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2020年01月02日 イイね!

海と泡盛とチャンプルー食って帰るだけの旅【石垣島・川平湾】

海と泡盛とチャンプルー食って帰るだけの旅【石垣島・川平湾】石垣島に

3連泊したホテルを

ここで紹介します。

ガチガチのリゾートホテルでなく

平板なビジネスホテルでもないところが

気に入りました。

南の美(ちゅ)ら花 ホテルみやひら
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(※外観を南国ムードタップリで撮りたかったが、いい場所がみつからず。帰りに路線バスに乗車したとき、「あ、あそこ!」と気づく。ふつうに探せばみつかるのに、私にはこういう馬鹿なところがあるからこまる)

ロビーにはウェルカムドリンクがズラリ。
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いちばん奥が「シークワーサー」のジュース。すだちやカボスみたいな緑色の柑橘類。
さんぴん茶は、「あ、ドクダミ茶だ!」と思ったが、私は味覚バカなのか、あとで調べたらぜんぜん違ってた。アレの味なのだが、これから行く人もいるかもしれないのでネタバレ禁止の方向で。

そして、いちばんうれしいのが、
本場泡盛
飲み放題!!

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『ご自由にお飲みください』
もうね、けっこういただきましたよ。
もちろんマナーの範囲内で。
ヤバイっすよ。昼間から泡盛ですよ。
無料だから置いてるお酒もたいしたことないんじゃないかと思ったら、これがうなるほど美味いッ!フロントで銘柄きいときゃよかった。

正月三が日はこのような樽酒もふるまわれ、
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「金ダライ」で底上げする「なんちゃって」樽酒ですが。

縁起物だからありがたく一献いただくと、
「ん!?」
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この酒、泡盛じゃないか!
おいおい、石垣島じゃお屠蘇に泡盛飲むんかい!?
しかも今この場に泡盛がダブルで存在する。
なんなの?ギャグなの?

部屋のようすは最初のブログでやったので写真は省くとして、気になったのがテレビ。それも「天気予報」。
沖縄本島を中心に、島だらけのマップで予報すんのかな?と楽しみにしてたら、こんなかんじでガッカリ。
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それと気になったのが、ここって日本テレビ系列は映らないんですね。
クロス放送もなく、ここのひとって、笑ってはいけないを見たことないのかも。
それより個人的に困ったのは、箱根駅伝が見られないこと。

…それからこれはまったくの余談になりますが、ここのホテルを予約するときかなり変な具合になりまして、旅の3日前に航空券とともにホテル探しをしたのですが、予約の電話をいれると若い女性がでて、「ダブル(シングルははじめからなくダブル)はない」というんです。私はPC画面を見ながら、いやそれはおかしい。画面にはあるとなっとるやないか!
「お客様はなんの画面をいまご覧ですか」
というので、ホテルのHPやがな!というと、
「販売形式がことなるので」
という。んなわけあるかい。フロントと公式HPとで予約情況に齟齬があったらおかしいだろ。更新してないだけじゃないの。

で、ツインしかないというので値段を聞いてみると、衝撃の2万4千円。
さすがにそれはと尻込みしていったん電話を切る。
で、ほかのホテルをあたってみるが、いいのがない。宿泊も年を越すとどこもけっこう値が張る。
4泊の予定を3泊に切り替えたらなんとかなるやろと覚悟をきめ、あらためて電話を入れると、こんどは別の女性がでた。
またイチから説明せなならんなと予約の手順をふんで、ツインの値段をあらためて確認すると、
「1万8千円になります」
値段変わっとるやんけ!
もうね、勘弁してくださいよと。
値段が下がったのでいい、ということではなく、いつ誰が電話しても誰が受け付けても価格は公正でなくてはならない。少なくとも、わが国ではそれが常識です。

なんでこんなことに、と不審だったが、いざチェックインしてわかった。
フロントから清掃員まで、ベトナム人など外国人が多数ホテルのスタッフとして雇われていた。
雇うのはべつにいいが、お金のことはキッチリやってもらいたい。

  *  *  *  *  *

さて、ようやく朝食の話題です。

うほーっ!
毎朝メニューが変わるから楽しみ!
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『フーチャンプルー』
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フーとは、お麩のこと。

『島産豚のウインナー』
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バツグンのうまさ。毎日食べたい。

ご飯は、赤飯にみえるが「黒紫米」だそうで。
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もちろんご飯はこれ以外にも、ひとめぼれや今はめずらしいコシヒカリなどの白米も取り揃え。

お味噌汁は、ワタリガニの味噌汁とはまた豪華な。
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サイドメニューがこれまたスゴい!
県産和牛の牛丼
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これがまた!うまいんだな、これが!
ホテルの朝食にこんなの出すなよ~。
ほかが食べられなくなっちゃうじゃないか。

カレーは別腹。
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さあ、出かけよう!
【正月 二日】
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この日は朝から、吉兆を占うかのように晴れ渡った。
旅の女神は最後にきて、ようやくほほえんでくれたようです。

ホテルからすぐ、
レンタルバイクの
南国屋
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(※グーグルマップの位置情報は間違ってます)

今回は本ブログ初、
ミニバイクで
旅します!

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店の若いにいやんに、操作をイチからおそわる。
なにしろ20年以上ぶりなので、それこそエンジンのかけ方から。
ウインカーを左右にやって、もう一回押し込むとウインカー・キャンセルとか知らなかったし。

時間は5時間にしてみた。3千円を前払い。時間すぎても「当日3,500円」あつかいになるだけなので、あとで500円追加料金払えばいいだけ。すこぶる安心・良心的価格設定。

これがそのバイク。
「ホンダ・タクト」
みん友さんに、神戸にお住まいの黄色いアバルト乗りの方に思いを馳せ、バイクの色は黄色をチョイス。
海の青さに映えるだろうと思った。
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これ、コレッ!
この視点の低さがエモーションかき立てる。
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よおし、いくゾ!
石垣島らしい風景のなかを、軽快に疾走します!
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島をめぐるのに、軽自動車でも身が重すぎる。

(↓「名蔵アンパル」)
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一人旅だとなおさら。
バイクは身軽でいい。

(↓マングローブの林が広がる)
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目に留まった風景を写真におさめながら、

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風とともに自在に駆け抜ける。

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【川平湾】

2時間ほどブラつきながら走ってるいると、昼前に川平湾の駐輪場に着く。
多数のみやげ屋と船のチケット屋が周囲をかこむようにしてある。
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↑ふとみると、駐車場は入りきれない車で長蛇の列。
やはりバイクで正解。

駐輪場からテクテク歩いて行くと、そこに碧い海が。
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ほおーっ!?
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じつは、この光景を目にするまで、【川平湾】がどんなところか知らなかった。
そもそも前日まで川平湾の存在を知らなかった。
ホテルのフロントで、「バイクで島を一周したいんやケド」ええとこある?と聞いてみると、「なら、ぜひカビラ湾へ!」というので、
(楽天カードマンのふるさとかなあ)
ぐらいに思ってて、まさかこんな碧い海が広がっているとは思ってもみなかった!

ちょっとショックを受けたが、かといってほかにやることがないので来た道をトボトボもどっていると、このような船のチケット屋がほかと離れたところにポツンとあり、なかから女性に、
「グラスボートいかがですか?」
とキャッチセールスみたいに声をかけられる。
これが奇貨となるから、世の中どこでどうなるかさっぱりわからない。
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グラスボートなぞ、ぜんぜん乗る気なんてなかったが、ひさしぶりに女性に声をかけられたというのもあって、いちおう値段と所要時間を聞いてみる。

なにより、商売上手だった。
女性の話だと、お昼のこの時間、いまから海は満潮になる。海の透明度が高まる今が絶好のチャンスなのだという。

絶好のチャンス、というワードに私は完全に心をうごかされた。
ちなみに干潮だと川の水が入って海が濁るのだという。

さらによかったのが、このあとチケットを購入しながら、
「船の出発まで15分あるので、展望台に行かれては?」
とすすめられたことだった。
「展望台なんかあるの?」
相変わらず下調べをしない男だ。
だが、15分で帰ってこれるの?ときくと、すぐそこだという。

あ、あれか!
やばいな。コレ、おそわらなかったら自分で気づいたろうか?
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そのさきの光景に目を見張る。

ああッ!!
めっちゃイイ!
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ああ、なんかココ、テレビでみたことある!
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意外なところに絶景がひそみ、夢中でシャッターを切る。

船の時間が近づいたので、浜辺へ下りる。
専用の待合所みたいなのがある。
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これが今回のチケット。
と、沖縄オリジナルのパインジュース。
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背後で物音するので見たら、なぜか海に猫。
ジャルパックと猫。異色の取り合わせに思わず一枚。
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時間になると、なんとなくわらわら人が集まってきて、
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なんとなく乗船する。
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なんとなくだから、チケットの確認もしない。
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船内のようす。
潜水艦のなかみたいなのを想像してたらちがってた。
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出発。
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すぐ湾内で停泊。
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【STAGE 1 】 海の深さ:浅い

あ、おれでも知ってる熱帯魚!
クマノミだ。
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青いさんご。
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船頭さんが、「青い珊瑚礁。松田聖子です」というと、船内がどっとうける。
私もフフッ・・・となるが、いやそうじゃない。
「青い珊瑚礁」はそういう意味じゃない。

そこからすこし船を移動させる。
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海の碧さが増す。
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…さっき船頭さんがあんなこというから、いま頭ん中は松田聖子の歌でいっぱい。

【STAGE 2 】 ちょっと深い。

南の海らしい海中のようすが目の前に。
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魚影も濃い。
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船はコバルトブルーの波をけってさらに沖へ。
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【STAGE 3 】 深い。

船頭さんが、「このあたりはウミガメのおうちです」という。
おうちってなんだ。巣じゃないのか。
だいたいウミガメって、もっと大海原を回遊してるんじゃ?
半信半疑でいると、こどもというのはたいしたもので、まあ我先にみつけようとするじゃないですか。
やがて乗り合わせたちびっこが、
「あ、いる!」
と叫ぶや、大のおとなたちまで、
「いる!いる!!」
となり、私までおもわず
「いる!いる!」
と声が出てしまっていた。
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こうして30分ほどで浜にもどってきます。
ウミガメみれて、千円は安い!じつにいい体験をした。
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駐輪場にもどる道端に、
めずらしい蝶をみつけた。
『ジャコウアゲハ』
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みやげもの屋の裏手に隠れるようにして、一軒の店があります。
『公園茶屋』
写真にはないが、店の前に行列ができてた。
主力が麺類なので、回転がはやくすぐ入れた。
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↑メニューをみると、「てびち」というのがある。きのうの店にはなかったメニューだ。てびちってなんだっけな。どうにも思い出せん。だが、きのうが八重山そばだったので、きょうは順番に、

『ソーキそば』
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食べ終わって店のおばちゃんに、
「てびちって何?」
ときくと、ニコニコしながら、「豚よ」という。
ソーキも豚肉でないか。すると、
「てびちは豚足入ってるの」
あ!そうか。そうだった。

ここにきて、いま私の頭のなかではこういうふうに整理がついた。

   沖縄そば早見表
     価格  麺スープ   豚肉
八重山 700   おなじ   細切り肉
ソーキ  900   おなじ   骨付きあばら肉
てびち  900   おなじ   豚足

どうでもいい表をつくってしまった。

   *  *  *  *  *

川平湾を離れ、ふたたび走りだす。
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どこを走っても、碧い海がみえる。
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地上の楽園のような島だ。
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岬をぐるっとまわると、灯台につく。
『石垣御神埼灯台』
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なんとなく来たので、ここから西表島がみえることをしらずにこんな写真撮っている。
あとでわかって、自分のうかつさに冷や汗がでる。
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が、フォルダをさがすとあった。
ギリ西表島がうつってる写真。(右です)
たいした写真じゃないのでボツのつもりだった。
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さあ、こうして島めぐりの旅も終わろうとしています。
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さて、帰るか!
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  *  *  *  *  *

ホテルに戻るといつものようにひとっ風呂あびて、
3夜連続でおなじ店。

これにはわけがありまして、店が気にいったこともありますし、なによりこのホテルには「清掃スキップ」という面白いシステムがあって、「フルスキップ」をフロントに申請するといわゆるドント・ディスターブ状態で清掃やアメニティの交換をしない、そのかわりホテル内レストランでつかえる千五百円ぶんの割引券をくれるんです。これは大きいですよ。

『シャコ貝のお造り』
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最後なので、なんか変わったのを頼んでみた。
お刺身盛り合わせを頼もうと思ったが、マグロとサーモンだったのでやめた。石垣島では地魚は期待できないものらしい。活魚はたしかに北ですな。

『島豆腐ガーリック揚げ』
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ビールにぴったりでうまい。

最後のチャンプルーはなにを食うべきか。
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アダンの実をつかったとかいう、
『アダンチャンプル』
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↑どれがアダンの実?と思ったら、これらしい。
この鶏の骨みたいなやつ。
食べてみると、あれだ。たけのこの食感に似てるのだ。
石垣島には竹なさそうだもんな。
そういえば、きのう行った竹富島も妙だな。
竹もないのになぜ竹富島。

最後の晩酌はもちろん、泡盛古酒で!
初日のんだのが気にいったので、さいごにも頼む。
請福ビンテージ
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これがしみじみうまい。

現地を旅し、こうして本場の泡盛古酒をのむのが夢だった。

…で、この酒はホテルの売店にあったので、
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↑シッカリ買って帰ります!
帰りの飛行機の手荷物預かりが心配。

さて、3泊4日におよんだ今回の旅もまもなくおわります。
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いきなりの旅で無計画だったので、
泡盛のんで、チャンプルー食って帰るだけの旅にしよう!
と過度な期待はしてませんでしたが、

運良ければ、きれいな海を見られたらラッキーかなと思ってましたが、

それ以上にかかえきれない宝を私は持ちかえったような気がします。
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南の楽園、宝の海をふたたび訪れることを誓って。
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…最後になりましたが、
新春のお慶びを申し上げますとともに、
みなさまの今年一年の健康を祈って。
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…みなさまのお正月だより、楽しく読ませていただきました。

ありがとうございました。
またお会いしましょう。


   *  *  *  *  *

  (自分用メモ)

前回のブログアップ後、出勤、寝込む、出勤、寝込む。
風邪の諸症状がきつく、やむにやまれず薬に頼る。薬剤師にすすめられたのは、エスタックイブ。となりの綾瀬はるかが気になったが、成分的には一緒だがこっちのほうが効き目が強いとのこと。
服用後、気絶したように眠る。
Posted at 2020/01/12 19:04:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月01日 イイね!

星砂とハイビスカスの島【竹富島】

星砂とハイビスカスの島【竹富島】令和二年 元旦

南の島で

年を越しました。

沖縄・石垣島

今日は離島に行きます。

ところが肝心のお天気が、

ど・ん・曇・りDAZE!!
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後で訊いたが、この時期は曇りがちで晴れることのほうがすくないらしい。

ホテルで朝食にしましょう。

うほっ!うまそー!
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ていうか、見たことのない料理ばかりで笑ってしまう。
取り皿片手にニヤニヤがとまりません。

人参と玉ねぎの炒めものかと思ったら、ちがうんですねこれが!
『パパイヤチャンプルー』
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見た目は微妙だが、けっこううまい。おかわり決定、

昨夜スパムとまちがえたやつです。
【沖縄のソウルフード ポーク】
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朝食にもピッタリな万能選手。

『ツルムラサキのチャンプルー』
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野草食ってるみたいで青くさいが、けっしてマズくない。むしろうまい。これもおかわりした。

…それにしても、沖縄のホテルのバイキングってコックさん楽でいいですよね。
とりあえずチャンプルー出しとけばいいみたいな。
なんでもいいからフライパンで炒めればチャンプルーになるだろうみたいな。
「パパイヤチャンプルー」とか、本当に現地の人は食べてるんでしょうかね。
食べてなかったりして。

ほかにサイドメニューがたくさん並び、(写真はほんの一部です。のせきれない!)

『八重山風 タコライス』
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炊いたひき肉にレタス、角切りトマト、チーズをのせ、サルサソースをかけてくう。
なんだこれ!?と思ったが、うまい。
いやサルサソースのせいか、これどこかで、ベトナムかどこかで食べたような味がする。

正月にちゃんとお雑煮もあるのがうれしい。
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豚肉を煮込んでつくる沖縄の家庭料理。
『ソーキ汁』
盛り付けかた間違えて、豚汁のようによそってしまった。汁がメインじゃないんだよね。具を入れるんだよね。
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昆布がホラ!入ってます。
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昆布なんか撮ってうれしいか、と言われそうですが、うれしいんです。
これを確認したかったんです。

まあちょっと考えてみてくださいまし。沖縄で昆布とれませんよ?本土から取り寄せればいいだろうと思われそうですが、このソーキは最近できた料理じゃないんです。江戸時代中期、遅くとも後期には存在した料理なんです。
昆布は蝦夷地・利尻です。江戸時代に琉球の人々は、利尻の昆布食べてたんです。

北前船などの廻船がもたらしました。琉球からは当時貴重な砂糖の原料となるサトウキビが輸出され、江戸時代はけっこう砂糖が広まってたようです。
封建制、農本主義の時代にこれほど旺盛な商品流通経済が営まれたことは、もはや異常であり、世界史的にみても類がありません。

この昆布ひとつとっても、日本人とは何か?を考える重要な役割となるわけです。

  *  *  *  *  *

 【カメラリュックを買いますた】

部屋に戻って、旅前に買った
新しいカメラリュックをお見せしましょう。

ハクバ GW-PRO RED BP マルチモード
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アマゾンで2万8千円。
内容量18L。

「f.64」という10L容量のリュックからの買い替え。

ボディに標準ズーム。
レンズ2本がほぼゆったり収まる。
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特徴としましては、
・丈夫さと引き換えに、これ自体の重さが1.9kgと重い。
・背中、腰のちょうどそこみたいなとこにパッドがあり、いい感じに重さがのしかかるのがグー。
・腰のベルトをしたまま、グルっとリュックを前方にまわして上からカメラを取り出せる。これを今回の旅では多用した。たしかにこれはいい。

  *  *  *  *  *

竹富(たけとみ)島は高速艇で10分。
離島ターミナル】というフェリー乗り場はホテルの目の前にあります。
いちばん最初の写真に写ってるのがそうです。

中に入るとガランとしてて、離島の名誉のために申し上げておきますが、ガランとしてたのは朝だけで昼にはにぎわってました。

船会社のカウンターがならび、なんだかよくわからないままチケットを買いました。往復で1,340円。
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買うとき、
「往復ですか?」
と聞かれる。
往復にきまってるので、そんなこといちいちきくのかとちょっと鼻白む。
住むのか?住めるのか?

ちなみにカウンターがみなナースみたいな恰好をしてるので、どうみてもナースにしかみえない。病院みたいだ。ならんでいると、自分はこのあと採血されるのではないかという気がして、切符を買わずに逃げ出したくなる。
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自分が乗る高速艇はあれか!
けっこうでかい。
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竹富島は超人気スポットらしく、乗り場はこの行列!
ずええーッ!乗れるの?
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まあ、あわてません。
最後尾なのでむしろ諦観の境地。
別にどうでもいいや、と列を離れ、すぐそばの具志堅用高像に敬意を表し一枚パチリ。
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なにげに大人気で、人だかりが絶えない。
島の英雄だもんね。ちょっちゅね。

高速艇は着席で、しかも私は最前列だったので景色もへったくれもなく、写真は一枚もありません。

  *  *  *  *  *

【竹富島】

島に着くと、なにやら「入島料」を払うらしい。
だったらはじめから船代に入れときゃいいのにと思うが、どうやら任意らしく、このような自販機のまえに人はチラホラ。
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わたしは喜んで納めましたよ。
300円で島を観光できるなら安いモンです。

【島の出迎えはスマンシャー】

フェリー乗り場から島の中心にむかってテクテク歩いていく。
島は周囲9kmという小ささ。
だが歩いていくにはしんどすぎる。

やがて集落がみえ、その入り口がこんなふうになっており、
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観光用バスでも行き違いできるようにしてんのかな?と思ったら、あとで現地のひとにきいたら、スマンシャーといって島に古くからある魔除けの一種で、悪い流れをY字で分岐、受け流すのだという。
へえ!そんな意味があったのか。なんかそういう話好き。

集落のようす。
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ハイビスカスをみつけて大喜び。
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みんな自転車のってるな!
いいなあ。どこで借りられるんだろ。
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と思ったら、その先で借りられた!
「丸八レンタサイクル」
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これが大正解だった。
理由は二つあります。

まずは、島を歩きではしんどすぎること。

もう一つは、この店のおばあちゃんの説明がたいへん有意義だったこと。
なにしろオレときたら、まったく下調べしてこなかったので、おばあちゃんの説明によってはじめて観光の要点がわかった。

きれいな海のみえるスポットが三つあるという。

道中、あざやかに咲くのをみつけ、自転車をとめリュックをまわしてすばやくカメラを取り出す。
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貸し自転車屋から10分もない。
うつくしいビーチが目の前に!
【コンドイビーチ】
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碧いよ!母さん、碧い海だよ!!(ガンダムのアムロ風に)
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…なんかいま、小学生のときみた「ふしぎな島のフローネ」というアニメを思い出してならないんですが。その主題歌が脳内に流れてとまらないんですが。
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レンタルした自転車を一枚、記念に。
なにげに海とおなじブルー。
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そこからチャリンコリンリンで、
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【カイジ浜】
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ここへきて初めて知ったが、
「星の砂」で有名な海岸らしい。
え!そうなのか!と思って足元に目を凝らすが、星の砂なんてありゃしない。さいきんめっきり老眼きたせいか、ぜんぜんわからん。
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まわりも星の砂なんて誰も探してないし。
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それよりこういうの撮りたいと思うよね。
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だんぜん絵になるぜ。
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南の島にきたなあという気がする。
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そろそろ帰ろうか、と思った矢先、そこにツアーガイドなのか、地元のボランティアかよくわからない人がやってきて、いきなり周囲をあつめなにやら説明しだす。

するとおどろいたことに、
星の砂は探して拾うものではない。

手のひらを砂に押し当て、見つけるものなのです!

うおっ、うおおおおッ!?
マジで本当にそういうことかよ!
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そしたらもう、みんなその場でしゃがみ込んで夢中!
(上の写真見てください。誰もしゃがんでませんから)
そりゃそうなるわ。
にしても、世の中コツってあるもんだねえ。聞いとくモンだねえ!おもしろいよ!
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駐輪場に花は咲く。ここにもハイビスカスが。
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立派なガジュマルの木。
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くどいようだが、ただの駐輪場である。
自然保護公園とかではない。

【西桟橋】
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おなじ西の海なのに、
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三つのことなる景色がある。
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ふしぎな島だ。
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そこからまたチャリンコを走らせると、
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集落があり、ハイビスカスがうつくしく咲く家があった。
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ふつうの家でなく、お店だった。
ちょうどいい。お昼にしよう。
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店のひとに、「八重山そば」と「ソーキそば」のちがいを聞く。
すると、骨付き豚肉がソーキで、八重山は細切りだという。
まずは順に八重山から攻めてみるか。
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『八重山そば』
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豚肉なのにこってりでなく、わりとあっさり。
しかもダシがちゃんときいてて、これはうまい。
何杯でもいけそう。

店をでて、お庭に咲く花を一枚。
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シーサーも。
写真に撮るとわざとらしいが、実物をみるとやはり感動する。
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沖縄・石垣島に来たんだなという実感がわく。

石垣にかこまれた集落をゆく。
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あ、これなんて花だっけな。
温室でみたことある。
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ブーゲンビレアが咲き誇る。
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すると、通りを水牛が!?観光用の?
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あわてて自転車を降り、水牛ににじり寄る!
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が、ちょっとコワい。平然と右折していく。
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さらにもう一台。ずいぶん詰まった間隔で来たな。
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「モー、そこちょっとどいてよ」
その眼力におもわず後ずさり。
水牛に威圧で負ける四十七歳の冬。
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これも右折していく。
命令や指示があるようにみえなかった。
自動運行システムらしい。
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  *  *  *  *  *

このあとホテルに戻って、お風呂のあとは
昨夜とおなじ店で一杯。
 
【日本料理 ひるぎ
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オリオンビールを頼むとお通しが。
なんで昨晩はお通しなかったんだろ?
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気分しだいで出してる?

あん肝をポン酢でいただく。
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これでお酒呑もうと頼んだが、石垣島きてあんこうはないよな。

チャンプルーも順番に頼んでいく。
昨晩はゴーヤ、きょうは
『ソーメンチャンプル』
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泡盛もきのうとべつなのを頼んでみた。

泡盛古酒
玉の露
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これもうまい。
「請福ビンテージ」よりも上品かつすっきりまろやかだが、古酒(クースー)ならではのずっしりとした重みがあって、私もニッコリ満足。

  *  *  *  *  *

さあ次回はいよいよラストオーダー。

島めぐりの旅です。

バイクで!

お楽しみに!

Posted at 2020/01/07 20:04:12 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   05/25 19:42
Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

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