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2019年08月13日 イイね!

乗鞍岳・剣ヶ峰 【人生初!ガチ登山記】

乗鞍岳・剣ヶ峰 【人生初!ガチ登山記】乗鞍岳・畳平バスターミナル
8月13日 6:50AM

なぜ私が朝もはよからこんなところにいるのかと言いますと、テレビでみたんです。

帰れマンデーですかね。秘境行ってバス停さがして、ひたすら飲食店見つける番組。

ある日たまたま「乗鞍岳」やってて、

(いいなあ)

と思って、本当に来ちゃいました。

安直といいますか馬鹿といいますか、

でも、ほんとうに旅のキッカケなんてなんでもイイんです。

漫画でもアニメでも、そしてみんカラでも。

わたしはつねに、旅のキッカケ募集中なんです。

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ここに来る前、「新穂高」か「乗鞍岳」か迷いました。
というのも、昨年夏、立山黒部アルペンルートで出会ったガチ登山のひとが、ケーブルカーを待ってるじゅうずっと、
「新穂高の稜線歩きは絶景」
と耳元でささやくんです。それからは新穂高が頭からついてはなれたなかったのですが、それでも難易度高けりゃ敬遠しますよ。こちとら素人もいいとこシロウトなので。
さて、どちらが難易度が低いのでしょう。
観光案内所のおねいさんに聞いてみても、首を横に振るばかりで、(そんなのあたしに聞かれても)みたいな顔をされます。これは困りました。そこがいちばん大事なんですがね。

やむなく直感でこちらを選びましたが、以上の経緯ではとうぜん下調べが行き届いてるはずもなく、じつはバスを降りたはいいが、どちらへいけばいいのかわからず途方にくれました。

ただ、きのう上高地の帰り、アカンダナ駐車場である壮齢の夫婦と出会いました。カラフルな登山用の服装のご夫婦は、たったいま乗鞍岳からもどってきたばかりだそうで、しめしめ、これは有益な情報が得られるとばかりにお話しをうかがってみると、ご来迎を拝みに剣ヶ峰を目指したところ、すごい人で大渋滞で、富士見岳肩の小屋でやむなく引き返したんだそうな。

私はこの3つのキーワードだけで、歩き始めました。
大勢の観光客がいれば、そのあとを尾(つ)いていけばいいだけです。
ところがこの朝は、なぜか人がほとんどいません。弱りました。他人をあてにできないからです。
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バスターミナルをずいぶんはなれ、ここで振り返ります。
青い瞳のような池のはずですが、この位置からだと面白くもなんともないただの水たまりです。
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ただこの先が、わあっ!
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雲海だ!一面の雲海だ。
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すごい・・・。自分はこんな高くに上ってきたのか。
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雲上の絶景がそこにあった。
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さて、道のりはこっちであってるもよう。
乗鞍トレッキングコースです。
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みちみち、景色を眺めながら、
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(真ん中がお花畑エリア。手前の影は私です)

高山植物を楽しみながら、
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『イワギキョウ』
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たしかに桔梗だ。小さくて可愛らしい。

『コマクサ』
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高山植物の女王だそうで。
あざやかな色で登山客をもてなしてくれる。

『ウサギギク』
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これは立山黒部アルペンルートで覚えたので、すぐ名前がでた。

雪渓が池に溶け込んで藍となす。
「不消池 (きえずがいけ)」を横目に。
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富士見岳』の入り口に着く。
え、もう?
ここからも雲海がみえる。
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こいつは、スゴイ。
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そろそろ信州あたりにお住まいの方から、
「雲海がそんなにめずらしいか」
といわれそうですが、イヤめずらしいんですよ!
こんなすごい雲海、はじめて見た。
なんかうまく言えないケド、・・・長生きしそう!(意味不明)
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このすぐ先に、チェックポイントじゃないんだけども、みなさん休息なのか座り込んでる場所がありまして、道がY字になってて、右へいくと旧コロナ観測所。(知ってる!昭和うまれだからしってる!乗鞍といえばコロナ観測所!)
その左手には・・・。
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ええっ!?あれ登るの!?
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いやいやいや。
聞いてないよ。
マジで。ヤバイって。
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デジタル一眼レフカメラもって登るところじゃないでしょー!
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ヤバイって。シャレにならんて。ブツブツ言いながら、山小屋「肩の小屋」に到着!
えっ!もう山小屋に着いたの?
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【7:45AM】
山小屋の剣ヶ峰方向は広いテラスになってて、ここから眺めてもまだ信じられない。
「あれ登るんかよ・・・」
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人がはるか、点々にみえる。
「みんな登ってるんだ!?」
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まえの兄ちゃん、おもむろにバーナーで湯を沸かし、本格的コーヒーを淹れはじめた。
こんなところで!?
なにその、「オレ登山・キャンプに手慣れてます」みたいな。
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しかもカメラは(ココ大事!)、見ればわかりますよ。
「OLYMPUSのミラーレス一眼、OM-D EーM5 MarkⅡ」だ!
なにその、できる男はオリンパスみたいな。ミラーレスみたいな。うーん、カッチョイイね!それに比べてニコン餅の私の姿のみすぼらしいこと・・・。

ま、人のことはイイんです
自分のことだけ考えろ。
8時ジャスト!
登攀開始!
登頂アタックだ!
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【8:05AM】
ほんとうにいま8時5分。
5分登って一息つく。
もうこんなとこまで登ってきた。
なんだ、余裕じゃん。
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(下にみえるのが、山小屋。正面の山上にあるのは大学の研究施設(旧コロナ)。左の赤い建物はリアルタイムでわからなかったが、いましらべてもわからん)

自分以外にも、デジタル一眼かまえた人がいる。
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ほかにもけっこういました。
みな軽そうなボディの機種だったけど。

さあ、行こう!と思ったら、
アレッ!?息が戻らない!
ハアハア息があがったまま。
やばい。ほんとうに空気がうすいんだ!
頭がフラフラする。
心臓の鼓動がやけにうるさく聞こえる。
空気がうすいって、こういうことなんだ!
ちょっと登っただけで、息がきれる。
それが容易にもどらない。
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まて、あせるんじゃない。
ゆっくりでいい。
5分おきに休憩とればいい。
時間なんてタップリあるんだ。
まだ朝の8時だぞ。
会社なら仕事はじめたばっかだ。
なにも、あわてることなんかない。

【8:20AM】
つぎの休憩がこの時間。8時20分。
公式ではバスターミナルから剣ヶ峰まで1時間半の行程とあったが、ウソだろ。このまま9時につくわけないだろう。
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このあたりで後悔し始める。
やめときゃよかった。
引き返すんなら今だ。
だが、おめおめ引き返す姿を人に見られるのも恥ずかしい。
それにこのままではブログにならない。
おれはブログのために登っているのか?
なんのために登ってるんだ?

ハアハア息を切らす。
ペットボトルの水をひとくち、口腔にふくむ。
まるで摂取した水分がすべて、露出した肌から大気に蒸発していくような、そんな場所にいるような気がする。

【8:40】
このあたりまでくると、標高2,900m。
下の山小屋で2,800m。
畳平バスターミナルが2,702m。
もはや後戻りはできない。
ただし、進むも地獄。
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このようなガレ場に所々出くわし、ジョギングシューズでしかない私の足が悲鳴をあげる。
ソールの硬い登山靴など持ち合わせていないし、なによりこんなことになるとは思ってもみなかった!
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あと、スティック?ストック?スキーとかにつかう棒みたいなやつ。けっこうみんな使ってて、山小屋でも一本300円でレンタルしてたけど、あれの存在価値がいまわかった。
歩きやすくするためだ。
わたしはというと、時には岩に手をつき、這いつくばるようにしてぶざまにも登っていく。当然手が汚れる。軍手持ってこればよかった。車のトランクにあるのに。

稜線にでたとたん、うわっ!
青い瞳の池だ!ここにあったんだ。
これが見たかったんだよ!
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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

朝日岳2,975mの稜線から剣ヶ峰を望む。
高度差でいえばたった50mでしかないが、はてしなく遠い。
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ガスが、左から右へ、東から西へ飛んでいく光景を何度もみた。
「あれがマナスル・・・」
ちがう。そうじゃない。(マナスルどこから出てきた)
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さいごの難所が待ち受ける。alt

ここからはもう、岩に手をつき這いつくばってジリジリとすすむ。もはや登山ではない。移動である。
わたしは三半規管がよわいのか、子どものころは車酔いがはげしく、今はもちろん平気だが、お酒のんでもフラフラにはならないが、今ここにいるだけでフラフラして、足元あやうく転びそうで、ころんで頭を打ちそうで、そうなると自力での下山ができなくなりレスキュー隊を呼ぶことになると考えたら、とても2本足でシャカシャカ歩いたりできず、私のそばをフラつきもせず足早に通り過ぎる人はいったいどんだけ強靭な三半規管してるんだろうと思う。
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もうちょっとがはるか遠い。
頭がもうフラフラで、こうしてカメラの絞りや露出を決定するのも難渋をきわめる。後になって、プログラム・オートで撮ればよかったと思うが、現場ではそんなことすら思い浮かばない。
そもそもこんなところまで、デジタル一眼レフカメラを持ってあがった自分に狂気をかんじざるをえない。
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そして、ついに頂上へ。
「時刻!9時7分!」
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「標高!3,000m!」
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「ん?」

26mもずれとる!
畳平バスターミナル2,702mで高度補正したのに!なんたるざま!
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※写真は私ではありません。
頂上についたとたん、その場でへたり込む。
みな行列をつくって記念写真を撮っている。撮られた人がつぎに撮ってあげるというこのかぎりなく暗黙にちかい「かわりばんこ」ルールを、いったい誰が決めたのであろう。おどろくほど行儀よく、整然と記念撮影がおこなわれていく。
そのさまを、息を整えながら見ている。自分はいい。私は自分自身を記念撮影しにきたのではなく、自分の写真を撮りに来たのだ。
ただ、適当に冗談で一枚パシャリ撮ったこの写真が、なかなかきれいに撮れたので赤の他人を撮っておきながらボカシ入れつつ掲載させてもらう。
くどいようだが、写真の人物は私ではない。
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すこし落ち着いたところで、フラフラになりながらゾンビのように移動する。
鳥居のそばだと邪魔になるかとおもったのだ。
左が記念撮影の列。
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こわごわ、自分の足元をのぞきこんでみる。
足を滑らせたらおわりだ。奈落の底だ。
なんだこのながめ・・・。
地球だ。地球のまるみがみえる。
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ふたたび鳥居のそばから下を。
鳥居が頂上の入り口になってるのだ。
おれはこんなところを登ってきたのか。
生きて帰れるのか?
さっきからそれが不安でしょうがない。
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そこからすこし左手、
青い瞳がここからもみえる。
これをスマホで別に撮り、「何シテル?」に投稿した。
信じがたいことに、スマホの電波が届くのである。
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当時意識がもうろうとしていたので、うまく書ききれず、なにが書きたかったというと、
「乗鞍岳主峰・剣ヶ峰、登頂成功!」
と言いたかったのである。

ここから下山を開始する。
写真はない。
ただ、鳥居のすぐ下で高齢の夫婦が前に。
ご主人がちょっと前に先行してて、お母さんが私の目の前で、お母さんふりむいて私に、
「おさき、どうぞ」
というので、
「イヤイヤ!」
手を振って、
「おれのほうが遅いですから」
じっさいおれのほうが遅かった。
そのあとお母さんの足元が、
ガラッ
となってので、
(あっ)
となった。
浮き石である。わたしも今回はじめておぼえた単語である。危険な浮き石が随所にみられた。
ご主人がたちどまり、
「浮き石か。大丈夫か?」
というと、お母さん、
「大丈夫。ウキウキした!」
というので、その場で私はブフォッ!となり、
「お母さん、お願いだからやめて。標高3,000mで笑わせるのはやめて。酸欠気味なんだから!」

・・・下山途中にとうとうペットボトルの水が底をついた。
500㎖が2本。
だが、下山は登りよりはるかに楽だった。

【10:30】
山小屋に無事もどってきた!
ここまで戻ったら安心。
もう命の危険はなかろう。
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こういう山小屋って入るのはじめて。
思わずまわりをキョロキョロ。
売店で食券を買いもとめ、(こっち↘)
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通路をはさんだ厨房に食券をさしだす。
まるで学食みたいだ。
すると、アルミ鍋で牛乳を沸かし、カフェオレを入れてくれる。
山小屋らしい、野趣に富んだ情景に思わず一枚。
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ああ、もうッ!
もう二度と登山なんかしない!
おれにはぜったい適(む)いていない!
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漫画やアニメで山関係モノってけっこう好きなのだが、じっさい自分でやってみると、圧倒的にむいていないのが身に沁みてわかった。

ちなみどういうのを読んでいたかといいますと、

神々の山嶺
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「孤独のグルメ」の谷口ジロー(故人)による作画で、夢枕獏原作の小説を劇画化。

ネパール・カトマンズで偶然みつけた、マロリーのコダック。
はたしてマロリーはエベレストの山頂に立ったのか?
山岳カメラマン・深町は、その謎を追ううち、日本人の孤高の登山家、羽生の過去を追うことになる。
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これ面白いから実写化されるなと思ったら、ほんとうに映画になった。

ネットでさんざん話題になったシーン。
極限の状態で男二人がただ黙々と食べる。
それだけが数頁つづく異様な漫画。
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山と食欲と私
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もともとはフリーのウェブコミック。
人気がでたので単行本化。
新垣結衣主演でドラマ化という噂はどうなったのだろう?
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「孤独のグルメ」の登山女子版といったかんじ。

↓メスティン回
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ヤマノススメ
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シーズン3まで製作されたヒット作。

はじめての富士登山で、体調不良でご来光を「断念」する話が、山岳経験者から好評得た作品。
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さわやかな絵柄が個人的に気に入っている。
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  *  *  *  *  *

さて、畳平バスターミナルまで帰ってきた私は、2階のレストランでお昼ご飯です。

最後のさいごでカレーが登場。

飛騨牛ヒレカツカレー
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これを食べおわったら、私の旅もおわりです。

今回も無事に旅ができました。
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ごらんいただいた皆様には感謝。
ありがとうございました。
またお会いできたらさいわいです。

  *  *  *  *  *

   (自分用メモ)

*54,449km → *55,291km
*842km

【SDカード】
①16MB 200枚 (平湯温泉)
②32MB 200枚 (上高地)
③16MB 200枚 (乗鞍岳)

※菩提寺は蚊で寝れない。黒丸はドッグランのまえのベンチ。

※わりばしを常備携行する。

Posted at 2019/08/23 20:04:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月12日 イイね!

夏の上高地

夏の上高地わたしのみん友さんに

バーボンLOVE

というひとがいる。

その方が、昨年夏に上高地を訪れたブログ、

夏休み信州ドライブ2日目 上高地

そこにあったのは、夏色のあざやかな色彩。

絶景の数々が写真に収められていた。

わたしはひそかに、

来年は自分がここに行くのだと

心に決めた。

そしてそれを実行する日がついに来た。

  *  *  *  *

『アカンダナ駐車場』
【4:45AM】
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滞在した平湯温泉から車で数分。
この写真だとわかりにくいが、広大な敷地が駐車場になっており、第1駐車場が収容台数はおそらく200台から300台だろうか。信じがたい話だが、満車である。(※全体の収容台数が800台)
料金所のゲートをくぐって暗がりでこの満車の光景をみたとき、
(げえッ)
と声にならない叫びをあげた。
くどいようだが、朝の4時である。

駐車場をおりた先に、
シャトルバスのターミナルがみえる。
立派な建物だ。
アカンダナ駐車場って、地面は未舗装でバス停一本だけ立ってるような光景を想像していたので、正直おどろく。
きちんと整備されていて、予想外である。
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券売機で切符を購入。
2枚つづりになってて、往復で2,050円。
バーボンさんのブログによれば、1枚だけでてきて帰りのぶんのもう1枚が遅れてでてくるので取り忘れた、とある。
この一年で改善がなされたのか。あるいは、ここ「アカンダナ」と「沢渡(さわんど)」では券売機の仕様がことなるのか。
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バスの発車をまつ行列にならぶ。
こんなにひとがいるのか。
ここでこれなら、いま上高地はどうなってるのだろう。
そして、今でこれなら昼はいったいどれくらいの人出になるのか。想像がつかない。
どうやらわたしは、上高地の観光スポットとしての「レベル」を完全に見誤っていたようだ。
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『大正池』で下車。
終点ではないので全員が下車するわけでなく、一部のひとが降りる。
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バス停から湖畔におりる。

【5:25AM】

湖は、朝霧に包まれていた。
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幻想的な光景に、しばし息を吞む。
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夜明け前にかかわらず、ごらんください、この人出。
みなさん私同様、熱心な観光客です。
これは想定外。こんなさびしいところに来るの、自分だけかと思った。
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朝の上高地の気温は20度を下回る。
体感で17,8度くらいだろうか。
みな何かを羽織って散策している。

大正池を離れ、うす暗い雰囲気の遊歩道をあるく。
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幽玄さただよう湖畔に引き寄せられるように、
しずかにシャッターをきる。
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焼岳(やけだけ)が見えるところまできた。
ここではちょっと趣向をかえ、幽玄な雰囲気を伝えるべく、HDR撮影で。
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焼岳は霧がさえぎってまだ見えない。
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さらにその先へ行くと、
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田代湿原にでる。
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(※これもHDR撮影)

さて、ここでUターン。
スタート地点までもどる。
なぜなら、これには理由がありまして、

・・・バーボンさんにはブログを拝見しただけでなく、個人的にメール(メッセージ)のやりとりを通じて貴重なサジェッションをいただいた。この場を借りてお礼申し上げたい。

バーボンさんからのサジェッションとは、まず、

①「大正池からスタートする
シャトルバスの終点はバスターミナルだが、大正池のバス停でおりて順に撮影しながら散策コースにのればよい。

そしてもっとも重要なのが、

②「大正池のリフレクションを撮る
ということだった。
これが私が自分に課した今回最大のミッション。
だがそのためには、もうちょっと日が高くならねばならない。
いくらなんでも早く来すぎたのである。

大正池のバス停までもどる。
バス停のまえにホテルがあり、
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宿泊客を見込んだレストランが併設されている。
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ああ、腹がへった!
じつは朝食を食べ損ねたのだ。
日帰り温泉では朝食などでるわけがない。
あらかじめ「カップヌードルカレー」を用意したのだが、休憩所のティファールが電源をオンにしても灯りがつかず、故障なのかなんなのか待てど暮らせどお湯が沸かない。結局朝メシにはありつけず、くやし涙で頬をぬらしながら今朝は出発したのである。
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いま無性にカレーライスがたべたい。
朝もはよからカレーかよ、といわれそうだが、スパイシーな燃料でエンジンをまわし、やる気と情熱を燃え立たせたいからだ。
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ところが、カレーはできないという。
カレーだけ、まだ仕込みがおわってないという。
なんとも不細工な話である。

【7:05AM】
第2候補の「山菜そば」をたのむ。
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上高地まできて山菜そばかよ、とおもったがこの山菜そば、なんかひとあじちがう。山菜が「山菜している」のだ。
ふつう山菜そばの山菜といえば、漬物ふうというかあくまで添え物で、メインではない。
ところがここの山菜は、採れたてなのかフレッシュなのか、ほんとうに近所から採ってきたばかりなのか、シャキシャキ歯ごたえがありすぎるほどあり、そばを食べるごとに山菜が「おれが、俺が!」と前に出てこようとする。そして主役である「そば」を舞台から引きずりおろそうとする。まさに下克上。こんな山菜そば、はじめてたべた。

山菜そばの下克上
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上高地にきて山菜そばの真価を知るとは。

【8:00AM】
陽もだいぶ上がってきた。
さあ、再スタートです!
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ふたたび大正池の湖畔から、上高地散策コースのはじまりである。

ここからレンズに「PLフィルター」を装着します。
PLフィルターとは、偏光サングラスみたいなもので、余計な太陽の反射をふせぎ、青や緑色のコントラストを際立たせる効果があります。

①ホテルをおりたところ。

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②湖畔から。

静けさが響き渡る。

静かなるヴェルデ ~上高地~
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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

③水際ギリギリまで近寄って。

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よーし、いいぞ!リフレクション!
まずまずかなー。
これが撮りたかったんだ。

バーボンさんありがとう!
おかげさまで満足のいく写真撮れたよ!

大正池をはなれ、先ほどの遊歩道に。
不気味だった遊歩道も、陽が高くなると一転して気持ちのいいハイキングコースに。
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花よ、花よと
高山植物を探しながらの散策コース。

「フフーン、みつけた!」

ヤマホタルブクロ
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ここ上高地は標高1,500米。

「おおっと、いいの見っけ!」

ヤマオダマキ
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湿原と高山の植生がごっちゃになってるかんじ。

「きれいに咲いとるわ・・・」

カラマツソウ
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梓川ぞいに歩いていくと、途中河原におりられることもしばしば。
梓川ブルーにふれる。
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みな、思いおもいの過ごし方で上高地を楽しんでいる。
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おおきく川が蛇行したさきに、
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なにやら案内板が立っており、なになに?フムフム。
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ああッ!あれが奥穂高か!
穂高連峰ッ・・・!!
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スゲエ・・・。
まるで屛風岩。
ナイフで削ぎ落としたかのような峰々が、天空に向かって屹立する。
ここからでもありありとわかる。
穂高連峰の険阻さが。
・・・あ、あんなとこ稜線歩いて、「縦走」するやつおるんかい!足踏み外したらどうなるの?終わりなの?あれ、アカンやつやん。アカン、あかん。
でもすげえ。うわなんか、あこがれるわー。

ふたたび川原におり、梓川ににじり寄る
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カメラがバリアングルじゃないから、こういったアンダーで撮るのに苦労する。
でも、こういうの撮りたかったんだ!

今回の最終目的地は『河童橋』。
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やがて木立の合間にみえてきた。
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上高地のメインフレーム、河童橋。
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ようし、ゴールだ!ヒャッホウ!
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河童橋の両岸には、カフェなどの飲食店が立ち並び、まるで避暑地・軽井沢のような様相を呈している。軽井沢に行ったことはないケド。
あまりに「ひらけ」すぎてて、多少面食らう。
上高地って、もっと奥まった静かなところだと思っていた。
まァ、これだけの人出じゃ卑俗化もムリないか。
私もそのひとりだし。
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橋の真ん中でパチリ。
今きた大正池方向。
(奥にみえるのが、焼岳)
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そういえば避暑地といえば、わたし個人的なことながら、避暑地にきたっていうのがはじめてのこと。
陽射しがあって、歩けば汗はかくものの、不快な汗ではない。気温25度くらいだろうか。涼しくはないが、暑くもない。これが避暑地ってやつかー。

あ、コッチが明神池のほう。
今回はこれ以上は行きまっせん。
もう、足が疲れたびー。
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河童橋はつり橋。
ケーブルアンカーがちゃんとブチこまれ、
・・・お嬢ちゃん、なにしてんの?
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ぶら下がるんかいッ!
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・・・お嬢ちゃん、それ遊具じゃないんよ。
ま、いいけど。

【9:40AM】
河童橋に寄り添うようにたつ、
一軒のカフェに入る。
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ちょっと休憩、アイスコーヒー!
と思って入ったら、なにを思ったかバーガーなどセットで頼んでしまう始末。
はじめ、朝カレーを食べ損ねたリベンジにと息巻いていたが、メニューに「ローストビーフ・バーガー」というのをみつけて、チョットお値段ハンパなかったが、いやせっかく上高地だし、という訳の分からない理由をつけて頼んでみるに、「ないです」と言われ、なによちょっと、もー。どうやら上高地はメニューがかならず一品欠落してるものらしい。

で、これまた朝とおんなじだな。
「第2候補」のコロッケバーガーを。
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なんで上高地くんだりでコロッケかよ、と思って
バクッとかぶりついたら、
「ぬうッ・・・」
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じゃがいもの濃厚なイモイモ感とともに、
なんだこれ・・・。パンにメッチャあう。
そうか、チーズか。チーズが入ってるんだな!
意外なうまさに満足度がアップ!
・・・ふだんスーパーのお惣菜の50円のコロッケしか食わんから、ささいなことで満足度が跳ね上がるのです。

帰りはバスターミナルから。
帰りたくはないんだけど、下界なんぞにもどりたくはないんだけど、午後はバス混むから早めに。
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はじめての避暑地・上高地を存分にすごせた旅でした。

  *  *  *  *  *

シャトルバスで平湯温泉までもどります。
平湯温泉2日目は、
じつはちゃんと宿に泊まれるんです。

『ひらゆの森』
きのう宿探しをしていていたら、なんの因果か、なぜか二日目の宿がとれた。昨夜は前回のブログでお話ししたように宿がとれず、日帰り温泉だったが。落差の激しい旅である。
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ところがこのホテルも変で、温泉地なのに夕食でない、朝はパンなどの軽食だけ、なのに宿泊費はシッカリしたお値段だったので、

まァ、しょうがないかー。繁忙期だもんなーと思って部屋に入ると、

え、ツインルームなの!?
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ウヒョー!これは快眠まちがいナシ!大喜びでカメラで撮ってるが、よく考えたらベッドが一つだろうが100台あろうが、体は一つなんだから使うベッドは一つだけ。むう、ぬか喜びか。これがご飯だったらウレシイんだけどね。たべるから。2人前。

「エアコンはありませんので」
と、フロントであらかじめ釘をさされる。
えー、エアコンないのかよ、と思ったが、このあたりはどこもそうらしい。そうか。そうだよな。北海道みたいなもんか。かわりに扇風機があるそうな。

あけ放った窓辺から一枚パシャリ。
そこの店が、ラムネと温泉卵の「つるや商店」。
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・・・で、夜の話なのだが、やはり扇風機だけだとアツい。
もうこの国はどこもエアコン必須なのだ、
だけど、平湯温泉の夜は軒並み気温が20度以下に下がるときいている。
夜中に窓をあけてみる。豪雪地帯らしく、窓が2重になっている。網戸だけにしてみると、涼しいというよりつめたい山の冷気がはいってくる。
が、くさい。硫黄くさいのだ。
おまけに余った温泉を排水溝に大量にながす音がざんざん町じゅうにこだまして、うるさいわ、くさいわで寝れん!結局窓をしめて寝ました。

チェックインして知ったのだが、このホテルは平湯温泉最大の温泉施設「ひらゆの森」の別館になるらしい。
どうりで夕食でないわけだ。本館の施設内で食べろというわけだ。
ただ、別館に泊まっても、本館のほうの温泉には入り放題。
歩いて行ける距離だが面倒くさくなって、別館の温泉ですませました。
泉質はよくわからんが、すんごい鉄くさい。
硫化鉄なんだろうか。めっちゃ体によさそう。
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・・・いまこれを書きながら、シマッタ、本館のほうのでかくて広い温泉にもはいっときゃよかったといまさら後悔しきり。

あと、なぜか館内に漫画の図書館があった。
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けっこういいのがあってビックリ。(場末のラーメン屋の本棚とはセンスがちがう)

さて、風呂上りはホテルのすぐそばの店にすべりこむように入り、
『田舎茶屋 一休庵』
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生ビールをキュイッと一杯。たまらんねー。
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この時気づいたのだが、グラスをキンキンに凍らせてある。じつはきのうもそうだった。おかみさんに、このへんの習慣なの?ときくと、そうよと言われる。そうなのか?

たこの唐揚げを頼んでみたり。
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(思い込みがはげしいタチで、「たこ天」だと思って口に放り込んだらスパイシーな唐揚げだったので、びっくり。でもウマい!これはいいな)

地酒を頼んでみたり、
(瓶はないが、上のメニューから久寿玉という銘柄を)
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写真は失敗したからないよーん。

メニューをつらつらながめてて気付いたのだが、きのうの店もそうだったのだが、どこを見渡してもメニューに「お刺身」がない!
さすが奥飛騨。もちろん現代の物流システムでは、たとえ山の奥でもお刺身を用意することも可能。だが、あえて「ない」というところに風情を感じてやまない。
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奥飛騨きたら、土地の名物だけくっときゃイイんです。
本日のおすすめは肉か・・・。
昨夜も肉にく祭りだったよな。
ええい!その思い、全力で受け止めてやろうじゃないかッ!

『ホルモン鉄板焼き』
ご飯とスープつけて定食にしてもらった。
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おかみさんに、
「どう?」
と味をきかれたので、
「シマッタ」
とひとりで大笑いした。
「お酒といっしょに頼めばよかった」
酒呑みの、最大級の賛辞である。

こうして、平湯温泉二日目の夜がすぎていきます。
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  *  *  *  *  *

次回、ラストオーダー。

Ricoが人生初のガチ登山にいどむ!

「NORIKURA・魂の彷徨」

を、おたのしみに!

※タイトルは予告なく変更になることがあります。

Posted at 2019/08/20 20:04:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月11日 イイね!

宿はなし ~平湯温泉物語~

宿はなし ~平湯温泉物語~今回の旅のメインテーマは、

上高地

その足掛かりとなる

岐阜・高山

平湯温泉郷

にやってきました。

温泉郷の入り口に立派なバスターミナルがある。
ここから上高地、そして乗鞍岳や新穂高にバスが直行する。
(※温泉の奥に、さらに広大な「アカンダナ駐車場」があり、そこからも上高地直行のシャトルバスが運行されている。私の場合はそこを利用する。このバスターミナルの駐車場ではすぐいっぱいになるからである。つまりこのバスターミナルは、宿泊客向けということになる。このあたりの機微というか事情が、下調べではさっぱりわからず現地に行ってようやくつかめる)
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町のいたるところから温泉が湧きだしており、あたりは硫黄のにおいが立ち込める。
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湧き水もゆたかで、
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(↑山の中の風景ではなく、本当に町なかの路地にこつ然と湧出している)

しかも飲み放題。
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和歌山を午前3時にでて、
着いたのがちょうどお昼の12時。

この時点で、
今夜の宿がまだきまっていない。

そう、今回も宿の予約を一切せずに旅に出たのである。

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(平湯温泉は標高1,250米。8月にあじさいが色づく)

バスターミナルのむかいに、
「宿泊案内所」がある。
ここは観光案内所を兼ねる。
ここを頼みで旅に出たのだが、
「どこも満室で空きがありません」
のひと言で片付けられてしまう。
はるばる遠くからきた旅人を、そんなひと言ですませてしまうとは。
そこをなんとかするのが宿泊案内所ではないか。
ない、できないというならシロウト同然。こんな案内所はいりません。
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まァ、盆休みに予約なしでくる私も悪いのですが。

それじゃ、いっちょー、
旅館やホテルを一軒づつあたってみますか。
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ところが、しらみつぶしにあたってみたが、
当然のことながらどこもいっぱい。
部屋など空いていない。
ほんとうに近在の宿ほぼぜんぶにあたってみたが、どこもダメだった。

今回はマジでヤバいかもしれん。
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温泉卵のとなりに
湧き水でラムネが冷やされる。
天然の冷暖システムはかくもコンパクト。
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思わず所望してみる。
ラムネ100円、温泉卵50円。
温泉郷ただ一軒だけの商店からの、ほとんどサービス品のようなお値段。
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のんきに温泉卵くってる場合じゃないケド。
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あじさい咲けども宿はなし、か。
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お店の路地を行くと通りのむこうに、
「平湯神社」がある。
もはや神頼みである。
わりとちゃんと参拝する。
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画角が変だが、気取って撮ってるわけでなく鳥居の下に観光客がガンガン車を停めてるから。

かれらのお目当ては、どうやら神社の隣の茅ぶき屋根の古民家。
人気スポットらしい。
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そして神社のむかい、ほんとうにむかいにこのような建物があり、
「日帰り入浴」とある。

『穂高俱楽部』
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日帰り入浴施設だから宿ではないのか。
藁にもすがる思いで店内に入る。

「ここには泊まる部屋はないのですか?」
三谷幸喜の嫁(元嫁だっけ?)にちょい似の女性がでてきて、
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「休憩ならできますよ」
休憩ってなんだ。
寝たらいかんのか。

「あちらのシートで休んでいただくか・・・」
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「2階のお部屋で雑魚寝となります」
え、寝れるの!?

あ、知ってる!なんかきいたことがある。
こういう感じなんだろう?
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『ハンチョウ』より。
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(※ちなみにこの作品は、私の最近のバイブルとなっている。生を楽しめ、というコンセプトは私の心に響いた)

世事に疎いわたしは、日帰り入浴と雑魚寝のちがいがわからない。
きいてみると、1,000円か1,200円のちがいだけで、あとはおなじ青いバッグとタオル一本を渡されるという。バスタオルは別料金らしい。

料金を払い、さっそく2階にあがってみる。
雑魚寝は早いもの勝ちだからである。

和室の障子をソロリあけると、
うわっ!こんな感じか。
ほんとうに雑魚寝部屋だな!
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これはセーフなのか?
ギリギリセーフなのか!?

ちなみに北枕である。
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気にしないひとは気にしないし、気にする人は気にする。

しかしこれは寝れんぞー。
(じっさい寝れんかった。ジェットエンジンみたいないびきかく人がいたので。滑走路で寝てるのかと思った。

それから歯ぎしりの人。私も歯ぎしりするから人のこと言えんけど、深夜に「カコッ、クーン」という謎の怪音がひびく。なんの音だろうと思ってると、それが歯ぎしりと気づいて戦慄する。とても人体から発せられる音とは思えない。

あと、床をノシノシ歩くひとがいて困った。世の中には足音を消す習慣のないひとがいたものだ。ふつうは親からしつけられるものだが。忍者なら)

よし!これで車中泊からはまぬがれた。
そういう意味では勝利かもしれない。

安心したところで、温泉に入りに行く。
あー、こんな感じかー。
湯船も桶も、檜造りでいいかんじ。
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と、油断してたら奥になんと露天風呂が!
うひょー!ここ最高!すごくいい!
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夏山のみどりのなかで温泉。
これは格別。
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これだけでもきた価値あるな!
(※以上3枚、スマホ撮り)

風呂上りに自販機で缶ビールをプシュッ!
スマホ片手に、みんカラ。
まさに極楽。
お、みなさまからさっそくお盆だよりが届いてますな。

ふだん昼間から飲酒しないが、きょうは特別。
だいたい、5時半まで待ってられない!

同施設内の食事処があくのが5時半。

『飛騨牛カルビ焼肉』(1人前2,200円)
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奥飛騨きたら、飛騨牛たべるしかないでしょー、もー。
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貴重なお肉。一枚づつ丹念に焼いていく。
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タレと本わさびでいただく。alt
めちゃめちゃウマい。

ひとり焼き肉か、と思われそうだがひとりなのはまちがいないが、座敷のとなりの卓の夫婦と意気投合というかしゃべりながら食べてた。
夫婦なんだから、ふたりで会話すればいいのに、なぜか私にしきり話しかけてきた。べつに夫婦仲が険悪にも見えないが、なぜなんだろう。
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だんなさんは55歳。
愛知の東海市から。
高速をつかわずに下呂温泉から、国道41号線できたという。
道の駅で文字通り道草くいながら。
車はジムニー・シエラ。色はジャングルグリーン。
7月に納車されたというから去年の話かとおもったら、今年の7月だそうで。
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「アルファロメオで一人旅ですか」
いいですねーと言われたが、イヤイヤ。けっしてほめられた話ではないのですよ。
夫婦で旅行するのが本来あるべき姿。
でも、アレッ?もしやお二人も雑魚寝部屋?
いきなり旅行を思い立ったものだから、予約なしできたという。
おれはいいけど、それじゃ奥様お怒りでは?寛容な奥様だなーとおもったら、けっこう激おこぷんぷん丸なんだそうで。そうはみえなかったが・・・。

お二人の目的は上高地でも乗鞍でも新穂高でもないらしい。
奥様のご希望は、「くま牧場」なのだそうだ。
くま牧場って。

なにか物足りないな。
もう一品頼もうか。
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せっかくなので飛騨牛づくしで。

夏の旅はパワーだ!スタミナだ!

肉くえ、肉ッ!!

『飛騨牛すじ丼』
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コレステロールも明日のことも、
なにも考えずに食べよう。

どうせ、なるようにしかならないんだから。
旅先の宿も人生も。
そう、なにもかも。
 
  *  *  *  *  *
次回はいよいよ上高地。

Posted at 2019/08/16 20:04:11 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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