
そこは上総の国
とある山奥にあるドリフト寺
ついに待ちに待ったその日がやって来た
ドリフト合宿である
前回滑りに行ったのは2週間前だ
月1だと感覚が忘れがちで、そういった意味でもこの立て続けの開催はありがたい
無理矢理仕事を休むため、かなり無理をして帳尻を合わせた
(周りに無茶振りしたともいう)
睡眠時間があまり取れない中、早めに出て来たのだか、休日と違って5時半でも交通量がかなり多い
箱崎経由の京葉道路より環状線からの湾岸や東関道の流れのよさを選んだが、いきなり川口JCTで渋滞が始まり
10キロ45分
とほほである
江北JCTまでの渋滞だったが、その後も所々ハマる
寺に着いたのは朝の読経の終わりかけであった
修行僧の視線が痛い
タイヤを替える時間もなく
履いているタイヤ(純正ミシュラン)をパンパンに張らせてスタートした
今回の修行内容は定常円からの8の字だ
LSDを替えて挑んだ初めての滑り
やはり楽である
テールスライドがいとも簡単に出来る
以前の定常円は静止状態から6000回転でクラッチを繋いでスタートしていたが、この日は徐行からアクセルONで始められた
クラッチに優しい
フロントタイヤを純正ミシュランから、グッドイヤーのレブスペックに替えたことも影響しているかもしれない
アンダーがだいぶ減って来たことも扱いやすさに貢献している
次のメニューはブレーキングによるキッカケ作りだ
急減速で前荷重を作り、ステアを切ってアクセルOFFでリアを出す
ブレーキングドリフトの前段階だ
S師範同乗の元、なかなかリアが出ない
減衰力をいろいろ変えて調整するも、結局時間内にリアは出なかった(ーー;)
まるかきさんのクルマではどうなんだろう?
S師範が度々勧められるが試してみたい(今回もチャンスなく…)
次の時間はスラロームの練習
等間隔に置いてあるパイロンを左右交互から角度をつけてアプローチする
なかなかアクセルで角度がつけられずにただのスラロームになってしまう
リズムをとりながらアクセルとステアリングで操作
そんなこんなで昼休みに
帰りのタイヤ確保のため、純正ミシュランからケンダに交換
思っていたほど磨耗しなかった
午後からは更に日差しが照りつけて酷暑の様相へ
8の字を集中的に行なったが、初めてのセーフティモード発動
水温105℃で危険領域か(ーー;)
油温は120℃に達していないのだが
どうやらエンジンルームの温度が高すぎるらしい
S師範に相談して後日フロントに通気孔を追加してもらうことになった
グループAのGTR仕様とか?
何かいい感じ(≧∇≦)
だましだまし、練習をして
その後実施された検定も無事合格出来、前回の無様な結果を返上出来た気がする
最後はクルマの冷却系も根を上げて
もちろん人間もオーバーヒート気味でヘベレケになりながら、怒涛の1日目終了
合宿は二日間につき、マシンは寺に置かせてもらい、相乗りで夕食と宿へ行く
体力を消耗しきった身体には片付けがないのはとてもありがたい
ささやかな神のプレゼントか!?
いや、御仏のお陰だ
異国の精進料理で懇親を深めた後
皆で合掌
『モッコリンゴ〜!』
上総の熱い夜は更に続いていく
Posted at 2015/08/09 17:29:22 | |
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