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2025年11月22日 イイね!

【舞鶴】「護衛艦見学」と「二人きりのオフ会記」

【舞鶴】「護衛艦見学」と「二人きりのオフ会記」【前回のあらすじ】

舞鶴の

ビジネスホテルが

完全に

東郷平八郎ミュージアムで

やば杉。

   *   *

翌朝。
11月22日(土)
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朝食はビュッフェ。
品数すくなかったけど、ビュッフェ。
手前にあるのが名物の、海軍の肉じゃが。
心なしか肉がすくないが、肉じゃが。
(別に怒っているわけではない。)
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そしてこれも名物。舞鶴鎮守府といえば、
『海軍カレー』
(器の形が一風変わっている。)
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ここへ来て、あることに気づく。
呉と舞鶴の名物、共通点が3つあることに。

①海軍カレー
②肉じゃが
③「艦これ」

それで双方盛り上がればよし。

・・まあそれはさておき、
チェックアウトをすませ、ホテルの駐車場で驚きの光景が!
なんと、自分とおなじアルファロメオMiToが!
色ちがいだけど、こういうのって今までさんざん旅してきてはじめてじゃないか。
宿泊者に私以外にもう一人、MiTo乗りがいたらしい。
オーナーさん、ちょっと勝手に撮らしてもらいましたよ。
キズひとつなく、きれいな車体だった。
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じゃあ、自分の車も撮っとこ。
赤れんがパークの駐車場にて。
ホテルから5分。
このとき、ホテルに忘れ物したことに気づく。
ジャケットの服、クローゼットに吊るしたままだったわ!
どうりでなんか寒いと思った!
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↑(半分自分用メモ。駐車場が有料になってた!自動で入場時の写真撮られてて、ナンバーで検索して画像みつけて払うビックリ仰天な仕組み。ちなみに100円だった。払わなかったらどうなるの?和歌山まで督促くるの?)

あちゃちゃ・・。
ホテルまで往復してたら、もう10時だよ!
駐車場から自衛隊基地まで歩いて行くしかないので、てくてく歩いて行く。
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基地の入り口。
おっと、護衛艦が目の前だッ。
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おほッ!
「みょうこう」だよ。
きのう遊覧船からみた護衛艦「みょうこう」だよ!
ヨッシャーー!キタコレ!!
和歌山から前乗りで来た甲斐もあったというもんよ。
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早く~、受付~。
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やっと自分の番がきて、
名前・住所を記入してたら係の人が、
「本日の見学はミサイル艇です」

はッ?
うそーーーーん!?

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Cooさん
やっぱおれ
ダメみたいよ?

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えー、なんでここでみん友さんが出てくるのか、
これまでの経緯を説明しますと、

広島・呉でショボイ護衛艦しか見学できなくてガッカリ。(今年9月) 
   ↓
みん友さんのCooさんが見かねて、「舞鶴でも護衛艦見れますよ」
   ↓
実際にCooさん、舞鶴に行ってみせ、「護衛艦ガッツリ見学できましたわ~」(10月)
   ↓
Rico「あ、じゃあおれも・・」
   ↓
いまここ。

3連休の初日だから、海上自衛隊もサービスしてくれると期待してたのに!
裏切りのMAIZURU。
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なんでおれは、
イージス艦
乗れないのかな~?
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まァ、いいさ。
生きてりゃ何度だって来れるさ。

だが、ショックはショック。
和歌山からきてこの仕打ち・・。
意気消沈のまま岸壁をさまよい、
見学可能なミサイル艇とやらをさがす。
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あれがミサイル艇か。
ミサイル艇ってなんだよ。
ミサイルでも発射するのかよ。
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発射するみたい・・。
(ゴクリ
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とりあえず、乗る。
しっかし、ちっちゃな船だなー。
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どうやら中へ入れるらしいが、
見学者が多すぎて詰まりぎみ。
だから大きな艦(ふね)でゆったり見学させろと言ってるでしょうが。
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入ってすぐ艦長室。
せまっ。
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その背後でなにやらリクルート活動中。
しかし見ようによっては、世間知らずの若者を悪の組織が勧誘しているように見えなくもない。
自衛隊もそのあたり自覚でもあるのか、このようにわざとらしく扉を開放して組織の潔白さをさかんにアピールしてようにも見える。
そもそもこの若者が「サクラ」という疑いもぬぐいきれない。
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(いちおう全体的にボカシ入れときます。)

その先で、女性自衛官が笑顔でむかえてくれる。
右側に急な階段があり、
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なんと、操舵室を見学できる。
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おっと!
おっさんである私がすわっちゃいけませんよ。
ここはちびっ子の特等席。
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おっさんはジャイロコンパスでも撮っとけ。
これの使い方、実演とかやってくれないかな。
好きなのよ、こういうの。
(伊能忠敬に通ずるものあり。)
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もうおわりですわ。
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なんか物足りないから、
【海軍資料館】でも行ってみますかね。
ここからすぐだし。
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受付をすますと、第4術科学校。
幹部候補生の学校がみえる。
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その左手にあるのが、海軍資料館。
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あ、前回のブログで言い忘れてましたが、
みなさまご承知のことと存じておりますが、
いちおう。
東郷平八郎は舞鶴鎮守府の初代総督。
で、その後連合艦隊の司令官に。
日露戦争ですからね。
太平洋戦争じゃないですからね。
太平洋戦争のときの連合艦隊の司令官は、山本五十六ですからね。
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ここでは個人的に興味があったものだけ
写真におさめました。

『六分儀』と、
(※天測で星の位置から緯度・経度を測る。)
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↑『クロノメーター』
(※より正確な時計で、これと六分儀で経度を割り出せる。たぶん)

さいごに体育館。
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ではなく、講堂。
上皇陛下が天皇のときに、ご臨席賜ったことがあるらしい。
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これで舞鶴での護衛艦見学はおわり。

本来ならこのあと和歌山への帰路に就き、ブログも了となるわけですが。

今回の旅では最後に、大事なイベントがあるんです。

あるみん友さんとここ舞鶴で会う約束をしました。

ここからは、そのみん友さんとのささやかなオフ会の模様を、少しばかり。

    *    *    *

   
【第2部】

私には、tompumkinheadさんというみん友さんがいる。

みん友さんのなかでも、もっとも古いみん友さんである。

待ち合わせ場所は、舞鶴の有名スポット。
『五老スカイタワー』で。
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これにはいささか因縁がありまして、
昨年私が舞鶴を訪れたとき、tompukinheadさんを誘ってオフ会をやろうとしたんです。

そしたら彼がいたんですけど、手を振ってくれたらしいですけど、私まったく気づかなくて。
ニアミス、すれちがいになってしまって。

あちゃー。
これは一生の不覚と。

で、今年。丸一年たって、
・・この丸一年も間隔をおいたという時間感覚がもはや年の功といいますか。

昨年のリベンジとばかりに彼に、オフ会したいので舞鶴まで来てくれへん?とメール送ると、

「ハイ、喜んで~(゜∀゜)♪」(※原文ママ)

と、二つ返事で快諾いただき、今回の運びとなりました。

ま、ようするに、
私のたっての希望で実現されたわけです。
今回のオフ会。


彼が先導するかたちで2台が駐車場へ。
ここは五老スカイタワーからもっとも離れた場所にある駐車場だが、そのため車がすいていて誰にも邪魔されないという点では彼の判断はすこぶる正しかった。
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tompumkinheadさんと私のみんカラにおける共通点。
それは、アルファロメオ乗りであること。
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おなじアルファロメオ乗りと言っても、
彼は正統派。

2台のアルファロメオを所有し、
1台は、かのピニンファリーナが手掛けた
アルファロメオ 916 スパイダー 
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(↑2015年9月拙撮。左上が私のMiToです)

そして今回は私にとり初のお披露目となる、
アルファロメオ GT 』

伊・名門カロッツェリア、ベルトーネのデザインは工芸品の域を超え官能的ですらあり、人を魅了し続ける。
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それに比べ、
しょせん私のMiToはコンシューマー車。

・・なんか、おれごときがAlfaRomeoを名乗るのって、おこがましくない?

と思い切って、みんカラにおける積年の思いをぶつけてみると、彼は、
「いやあ」とカラリとした笑顔で応ずるのみで、是とも否とも言わなかった。

(↓おもむろにボンネットをあけようとするtompukinhead氏。)
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毎度彼に会って関心するのが、
車について豊富な知識を持ってること。

愛車のメンテナンスも自分でいじれるところは
ぜんぶ自分でやるらしい。

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対して私は、車いじりがまったくできない。
機械関係の仕事に就きながら、機械いじりがなにより不得手で、よう仕事やっとるわいと我ながら思う。

前から聞きたかっただけど、tompukinheadさんって車にくわしいけど、どういう仕事に就いてんの? 

といった、かなり突っ込んだことまで聞けるのも、面と向かったオフ会の席ならではの強みだと言えます。
コメントやメールなどでそんな話できませんからね。

(↓ヘッドライトのくすみを消そうとしたら、モヤッとした跡が残ったと私に説明している写真。)
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じゃあ、そろそろ、五老スカイタワーのほうで
海自カレーでも。
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ここの海自カレーは、
『護衛艦みょうこう ビーフカレー』

なんか、でっかいプレートできた!
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彼が言うには、
「この「みょうこうカレー」は、海自カレーのなかでいちばんうまい。」

「ほんまやな!!」

フォン(牛骨でダシをとったスープ)で煮込んだ濃厚なカレー。ホテルの洋食カレーを思わせる豊かな味わいに、思わず声を上げてしまう。
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ここではおもに
みんカラブログのお話。

ふだん何を考えながら、ブログを書いているのか。
彼も私も。

(↓食後にコーヒーをたのむ。私はホットを、彼はアイスコーヒーを。この寒空になにゆえアイスコーヒーなのか、このときはあえて聞かない。)
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私はみんカラに参加して10年になる。
はじめはブログの書き方がわからず難儀した。
フォロワーの数もイイネの数もふえず、
みん友さんトラブルにも巻き込まれた。

最初の1年でもう、みんカラやめようかと思ったとき、tompukinheadさんのブログをみて、

「自由気ままにマイペースにみんカラを楽しめばいい」

と思い直し、まあ目からうろこと言いますか、みんカラをつづけることができたんです。

で、「このブログを書いてる人がどういう男なのかいちど見てみたい」
と思い、神戸での車の集まりに和歌山からわざわざ行ったりしました。
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(↑2015年9月拙撮。アルファロメオ 916 スパイダーに実際に乗せてもらってるRico。)

私がふだんブログでやってるアニメの聖地巡礼のノリとおなじかもしれません。
ぜひ行って見てみたい。

彼のブログが、というより
彼の存在そのものが私にとって
みんカラにおけるお手本だと
自分は思っています。

最後にカメラのお話も。
ふたりの共通点がもう一つ。
おたがいカメラが「Nikon持ち」であること。
『D700』
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そしてレンズが、
『28-300mm f/3.5-5.6G 』
いわゆる便利ズームで、愛車と風景を切り取る旨に最適なレンズ。

一方の私は『D7100』のAPS-Cに合うもっとも広角が得られる便利ズーム。16-80mm f/2.8-4E
旅先で撮る写真は私の場合、どうしても広角を多用しがちだからです。

このように、撮る写真の目的がちがうとレンズ選びも顕著に変わるという好例みたいな感じです。

・・・こうしてお昼12時からはじまったオフ会ももう14時半。
陽もかげってきたし、そろそろ解散。
私も和歌山に帰ります。
tompukinheadさん、天気悪いなか来てもらってすまんかったネ。
またお会いしましょう。
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そしてごらんのみなさまにも。
またお会いしましょう。

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85,130km85,693km
Posted at 2025/11/29 12:47:38 | コメント(2) | 日記
2025年11月21日 イイね!

東郷平八郎ゆかりの宿に泊まる

東郷平八郎ゆかりの宿に泊まる今回の旅の目的は、

京都・舞鶴

護衛艦を見学すること。

そのために有給休暇をとり、

前日から前乗りします。

   *   *

11月21日(金)

近畿自動車道をひた走る。
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と思ったら、アリャ!? 
いきなり渋滞かよ。
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(※門真JCTの夜間工事。早朝6時に規制解除される。それによる渋滞。)

なんとか渋滞を抜け、第二京阪道。
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そして京都縦貫道。
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南丹パーキングにて一枚。
ここのPAは一足早く紅葉を楽しめる、なかなか良いスポット。
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(※赤く色づいたのが何の木か後でしらべたら、モミジバフウというのだそう。モミジ・バフーじゃなくて、モミジバ・フウ(紅葉葉楓)。楓とあるからカエデなんでしょ。)

そこからちょっと走ると、
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『道の駅 京丹波 味夢の里』
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(覚えにくい名前の道の駅である)

いま11時。ちょっと早いけどお昼にするかあ。
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ここの名物は「黒豆うどん」らしいんだけど。
なんか製麵所まであるし。
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ここはガッツリ、ビーフカツ丼でも頼みたいね。
大盛りで。
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あと今回の旅はですね、

海鮮なし
です!!

昨年、「若狭の海の幸を堪能せよ」というタイトルで旅をしたんですけど、

今年はダメ。

海鮮が高値!!

去年1,980円で食べた海鮮丼が、
おなじものが今年2,500円だったりで。

日本海側、若狭を旅しながら海鮮料理が一切登場しないという、なんとも寸足らずな旅です。今回は。
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昼すぎに目的地である舞鶴着。
着いた場所はさびれたシャッター街。
ここが舞鶴の表通り。
大丈夫なのか、舞鶴?
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宿泊予定のホテルの駐車場に停め、
自転車を借りる。
自転車は何の変哲もないママチャリ。
だから写真におさめることなく、ゴー。
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すぐそこが海なー。
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有名な「母は来ました」の場所。
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「・・・・。」
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やることが
ない!!


明日土曜日が海上自衛隊の護衛艦見学で、
今日は前乗りで来ただけで、
目的地に着いたら今日はこのあと
やることがない。

ぜいたくな話ですがな。

とりあえず、新日本海フェリーのターミナルまで行ってみっか。
舞鶴も3回目なので、勝手知ったる町である。

ここでヘリ搭載型護衛艦「ひゅうが」が見られると思ったら、アリャリャ!?
「ひゅうが」じゃないな、あれは。なんだ?
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肩すかしを食らった私をあざ笑うかのように、遊覧船が目の前を横切っていく。
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赤れんがパークの方へ行ってみよう。
自転車をこぐ。
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桟橋に着く。
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遊覧船ねえー。
しょうがないから、いっちょう乗ったるか!
(本当にいま決めました)
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↑背後のあの建物内でチケットを売ってた。
1,500円でした。

出航の14時まであと20分ほど。
中途半端な時間になってしまった。
時間をもてあます。
赤れんが倉庫でサイン色紙でもながめてる。
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↑いちばん上、「坂の上の雲」の本木雅弘はロケで来たのはわかるけど、左から2番目の達筆な沢口靖子はなぜ舞鶴なんだろう。科捜研の女で来たんだろうか。

桟橋にもどる。
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乗船すると、船長から軽く挨拶がはじまる。
お客は20人くらい。
平日なのにけっこう多い。
みなさんそんなに護衛艦とか見るの好きか?
おれは好きですけどね。
今年5月に佐世保でこういうの、軍港めぐりの遊覧船乗りましたけどね。舞鶴でもまた乗るのかと、自分でも笑えてきます。
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いよいよ出航。
スタッフのオッチャンが岸壁に向かって大仰に手を振る。
ちなみに3名のスタッフ、オッチャンたちは全員、自衛官OBなんだそう。そりゃスゴイ。
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北吸係留所がみえてくる。
北吸は「きたすい」と読むことを、ここでガイドの説明によってはじめて知る。
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白い橋のたもとに護衛艦「みょうこう」が錨泊してるらしい。
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あ、ほんとだ。
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いそげ急げ!
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「みょうこう」は90年代、日本初のイージス艦「こんごう」型の3番艦。排水量7,000t。
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何やら艦首に人が集まってるな。
何をしているんだ。
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あの亀の甲みたいなカタチの「SPYー1」レーダーが700億円したとか。建造費2千億円のうち、レーダーだけでそんなもん。
あと、艦長が女性艦長なんだそうだ。
いいねー。
女性艦長とか、漫画やアニメの世界だけだと思ってた。
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錨泊地を去る。
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北吸係留所にもどってくる。
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「ひゅうが」の停泊地にいたのは
補給艦「ましゅう」だったらしい。
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マシュウだったら赤毛のアン。

遊覧船を追いかけるように、ユリカモメがたわむれに飛んでいる。
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護衛艦「あたご」
2005年の艦。これも排水量7,000tクラス。
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私が手を振るより女性が手を振ったほうが、むこうも振り返してくれる度が高い。
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ま、こんなもんかー。
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時間にして30分ほど。
ガイド役が放つダジャレがきつすぎて泣ける。

   *    *    *

【東郷平八郎ゆかりの宿に泊まる】

今夜の宿。
『ホテル アマービレ 舞鶴』
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玄関入ると、ウオッ!?
広島・呉といい舞鶴といい、ほんとに盛り上がってるんだな。
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ロビーの奥まったところにいきなり
有名な、「皇国の興廃この一戦にあり」の書。
なんと東郷平八郎の揮毫。
ただのビジネスホテルなのに、この日露戦争ドップリ感はなんなんだ。
それにつけても、玄関の「艦これ」パネルとの対比がスゴすぎる。
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部屋は4階シングル禁煙。
大浴場は3階。
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↑窓の外は南向き。日本海側で南は陸側になる。海側じゃない。ハズレ。


さて、夕食はホテルに隣接する「松栄館」で。
この「松栄館」、東郷平八郎をはじめ旧海軍士官が実際にここで食事したり泊まったりしたという明治の老舗旅館。
ここ舞鶴に現存するんですな。
したがって、今回のブログタイトル、「東郷平八郎ゆかりの~」は厳密にいえばビジネスホテルじゃなくて、こっちのほう。
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灯ともし頃。
実際にはホテル内の渡り廊下でこの建物と行き来できるんで、この玄関は直接関係ないんだけど。
写真撮るためにわざわざ外に出た。
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こういう趣きのところでお食事。
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この生ビールは無料サービス。
いいね。
ただ、プレミアムモルツとメニューにあったのに実際に飲んでみたらキリン一番搾りだった。なんでだろ。
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(※プレミアムモルツは京都の地ビールあつかい)

メニューはすべて、明治の海軍料理レシピを再現した洋食メニュー。
だから、「お造りの盛り合わせ」とかないんですよ!
もうね、こうなったら今回の旅はとことん洋食ですよ。
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『シチューハンバーグ』
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こんなハンバーグ、はじめて食った。
上質のお肉のステーキ食ってるみたい。
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料理いっぺんに出てきたから、お酒の追加オーダーのタイミングがはかれない。
グラスワインを頼む。
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食事しながらも目の前に書。
これも東郷平八郎の揮毫による。
『天地正大の気』
※元ネタは藤田東湖らしい。藤田東湖は幕末、水戸学のえらい学者さん。
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えたいのしれぬプレッシャーを感じつつも
ワインをもう一杯。
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食事のあと、2階へ。
東郷平八郎のゆかりの品々の展示室になっている。
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さながら、東郷平八郎ミュージアムである。
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有名な広瀬武夫中佐の、
「杉野、杉野はいずこ」
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「坂の上の雲」好きなら、泊りがけでも来る価値はある。

今日はこんな感じでおわりです。
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ちなみにここの宿泊、1泊2食で9,800円でした。


次回は、護衛艦見学の話。
今週中にアップしますので、ご期待ください。
Posted at 2025/11/24 09:37:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

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