千穂町では宿はとれなかったんです。
だからこうして歩いてるんですけども、
コリャ近場で宿とってても、おなじだな。
結局、歩くハメになりゃせんかい?
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駐車場は第1、第2までいっぱい。
歩いてきて正解。
だが、こーゆーときは、バイク乗りが心底うらやましい。
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清涼感ある風景に汗が引く思い。
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やっと着いたかな?
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新緑が目にまぶしい。
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【高千穂峡】
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そしていよいよ。

ふおーーッ!
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ア、アレッ!?

川の水が濁ってるな!!

あー、雨のせいかー!

よ、横構図はいらんな・・。完全に蛇足。
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写真は曇ってます。
陽射しがパアーーーッ!と滝を照らしたところを撮ろうと、しばらく頭上の雲の動きをながめてましたが、あきらめて。
 
高千穂峡って、滝がドジャーーーッて落ちてるだけじゃないんですね。
こんな気持のいいところとは。
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遊歩道もあって、
もしかして、反対側に行けるのかな?
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よくわからないまま、人の流れについていく。
やっぱ、そうだ。
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すると、

おおっと!
これは極上でいいかもーッ!

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こういうね。
こういう写真を撮りに、
わざわざ和歌山から来たんですよ。
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で、スタート地点までもどる。
もう少し、待ってみよう。
陽射しが出るのを。
売店で涼をもとめる。
天気は回復。気温も上がっている。
この「日向夏」ジュース、めっちゃうまいな!
あとで道の駅でも買おう。
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(※自分用メモ。売店140円。道の駅130円。)

ここで休んでいたら、そのうちパアーーッと陽射しがでてくる。

大あわてでカメラ持って、また橋の上へ。

ほい、パシャリ!
そ、そんなに写真変わらんかー(笑
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MU・DA・BONE☆ダネ★
写真なんて、無駄骨のたまもの。
べつに気にしてないけど、
泥水のような川だけは残念だったネ。

以上で高千穂峡は終わり。
また坂道を大汗かいて上って、

高千穂神社におまいり。
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夫婦杉。
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なんか樹齢がスゴイことになってる大杉。
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※同じ女性がうつりこんでるのは、まったくの偶然です。

みん友さんも写真撮りにここを訪れた。
おれもやっと、ここに来れたよ!
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ここから宮崎市に直行します。

次回はラストオーダー。

宮崎 フェニックス・ロードをゆく

ご期待ください。

Posted at 2024/05/15 20:05:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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