2007年05月18日
次世代競争に敗れし者達(1) バンダイ「プレイディア」
現在の次世代ゲーム機としては、WiiとPS3が主役の座を争っていますね。
任天堂ファミリーコンピュータの登場以降、繰り返される次世代ゲーム機の主役競争。
ここでは、その競争に敗れた者達を紹介していきます。
第一回目は、バンダイ「プレイディア」です。
基本情報
発売年度:1994
メーカー:バンダイ
価格:24,800円
仕様
CPU:TMP87C800(8bit)
グラフィック:1677万色(フルカラー)
その他:無線式コントローラー
評価
バンダイが次世代ゲーム機発売ラッシュのどさくさに紛れて発売した、インタラクティブゲーム機(バンダイはCD-ROMプレイヤーと称している)。
アニメーション再生機能に強いあたりはPC-FXと同様だが、低年齢層を狙って、ドラゴンボールやセーラームーンなどのアニメ作品をゲーム化してラインナップした。しかしながらアニメーション再生能力ではPC-FXが数段上を行き、尚且つ低年齢層がアニメを楽しむならビデオで十分という状況。それならばと、終盤人気声優を前面に押し出したソフトを発売しマニア層の取り込みを狙ったものの、それらのマニア層は既にPC-FXを所有しており、作戦失敗。プレステやセガサターンに敗れ、いつの間にか市場から消え去った。
なんにしたって、この時代に8bitのゲームマシンを出してくる神経が分からない。
無線式コントローラーを標準装備するのは当時珍しかったが、レスポンスが非常に悪く、アクションゲームなどには向かなかったようだ。
バンダイはこの後、様々なゲーム機を出しては失敗するという悪循環にはまる事になる・・・。
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Posted at
2007/05/18 15:23:22
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