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2020年01月01日 イイね!

星砂とハイビスカスの島【竹富島】

星砂とハイビスカスの島【竹富島】令和二年 元旦

南の島で

年を越しました。

沖縄・石垣島

今日は離島に行きます。

ところが肝心のお天気が、

ど・ん・曇・りDAZE!!
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後で訊いたが、この時期は曇りがちで晴れることのほうがすくないらしい。

ホテルで朝食にしましょう。

うほっ!うまそー!
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ていうか、見たことのない料理ばかりで笑ってしまう。
取り皿片手にニヤニヤがとまりません。

人参と玉ねぎの炒めものかと思ったら、ちがうんですねこれが!
『パパイヤチャンプルー』
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見た目は微妙だが、けっこううまい。おかわり決定、

昨夜スパムとまちがえたやつです。
【沖縄のソウルフード ポーク】
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朝食にもピッタリな万能選手。

『ツルムラサキのチャンプルー』
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野草食ってるみたいで青くさいが、けっしてマズくない。むしろうまい。これもおかわりした。

…それにしても、沖縄のホテルのバイキングってコックさん楽でいいですよね。
とりあえずチャンプルー出しとけばいいみたいな。
なんでもいいからフライパンで炒めればチャンプルーになるだろうみたいな。
「パパイヤチャンプルー」とか、本当に現地の人は食べてるんでしょうかね。
食べてなかったりして。

ほかにサイドメニューがたくさん並び、(写真はほんの一部です。のせきれない!)

『八重山風 タコライス』
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炊いたひき肉にレタス、角切りトマト、チーズをのせ、サルサソースをかけてくう。
なんだこれ!?と思ったが、うまい。
いやサルサソースのせいか、これどこかで、ベトナムかどこかで食べたような味がする。

正月にちゃんとお雑煮もあるのがうれしい。
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豚肉を煮込んでつくる沖縄の家庭料理。
『ソーキ汁』
盛り付けかた間違えて、豚汁のようによそってしまった。汁がメインじゃないんだよね。具を入れるんだよね。
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昆布がホラ!入ってます。
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昆布なんか撮ってうれしいか、と言われそうですが、うれしいんです。
これを確認したかったんです。

まあちょっと考えてみてくださいまし。沖縄で昆布とれませんよ?本土から取り寄せればいいだろうと思われそうですが、このソーキは最近できた料理じゃないんです。江戸時代中期、遅くとも後期には存在した料理なんです。
昆布は蝦夷地・利尻です。江戸時代に琉球の人々は、利尻の昆布食べてたんです。

北前船などの廻船がもたらしました。琉球からは当時貴重な砂糖の原料となるサトウキビが輸出され、江戸時代はけっこう砂糖が広まってたようです。
封建制、農本主義の時代にこれほど旺盛な商品流通経済が営まれたことは、もはや異常であり、世界史的にみても類がありません。

この昆布ひとつとっても、日本人とは何か?を考える重要な役割となるわけです。

  *  *  *  *  *

 【カメラリュックを買いますた】

部屋に戻って、旅前に買った
新しいカメラリュックをお見せしましょう。

ハクバ GW-PRO RED BP マルチモード
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アマゾンで2万8千円。
内容量18L。

「f.64」という10L容量のリュックからの買い替え。

ボディに標準ズーム。
レンズ2本がほぼゆったり収まる。
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特徴としましては、
・丈夫さと引き換えに、これ自体の重さが1.9kgと重い。
・背中、腰のちょうどそこみたいなとこにパッドがあり、いい感じに重さがのしかかるのがグー。
・腰のベルトをしたまま、グルっとリュックを前方にまわして上からカメラを取り出せる。これを今回の旅では多用した。たしかにこれはいい。

  *  *  *  *  *

竹富(たけとみ)島は高速艇で10分。
離島ターミナル】というフェリー乗り場はホテルの目の前にあります。
いちばん最初の写真に写ってるのがそうです。

中に入るとガランとしてて、離島の名誉のために申し上げておきますが、ガランとしてたのは朝だけで昼にはにぎわってました。

船会社のカウンターがならび、なんだかよくわからないままチケットを買いました。往復で1,340円。
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買うとき、
「往復ですか?」
と聞かれる。
往復にきまってるので、そんなこといちいちきくのかとちょっと鼻白む。
住むのか?住めるのか?

ちなみにカウンターがみなナースみたいな恰好をしてるので、どうみてもナースにしかみえない。病院みたいだ。ならんでいると、自分はこのあと採血されるのではないかという気がして、切符を買わずに逃げ出したくなる。
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自分が乗る高速艇はあれか!
けっこうでかい。
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竹富島は超人気スポットらしく、乗り場はこの行列!
ずええーッ!乗れるの?
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まあ、あわてません。
最後尾なのでむしろ諦観の境地。
別にどうでもいいや、と列を離れ、すぐそばの具志堅用高像に敬意を表し一枚パチリ。
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なにげに大人気で、人だかりが絶えない。
島の英雄だもんね。ちょっちゅね。

高速艇は着席で、しかも私は最前列だったので景色もへったくれもなく、写真は一枚もありません。

  *  *  *  *  *

【竹富島】

島に着くと、なにやら「入島料」を払うらしい。
だったらはじめから船代に入れときゃいいのにと思うが、どうやら任意らしく、このような自販機のまえに人はチラホラ。
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わたしは喜んで納めましたよ。
300円で島を観光できるなら安いモンです。

【島の出迎えはスマンシャー】

フェリー乗り場から島の中心にむかってテクテク歩いていく。
島は周囲9kmという小ささ。
だが歩いていくにはしんどすぎる。

やがて集落がみえ、その入り口がこんなふうになっており、
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観光用バスでも行き違いできるようにしてんのかな?と思ったら、あとで現地のひとにきいたら、スマンシャーといって島に古くからある魔除けの一種で、悪い流れをY字で分岐、受け流すのだという。
へえ!そんな意味があったのか。なんかそういう話好き。

集落のようす。
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ハイビスカスをみつけて大喜び。
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みんな自転車のってるな!
いいなあ。どこで借りられるんだろ。
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と思ったら、その先で借りられた!
「丸八レンタサイクル」
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これが大正解だった。
理由は二つあります。

まずは、島を歩きではしんどすぎること。

もう一つは、この店のおばあちゃんの説明がたいへん有意義だったこと。
なにしろオレときたら、まったく下調べしてこなかったので、おばあちゃんの説明によってはじめて観光の要点がわかった。

きれいな海のみえるスポットが三つあるという。

道中、あざやかに咲くのをみつけ、自転車をとめリュックをまわしてすばやくカメラを取り出す。
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貸し自転車屋から10分もない。
うつくしいビーチが目の前に!
【コンドイビーチ】
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碧いよ!母さん、碧い海だよ!!(ガンダムのアムロ風に)
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…なんかいま、小学生のときみた「ふしぎな島のフローネ」というアニメを思い出してならないんですが。その主題歌が脳内に流れてとまらないんですが。
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レンタルした自転車を一枚、記念に。
なにげに海とおなじブルー。
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そこからチャリンコリンリンで、
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【カイジ浜】
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ここへきて初めて知ったが、
「星の砂」で有名な海岸らしい。
え!そうなのか!と思って足元に目を凝らすが、星の砂なんてありゃしない。さいきんめっきり老眼きたせいか、ぜんぜんわからん。
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まわりも星の砂なんて誰も探してないし。
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それよりこういうの撮りたいと思うよね。
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だんぜん絵になるぜ。
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南の島にきたなあという気がする。
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そろそろ帰ろうか、と思った矢先、そこにツアーガイドなのか、地元のボランティアかよくわからない人がやってきて、いきなり周囲をあつめなにやら説明しだす。

するとおどろいたことに、
星の砂は探して拾うものではない。

手のひらを砂に押し当て、見つけるものなのです!

うおっ、うおおおおッ!?
マジで本当にそういうことかよ!
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そしたらもう、みんなその場でしゃがみ込んで夢中!
(上の写真見てください。誰もしゃがんでませんから)
そりゃそうなるわ。
にしても、世の中コツってあるもんだねえ。聞いとくモンだねえ!おもしろいよ!
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駐輪場に花は咲く。ここにもハイビスカスが。
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立派なガジュマルの木。
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くどいようだが、ただの駐輪場である。
自然保護公園とかではない。

【西桟橋】
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おなじ西の海なのに、
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三つのことなる景色がある。
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ふしぎな島だ。
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そこからまたチャリンコを走らせると、
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集落があり、ハイビスカスがうつくしく咲く家があった。
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ふつうの家でなく、お店だった。
ちょうどいい。お昼にしよう。
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店のひとに、「八重山そば」と「ソーキそば」のちがいを聞く。
すると、骨付き豚肉がソーキで、八重山は細切りだという。
まずは順に八重山から攻めてみるか。
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『八重山そば』
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豚肉なのにこってりでなく、わりとあっさり。
しかもダシがちゃんときいてて、これはうまい。
何杯でもいけそう。

店をでて、お庭に咲く花を一枚。
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シーサーも。
写真に撮るとわざとらしいが、実物をみるとやはり感動する。
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沖縄・石垣島に来たんだなという実感がわく。

石垣にかこまれた集落をゆく。
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あ、これなんて花だっけな。
温室でみたことある。
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ブーゲンビレアが咲き誇る。
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すると、通りを水牛が!?観光用の?
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あわてて自転車を降り、水牛ににじり寄る!
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が、ちょっとコワい。平然と右折していく。
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さらにもう一台。ずいぶん詰まった間隔で来たな。
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「モー、そこちょっとどいてよ」
その眼力におもわず後ずさり。
水牛に威圧で負ける四十七歳の冬。
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これも右折していく。
命令や指示があるようにみえなかった。
自動運行システムらしい。
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  *  *  *  *  *

このあとホテルに戻って、お風呂のあとは
昨夜とおなじ店で一杯。
 
【日本料理 ひるぎ
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オリオンビールを頼むとお通しが。
なんで昨晩はお通しなかったんだろ?
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気分しだいで出してる?

あん肝をポン酢でいただく。
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これでお酒呑もうと頼んだが、石垣島きてあんこうはないよな。

チャンプルーも順番に頼んでいく。
昨晩はゴーヤ、きょうは
『ソーメンチャンプル』
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泡盛もきのうとべつなのを頼んでみた。

泡盛古酒
玉の露
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これもうまい。
「請福ビンテージ」よりも上品かつすっきりまろやかだが、古酒(クースー)ならではのずっしりとした重みがあって、私もニッコリ満足。

  *  *  *  *  *

さあ次回はいよいよラストオーダー。

島めぐりの旅です。

バイクで!

お楽しみに!

Posted at 2020/01/07 20:04:12 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月31日 イイね!

南へのフライト・プラン

南へのフライト・プランいきなり突然ですが、

飛行機に乗ります。

目的地は、沖縄・石垣島

関西国際空港からです。


令和元年 大みそか
最寄りの駅からJRに乗ります。
きのくに線(紀勢本線)です。
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和歌山駅で、
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天王寺行の紀州路快速に乗り換えます。
それにしても、大阪・天王寺ー和歌山間の快速って、そんな名前つけられてたんですね。ひさしぶりに乗ったから知らなかった。
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ひさしぶり、といえばおどろいたのが、ドアの開閉ボタンがあること。
どこの八高線かよ!?と思いました。
いつのまに乗客が開け閉めするようになったんでしょう。
かなり戸惑いました。
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  *  *  *  *  *

【南へのフライト・プラン】

さて今回は、
わたしのブログポリシーである、

アルファロメオ MiToで旅をする

という信念を捻じ曲げての旅となります。

そこまでして今回の目的地に、沖縄・石垣島をえらんだ理由はとりとめもない話でございまして、

みん友さんに、東京にお住まいの花撮り名人の方が、11月に宮古島を訪れてるんですよね。

(ずいぶん季節はずれに行きはるンやナ)

と正直ふしぎに思いましたが、だんだんそれが気になって気になって。

ようやく、「季節はずれに行く妙味」を理解し始めると、ふと自分も同じような旅をしたくくなりました。

それで自分も宮古島に、と思いましたが飛行機の便が満席で。
なにしろ今回の旅を決断したのがなんと、旅の3日前でして、つまり航空券買ったのも3日前でして、

まァ、南の島ならどこへでもいいや!とばかりに無計画に行き先をきめました。

  *  *  *  *  *

で、今回航空券購入に利用したのが、
「エアトリ」のサイト。

じつはこのテレビCM、キライだったんですよね。
コスプレになってないコスプレがひとによってはユニークなんだろうけど、私にとってはなんとも不快。
成り上がり会社にありがちな、何を売ってるのかどんな会社なのかわからない下劣なCM。

ところが、利用しはじめてようやく理解がおよぶ。
ああ!もう今は、ネットで航空券が買えるんだ!
エアトリって、そういうサイトのひとつなんだ。
昔みたいに、HISの実店舗に行かなくていいんだ!
(※昔も行かなくても電話と銀行振込で買えましたが笑)

それで今回、エアトリを利用した決めては、
サイトが直感的に見やすく、
会員登録なしでクレジットカードでサクッと買えちゃうとこ。
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べんりな時代になったもんだなー。
もう、HISいらんやん。
昔はさんざんお世話になりましたが。

  *  *  *  *  *

さて、日根野(ひねの)でまた乗り換え。
こんどは関空快速です。
車内には大型スーツケース。
すでにここから旅のにおいがします。
ああ、おれも今から旅にでるんだな。
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おととしの台風で貨物船がぶっ壊した連絡橋をわたると、みえてきます。
洋上にうかぶ人工島。関空です。
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関西空港駅に到着。
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エスカレーターであがると、コンコースにでます。
関空の玄関口です。
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そのまま、第1ターミナルへ。
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ところが、ターミナルの端から端まで歩いても、peachのカウンターがない!
今回のキャリアはpeachなんですけど、もしかしてLCCは控え目にして看板すら出せないとでも言うんじゃ?
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インフォメーションにきいたら、
第2ターミナルです」
と言われ、赤っ恥。
旅のド素人みたいなミスだ。

ああ、そういえな、LCC用に第2ターミナルがつくられたって言ってたなあ。
10数年ぶりに乗るからわからんのですよ。
久しぶりのせいで、このあともエラいことになります。

玄関口までテクテク重い荷物かついで戻ってきた。
もうすでに疲れた。
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第2ターミナル行のシャトルバスにのる。
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第2ターミナルに到着。
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ド、ドメスティック!

あ、あった!ピーチのカウンターだ。
(カウンターだと思ったのは手荷物用カウンターで、チェックインは右の無人自動機でやることをあとで知ります)
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それにしても写真には撮らなかったけど、この第2ターミナルって、でっかい格納庫みたいでガランとしててなんだか貧相。しかも敷地の半分使ってないし。

この時点でまだ11時。
出発時刻までタップリあるので、場所も確認できたしいったん第1ターミナルにもどります。そこからまたバスで、
T2 → T1 → 展望デッキへ!
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出発前に飛行機の撮影とは、なんと優雅な。
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ここまで車で来られるので、今まで何度もきてますが、
出発前に飛行機なんか撮ってるというのが、なんとも乙なのです。
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あら?それにしてもこっちから離陸するの?
きょうは24L?冬なのに南風吹いてるの?
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タイ航空のB747?のまえをいくなんかの機体。
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KLMのおしりを見ながら、
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離陸を見送る。
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南風だとやっぱ逆になるからダメだな。
風も強いし寒いしで、そうそうに退散。

第1ターミナルにもどり、
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国際線出発フロアへ。
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旅券なしでもここまで来れることはわかっていたけど、はじめて実際にやってみた。

こいういう写真を撮りたくて。
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こういうところにたたずむと、昔あちこち海外を旅してたころを思い出し、なんだか落ち着く。外国のにおいがする。
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さて、お昼になったので、マクドナルドでビックマックでも。
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飛行機が十数年ぶりなら、マクドナルドもそれくらいぶり。
ふだん自炊だからファストフードほとんど口にしないんですよ。
べつに主義とか健康とかいっさい関係なく。
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なにしろ登山におにぎり握っていく男ですから。

出発90分まえピッタリにチェックイン。
なんか搭乗券がスーパーのレシートみたいだ。
19のA。
おっしゃ!窓際だ!しかも左席。
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いちおう手荷物をはかりにのせてみると、
うお、やばい!カメラリュックだけで6kgある!
こんなに重かったっけ?
シグマの70-200、1.4kgをいれてるからですよ。
そんなレンズもって、飛行機のるなよ!
もう馬鹿ですわ・・・。
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ピーチは2個で7kgまで。
これに着替えなどのリュックをいれるとゆうに超えてしまう。
手荷物預け入れは別料金2,700円かかります。

シマッタ!これは想定外。考えてなかった。
でもしょうがないから覚悟をきめて、着替えのほうのリュックをX線に通し、窓口へ。
カメラリュックは新しいから預けたくない。だいたいレンズ入ってるし。
ああ、そうそう!カメラリュック買ったんすよ!
その話は次回ゆっくりと。

で、ここからがやばい。
窓口で2,700円払おうと財布ゴソゴソやってたら、
「お支払いはカードのみとなります」

ええっ!?
「あ、あぶねえッ!」
思わず声に出てしまいました。
そりゃ持ってますけどー。
なかったらどうなってたの?

手荷物検査もなんとか無事クリアし、搭乗口へ。
ふつう搭乗口といえば、飛行機みながら優雅なモンだが、なんか倉庫に閉じ込められたみたいで、ちょっとテンションが落ちたので、スマホで撮る。
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いよいよ搭乗開始。
これまた倉庫みたいなところをゾロゾロ歩かされる。
これはなんかの罰ゲームなのだろうか。
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吹きっさらしのエプロンで
冬の陽光をあびてたたずむ
エアバスA320-200
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(※どなたかこの手の機体でエアバス社とボーイング社のちがいをひと目でわかるかた、おられましたらおしえてください)

座席はやったぜ!主翼のちょいうしろ、特等席じゃないか!
前から何度も言ってるが、おれ人生の運、すべて旅につかってないか?
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座席はA~Fまで。
3列、3列。
つまり、ABC DEF
の並び。
昔からそうだっけ?
2列×3だと思ってたけどちがってた。
まずい。窓から景色はみやすいが、かわりにトイレに行きにくい。
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定刻より遅れて出発。
タキシング開始。
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あれ、やっぱり06Rから離陸するじゃない。
あれから風向きが変わったのだろうか。
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いったん停止し、エンジンが轟音をひびかせる。推力が収束する音がして、滑走。
そして離陸。
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おしりがフワッとなる感触を味わう。重力から解放される瞬間。
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みるみる上昇し、泉州灘でおおきく左旋回。
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左上にみえるのが、関空。

すぐに、淡路島・徳島をつなぐ鳴門大橋がみえる。
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焦点距離80mmでここまで。
さすがにうず潮はみえないが、潮の流れがちゃんとみえて、なんともダイナミック!
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四国・足摺岬沖を通過し、高度3万ftにたっする。

今回の旅は車に乗らないから楽だわー。
みんカラにあるまじき発言ですが。
このまま乗ってりゃ、勝手に石垣島まで着くんだもんな。

南へのフライト・プラン
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ピーチ航空だから、お水一杯すら出ません。
機内販売で、コーヒーでも飲みたいな。
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あ、いますごい勢いで飛行機が通り過ぎた。
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とかやってたら、ワゴン販売も通り過ぎてしまう。
しまった。買いそびれてしまった。

だいじょうぶ。向こうも売りそびれることなく、ワゴンはなんども往復します。
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あとあじに酸味がのこるコーヒーですな。

雲の上を飛んでいく。
窓の外を飽かずにながめる。
こんなに空は青いのに。
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2時間半の快適なフライトを終え、機は降下。
すると、窓の外に青い珊瑚礁が!
でも、なんか薄暗い珊瑚礁だな。
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おおっ!これが石垣島か!
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タッチダウン!
ありゃ?雨ふってる!?
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新石垣空港に降り立つ。
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預け荷物を受け取り、到着ロビーへ。
わりとにぎわっている。
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外へでると、やはり小雨。
しかも風が強く、気温は17℃だがさむい、寒い!
おかしい。
南の島へやってきたはずだが。
裏切りのISHIGAKI。
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バスで最終までいくと、ターミナルにつく。
その目の前に、今夜泊まる宿がある。
たすかった。
さすがに今回は予約してます。
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部屋はツインです。
さすが、いい部屋だなー。
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ホテルの話は次回にでもくわしく。

大浴場でさっぱりしたあと、ホテル内の和食のお店へなだれこむ。

まずは、オリオンビールで。
ここへきたらやはりコレでしょ。
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さて、石垣島でさいしょに食べるものは、
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やはりゴーヤチャンプルを!
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現地で本場のものをあじわうのが、最高にたのしい。

ははあ、これがスパムだな!
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…と思ったら、翌朝の朝食でわかるのですが、これはスパムとは言わないらしい。
「沖縄名物 ポーク」というんだそうで。
アレですよ。丸大の魚肉ソーセージみたいな。あれのさらに豚肉がみなぎる感じで。

お酒の追加は、もちろん泡盛を。
のむなら古酒(クースー)に決まってる!
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泡盛古酒
請福ビンテージ
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粗末なグラスのせいで間抜けな感じにみえるが、
これがうまいのだ!
久しぶりです。酒呑んで思わず、
「うお・・・ッ!」
と声が出たのは。
これは必ず帰りに買って帰ろう。

上の料理は私にしては少食ですが、
じつはこのあとホテルから年越しそばが振る舞われるんです。

ところが、9時までだったらしく、そばを食べそこねてしまいました!
うまいなあとかブツブツ言いながら呑んでたら、9時すぎてました。

なんて縁起のわるい。
あわてて売店で緑のたぬきを買ってきました。
いいのかこれで?
だいじょうぶなのか来年?
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そしてどうなる、おれの旅。

次回にご期待ください。

Posted at 2020/01/04 19:04:14 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2019年11月23日 イイね!

秋の奈良・壷阪寺 【みたらい渓谷】【映画の話】

秋の奈良・壷阪寺 【みたらい渓谷】【映画の話】秋深まるこの時季、

紅葉はどこに行っても美しいが、

古都奈良・京都の紅葉は

また格別であるという。

…今回は奈良に行きます。


タイトルは【壷阪寺】ですが、時系列にしたがって、
まずは【みたらい渓谷】の話から。

奈良・天川村役場 駐車場
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昨夜来の雨で、近畿全域で朝霧が立ち込め、山あいでは濃霧。

和歌山市を6時半に出て、いま8時半。
時間的に出遅れた!と思ったら、駐車場はガラガラ。
妙だな。
去年の紅葉はここも満車でにぎわってたのに。

村役場のまえの橋で、すでに絶景。
紅く色づく河岸に、目を奪われる。
みぎの紅葉、なにかの色に似てるなと思ったら、あれだ。
うどんにかける、一味唐辛子。
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ここからみたらい渓谷の入り口まで、
昨年歩いた見覚えのある道を行きます。
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渓谷の入り口には、ささやかなながら駐車場があるんですがー。

車で行かずに、てくてく歩いて行きます。
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せっかくいい季節なんです。
曇ってますケド。
散策がてら、歩いていくのにちょうどいい。

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こうしてるあいだにも、傍らをバンバン車が追い越していきます。
みんな車で直行するんだなー。

いいです、私は
歩きます!!
(↑ちょっとひがんでいる)
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おっ、赤い橋がみえた。そろそろだな。
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ここに赤い棒を振ってる警備員のおっちゃんがいた。
さっそく話をきいてみる。
今年は色づきがいまひとつらしい。
それで人出も伸びないという。
どうりで駐車場がガラガラなわけだ。

それでも、2週間まえの11月最初の連休はにぎわったらしい。
天河神社(あの映画の神社である)で野外コンサートが開かれたという。
へえ、誰がきたんだろ?

「誰がきたん?」
「知ってるかな。”キタロウ”やで」
(鬼太郎?)
とっさに、水木しげるのキャラが思い浮かんだが、あるいは東京シティボーイズの某メンバーの平べったい顔が脳裏をよぎったりするが、ちがう。
二人ともミュージシャンじゃない。

(ああ!)
喜多郎か!なつかしいな!
おっちゃんは、私の年齢を値踏みしたかのようだったが、私の世代でも、
小学生のころだけどちゃんと知ってる。「シルクロード」だろう?

それにしても、奈良で喜多郎のコンサートとは、似合いすぎて笑えてくる。

おっちゃんに別れを告げたその先に、いい景色。
なんだ、いい景色があるじゃないか・・・。
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さらに行くと、渓流釣りやってるひとがいる。
おっ! フライ・フィッシングか。
いいなー。カッコいい。
最初、服装がカモフラージュすぎてわからんかった。
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なんかこう、アレですよ。
映画『リバー・ランズ・スルー・イット』ぽい写真を撮りたかったんですが、どうもちがうような・・・。
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あ、なんか釣れました?
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(このあとなぜかバラしてしまい、釣った魚はふたたび川へ。ドンマイ!)

その先、みたらい渓谷の入り口に到着。
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この入り口にちょっとイイ感じの滝があるんですが、
これを三脚つかって撮る、というのが今回のテーマのひとつ。

去年きたとき、こんなのあるとは知らなかったので、三脚持っておらず、かなり地団駄ふんでくやしがったので、今回は2キロの道のりを三脚かついで歩いてきますた。
だから三脚は軽さにこだわったんですよ。

みたらい渓谷の紅葉
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美しい斜瀑に紅葉が重なり合い、玄妙な風趣を生み出す。

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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR/
62mm/(f.16 1/5秒)/ISO 100/WB:オート/PLフィルターなし

おとなりが入り口になっていて、
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階段をあがる途中でパチリ。
お、これはなかなかいい風景かも。
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ズームで滝をズイっと拡大。
渓谷には、大小にさまざまな滝が連なる。
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それにしても、この橋は渡るのこわいな。
コンクリ製の一本橋。
つり橋じゃないんだもんなー。
まさか、安全性よりも景観も優先させたんじゃなかろうな。
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橋の先で大きな滝を、三脚つかって。
こういう構図はさて、どうだろうな。
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ふたつめの橋を渡って、ふりかえる。
むこうの山に陽射しがあったって、絶妙な光景を目にする。
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ところで、 昨年は入り口の滝のところで三脚かまえた人が多かったが、今年はなんと自分ひとりだけ。
かわりに、ここから渓谷ぞいの遊歩道をゆく人が今年は多いような気がする。
なんでこんなにちがうんだろ。

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昨年同様、このみたらい渓谷遊歩道を歩きます。
すこしでもコレステロール値を下げたいんでね。
歩きますよー。
あと、ストックとトレッキングシューズを使いたくってしょうがないのもある。

遊歩道をふりかえって、一枚。
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突き出た岩場から、ふりかえって一枚。
うーん、悪くない。
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いつの間にか霧は晴れ、まぶしい陽がさしこむ天気に。
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 この日、昼には気温が20℃近くまで上がり、10月中旬の陽気になった。
この時点で汗をかくほど。
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さらに行くと、まさに赤い絨毯!
これまた、ふりかえって。
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なんか、ふりかえってばかりだが、やはりアレなんだろうか。
写真って、ちょっと逆光ぎみのほうがいい写真になるのだろうか。

やがて、今回の目標である、「観音峰登山口」が見えてくる。
え、もう終わり!?って思われるかもしれないが、
今回はまだこれからミッションがあるので、ここまで。
1時間のかる~いトレッキングコースでした。
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幹線道路にでて、バス停にてバスを待つ。
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バスを待つのは、自分だけでなく、マゴを連れた家族が。
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この家族、私にバスの時間を聞いてくる。
「10時31分発だから、もうすぐきますよ」
と時刻表をみてこたえると、遅れるかもしれないと言い出す。
(なんのことだろう)
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おばあちゃんがいうには、さっき22分に反対車線をバスが通った。洞川温泉いきのバスである。10分足らずでバスが戻ってくるとは思えないというのだ。

どうやら、この一家は下市駅、洞川温泉の区間を一台のバスで運行してると思ってるらしい。

おもしろい家族である。

やがて定刻通りにバスがやってくる。
(↓あれ、もうきた?みたいな顔をしてる家族)
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バスのダイヤなど下調べしてこなかったが、10分と待たずにバスが来た。
偶然ラッキーである。

バスに乗り込む。
なんか最近バスに乗る機会がやたら増えたなあと思う。
写真やるようになったせいか。
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ふたたび、天川村役場にもどってきた。
相変わらず駐車場はガラガラ。
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  *  *  *  *  *

ここから車で40分ほど。
向かった先は、

壷阪山 南法華寺
  壷 阪 寺

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ん?ありゃりゃ?
紅葉よりも枯れ木が目立つ。
なんてこった!

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でも、よーく見たら、これ全部桜の木。

そう、この壷阪寺は、桜大仏で有名な花の名所。
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花の季節になったら撮りにこようと、
今回はいわばロケハン。
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ロケハンで拝観料600円と駐車場代500円払うのもずいぶん豪儀な気もしますが、写真を撮るって、そういうことなんじゃないかな。
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ちなみに今回ここを訪れたキッカケは、めずらしくみんカラやその他ネットの情報からでなく、本の表紙から。

司馬遼太郎街道をゆく  7 
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(おなじ構図さがしたけど、いまの参拝コースから逸脱せねば撮れない。この文庫本じたいふるいので、表紙写真も昭和の撮影である)

花の季節に来たら、ここ絶対イイ!
写真になりそうな構図ありまくりで、ヤバすぎる。
いまから構図バッチリおさえとこ。
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春になったらまた来ますんで、よろしく。
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(で、駐車場のゲートを出るとき、500円玉用意して駐車カードを装置に差し込んだら、それだけでなぜかバーがひらいた。え、いいの?もしかして、無料?ホワイ?1時間以内だったから?)

  *  *  *  *  *

お昼を食べに行きます。
奈良・五條市にちゃんぽんのうまい店があるんです。

ちなみに、これまでの場所を地図にしますと、こんな感じに。
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すべて奈良。圧倒的な奈良攻め。

中国料理 「豚珍館
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来店は3度目、ブログで紹介するのはこれで二度目。

ちゃんぽんと五目そばのちがいはなんだっけ。
ちゃんぽんがしょうゆベースでとろみがかかってて、五目そばがニンニク風味でしょうゆor塩ベースがえらべると。

きょうはちゃんぽんを食べに来たんです。

じつは駐車場が満杯で往生しました。
もうきょうはダメかと思った。
それくらいの人気店。
昼をすぎてもお客で満席状態!

どわっ!とした巨大な鉢が目の前にあらわれる。
でけえ。写真じゃ分かりづらいが、両手でなく、両腕でかかえこむほどの大きさなのだ。
海だ。おそるべきちゃんぽんの海だ。

ちゃんぽんの海
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壁に踊るような文字で書かれた、
「自家製麵、大盛無料」に惹かれて大盛り頼んでみたが、これなら問題なくいけそう。
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ふと見ると、目の前に真っ赤に熟れた柿が。
最後の最期まで奈良っぽい旅でした。
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今回の旅はこれで終わりですが、ここからすこし余談を。

  *  *  *  *  *  

  【余談】 最近みた映画について

私は、アメコミについてはまったくの門外漢で、いままでそういった映画は敬遠して生きてきました。

映画「ジョーカー」の公開に併せて、アマゾンプライムビデオで「バットマン」三部作が見放題となり、これを機に、

(どんなものか、一度みてみよう)

という気になりました。どうせ無料なんです。面白くなければ切ればいい。

ダークナイト 』(2008年)
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するとですね、これがもう、
メチャクチャ面白いんです!

ていうか、ズルいですね。
これって、バットマンの名を借りた「テロリズム・アクション」映画じゃないですか、これ。
ていうか、バットマンってそもそもこんな話でしたっけ?
てっきり、アンパンマンとデビルマンを足して2で割ったような内容かと。

ずっと、アマゾンプライムで胸すくようなアクション映画を探していました。
「M.I」シリーズはもういいし、まさかバットマンで上質のテロ・アクションが味わえるとは思いもしませんでした。

なかでも秀逸なのが、やはり「ジョーカー」の存在でしょう。
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ゾッとするようなテロリストぶりがみごとです。

でも、このジョーカーのキャラ造形もズルい。
ジョーカーって、「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士のオマージュですよね。

ひとを扇動するのが得意。
犯罪者予備軍みたいな連中をそそのかし、動機をあたえ、手段を提供し、目的を誤魔化す。
そして、たくみに犯罪者に仕立てていく。

「もしレクター博士が殺人鬼でなく、シリアルキラーでなく、テロリストだったら」

という映画であり、そんなの面白くないはずがないじゃないですか。
うまい映画だなと思いました。

あと、おどろいたのがですね、格闘シーンが多いこと。

「フンッ、フンッ!」
と鼻息荒く、敵と殴り合うシーンがやたら多い。
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(いつ必殺技が出るんだろう)

とおもって私みてました。
「バットマン・キック」とか、「バットマン・パンチ」とか。
ところが、ないんですね、必殺技(笑
肉弾戦オンリーなんですよね。

で、これがけっこう、弱い。(笑
敵に押されて、ボコボコにされることもしばしば。(笑
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バットマンって、変身しないんですね。
シリーズ第一作「ビギンズ」で、ブルース・ウェインが子どもの頃、屋敷の井戸におちてコウモリの巣に入ったとき、いかにも啓示がありそうなシーンで、

(さあ、変身するぞ、変身するぞ)

と見てたら、これが変身しない。

バットマンって、変身してなるものじゃないんですね。

プロテクターみたいな部品を、執事のアルフレッドが中国からシンガポール経由で1万個単位で輸入するシーンがありましたが、
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このプロテクターで身を固めるコスチュームというのは、「アイアンマン」とおなじ。

このあたり、日本のヒーロー、たとえば「仮面ライダー」や「デビルマン」とはぜんぜんちがう。
変身(メタモルフォーゼ)をヒーローの象徴としてえがかれるのが、日本では当たり前。
ヒーローの定義、条件といっていいくらい。
「ウルトラマン」や「セーラームーン」だってみな変身してなるんです。

この日米間のちがいは、もはや文化的相違をこえ、フォークロア的ななにか、民俗学的な考察が待たれるようで、非常に興味深いですね。
   *   *   *
「バットマン」の中は、「ブルース・ウェイン」という生身の人間です。

超人でもなければ、絶対無敵でもない。

敵に斃され、ゴッサムシティの路地裏で横たわるバットマン。
打ちひしがれた横顔に、つめたい雨がふりそそぐ。

…ぐわっ!ナニコレ!めっちゃカッコいい!

ゴッサムシティの守護者でありながら、かならずしも街の住人から受け入れられてるわけではない。アンチヒーロー。その悲哀がひしひしと画面からつたわってくる。
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…わたしは、日本の「デビルマン」の世界観というものがこよなく好きなんですが、いまわたしは「バットマン」の世界観にも強烈に惹かれ、魅了されました。で、こういったことを書きたくなったワケなんですが、これをご覧のみなさまからはおそらく、

(今さらかよ!?)

といわれそうですが、オレほんとうにスパイダーマンとか、アメコミは苦手で興味なくて見てなかったんですよね。まさか一夜でこうも変わるのかと、自分でもビックリです。
   *   *   *
では、私が本作品を「上質のテロ・アクション」と評した理由を、その根拠となるシーンを挙げて説明してみましょう。

市長の就任パレードで、厳戒態勢のなか、
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ブルースは、ビルの一室で捕縛された男たちを発見する。
「銃と制服を奪われた!」

窓辺に単眼鏡スコープとかたわらにタイマーが不自然に置いてある。

不用意に単眼鏡をのぞき込むブルース。
すると、タイマーが突如鳴り響き、ブラインドが勝手にシャアーーッ!とあがる。
次の瞬間、
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単眼鏡のガラスの反射を確認したSWATの狙撃班が即座に発砲。
あやうく狙撃されるブルース。
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このシーン、
「本来味方であるはずの警察に撃たれる」
というブルースがうけるプレッシャーが暗に描かれている。
彼はバットマンとして、ふだんから「警察はかならずしも味方ではない」と周囲に漏らしてはいるが、いざじっさいに狙撃されたとなると、うけるダメージは大きい。
それすらジョーカーは予測し、計算にいれ、このテロを演出したとすれば、このアクションはみごとであり、しかもその間の機微というものを映画においていっさい説明されない。

鑑賞者の深読みにすべて委ねられている。むろん、「ちゃんとわかってもらえるだろう」という製作者側の自信と自負が、この映画を文芸作品として他のどの映画よりも高らかな位置に押し上げていると自分は思う。
   *   *   *
それでは、深読みしたついでにかるく突っ込んでおきましょう。

①「ビギンズ」でしたか、雨のゴッサムシティ、水たまりに反射する街あかり、これは完全にリドリー・スコット監督「ブレードランナー」ですね。これは初歩的です。

バットマンの監督さん、さまざまな映画のオマージュをふんだんに入れ込んでるような気がするんですが、私がわかったのは2点。

もうひとつは、
②ビルからダイブするシーンが、押井守監督「GHOST IN THE SHELL」のパク、いやオマージュ。
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構図ではなく、ダイブシーンのシークエンス、演出作法そのものが、という話で。
上のシーンをみた瞬間、この場面の影響だなと私は確信しました。
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はたしてそれだけでいちがいに言っていいのか?
とみなさまから指弾されそうですが、向こうの映画人の「GHOST~」の認知率はハンパないです。だから、「マトリックス」も作られたんです。ぜったいわかってて、意識してこのシーンは撮られていると思います。意識してなら、かならずオマージュ入れ込むハズです。向こうのひとは見てるんですから、この映画。日本人のほうが、よっぽど見てないですよ。残念です。
   *   *   *
さいごにツッコミついでに、壮大なツッコミを「ビギンズ」で。

映画の冒頭、放浪のすえブルースが訪れたのはチベット奥地の寺院。

(↓ぜんぜんチベット寺院じゃない。チベット仏教は密教なので、和歌山の高野山の伽藍のように丹塗りで絢爛豪華)
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まあ、ほんとうにチベットにこんなのあったら謝りますが。
わたしはネパールでチベット寺院訪れたことがあるので、すぐさま「これチベット仏教」ちゃうやろ!」と思いました。

で、このなかにラーズ・アル・グールなるラマ僧ぽいボスがおって、え、この人誰?うわ、渡辺謙かよ!と心底おどろいたあと、

チベットなのに忍者が出てくる。
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もうね、なんでやねんと。
いつからチベットは忍者の里になったんかと。

で、ヘンリー・デュカードから剣術指南うけるブルース。
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ここではもう、西洋の剣で西洋剣術になってる。
みなさまもご存知のように、西洋の剣は無反り、日本刀は反りがあるとでおおちがい。
もう、ごちゃごちゃですね。
忍者も無反りの刀を佩いてるんでしょうか。

このビギンズで、印象に残った好きなシーン。
上のデュカードがさいごに、パーティーの真っ最中のブルースの屋敷に突如あらわれる。パーティーの招待客を巻き込むと脅すデュカード。ブルースはとっさの判断で、招待客らに「ただ飯にありつきにきた浅ましい皆様!」と暴言を吐く。興ざめして帰っていく招待客。ブルースの、「いつでもすべてを捨てる覚悟」その凄みに、さしものデュカードもたじろぐ。胸にくるシーン。

  *  *  *  * 

さいごに余談の余談で。
北九州にお住まいのみん友さんが、プライムでこの作品をみているというので自分も見てみたら、なかなか面白かった。
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こんなの無料でみていいの?!となるレベル。
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今回はこんなところです。
ありがとうございました。
またお会いしましょう。
Posted at 2019/11/30 20:04:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年11月09日 イイね!

黒部峡谷トロッコ列車

黒部峡谷トロッコ列車秋の紅葉シーズンに行くことが

ひとつの夢であったような気がします。

来年と言わず、今年行こう!

チョットばかり遠いですが、

がんばって行って参りました。

富山県黒部市
【宇奈月温泉】
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
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和歌山市を午前3時半にでて、途中トイレ休憩だけで走り続けること7時間半。
(京滋バイパスが夜間工事で朝6時まで通行止め。事前にわかっていたので、第二京阪道・京田辺パーキングで1時間の時間調整。なぜ1時間かというと、思ったよりも早く着きすぎたから)

しかしまァ、ここまで遠かった!
名神・米原JCTからがはてしなく遠い。
黒部ICまで3時間かかる。

なぜこんなに急いで来たか、理由は単純です。
こんな紅葉シーズンに、ノコノコお昼前なんかにやってきて、大混雑は必至。
はたしてトロッコ列車に乗れるかどうか?

その不安と焦燥から、じつは上の写真もあとで撮ったもの。
なんとか駐車場はギリ確保できたら、余計なことはぜんぶあとまわし!

用意してきた装備をたずさえ、切符売り場に駆けだす!
えッ、なんとか乗れそう?
しかも、次発11時27分発に乗れるという。
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乗ります、乗ります!
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駅に車でついて、この間わずか10分。
”玄関あけたら2分でご飯”みたいな、
この異常なフットワークの軽さ。
多少あわてすぎなようにもみえるが、
しかしこれがあとで正解だったとわかる。
なにしろ、片道だけでタップリ1時間あるのだ!

席に着くと、ほっとして、
あらためて購入したばかりの切符をながめてみる。
座席指定ではなく、車両指定なのだ。
だが、途中で車掌が検札にまわってくるわけではないので、間違えて乗ったとしても誰からも咎められたりはしない。
ただ、これによって大勢押し寄せる乗客をうまく車両ごとに配分してるのがわかる。
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ちなみに往復チケットではない。
窓口でおねえさんに、
「帰りの便は何時になさいますか?」
ときかれ、
(わかるかい、そんなもん)
とマゴマゴしてたら、
「では帰りの便は、欅平駅でお買いもとめください」
あ、そういのアリなのか!
というわけで、片道だけの購入となりました。

やがて、定刻通りにトロッコは発車する。
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発車してすぐ、名物の真っ赤な橋をわたる。
わっと、視界がひろがる。
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胸のすくような景色。
いよいよ黒部峡谷のはじまりだ。
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と思ったら、場にそぐわない奇妙な建物が視界にあらわれ、せっかくの気分が台無し。
水力発電所らしい。
新柳原発電所。
車内放送の説明によれば、ヨーロッパの古城をイメージして造られたという。
べつにイメージして造らんでも、と思う。
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黒部峡谷の紅葉は、いまが見ごろ。
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おっと、しまった!逆光だ。
きょうは薄曇りだと油断してたら、時折日がさす天気に。
露出に難儀し、非常に撮りにくい。
誰ですか、逆光は勝利とか言ってたのは。
PLフィルターはもちろん持ってきてますが、リュックのなか。
揺れる車内で取り付けなんかできない!
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トロッコ列車って、もっとゆっくりゴトゴト走るものを想像してたけど、これがけっこう速度を上げて走る。でないと、いつまでたっても着かないし。
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やがて列車は、【黒薙駅】に到着。
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こんなところで停車して、降りる人なんかいるのかよ、と思ったら、けっこう降りるひといてビックリ。
なんだ?なにがあるんだ?
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あとでわかったことですが、この先に温泉があるんです。

駅を出てすぐ、目にもあざやかな水色の鉄橋をわたる。
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トロッコ列車は、さらに黒部峡谷の深部に入っていく。
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それにしても大失敗したのは、
このトロッコ列車が非常に寒いこと!
平地の気温が15℃以上でいい陽気だったので、長袖のトレーナー一枚という薄着だけで乗車したら、
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トンネルに入ると、トンネル内の冷気が顔や体にブチあたって、寒いさむい!
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あわててリュックから、防寒着の赤いジャケットをだす。
前回の千畳敷カール用に、近所のワークマンで購めた品である。
今回も役に立つとは。

汽笛。汽笛は素敵。(ゼンダマン)
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歳を負うごとに、ダジャレの頻度が増してくる。

秋の黒部峡谷を、オレンジ色の車体がさっそうと駆けぬける。
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気持ちのいい瞬間。

なにやらダムが見えてくる。
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出し平ダム
関西電力の管轄。
北陸電力ではないのだ。
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すぐ先、【出し平駅】に到着。
ここで待っていると、列車がやってくる。
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通過したのち、ふたたび走りだす。
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このような列車の行き違いを、各駅にておこなう。
単線だからである。
それに付け加え、観光用に便数を増やしているから、行き違いが必要となってくるのであろう。

ああ、いい景色だ。
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沿線いたるところに、このような「スノーシェッド」がある。
通過するごとに、風をビュンビュン切って、寒いさむい!
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名所「ねずみ返しの岸壁」あるそう。
車内放送でも説明があったので、撮ろうと首を捻じ曲げたとたん、首の筋がつりそうになり、あイタタタ・・・。
ちょっと撮るの、ムリみたい。
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ねずみ返しでなく、オレの首まわらんがな!という話。

またなんか、建造物がみえてきたな。
ダムですか?
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黒部川第二発電所
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発電所というよりも、どうしてもテロリスト集団が立てこもるネスト(アジト)か要塞にみえて仕方がない。
近づくと、アサルトライフルで狙撃されるんですよ。
…悪いゲームのやりすぎなのか、オレ。

その先に、開けた視界の駅に滑り込む。
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駅名はなぜか、【猫又】
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なんで、黒部峡谷に化け猫?

しかも、駅名の下の路線図みて、がく然!
まだ半分チョットかよ!
長いなー、トロッコ列車。

ここでまた、列車と行き違う。
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ああ、この景色はちょっといい。
こういうのが見たくて、はるばる来たんだ。
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すでにレンズにPLフィルターを装着してあるので、陽射しが照ってもダイジョウブ。ドンとこい。
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走るトロッコ列車とともに、
峡谷は紅葉の度合いを深めていく。
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ふたたびトンネルに入ると、
寒いさむい!
まじで風邪ひくって!

おまけにナローゲージが車輪を軋ませ、キンキンさけびをあげて観光客らの鼓膜を容赦なく襲う。
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【鐘釣駅】に到着後、
いつものように行き違いをやって、
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あ、登山のかっこうの人がいるなと思って、

ふりむくと、貨物車にザックが。
そういう使い方アリなんだ。
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車内放送の説明では、いまからスイッチバックをおこなうとのこと。
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スイッチバック?こんなところで?
そんな勾配か?

いったんバックして、右のポイントへ。
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このときはわからなかったが、ずいぶんあとになって、やっと気づく。
紅葉シーズンで客車を倍に増やして、編成が長くなってるので、ホームからはみ出してるのだ!

…ちなみに先ほどから流れてるこの車内放送、ていうかアナウンス。
どっかで聞いた声だなー、誰だっけなーと思ったら、
終点についたら
「ここまでのご案内は、○○ ○でした」
とあって、
(あー!)
となる。
まわりの乗客も、あー!って感じでざわめいた。
有名な女優さんだから、みんな知ってる。
伏字にしたのは、これから行く人のために。
ネタバレしちゃ、つまらんでしょう。
ちなみに個人的には、
「雫のお母さんかー!」(←またマニアックなことをいう)
である。アニメの声優やったことあるから、聞き覚えがあったのだ。

さあ、トロッコ列車もそろそろ大詰め。
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   けやき
終点【欅平駅】に到着!
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あ、チェーンじぶんではずすの?
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ホームに降りるとさっそく、機関車の撮影。
(※乗ってきた機関車ではない)
ディーゼル機関車でなくて、電気機関車なんだ!
そりゃそうだ。関西電力が運営元なんだから。
電気使い放題。
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せっかくだから、機関車の入れ替え作業でも見よう。
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自分だけでなく、デジタル一眼レフで撮影してる人、けっこういるな!
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乗ってきた列車の後部に機関車がつながれ、宇奈月行きとなる。
今までの写真を見て、スルドイ人なら先刻ご承知のことながら、機関車は2両連結、重連である。
紅葉シーズン、編成が長いせいにちがいない。
あれ?電気機関車も重連っていうんだっけ。
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改札口にて。
手前に立っているのは外国人の観光客。
ちなみに改札の駅員さんは英語ペラペラである。
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改札を抜けてすぐ、階段があり2階にレストランがある。
あったかいコーヒーでも、と思ったが、
どうせならお昼にしよう。
朝から運転しっぱなしで何も食べてないのだ。

今回はカレーはよそう。
麺類がいい。それもラーメンでなく、うどんがいい。

「白エビかき揚げのうどん」にねらいをさだめて券売機の行列にならんでいると、「白いカレーうどん」というメニューに目を奪われてしまう。
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「カルボナーラうどん」ではない。

見た目にはそう見えるが、間違ってはいけない。

『脳内に混乱が生ずる
 白いカレーうどん
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 視覚が、「これはカルボナーラうどんです」と認識しようとしている。
いまの脳内を例えるなら、ジローラモが「チャオ!イタリアーノ!」とか言いながら笑顔で手を振っている。そんな感じ。

ところが、いったんうどんを舌の上にのせると、味覚が「これはカレー味です」と脳に情報を送る。脳内では、ジローラモが急いで頭にターバンを巻きだす。

視覚と味覚の情報が入り乱れ、
脳内に混乱が生ずる。

だが、この混乱こそがうまさなのだ。
いっきにズルズルとかきこむ。
ちょうど、こういうのが食べたかったんだ。
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食事後、屋上の展望台に上がると、
紅葉に彩られた黒部峡谷が見渡せる。
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欅平駅もみえる。
ん?それにしては方角がおかしい。
いま自分が来た方角じゃない。
あとでわかったことだが、この先旅客用、観光用じゃない線路が伸びている。
発電所のためだ。
そう、”くろよん”で知られた「黒部川第四発電所」が、この先ずっとずっとさきにあるのだ。
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さて、ちなみにこの時点で、
今夜の宿がまだ決まっていない。

宿もなにも、今回の旅は二日前に急に思い立ったので、宿のことなんか考えずに旅に出たのだ。

電波がとどく場所だったため、いまここで電話して魚津市内に一夜の宿を得た。
いまこの黒部峡谷で、宿探しなんかしてる場違いなマヌケは、きっとオレだけにちがいない。
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1時間ほどの滞在で、帰りの便にのる。
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帰りは逆光じゃないから、紅葉もきれいに撮れるかと思ってがんばってみたが、さほどの撮れ高は上げられず。
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(↑なんか、「世界の車窓から」ぽい写真が撮れたので、これだけあげとく。番組のファンだったので、こういう風景に出くわすと、脳内に自動的に石丸謙二郎の声でナレーションがはじまる)

こうして午後3時には、宇奈月駅にもどってきた。
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なんでこんなに急いで戻ってきたかと言いますと、今回は
乗り鉄
撮り鉄
そして「鉄道風景写真」の豪華3本立てフルコースだからです!

さいわいなことに、いちばん有名でいい写真は、ここ駐車場の敷地内にある展望台で撮れるという。なんというお手軽。まじタスカル。もう時間もないのだ。停めた自分の車からたったの30メートル。
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ひっさびさのガチ鉄道風景写真だ。
たしか前に撮ったのは、2年前の冬の小海線・大曲。
ほんとうに久しぶりすぎて、ちょっと緊張、武者ぶるい。

この時間、3時をすぎると宇奈月駅発のトロッコ列車はない。早じまいなのだ。
ねらうは、宇奈月着15:54。
日も傾いてきた。時間がない。
これが最初で最後のワンチャンス!

秋の黒部峡谷トロッコ列車
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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR/
22mm/マニュアル露出(f7.1、1/250秒)/ISO1000/WB:オート


(自分用メモ)前から思っていたが、純正のレリーズつかって、CL(低速度連続撮影)モードにしても、シャッターが詰まる(バッファが書き込み状態になり、シャッターがおりない)ので、もうレリーズはやめてシャッターボタンにする。

うーむ、よし、よし!
大満足!
よし、日が暮れる前に撤収!

そこから車で30分。
魚津市内のビジネスホテルに投宿する。
「スカイホテル魚津 アネックス(別館)」
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近所に「ホテル ルートイン」があったが、今回は敬遠する。
ホテル内のレストランも朝食ブッフェも、安定ではあるが新鮮味に欠けてつまらないと判断したからだ。
旅をしたら、土地の名物を賞味したいのが人情。
それができるかどうかは、イチかバチか。運次第。

部屋はふつう。
いや、ベッドがちょっとせまい。
宿泊代5,000円プラス朝食代700円。
安いな!と思ったが、となりのルートインもこんな感じじゃないかなー。
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大浴場がないところが、難点といえば難点。
せまいバスで冷えた体をあたためる。
ひとっ風呂あびたあとは、ホテル内のレストランでお楽しみの食事だ!

本館の2Fにある、ときいて行ってみると、
おおっ、本格的な和食の店だな。
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(↑屋外にみえるが、屋内である)

開店まもなくの時間だったので最初の客だったらしく、奥からまかないのおばちゃんが駆けてくる。

じつは、このおばちゃんがいい仕事をする。
メニューを見せてもらいながら、
「富山名物とか、ある?」
ときいてみると、すかさず、
げんげ!げんげがあるよ!」
と、いきなり意味不明な固有名詞でもって、応酬される。富山でもおもてなしは、この言葉からはじまった。

「げんげって、何?」
「知らんちゃ?テレビでもやってるよ!」
(知らんがな)
和歌山から来てるんだってば。地元のテレビなんか見てるはずがない。

するとおばちゃん、フロントにあるポスターで説明してくれた。
よほど話好きの人にあたったらしい。
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(※本人より許可をもらってます)

深海魚らしい。
もともと、地元の漁師さんが、「猫も食わん」といって捨ててた下魚が、最近見直され始め珍重されてるという。希少なので、幻魚(げんげ)とも呼ばれているらしい。なんともはや、現金な話である。

じゃあ、その「げんげ」と、ほかに富山名物がいちどに味わえるメニューってある?ときいたら、あるよー、お酒も飲めるよーといってこの料理をすすめてきた。
…なんで酒呑みって、ばれたんだろう。

富山御膳』(2,800円)
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富山名物 その①
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これがその「げんげ」の天ぷら。
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淡泊な白身魚のフライだが、うまみがある。

富山名物 その②
「白えびかき揚げ」もおなじ皿に入っとりまして、

富山名物 その③
ホタルイカの沖漬け
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じつは、ホタルイカ食べるのはじめて。
どんな味かな、と思って食べてみると、
(あッ!)
イカの塩辛だ!すごく風味がいい。
お酒がススムくんだな。
思わず、ニヤリ。

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ちゃんとお造りがあるのがうれしい。
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おっと、追加でお酒頼もう。
さて、何にしよう。
富山はこの前行った信州・長野と同様、酒どころだから何頼んでもイケそうな安心感があるよね。

登りもしない山の名の酒を頼む。
剱岳
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舌の上に、ピンと屹立する酒のうまみとゆたかなあじわい。
名に恥じぬ酒。

華やかなちらし寿司が、膳を寿ぐ。
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富山の珍味に大満足!
いやー、このメニューは最高!大当たりでした。

  *  *  *  *  *

翌朝、おなじお店のおなじ個室(そういや個室に通されたんですよ)で朝食をいただく。

今回の旅も、これにて無事終了です。
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ありがとうございました。
またお会いしましょう。

  *  *  *  *  *

  (自分用メモ)

※午後の紅茶は運転中に絶対的に合わない。お~い、お茶に限る。もしくは伊右衛門。
Posted at 2019/11/16 20:04:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年10月21日 イイね!

のっこしパラダイス【千畳敷カール】

のっこしパラダイス【千畳敷カール】朝目が覚めると、

山が燃えるように

朝焼けに染まる光景をみた。
  *  *  *
部屋からみえたのは、

今から行こうとしている千畳敷カール、

宝剣岳、木曽駒ケ岳が連なる峰々である。
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部屋であらかじめ早立ちの客に宿が用意してくれた「おにぎり弁当」をくっていたが、箸を投げ、あわててカメラをリュックから引っ張り出した。
時間にしてわずか数分。
これがモルゲンロートなのか。それで合ってるなら、貴重な写真におさめることができた。
このモルゲンロートという言葉。
みんカラでおぼえた言葉である。

宿の目のまえのバス停にてバスを待つ。
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このときおなじ宿に泊まっていた3人の壮齢の女性たちと待っている。
静岡・浜松からきたという3人は、友達関係かと思ったら、姉妹だという。
そう、3姉妹。しかも、うちふたりは双子。
そんな特異な家族設定、漫画や小説でもきいたことがない。

7時9分、定刻通りバスはやってくる。
伊那バス、路線バスである。
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まえの二人がその姉妹。
もう一人はうしろへ。
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首尾よくバスに乗り込んだものの、
この期に及んでわたしにはどうしてもわからないこと、
分からずに困ってることがあった。

ロープウェイで千畳敷カールに到着してからのことだ。
登山コースが右・ひだりに分かれてるそうなのだが、
どちらを選べばいいのかわからないのだ。

もちろん下調べはじゅうぶんしたし、偉大なるみんカラの過去ブログを渉猟し、時計回りに「極楽平」をめざしたひと1名、反時計回りに「乗越浄土」をめざしたひと1名というイーブンな情報は、ますますわたしを悩ませた。

3姉妹にもバスを待ちながらきいてみたが、彼女らはしっかりした装備だったがお手軽散策コースねらいできており、登山コースには私同様、無知だった。

きのう下見した菅の台バスセンターがみえた。
うわ!メッチャならんでる!
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バスはここに寄るそぶりをみせている。
だが車内は補助席だすほどの満員状態なのである。
(どうするつもりだろう)
成り行きを固唾をのんで見守っていると、
バスはセンターに侵入するも、減速することなくバス停を華麗にスルーした。
(あッ!)
とまらないんだ! 停まらないとか、アリなんだ!?
車内に何とも言えない、ほっとした空気が流れる。
バス停の人々のうつろな表情が一瞬目に入った。
まあ、待っていなさい。じきに臨時バスがくるだろう。
安心したまえ。伊那バスはきみたちを見捨てたりはしない。
…なんだか地球最期の日に、先に宇宙船で脱出している気分を味わった。

バスはタップリ30分かけ、
駒ケ岳ロープウェイの乗り口、
しらび平駅』に到着する。
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ロープウェイ乗り場はすでに長蛇の列!
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この表示をみて、
(いまの標高2,612mか)
と思い、腕時計の高度修正をしてしまう。
が、あとでロープウェイが着いたとき、高度3,500mになってるのをみて、ギョッとなる。
紛らわしい表示はやめていただきたい。
どうやらこの「2612」という数字が観光アピールポイントになっているらしい。
その証拠はあとで。のちほど。
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いよいよ改札口へ。
列のほどほど前でチョン切られた。
先行はすでにいまごろゴンドラの中。
まあ、いい。
いま9分間隔の全力運転中なのだ。
待っていればじき来るさ。
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係員が、「3列にてお待ちください!」
と、しきりにアナウンスする。
すると、それまで怠惰な2列縦隊だったのが、ビシッと3列に生まれ変わる。
列のなかには多数の外国人がいたが、見たかきいたか。これが日本だ。

ほどなく、乗り場に案内される。
ゴンドラがすごいスピードでダイナミックに接近してくる。
自分だけでなく、みんな並びながらバシバシ撮影している。
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ロープウェイ周辺の山々は、紅葉に色づいていた。
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千畳敷駅』が見えてくる。
二駅間の高度差は900m以上あり、日本一。
「立山黒部アルペンルート」もすごかったが、アレ以上なのか。
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…このとき、車内アナウンスのお姉さん(←メッチャ可愛らしい)が、
「うしろに富士山が顔を覗かせてます」
てなこと言ったモンだから、ゴンドラ内が騒然となる。
どんだけ富士山すきなんだ!?
あわてるんじゃない。
千畳敷駅についたら、テラスからタップリおがめるそうだ。

千畳敷駅のテラスで、一枚パチリ。
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真ん中のプリンみたいなカタチをしたのが富士山。
うおう、ほんとうにみえるんだ・・・!

ここで、3姉妹を彼女らのスマホで撮ってあげたりした。
「撮ってあげようか?」
と言われたので気が向いたので撮ってもらうことにした。
ただ、イジワルしてスマホでなくNikonを渡した。
プログラム・オートにして簡単な操作方法をおしえた。
そのあと、姉妹のひとりをさらり写真におさめた。
3人そろって撮ればよかったなと、このときおもう。
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ロープウェイ構内をはさんで、この反対側。
いよいよ千畳敷カールへ。
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紅葉は
終わって
ます!

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覚悟してきたことだから、グチは言わない。

紅葉のピークは、例年10月アタマなんだそうだ。

この写真だとわかりにくいが、およよ?
みんな右というより、真正面のコースを歩いて行ってますな。
左には誰もいかない。
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よおし、わかった!
このコースをいけばいいんだ。
目標は乗越浄土に決定!
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それにつけても、紅葉ピークの時季にきたかった。
こればかりは、どうしようもない。
だから、今回の大いなる目的は紅葉見物でなく、登山なのだ。
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夏も夏で、高山植物が咲き誇る。
いまはなーんにも咲いてない。
ナナカマドの実だろうか。いや、ちがうな。
鮮烈なまでに赤い実が、私の気持ちをしきりになぐさめてくれようとしている。
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うわー、あれ登るのかよ!
巍々たる山肌がそびえ立つ。
もっと、ゆるやかな登山だと思ってたのに。
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いや、これでイイんです。
急峻な登山、ドンとこい。
夏の乗鞍岳登ったときはアレでしたが、
(チョット近所をジョギングしてきます)
みたいな恰好と装備で登山してしまい、ちょっと半泣きになりましたが。
今回はちがうんです。
前回のブログで紹介しましたが、アゲイン。
新たに購入したストックと、
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(↑置き方がダサいと、写真までダサくなる例)

トレッキングシューズ。
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もはや、これら装備を使いたくって、わざわざ長野くんだりまできて山のぼりしに来たとしか言いようがない(笑

装備は充実している。
写真だとわかりにくいが、眼前にせり出すような急斜面。
かなりの急勾配。
これにいまから挑む!
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ちなみにこのあたりでは、さっきの3姉妹とはすでにはぐれている。

ちょっと登って、ふりかえる。
千畳敷カールの特大パノラマが眼前にひろがる。
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レンズの最大望遠でもって、山に紅葉をさがしてみる。
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さらに登って、ふりかえる。
気温は10℃。無風。
寒いときいていたが意外と寒くなく、着ていたジャケットを一枚ぬいでリュックに押し込む。
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最後の難関が立ちはだかる。
這いつくばるしかないような急斜面。
だが、疲労も恐怖もない。
やはりストックのせいか。
体を万能に支持でき、登りやすい。
登山コースはほぼオールがれ場だったが、ソールの硬いトレッキングシューズのおかげでグングン登れる。
余裕。メッチャ余裕。
装備のない乗鞍岳のときはやたら怖かったが、装備さえととのえば恐怖はない。
むしろたのしい。メッチャ楽しい。
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標高2,780mあたりで風が吹く。
リュックからジャケットをだしてふたたび羽織る。

さあ、ラストスパート!
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乗越浄土につく。
むこうの建物は、山小屋。ふたつあるうちの一つ、宝剣山荘。
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いやー、着いたよー!
今回は楽勝、楽勝!
「標高!2,821m!」
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乗越浄土の標高は2,858m。
下の千畳敷駅の2,612mで高度補正したのに、誤差30m以上。
登山開始が8時半。1時間半の行程。
すこしは瘦せたかな?

山小屋のむこうが、『木曽駒ケ岳』の方向。
…ということを、下山後知った。
このときはわからず、この先登山してる人はどこに行くのだろうと漠然と考えていた。木曽駒ケ岳に登ってたんだ。
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むかって左手が、『宝剣岳』の方向。
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鎖場もある、岩場だらけの急峻な峰。
あそこに行くためには、本格的な登山技術を要する。
だから私は、今回ここまで。
無理は禁物です。
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この乗越浄土。はじめ、
「乗り越え浄土」と誤って読んでいた。が、正しくはのっこし
のっこしとは、昔の人の言い習わしで峠のこと。
あるいはここの地形に当てはめれば、頂上(ピーク)と頂上のあいだにある鞍部をさす言葉。いまの用語では、コルともいう。肩がコル。すまん、言いたかっただけ。
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浄土とは、極楽浄土。
極楽も浄土も、おなじ意。

 ごんぐ
「欣求浄土」といえば、浄土宗。
もともと大陸の「阿弥陀教」が平安後期日本にもたらされ、「浄土教」となり、それを法然が体系化し、親鸞がひろめた。

「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで浄土にいける。
それまでの奈良仏教にはなかったこの救済思想は、これがもう爆発的に流行した。

みんカラのみなさまのなかにも、お宗旨が浄土宗という方がおられるかもしれない。
ちなみに、徳川家康も浄土宗である。

そういった感じで、昔の人もここへやってきて、自然な流れで浄土と名付けたのであろう。
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キリスト教文化圏でいえば、ここは乗越天国。パラダイスなのだ。

だがいまの私には、どうもピンとこない。
ここのどこが天国、パラダイスなのだろう。

(ああ、そうか)
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天気が良ければ、晴天であれば眺望がひろがり絶景がおがめる。
そのとき、ひとは極楽を感じるのであろう。
わたしはどうやら日がが悪かった。

天国にいながら、パラダイスを感じれぬまま、そうそうに下山を開始した。
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思ったより風が強く、長居はできない。さむくて。

下山途中、登ってきた3姉妹と会う。
どうやら、予定してなかった登山に挑戦してるらしい。
彼女らの装備なら大丈夫。
目的地までもうすぐだ。
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ここで話の流れから、私がブログをやってる話になる。すると、そのブログを見たいといわれ、手がかりとして、
「みんカラ」というワードと、
RicoAlfaRomeo」の名前をつたえておいた。

うまくここへたどり着けば、もしかしたら、このブログを見てるかもしれない。

3姉妹と別れ、本格的に下山する。
ロープウェイ千畳敷駅までもどってくる。
構内にはなんとホテルがあり、カフェもある。
コーヒーを頼むと、ここの標高があしらわれたカップででてくる。
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標高2,612mと高いぶん、コーヒーも平地よりいくぶん割高の500円だったが、今はあったかいコーヒーが飲みたくてしょうがない。

落ち着いたところで、お昼ごはんにしよう。
べつに広いレストランがあり、麺類から定食までなんでもあったが、軽い登山のあとはどうしてもコレが食べたくなる。

山賊焼きカレー」(1,300円)
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登山したあとこんなの食べるから、いっこうに瘦せない。
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  *  *  *  *  *

午後、宿に無事帰還する。

露天風呂はいって、自販機でビール買って、昼酒としゃれこんでみるが、やることがない。

持参した本は読んでしまったし、出かけるのも億劫だ。

そうだ、スマホで映画でもみるか。
GYAOでたしかジャッキー・チェンの映画を配信してたな。

プロジェクトA 』(1983年)
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ジャッキー・チェン若いな!

ジャッキー・チェンの映画は、やはり面白い。
ユン・ピョウもサモ・ハン・キンポーもみな若く、やりたいことやってお客さんを楽しませよう!という気概にあふれている。

いちばん笑ったのが、ユン・ピョウが教官となって、ドラゴン隊長(ジャッキー・チェン)以下を訓練でしごくシーン。

ユン・ピョウが手本で手榴弾を投擲。
模擬弾だから爆発しない。

次のシーンで、ドラゴンの部下が、
「隊長、ヤツの手榴弾を本物とすりかえておきましたぜ!」
「な、なんだって~!?」
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するとユン・ピョウ、意表をつき、
「これを今から貴様らのほうに投げる!
 安心しろ!模擬弾だ!」
「エエーッ!?」
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ドッカーン!!
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ブワッハッハハッ!!
もう思わず大笑い。
ドリフかよ。コントじゃないんだから。

…有意義なのか無意味なのかわからないことで時間をすごしたあとは、夕食です。

  *  *  *  *  *

昨夜とおなじ個室へ案内される。
前回写真撮るのわすれたので、今回は忘れずに。
あわてて撮ったら、ピンのあてかたがおかしい。
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個室は余人の目を気にせず料理の写真をバシバシ撮れるのがいいが、いかんせん、こんなところで独りで飯を食ってるのが他の客にバレたら変な人だと思われそう。

とりあえず、「南信州ビール」で一杯。
昨夜も頼んだが、この味かなり気にいったので。
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前菜は秋のいろどり。
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お造りは、なんと意表をついて馬刺し
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昨夜はふつうに魚のお刺身だったのに・・・!
なにこのコペルニクス的転回。
ここの料理人、なかなかできる!
でも考えたら、ここは駒ヶ根だから、駒と馬で理にかなってる。

メインは、焼き肉。
信州アルプス牛 石焼ステーキ
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さっそく焼いてみる。
なんか最近おれのブログ、しょっちゅう牛肉焼いてるなあ。
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ちょいレアでいただきます!
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めっちゃ、うまいッ!

信州そばが供される。
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長野なので関東風の味付けかと身構えたが、意外に関西風のダシ。ひといきにズルルッといく。

ホテルの特別単品メニュー、
鯉の甘煮
単品メニューだと売れ行き悪いのか、コースにぶっこんできた。
個人的にはこの料理に興味があったので、うれしかったが、いくらなんでも量が多い。わたしはほぼ完食したが、ほかのお客さんはだべきれなかったであろう。こういう味の濃いのは、すこしでいいんだよ。
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軍鶏(シャモ)鍋の健康スープ
さいしょ、何も知らずに肉を食って、
(ははあ、合鴨だな)
と思ったが、シャモときいてびっくり。
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これが軍鶏か。はじめてたべたが、メッチャうまいんだな。
軍鶏鍋といえば、幕末、坂本龍馬が中岡と最期の夜に食おうとしてた料理だ。こんな味だったのか。そりゃ、龍馬も好物だったろう。

そうそう、お酒はね、地酒を。
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長野は酒どころだから種類が豊富でワクワクする。

純米 信濃鶴 生酒
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フルーティーな酒が好き。

さあて、問題のこのお料理。
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おしながきには、ただ単に、
広島カキのワイン蒸し
   イタリアンサラダ

とあった。

ふーん、それで?
と、ぼんやり何も思考せずにカキを引きずりだす。
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(アッ!)
そうか、そういうことか!
この器になってるのは、柿。

(駄洒落かよッ!?)
ダジャレで料理作るか、ふつー!?
なんなんだ、ここの料理人。
アタマのネジ、一本ブッ飛んでるんじゃないか?

しめにお茶漬けでましたが、昨夜とおなじなので写真は割愛し、デザート。
りんごのコンポート 」と
紅茶ゼリー・ブルーベリー・ジャムかけ
ブルーベリーの酸味がゼリーと合わさって、じつに心地よい風味。
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こうして、二日目の夜が更け、私の旅は終わりを告げようとしてます・・・、
となるわけですが、すこしばかりつづきを。

  *  *  *  *  *

【余談】自分用メモ

翌朝、朝飯を喫してると、個室の障子がガラリあき、給仕人のにいやんが、
「御飯のおかわりをお持ちしましょうか?」
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わたしはスマホに目を落としたまま、
「それどころや、なくなった!」
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食事中にスマホは避けたい不作法だが、緊急事態である。
渋滞情報だ。
なんと、中央道、飯田山本から中津川ICまで通行止め
昨夜来ののせいだ。
早朝、なんとも異常はなかったが、朝メシ食ってるあいだに通行止めになってしまった!
ヤバイ。和歌山に帰れない。

(さて、どうしたものか)
恵那山トンネルが通れない。
「妻籠宿」を通る下道ルートを検索したが、なるたけルート変更は避けたい。またわたしのような旅人が見知らぬ地道を走ると、不慮の事故を呼びやすいというのもある。

雨雲レーダーを食い入るようにみると、どうやらこの雨は昼までにはやみそうだ。
ならばあわてて出発せず、チェックアウトぎりぎりまで居て通行止め解除まで待ったほうがいい。
そう決断すると、にわかに食欲がよみがえり、
「やはり、御飯のおかわりをいただこう」

部屋に戻ると、じぶんで茶を淹れながら雨をみている。
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写真にはうつってないが、サルがクルマにのったり屋根に上がったり、やりたい放題。

チェックアウト時間に雨はやみ、通行止めも解除された。

わたしは帰途についた。

これで今回の私の旅は終わりです。
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(撮影:静岡の美人3姉妹)

ありがとうございました。
またお会いしましょう。
Posted at 2019/11/02 20:04:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

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