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RicoAlfaRomeoのブログ一覧

2025年04月28日 イイね!

九州へ船の旅

九州へ船の旅5月の大型連休、

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

   *   *

さあ、私も旅に出ます。

目的地は長崎

目的は、軍艦島の上陸です。

   *   *   *

今から自分が乗る船が見えます。
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阪神高速湾岸線
泉大津PAにて。
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ここの展望ルームから、
フェリーターミナルが見渡せます。
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旅のはじまりは、ここから。
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4月28日(月)
午後3時、フェリーターミナル着。
旅立ちは雨模様。
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今回利用する船は、阪九フェリー。
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フェリー ひびき 泉大津↔新門司港
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名門大洋フェリーでなく、阪九フェリーをえらんだのは
2つほど理由があるのですが、それは後ほど。

この阪九フェリー、欠点といえば、
事前にQRコードなぞ送られてきてのスマートな乗船ができないこと。
もちろんネット予約はできますが。
だから車検証もって、このような昔ながらの窓口で。
これが決して悪いことではなかったと、のちのち知るようになるのですがそれは次の料金のお話で。
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で、乗船券。
このQRコードが船室のキーを兼ねるというもの。
どこの船でも最近これですな。
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17:30発、新門司港着が朝6時。
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はじめ長崎まで、陸路で行けんかいなと考えました。
ですがね、和歌山から長崎ですよ。
高速ETC料金、ガソリン代、途中一泊するならホテル代、もろもろ考えたらフェリーのが安いわ楽だわで、往復フェリーにしました。
…根性なしとお笑いください。

16時、雨のなか乗船開始。
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デッキ内を上ったりグルグルまわったり。
なんど経験しても、やはり多少緊張する。
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エントランスホールが出迎えてくれる。
ここは5階。
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階段で6階、さらに7階へ。
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ロイヤルルームやスイートとおなじフロアに
私の部屋、デラックスシングルはある。
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『デラックスシングル』
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…なんか、あまりデラックスじゃないような?

アリャリャ!?
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ない!!

トホホ…。デラックスでトイレなしとは。
ちょっちゅね。
いかがなもんかと。
そういや「さんふらわあ」は、シャワー付きでしたよ。
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3月中旬に予約して、25,830円(ネット割引:-5,850円)。

これにはチョット経緯がありまして、
まあここからは自分用メモ。適当に読み飛ばしてください。
さきに帰りの便を予約してしまった。行きは陸路を考えていたから。
帰りは34,100円。当然往復割引が効かない。この時点では。

すると帰り、新門司港の窓口で、
「2週間以内にご利用されました?」
と、往復割引分がその場で清算され返金されました。
これはうれしい!
これはもう、船内レストランでお酒を飲もうと思いましたね。
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(↑4日後の5月1日、新門司港の窓口にて。こういう対応はQRコードではできないから、旧来の窓口対応も悪くないもんだな。)

まあ、お金の話はこれくらいで。
さて、部屋は確認できたことだし、デッキで出港でも見送りますか。
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すると、ガビーーン!!
天気が悪いとデッキに出られんらしい。
こんなのははじめてだ。
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おいおい!! フェリーって、デッキに出てナンボじゃないかい!?
貨物船じゃないんだからサ。

するとここで偶然、係員が、
「展望ルームがございますが・・?」

アッ! そうだ、そうだった!
この船には、船首方向になんと展望ルームがあるんです。
だから阪九フェリーを選んだんだった。
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17:30、定刻出港。
ちなみに無用の話ですが、出港時間とは船が動きだす時間ではなく、船を繋ぐロープ、舫(もや)いをとく時間をさす。
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出港シーンを見届けようとみんなあつまってくる。
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海にすべり出すかのように、航行をはじめる。
実際、エンジンの振動とかほとんどないんですな、最近の船は。
1万トンを越える船はこんなもん?
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港外にでてすぐ、
あれって、まさか明石海峡大橋じゃないだろうな。
そんな泉大津から見えるわけないだろう。
地球って丸いんだぜ。
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うわ、やっぱ明石海峡大橋だ!
うそッ!? 見えるのか、ここから。
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見えるけど、橋の下をくぐるまであと30分くらいかかりそうなので、さきにひとッ風呂浴びてこよう。
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風呂からあがって展望ルームに急行すると、
ほら、キタ、キタッ!
時刻は18時半まえ。
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こういうのが撮れるとは、まったくの予想GUY。
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ちょっとはマシな写真が撮れたんじゃないか?
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さあて! 写真も撮ったことだし、一杯やりますか!
これが楽しみで。
レストランは予想よりもずっと混雑していない。
これはナイスだ。
きっと、最近の価格高騰でみなさん敬遠してるんだと思う。
お弁当やら持ち込んでくるスタイルが多数派。
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レストランは、ビュッフェ・バイキング形式ではなく、
このように、イヤなんていうのかな?
社員食堂スタイルと言っていいのか。
トレー持って一品料理を取りながら横へ移動していくヤツ。
これが良くって、阪九フェリーをえらんだんですよ!
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まずはお造りはマストバイでしょう。
フンパツして、いちばん値の張る「カンパチ」 (890円)
行ったれ!
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ついで、淡泊なお味で、しみじみ頂けるものを。
「鰆の季節野菜あんかけ」(580円)
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安易に「鶏のから揚げ」を取らなかった自分をほめてあげたい。

Rico's Choice
「本日のメニュー」(2,160円)
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ま、こんな感じで、
暮れなずむ海を見ながら窓辺の席で一杯。
なかなかいいもんですよ。
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レストランが20時で閉店後には、
このような場所をみつけ、
イヤだって部屋で吞むのもなんだし。
今夜はそういう気分なんですよ。
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タカラ焼酎ハイボールと
激安スーパー、「ラ・ムー」で買った
200円の激安ピザで。
レストランが満席だった場合の保険として買っといた。
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…こうして船旅の夜は更けていきます。
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さあはじまりました私の旅。
九州上陸後はまずは佐世保へ。
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次回は「佐世保 軍港クルーズ」をご期待ください!


Posted at 2025/05/04 12:26:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月09日 イイね!

又兵衛桜に会いにいこう 〈サード・シーズン〉

又兵衛桜に会いにいこう 〈サード・シーズン〉春もたけなわ。

花をもとめ、

みんカラのみなさまも

愛車を駆り西へ東へ。

   *   *   *

私も負けじと

奈良・宇陀(うだ)の又兵衛桜

そして吉野の桜をお届け。
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4月9日(水)
京奈和道のパーキングでトイレ。
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ここで花粉症の薬、「アレジオン」(エスエス製薬)を服用する。

私もとうとう、今年から花粉症の仲間入り。

それもとつぜん。とつぜんフォーリン・ラブ。

じゃなくて、この日の前日、突然鼻水とくしゃみが止まらなくなりました。

風邪かと思って風邪薬のんだら効かなくって、このパーキング・エリアでアレジオンのんだらこの後効いたから、花粉症確定です。
こんなとつぜん来るもんなんですかね。

【1】 又兵衛桜に会いにいこう

駐車場に車を停めると取る物もとりあえず、
なぜかもう大あわてで(笑

ひさしぶりに三脚なぞ立てまして、
さっそく一枚。

駐車場からここまで、何も撮らないくらいのあわてぶり。

本郷の瀧桜 』 (通称・又兵衛桜)
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 AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

レンズを替えてもう一枚。
今度は望遠レンズで。

又兵衛桜がそっと静かに語りだす。
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SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM

戦国の武将、後藤又兵衛が駒をつないだという伝説の又兵衛桜。
やっぱ、このたたずまいというか風情がね
格別なんですよ!
有給とって、会社休んで来た甲斐がありますわ。

三脚をしまい、今度は手持ちで
又兵衛桜の近くまで寄ってみる。
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又兵衛桜は3回目。
昨年も有給とって来たら、
とっくに花が散ったあとで、
口惜しい思いをしたから。
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今年は満開で出会えて、
うれしくてしょうがない。
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さらにニッケル硬貨一枚を協力すると、
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橋を渡って川をこえ、
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華やいだ対岸へ。
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又兵衛桜にもっと、にじり寄ることができます。
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又兵衛桜の背後も撮り放題。
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まあ、さしたる絶景なぞ秘めてるわけじゃないですが。
又兵衛桜のうしろは。
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まァ、こんな感じですかね。
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朝5時半に出発して
ここに着いたのが7時半。
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でも、ここでそうのんびりもできないのです。

【2】 吉野の桜

奈良の山の中を駆け抜けます。
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宇陀から吉野への道。
1時間はかからないが、30分では行けない。
そんな距離。
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吉野町へ入る。
手前は、清流で有名な吉野川。
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吉野川にかかる橋の上で信号待ちしてたら、
あっと思う場面に出くわし、あわててカメラを取る。
おいおい、無理すんな。
でも、思わず車をおりて、三脚広げたくなるような光景だネ。
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平日の吉野山はマイカー規制はなく、
かなり上まで上がれます。

如意寺の駐車場までいっきに。
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駐車料金2,000円。
土日のシャトルバスも同料金。
ただシャトルバスだとこの先まで行ってくれる。
マイカーだとここから歩き。
あと、誘導員がなぜか女子高生みたいな若い女性ばかりでおどろく。
働いてくれるのはいいが、なにせ女子高生。
ずぶの素人が誘導やってるのでこわい。
もちろんベテラン誘導員もいるから大丈夫。たぶん。
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さあて!
カメラ片手に歩きだす!
でも、アリャ?
3分咲き、5分咲きじゃないか?
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そんなことないよな!?
と、ちょっと小走りになっていく。
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たしかに、そんなことはなかった。
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おおう・・・!!
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吉野の桜の見事さよ。

昔むかし、後醍醐天皇は言いました。(たぶん)
「吉野の桜は日本イチーーーーッ!!」
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ちなみにこーゆー感じのところでみんな撮ってます。
厳選された撮影スポットです。
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(※進行方向とは逆。振り返って撮影。)

こんなのまだまだ。
吉野山はまだほんの序の口ですよ。

中千本公園に到着。
シャトルバスのUターン地点。
ここから先が上千本。
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登っていくと、途中風で花が散りゆくさまをとらえようとカメラを構えるが、いろいろタイミングが合わなかったりする。
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茶店やうなぎ屋が立ち並ぶエリア。
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そこから上がっていきます。
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さらにもう一軒、わりと雰囲気のいい茶店があり、
ここは帰りに寄ろう。
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この先で、如意寺が花に埋もれる撮影スポット。
あのあたりがスタート地点。駐車場があるところ。
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ちなみにこーゆーとこで撮ってます。
足元が盛り土みたいになってて、あぶなくてしょうがない。
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ここからまだ上がっていきます。
それにしても、この急な坂!
むかし私は言いました。
吉野の花見は登山であると。
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途中の景色に目を奪われながら。
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今回の最終目的地、
「花矢倉の展望台」はこっちか?
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すると、登ってガッカリ!
まだぜんぜん途中だわ!
ベンチに腰掛け、しばし休憩。
息をととのえる。
・・大急ぎで登ってきたもんだから、薄手の長袖一枚のおれだけなぜか汗だく。周囲のひとは冬の装い。
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さあ、まだまだ登りますよ。
だから申し上げたでしょう。
吉野の
花見は
登山
です!!

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やっとでここまでやってきた。
ゴールまでもうちょっと。
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吉野といえばココ! 
・・みたいな構図で有名な花矢倉の展望台。
の、すぐ下。厳密にいえば。
もう疲れた。体力と気力の限界。
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縦構図でもう一枚撮っとく?
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ハイ、ミッション終了!
即下山すべし!!
さっきの茶店がみえます。
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ほうじ茶を所望。160円。良心的価格でニッコリ。
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縁側に腰掛け、道行くひとをながめながらお茶をガブリガブリ。
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ちなみに背後はこんな風景。
あがって休むこともできる。
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まッ、こんなもんかァ~。オレの花見は。
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ハイ、お花見終了!
本格的に下山します。
ああ、腹が減った。

お昼なんですが、吉野は前述のとおりうなぎ屋やらこじゃれたカフェなんかもあるんですが、私は遠慮しますね。
インバウンド向けでしょう、あんなのは。
目をむくような価格設定に笑うしかないですよ。

あと、道中ドローンのうるさかったこと!
小バエみたいな厄介者ですね。
ヘリまでうるさかった。
レスキュー隊か?と思ったら、どうやら報道。

最後に、駐車場から車で下りる途中、時間は10時半なんですが、反対車線が大渋滞!
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駐車場が満車だからそりゃそうなるわな。
満開シーズンの吉野山は、午前10時なんかに登ってるとえらいことになります。

赤線が車での経路。
青が徒歩。
この地図だと見所を大いに外してるようにみえますが。
車で行った場合の、近鉄電車とロープウェイを利用しなかった場合の最良コース、花の見どころベストコースだと思います。
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まッ、というわけで最後にお昼。
お昼を食べにわざわざ五條市まで移動。
帰りしなになるんです。
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中華料理『豚珍館』
うっかり外観撮るのを忘れる。
駐車場がいっぱいだったから。
まだ開店間際ですぜ?
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さっきインバウンドがどうとか言ってたけど、このお店も原材料高騰を理由に値上げされてた。

むかし通常で麺1.5人前で800円だったが、980円になってた。オウ、イエー。
小盛(麵1人前)が800円。

お金をケチったわけじゃなく、空腹で腹一杯たべると眠くなるので、
『五目そば』(小)
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しょうゆベースにちょっととろみかかってて、
ちょいピリ辛。
野菜に溶き卵に、これがうまいのだ!!
この辺に来たら、この店に寄らない手はない。
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(※食べ終わったあと隣のひとが平日セットメニューの中華そばと焼き飯頼んでて、内心シマッタ、それメッチャうまそうやん!!となった。)

まあそんな感じで。
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ありがとうございました。
またお会いしましょう。

=====================

(自分用メモ)

52,229 km → 52,468 km 
239 km

・この日の前日、広末涼子が捕まる。

Posted at 2025/04/12 12:38:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月03日 イイね!

芦ノ湖スカイラインを駆け巡れ!

芦ノ湖スカイラインを駆け巡れ!【前回までのあらすじ】

和歌山から静岡へ。

健康ランドで

一泊しました。

   *   *   *

【駿河健康ランド】

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翌朝。
1月3日(金)
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部屋から富士山がのぞめる。
新春から得をした気分になる。
2ヶ月も前に予約して、オーシャンビューの部屋をとった甲斐があった。
去年は山側の部屋だったから、今年は海側を強く希望した。
ちなみに富士山の手前でせっかくの眺望を邪魔してるのは、何を隠そう「薩た峠」である。
写真に興味がある人なら、「おお、あれかい」と思うはず。
ちなみに薩た峠は現在、がけ崩れによる立入禁止区域なんだそうだ。
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朝からどっぷり温泉に浸かって、
部屋にもどる前に牛乳をマストバイ。
ちなみに館内はルームキーによるキャッシュレス決済。
お財布持たずに自販機で買えるのだ。
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次に、朝食がわりの「おにぎり」をもとめる。
フロントで宿泊客めあてに、太巻きだのお稲荷さんだの販売するのだ。
なんか、去年より値上がりしとるな!(130円→170円)
朝食ビュッフェ(1,400円)もあるけど、別料金払ってまで朝からおなか一杯食べられませんワ。
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電気ケトルでお湯を沸かして、シーフード・ヌードル。
な、なんてわびしい朝食なんだ。
カメラのファインダーでのぞきながら、ちょっと涙が出そうになる。
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(↑電気ケトルはフロントにて無料貸し出し。早い者勝ち。)

気を取り直して、さあ、出発だ!
まずは「箱根峠」をめざします。
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東名高速・富士川サービスエリアで。
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↑いちおう富士山をバックに撮ってるが、天気が悪くて画にならない。
朝は晴れてたのに、この天気の変わりよう。
「富士山、帽子かぶってる」レベルじゃなく、
「富士山、ダウンジャケット着込んでる」状態。

サービスエリアの施設内に入ると、
思わぬ「ゆるキャン△」グッズの襲来に、「おおう!?」となる。
ここ何県だっけ!? 静岡だよな!?
静岡も山梨に負けじと、聖地に仲間入りか?
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ここのリンちゃんは、おしとやかにスマイル。
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このあと衝撃の光景が!
主役のなでしこが自販機にはさまっている!
なにごとだよ!?
かつて、これほどまでに主役がないがしろにされた聖地があっただろうか!?
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午前9時半ごろ、
いよいよ箱根峠に到着。
あー、オレなんの聖地巡礼しに来たんだっけ?
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ああ、そうだ!
MFゴーストだ!

【芦ノ湖スカイライン】


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「第2戦 芦ノ湖 GT」のスタート地点として、

アニメでさんざん登場する料金所がココ。

(※通行料金800円は去年と変わらず。)

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自分もレースに参戦した気持ちになって、
アクセルを踏み込む。
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でも、いきなりブレーキ!
アニメでいうとこの辺りに
絶景スポットがあるんです。
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車を降り、このような丘陵を登っていく。
雨に濡れた草に足を滑らせないよう、慎重に足をはこぶ。
だがこの写真のあと、カメラ片手に盛大にズッコケ、手足が泥まみれとなる。
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芦ノ湖が一望できるスポット。
天気が悪いので、せっかくの眺望も色あせたよう。
どうしようもない。
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↑遊覧船がみえる。
それと、箱根駅伝の往路ゴールの鳥居も。
中央の赤いやつがそう。

駐車場まで戻ってくる。
やれやれ。泥を落とさないと、フロアマットが汚れちまうぜ。
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と、そこへ、
ポルシェ GT3が風のように駆け抜ける。
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車を走らせると、
すぐ次の展望台に着く。
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↑ここでポルシェに追いついてしまう。
あんまりレンズを向けるとイヤがられそうなんで、まあコレ一枚だけ撮らせてよ。

すぐにまた、展望台がある。
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↑富士山かな?と思って撮ってるが、方角的に富士山じゃない。
愛鷹山ですな。

このあと、このような分岐があり、
「おお!アニメでここあったわ!」
と思ったが、いちいち降車して撮影するほどでもないんですよ。
本当に何でもない場所で。
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ちなみにここまでが、
アニメでいう「デスエリア」にあたる。
…というのを、今回実際走ってみてはじめてわかった。
これを理解するために、はるばる和歌山からやってきたんだと思う。
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(↑富士山噴火による降灰で、路面に火山灰が降り積もっているという設定。)

この先で、いきなり料金所があってびっくりする。
また通行料払うの?
「さっき800円払ったケド」
と通行券をチラッとさせると、
「通らっしゃ~い」
みたいな感じで通れた。
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これが「湖尻水門」。

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 (↑アニメでは俯瞰で描かれることの多い湖尻水門。)

湖尻新橋にて。
期待してたよりも、ずっと無味乾燥な風景。
イヤ、何を期待していたかと言われましても。
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なんだかよくわからないまま、芦ノ湖を一周する。
その直前、箱根駅伝の往路ゴール手前で
突如として渋滞が発生する。
ここで渋滞かあー!
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↑地図だとこの辺り。
この日は1月3日で箱根駅伝の復路の真っ最中。
だが現時刻が午前10時40分だから、とっくに東京にむかってるはず。
箱根駅伝に関係なく、正月休みの渋滞だと思う。

渋滞回避を旧東海道、箱根街道にもとめた。
よっしゃ、このまま小田原へ行こう。
写真はないが、このあと急勾配の下り坂。
こんなの曲がれないよ!みたいなカーブでフロントリップかな? センターラインのコンクリ製のキャッツアイ(?)でガリッとやっちまった。やっちまったものはしょうがない。
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(↑この箱根街道は、MFゴーストでもないし、箱根駅伝のコースでもないんですな。帰ってから調べてわかった。)

小田原におりてくる。
すると、「鈴廣かまぼこ」のお店が目に飛び込んできて、
(ここがアノ、かまぼこストレートかッ!)
と色めき立つが、こんな道で停車できるはずもなく、信号待ちで撮ったコレ一枚で勘弁してもらいたい。
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小田原市内。
ここに、カナタと緒方さんと相葉の兄キが3人で「天丼」食ったお店がある。
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なかで歌舞伎か落語か演ってそうな、
この古風な建築物を一目みたくてここまで来た.

『だるま屋』
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でも、ここが閉まってるんですな!
正月休みで。
ガーーーンですよ。
お昼ここで「天丼」食べたかったのに!
駐車場ガラガラなんで、察しがつきましたけどね。
自分以外にも、家族連れのお客さんが玄関で呆然としてました。

さて、このあとどうしよう!?
思い切って、真鶴まで足を伸ばしてみるか!
真鶴は、第3戦「ペニンシュラ真鶴」の舞台。
セカンド・シーズンでも、最後の2話でもうレースははじまってるんです!

陽光あふれる真鶴。
アニメでこれをみたら、もう心はすでに決まってました。
3期が予定される来年と言わず、行けるうちに今行っとこう!
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で、「西湘バイパス」に乗るんですがね。
不慣れな土地ゆえか、インター間違えましてね。
東京方面に行っちゃいました! アハハ!
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で、引き返して、相模湾ぞいのうつくしい海岸線を走り出した途端、渋滞の列に入る。
うわ、マジかー。
ここで渋滞するのか!
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地図にすると、こう!
ハイドラだと、熱海まで渋滞を意味する真っ赤になっていた。
…東京のひとは正月に熱海あたりに詣でるのが、恒例行事なのか!?
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↑バイパスなのでなかなかUターンができず、1時間ばかりかけてようやく「鈴廣かまぼこ 石橋店」で引き返すことが可能となる。
ダメだ。今回は真鶴はあきらめます。
だって熱海まで、ずっとこの調子で渋滞なんですよ。

もうヤダ! 健康ランドに帰ろう!
帰りは、東名高速でササッと。
箱根の峠を越えるのはもう疲れました。
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東名のインターまで小田原市内を走っていると、
それにしても、腹がへった! もう午後1時だ。
国道ぞいは飲食店がたくさんあって困らないが、
さて、どれにしよう。
いま俺が食べたいのは何だ?

すると、中華料理のお店。
なにより、「タンメン」の看板に魅かれた。
私はじつはタンメンというものを、食べたことがないのである。

『中華料理 満洲園 西大友店』
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↑「このタンメンをください」
メニューを広げるなり注文すると、
女性店員に片言の日本語で、
「ダケ?」
と返された。

だけ?って言われてもなー。

あとでつぶさにメニューを見るに、どうやらセットメニューが人気の店だったらしい。

『満洲園タンメン』
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↑「んほッ、うまい!」

このあと、東名高速に乗る。
すると、御殿場で大渋滞にあう。
え、また渋滞なの!?
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いやもう
マジで
勘弁して!!

走行中にわかった。
御殿場のアウトレットモールだ。
渋滞の原因。

…今年はダメだ。
何やってもままならない一年になるよ、きっと。

富士川SA(下り)にて。
夕刻、すっかり雲のとれた富士山が、最後にそっとなぐさめてくれた。
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健康ランドに帰着。
相変わらずの大盛況っぷり。
サービスカウンターで、預けたルームキーをもらいたいが、あまりに忙しそうで声をかけづらい。
おれはこのひとたちのおかげで、正月休みが過ごせている。
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温泉タップリ浸かって、湯上りは
…ここでフェイントかけますよ。
連泊二日目なんでね。

1階のフードコートではなく、
12階、最上階の洋食屋に足を向ける。

『海の見える洋食屋 マルシェ』
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「ひとりですケド、食事できますか?」
と店に入るまえにきくと、若いウエイターが、
「13人いるので遅くなりますがいいですか」
と返される。

最近は老若男女問わず、語彙が少なすぎて会話に不自由する。

「お客さんが13人いるから、料理の提供が遅くなるっていうこと?」
客である私が、補足して会話せねばならない。

まあ、いいや。
混雑で料理できんの遅くなるって言うなら、自分で対処するさ。
はじめから3品たのんで、出来た順にいただこう。

あさりのワイン蒸しに、
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マグロのカルパッチョ。
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タンドリーチキンもいただこう。
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ひといきに注文を終えると、
ほっとしてビールをやる。
お酒はすぐ出てくる。
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ビール一杯飲み終わるくらい時間かかるんだろうな、と思ったら、実際それくらいかかった。

料理が運ばれてくる。
ところがおかしなことに、頼んだ3品が同時にきた。
同時って、どういうことだろう。
まあ、いいけど。

グラスが空いたので、すみやかに
ハウスワイン(390円)をオーダーする。
お酒を切らすと、私は死ぬ。
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『あさりのワイン蒸し』
この塩っ気が、お酒がススムくん。
頼んで正解。やっぱうまいぜ。
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『マルシェ風 まぐろのカルパッチョ』
ふだん食べない料理をたのんだ。
ソースがうまくて最高!
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『マルシェ特製 タンドリーチキン』
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これは
断じて
タンドリーチキンでは
ございません!!


若鶏スパイシーから揚げです!

(※私は30年前にインドでタンドリーチキンを食べてます。)

まあ、いいですけど。
お酒がススムくんならなんでもいいですけど。

「ハウスワイン(2杯目)」
2杯目なんて噓だろ? 上の写真の使い回しだろ?
と言われそうですが、私の酒量を見くびってもらっては困ります。
その証拠に、ホラ、あさりのワイン蒸しが右のあたりチョット減ってるでしょ?
上の写真の10分後の写真なんですよ!(自慢になるかい)
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なんかこういうワインをグビグビ飲むの、昔やったな。
サイゼリヤで。あんな感じ。
あの時も清水インターだったな。ルートインに泊まったときだったけど。

よーし、調子でてきた!
吞み足りないから、ハイボール頼んじゃおう!
『キリン 陸ハイボール』
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最後は、ピッツァかパスタかで迷った挙句、
やはりパスタで!

イタリアントマトと
  モッツァレラチーズのパスタ
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↑そうそう、パスタに合わせるワイン(3杯目)を忘れずに。

いやあ~、吞んだわ食ったわで、今夜も大満足!
おやすみ~。

    *     *     *

1月4日(土) 三日目
この日はこれで帰ります。
最後に富士山、顔を見せてくれず。
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帰りはとりとめもないんですが、
まァ、そうですね。
奈良・西名阪道・天理パーキングエリアで
「天理ラーメン」(880円)
これがメチャうまかったですね。
ピリ辛で、寒い冬は天理ラーメン最高ですね!
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↑ピリ辛の正体がわかった。豆板醬だな。

まあ、これで旅も終わり。

最後に遅ればせながら
新春のお慶びを申し上げますとともに
今年一年のみなさまの往来安全を願って。
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(御殿場からの帰り、由比パーキングにて。)

ありがとうございました。
またお会いしましょう。

===============
81,137 81,38581,814 km

(自分用メモ)

・帰り、四日市JCTはナビが古くて東名阪は直進と出るが、まちがい。ナビが間違っている。東名阪道は左へ。

Posted at 2025/01/11 09:06:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月02日 イイね!

新春恒例! 健康ランドを満喫せよ

新春恒例! 健康ランドを満喫せよ
新春の旅は、

昨年とほぼおなじ旅をします。

   *   *


昨年度のアニメ、

MFゴースト 2nd Season
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(↑誰かに似てるなと思ったら、思い出した。「ガンダムW(ウイング)」の主人公に似てるんだ。)

この作品に触発され、

昨年の『箱根ターンパイク』に引き続き、

今年は『芦ノ湖スカイライン』を駆け巡りたいと思います。
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で、まずはこれも去年とおなじ、静岡にある健康ランドに向かいます。
ここに連泊して、芦ノ湖スカイラインをめざします。
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今回のブログは全2回構成。
まずは健康ランドに行くまでの話です。

京奈和道(和歌山)を東へ進路をとる。
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名阪国道針(はり)テラス(奈良県)で給油する。
ここは和歌山とおなじ安価で給油できる。
ちなみに和歌山ではレギュラー158円、ハイオク168円である。
んhkの「ドキュメント72時間」で和歌山独自の安さが全国区に知れ渡り、衝撃を与えたみたい。
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【伊賀ドライブイン】」(三重県)

で、ちょっと早いお昼。
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一年前から、
新春はここでカツ丼セットをたべようと決めてたんだ!(1,000円)
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ちなみにこの伊賀までが、「関西だし広域圏」。
かつ丼を卵でとじてくれるのはここまで。
伊賀の山を越えると、かつ丼も天丼も卵でとじてくれなくなる、「暗黒世界」がはてしなく広がる。
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さらにこの伊賀ドライブイン。
外観が極彩色という、もはや正気の沙汰ではない色どりが施され、名阪国道に不慣れな客だと近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
あたかもそれはいちげんの客の侵入をかたくなにこばんでいるかのようであり、
かくいう私も、ここでカツ丼を食うのにゆうに10年かかった。
(というのは半分冗談で、下り、反対車線にドライブインがあるんです。)
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この伊賀ドライブイン、面白いところがあって、
この先に衝撃の光景が。
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なんと、鎧兜が売られている!
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茶碗など売ってるのはまだしも、
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なんと、刀まで。
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そして、「鉄砲」まで売ってる始末。
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(↑めっちゃ欲しいんですけど!!)

ヤバくて面白い伊賀ドライブイン。

まあ、現実的に買えるのはこの古銭くらいか。
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私は収集癖というのがいっさいなくて、
趣味でモノを集めたりしないですが、
天保通宝」の実物がどうしても欲しくて。

買っちった♪
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天保通宝が単品で1,000円。
寛永通宝5枚セットで1,250円。
あと天保通宝とは、100文だから(裏に百文と書いてある)だいたい今でいうと2,000円硬貨みたいな感じ。

これ買うとき、レジのおばちゃんが、
「今年の大河ドラマの影響で天保通宝の古銭が売れるかも」
みたいなこと言ってた。
あれ、天保年間の話か。元禄文化だと思ってたよ。
おばちゃんが妙にくわしくて思わず笑った。

こんなところでゆっくりしていたら、
このあとエラい目にあいます。

なんと東名高速、新東名とも大渋滞
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思い切って新東名に逃げこんだつもりが、
ここも渋滞がひどくて結局東名にもどる。
1時間以上タイムロスをする。
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和歌山をゆっくり朝8時に出発したのがいけなかった。
もっと早く出発していれば。
ドライブインのカツ丼セットが11時からなので、それに出発時刻を合わせたのがアダとなりました。

【御前崎灯台】


じつは今回寄りたいところがあるんです。

ゆるキャン△ 2nd Season」の第2話で
リンちゃんが訪れた御前崎灯台。
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『うお~ッ! 海だーーーーッ!!』
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と、叫びたいところをグッとこらえる。
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このシーンが好き。
ここに行きたい。

現在時刻は午後2時半。
御前崎灯台は高速おりて離れたところにある。
健康ランドのチェックインが18時すぎてしまうが、
ええい、今日行かないと一生行けない気がする。
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御前崎までバイパスが通じていて、なんとかたどり着く。
駐車場おりて、石段をあがっていく。
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お、よしよし。ここだ。
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この日は風が強く、白波が立つほどの強風が吹き荒れる。
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灯台まであがってきた。
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ここで、
喜びも悲しみも幾歳月
という石碑、イヤ歌碑だな。
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ここなのか!? 
岬の灯台守りって、御前崎灯台のことだったの!?
しかも映画じゃなくて、歌だったんだ。
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ところがこの先がイケナイ。
リンちゃんみたいに灯台の上まで上がろうとしたら、
強風のために閉まってる!
ガビーーン!!
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はるばる和歌山からきたというのに、
チキショーーーッ!!
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灯台の写真撮っただけで、スゴスゴ帰るハメに。
なにしにここまで来たんだ。
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あっ、そういえば!

作中でリンちゃんが犬の足跡を見つけるシーンがあったな。
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自分も血まなこになってさがす。
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すると、あった。
本当にあったよ!!
嬉々として、履き古したボロの靴を入れてシャッターを切る。
こんなことで大喜びできるなんて我ながら安い男だと思うが、このときの嬉しさはちょっと筆舌に及ばない。
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そんなこんなで、なんとか17時半には健康ランドに着。
【駿河健康ランド】
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この日は正月二日(木)。
ごらんの通りの大盛況ぶり。
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私のような宿泊者と日帰り入浴客とは、
レーンが分かれています。
だからチェックインはスムーズに。
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部屋は、ごらんの通りのこの狭さ。
しかも少しでも安くしようと「訳アリ」の部屋を選んだら、こんなありさま。
柱が邪魔して、テレビ周辺がおそろしくせまい。
素泊まり一泊8,900円×2
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いちおう、海側。
オーシャンビューは明朝までとっておこう。
輝くヘッドライトは、国道1号線。
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さあて、温泉、おんせん!
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去年の経験でお目当てがあって、
温水プールみたいなのがあるんです。
長さ14メートル、深さ1.1メートル。湯温33℃。
これがリラクゼーションにもってこいなんですよ。

あと、サウナも入りました。何十年ぶりかで。
サウナも、ハードモードとノーマルの二つありました。
私は68℃のぬるめのノーマルで。
年の暮れから咳と鼻づまりの症状だったので、効くかなと。
実際良くなりました。

湯上りはさっそくフードコートへ!
と思ったら、なんとこの混雑!
ネコ一匹座れないほどの超満席!!
名前を書いての順番待ちが発生する始末。
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これはヤバいゾ!
隣接する和ダイニングをのぞくと、オレひとりくらい座れそう。
ここでいいじゃないか!
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いいもなにも、ギリギリで座れたじゃないか。
あぶなかった。
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席に落ち着けたことだし、さて、何を頼もうかね。
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まずはプレミアムモルツでキュッと。(730円)
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ビールがきたら、お造りが食べたくなるじゃないか。
ふんぱつしてマグロ頼んじゃおう。(890円)
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カキフライ(870円)も食べたい。
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カキフライに合わせるために、追加でビール。
アサヒ・スーパー・ドラァァーッイの小を。(500円)
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地酒はどれにしようかな。
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「花の舞 生貯蔵」を。
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料理に合う酒。

「あぶりチャーシュー」(500円)で一杯やりますか。
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哀しき男ひとり旅。
しゃべり相手もおらんので
手持ち無沙汰でおもむろにスマホを広げる。
ほう、みなさまの新春だよりがドシドシ上がってますな。
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シメは塩ラーメン(830円)をいただいて。
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いやあ~、食ったわ呑んだわで、もう最高!
これが楽しみだった。

こんな感じでこの日はおわり。
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次回はいよいよ、芦ノ湖スカイラインです。

80,652km → 81,137km

=================

【 追 記 】

…いまブログ書きながらもう一回本編見返したら、
よく見たらリンちゃん灯台の上なんかにあがってなかった。
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上がってないよな。
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…私はいったい何を勘違いしたのだろう。


Posted at 2025/01/05 12:40:21 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月27日 イイね!

高知へカツオのたたきを食って帰るだけの旅

高知へカツオのたたきを食って帰るだけの旅今回は、

「〇〇食って帰るだけ」シリーズの

第2弾。

カツオのたたきを食べに

四国・高知を旅します。

   *   *   *

10月27日(日)
和歌山フェリーターミナル。
夜明け前。
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↑ AM5時30分発、徳島港行き。南海フェリー。

さて、なぜこんな朝早い便かと言いますと、今回は一泊二日。
なので早く高知に乗り込んで、旅程に余裕を持たせたいからです。

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で、一泊二日の日どりが日月。
有休とりました。
じつはこの有休にはワケがありまして、
仕事で・・、いえ、クビになったわけじゃないですよ。

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じつは私が仕事で専従して使っている工作機械。
NC旋盤というヤツなんですが、コイツが故障しましてね。
イヤ私が壊したんじゃないですよ。
メーカーの修理呼ばなきゃならんので、修理くるまで有給とるわ、という感じでなかば強引に職場から逃亡しました。

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まァ、そんなわけで。
バタバタとあわただしく旅の支度をしてしまい、

その結果船室で用意した朝食も。
なんかもう、デタラメ。
シーフード・ヌードルと昨夜スーパーで買った半額弁当。
このチキンカツ弁当が無駄に豪華に見えるのは、カキフライを別に買って自分で乗せたから。
腕白な弁当になってしまった。
こんなの朝食にしてしまっていいのか。
週末健康診断なんだけど。
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なにせ朝4時起きだったのと、
炭水化物摂ったのとで、このあと
下船まで1時間ほど寝ました。

目が覚めると、徳島港着。
天気は曇りながら晴れ間も。
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↑ 7時35分、ゲートオープン!
・・気軽に四国上陸を果たす。

四国は高速使うと、ちいさく感じる。

あっという間に高知の入り口、
南国サービスエリアで一枚。
南国土佐を後にして。
じゃなくて、前にして。
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高知市内に入る。
路面電車がめずらしくて、つい
信号待ちで撮ってしまう。
そんなにガツガツせんでも。
で、このときたまたま走行距離8万キロジャスト達成。
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 高知市立
【龍馬の生まれたまち記念館】
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↑ 館前にクルマを停めて撮ってますが、これは帰りしな、最後に車をわざわざ移動して撮ったもの。入館中は別の駐車場に停めてました。

高知でまず訪れたのが、この記念館。
初訪問。入館料300円。

てっきりこの建物じたいが、
坂本龍馬の生家を復元したものかと思ったら、
そういうことではなく、

その時代を生きた人々の暮らしの展示。
(ちょっとガッカリ。)
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郷土料理、皿鉢料理の説明。
(こういうのは好き。)
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↑ なぜかおもむろに下駄を履こうとする。
座敷の前にあったが、別にそーゆーアトラクションではないらしい。
しかもこれ女性用。
サイズが合わん。
自分で、「おれは何をやってるんだ?」と思う。

【高知市内】

記念館を出て、駐車場に戻ります。
ここでまたコイツが登場。
折りたたみ自転車です。
こいつで市内散策とシャレてみよう。
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↑ 記念館から100メートルほど。
『坂本龍馬誕生地』

この大通りを渡ると、県庁前にさしかかる。
晴れやかに高知城が見える。
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追手門で一豊像などを撮ってると・・、
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ここでとつぜん、どこからかオーケストラの演奏がきこえる。

それも聞き覚えのある曲。

さあ行くんだ その顔を上げて

・・って、これ「銀河鉄道999 」じゃないか!

それもゴダイゴのほう。

なんで高知で!?

するとすぐ隣の博物館前で、

なにやら高校生の吹奏楽部が演奏していた。
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結局どこの高校かわからなかったが、
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ここで演奏終了。
どうやら最後の一曲だったらしい。
ブラボー! 
いい演奏だったよ。
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そのまま通りを行くと、
屋台か露店が立ち並ぶ
奇妙な光景に出くわす。
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↑ その端まできて、ここが「ひろめ市場」と知ってビックリ仰天。
ひろめ市場は昔来たことがある。

ひろめ市場には入らず、横の通りを行くと、
カツオのたたきの藁焼きの実演をやってる。
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↑ どれどれと店頭のメニューを横目でうかがう。
が、価格をみて目をむく。
アレだね。
円安で得している人向けだね。

高知にはこんな大きなアーケード街がある。
ここでお昼の店をさがそう。
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↑ そのアーケード街の入口付近に一軒のうなぎ屋がある。
これが妙にそそられるのだが、はたしておれは高知にうなぎを食べに来たのだろうか。

決めかねて、すこしアーケード街を歩いてみる。
すると、とんかつ屋がある。
うーん、トンカツかあ。
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↑ そのとなりにあるのが、有名な「明神丸」。
カツオのたたきの人気店だが、イヤイヤ待て待て!
夜までとっておけ。

結局さっきのうなぎ屋に戻る。
オレは高知にうなぎを食べにきたのか・・。
鰻屋 成八 (なるはち)』
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↑ 値段をみて腰が引けてしまう。
だって、フルサイズで4,000円。
鰻丼の半尾でいいや。

さあて、焼き上がりましたよ。
おれのうなぎが!
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↑ 国産らしく、身がうすいが皮に弾力がある。
やっぱ、スーパーで買って電子レンジでチンしたのとは、モノがちがうな。
だから時々うなぎをこういうお店で食べたくなる。
タレ控えめに焼き上げた、この香ばしさがたまらない。

【高知県立 坂本龍馬記念館】
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ここは8年前の2016年に一度来ています。
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↑ 勝手知ったる入り口と思ったら、ガーン!
閉まってる!

なぜか足元に猫がいて、
スヤスヤ眠っている。
なんでここに猫が!?
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↑ どうやら新館が入り口らしい。

2018年に新館ができて、中もリニューアルしたという。

それは楽しみだと入ってみたら、

ところが・・。

なんだか様子がおかしいぞ。
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なんだこれは!

パネルばかりで展示物がいっさいない!

昔は乙女姉さんへの手紙が見れたのに、なくなってる!

父や兄や乳母などにあてた手紙、あの豊富な書簡集はどこに行ったのだろう。

龍馬自筆の書簡、これこそがこの記念館の真髄、坂本龍馬という人物像を知る上での貴重な資料だったのに。

なにがリニューアル。これじゃ、改悪。

こんなのぜんぜんダメですよ!
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(↑ 雰囲気的に自撮りぽい写真に見えますが、私ではありません。)

【桂 浜】

記念館も桂浜まで徒歩を推奨するので、
車を置いたまま歩いていく。

正直いうと、桂浜の駐車場代を惜しんだ。

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↑ あ、なにかと話題の水族館がありますな。
・・あとで冷やかしで入ってやろうかと思ったら、入館料が冷やかしで払う額じゃなかった。

神社まで登って、そこでふりかえる。
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↑ ハイ、これが名所の桂浜。
神社からだと、ちゃんと美しい弓なりの砂浜が一望できる。

・・このあと、記念館の駐車場にもどって、

あ、シマッタ。

坂本龍馬像みるの忘れた!

あちゃー。

もうしょうがないから、今夜泊まる宿に向かいます。

【亀の井ホテル 高知】
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↑ 高知市から離れた「いの町」にある。

亀の井ホテルは、ひとり客でも泊まれるところがイイ。
それに、高知市内の観光ホテルよりも、ホスピタリティに信用がもてる。
結果、少々割高でも私はよろこんで泊まります。(22,000円)

部屋はダブルかな。
部屋は全室リバー・ビューだそうで。
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↑ それもなんと、仁淀川のリバーサイドホテル。

しかも、鉄橋がある!
マップで確認すると、土讃線だった。
こりゃあもう、ベランダから「鉄道風景写真」を撮れってことだな!
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降ってわいたようなチャンスに、
三脚は持ってきてない。レリーズもなし。
だがまあなんとか合わせてみまショ。「遊び」ですし。

まずは、向こうから来る列車じゃなくて、手前から向こうへの上り列車を。
「ケツ追い」ってヤツですかね。試しにパシャリ。
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で、本命の下り。
土佐清水行きか、須崎行きかわかりませんが。
まッ、そんなイイ写真は撮れませんけれども~。アハハ。
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そんなこんなで、ひとっ風呂浴びに大浴場へ。
おれ、高知に何しに来たんだっけ?
だんだん初期目標を忘れがちになる。

ふぃ~! 極楽ごくらく。
なんか最近、この写真を撮らないと気が済まなくなってきている。
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↑ ここねー、じつは温泉なんですよ!
仁淀川 伊野温泉」だそうで。
体ヌルヌルはしませんが、ほんのわずかに硫黄の匂いがする。
入っとけ! 入れるときに温泉入っとけ!!

湯上りは、生ビールで
ズビズバァ~。
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↑ 先付で特筆すべきは、真ん中の「高知県産焼きサバ寿司」。

いよいよ本命登場で
シャバダバァ~。

料理長一押し!
  高知名物~藁焼き鰹タタキ~ 』(品書き原文ママ)
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↑ これを食べに、和歌山から来たんだ!

今回は特別会席コースで予約した。そしたら、
なんか、スゴイのが出てきた。

『土佐赤牛サイコロステーキと
 イセエビ雲丹焼き』
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おいおい、コリャ今夜も
お酒がススムくんコースかい?
行っとくかい?

『土佐の純米大吟醸 飲み比べセット』(1,600円)
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↑ レストラン店頭に酒瓶が陳列されていた。
並びがチョットちがうだけ。

まず、「亀泉」を口に含む。

その瞬間、衝撃がはしる。

な、なんじゃこりゃ!!

これ本当に酒か!?

フルーティーなんてレベルじゃないぞ!

白ワイン飲ませてるんじゃないのか。

こんな酒が、この世にあったなんて。
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酒杯片手に感嘆してる私などおかまいなしに、
どんどん料理は運ばれてきます。
(嘘です。ちゃんと言ったら、ゆっくりなコースの進み具合にしてくれてます。)
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↑『 四万十ポークのそぼろ煮ときのこの炊き込みご飯』

お料理はどれも美味しい!
・・うーん。それにつけても・・。
さっきの「亀泉」の衝撃がわすれられない!
(正式名称は「亀泉 純米吟醸生原酒 CEL-24」)
単品で頼んでみようか。
一合1300円もするけど。
せっかく高知まで来たんだ。
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↑ 高知の美酒に酔う。

    *    *    *

翌朝。

亀の井ホテルの朝食ビュッフェの良いとこは、
メニューに地元名物がたくさんあるところ。

で、朝から調子に乗って、『カツオのたたきののっけ盛り丼』なるものを自分で盛り付けてみる。
うまそうなんだが、こんなの朝食でいただいたらこんどの健康診断で尿酸値がヤバいぜ。
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↑ 地元名物がもう一つ。コロッケ(見切れてますが)が鰹コロッケなんだそうだ。

第2ラウンドは、べつに写真に撮るほどでもない。
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↑ カレーは別腹。

さて、朝食をいただいたら私の旅は終わりとなるんですが、

今回はもうすこし旅をつづけます。

帰路はこのよう室戸めぐりで。
お遍路さん気分で。
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↑ で、途中寄りたかったところがあるんです。

北川村 モネの庭】
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みんカラのみなさん、みん友さんが
数多く訪れる人気スポット。

19世紀のフランスの印象派、クロード・モネの「睡蓮」を忠実に再現したこの庭園。
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一度来てみたかったんですよね。

モネの庭って私称かとあとで調べたら、ちゃんとモネの財団から公認うけてて、びっくりした。お墨付きなんだ。

だからというわけではないだろうが、

園内には随所にこのようなモネの絵が飾られており、
「こんなふうに写真撮れや。撮れるやろ? ん?」
と、無言で煽ってくる。こしゃくな庭園である。
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まァ、こんなもんで!
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月曜にもかかわらず、園内は入場者は多く、ただ女性ばかりで男は私ひとりだった。

このあと、室戸岬で灯台をみる。
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↑ はてしなくひろがる
太平洋

あとですね、ここからの道中、お遍路さん多かった!
みんなこっち向きなので、ん~? あッ!
(逆打ちか!)
うるう年だけは逆、時計回りに回るんだそうです。

徳島港フェリーターミナルに着。
16時25分発の南海フェリーで和歌山に帰ります。
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ターミナルから歩いてすぐのところに中華屋さんがある。
人気店でいつも行列ができるくらい。
ここの中華は何たのんでもうまいのだ。
私も船に乗る前に必ず立ち寄るようにしている。
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↑ 担々麵(850円)と焼き飯小(500円)。

これを食べたら今度は本当に旅は終わりです。

ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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---------------------------------------
 (自分用メモ)

・高知城で一豊の奥さん見るのわすれてる。

79,800km80,309km
※高知市内で走行距離 80,000m達成。

Posted at 2024/11/02 12:20:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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Ricoというのは、「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)という、今となってはちょっとふるい漫画に登場する男の子の名をつけられた少女のことです。 作中、ドラ...

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