2007年06月05日
第三回目は、バンダイ「ワンダースワン」です。
基本情報
発売年度:1999
メーカー:バンダイ
価格:4,800円
仕様
CPU:80186互換 16bit(3.072MHz)
LCD:FSTN反射型LCD 2.49インチ
グラフィック:モノクロ8階調
サウンド:デジタル音源4ch ステレオ
評価
バンダイダメダメハード第3弾。ゲームボーイカラーが既に出ている時代に、なぜかモノクロ画面で登場。描画の細かさで言えばゲームボーイと比べて非常に優れているものの、カラーが当然となりつつある世間には受け入れられなかった。モノクロ表示であるが故のバッテリー持続時間を売りにしていたが、あまりにもバッテリー持続時間にこだわりすぎた為か、画面見にくすぎ。また、携帯ゲーム機では必須機能であるはずのイヤホン端子が標準でついていない(拡張機器を購入しないとダメ)等、マイナス点が多すぎた。サードパーティも少なかったが、当時任天堂を嫌っていたスクウェアをサードパーティに迎えられたのが唯一の救いかも。
デザイン的には小型だし、縦横どちらにしても使えるようにしたアイデアも光る。
やはりカラーにしなかった事が全ての失敗だったんじゃないかなぁ・・・。
いや、私持ってるんですが orz
Posted at 2007/06/05 13:11:43 | |
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ゲーム | 日記
2007年05月21日
第二回目は、バンダイ「Pippin@ATMARK」です。
基本情報
発売年度:1996
メーカー:バンダイ
価格:64,800円
仕様
CPU:PowerPC 603(66MHz)
RAM:5MB(最大13MBまで増設可)
VRAM:1MB
グラフィック:最大32,000色
評価
プレイディアで失敗したバンダイが暴走気味に発売した、世にも珍しいMacintosh互換のゲーム機。当時のAppleはWindowsの登場に少なからず危機感を抱いており、Macintoshの市場を少しでも広げるため、Macintosh互換ゲーム機を開発していました。その製造をバンダイが担当したわけですが・・・。なんといっても、ソフトウェアが全く出なかったのだから売れるわけがありません!w
1997年2月には、Appleから次世代ピピンが発表されましたが、3月にAppleがピピンからの撤退を発表。なんとも迷走を極めたハードと言えるでしょうw
そして1998年にバンダイも撤退し、販売終了となりました。最終的に販売台数2万台、余剰在庫5万台だったようです。バンダイってゲーム機売るつもりがあるのでしょうか?
そんな全く売れなかったピピンでしたが、そのアーキテクチャーは非常に面白いです。一番興味深いのはモデムが付いていること。14400bpsという今では化石みたいなモデムですが、当時インターネット接続を前提としたゲーム機はありませんでした。Macintosh互換機だけに、マニアックなユーザーが多く、Linux(!)を動かそうとしている方もいるようです。
また、OSにはPippinOSという、MacOS7.5.2をベースとしたOSが搭載されていました。
一応、Macintoshのソフトが一部動くという事でしたが、メモリが5MBしかないためMacintosh用ソフトウェアはほとんど動かなかったというのが実情だったようです。一般にMacintoshでのソフトウェア開発は、「使うは天国、作るは地獄」と揶揄されており、さらに限られたメモリ空間・・・という厳しい制約がサードパーティに敬遠されたようです。
Pippin用の周辺機器は、Macintoshユーザーの評価が高く、今でもMacintoshに接続して使われているようです(虚しいなぁ)。
Posted at 2007/05/21 10:34:43 | |
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ゲーム | 日記
2007年05月18日
現在の次世代ゲーム機としては、WiiとPS3が主役の座を争っていますね。
任天堂ファミリーコンピュータの登場以降、繰り返される次世代ゲーム機の主役競争。
ここでは、その競争に敗れた者達を紹介していきます。
第一回目は、バンダイ「プレイディア」です。
基本情報
発売年度:1994
メーカー:バンダイ
価格:24,800円
仕様
CPU:TMP87C800(8bit)
グラフィック:1677万色(フルカラー)
その他:無線式コントローラー
評価
バンダイが次世代ゲーム機発売ラッシュのどさくさに紛れて発売した、インタラクティブゲーム機(バンダイはCD-ROMプレイヤーと称している)。
アニメーション再生機能に強いあたりはPC-FXと同様だが、低年齢層を狙って、ドラゴンボールやセーラームーンなどのアニメ作品をゲーム化してラインナップした。しかしながらアニメーション再生能力ではPC-FXが数段上を行き、尚且つ低年齢層がアニメを楽しむならビデオで十分という状況。それならばと、終盤人気声優を前面に押し出したソフトを発売しマニア層の取り込みを狙ったものの、それらのマニア層は既にPC-FXを所有しており、作戦失敗。プレステやセガサターンに敗れ、いつの間にか市場から消え去った。
なんにしたって、この時代に8bitのゲームマシンを出してくる神経が分からない。
無線式コントローラーを標準装備するのは当時珍しかったが、レスポンスが非常に悪く、アクションゲームなどには向かなかったようだ。
バンダイはこの後、様々なゲーム機を出しては失敗するという悪循環にはまる事になる・・・。
Posted at 2007/05/18 15:23:22 | |
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ゲーム | 日記
2007年05月01日
噂のプレステ3 ~S○GAに愛をこめて~
SONYが売らなきゃ誰が売る~♪
お待たせしました~♪
すごいハードだ 夢の次世代機
128ビット 3.2GHz~♪
ネット対戦~ SIXAXISもあるよ
これが~噂の~ プレステ3~♪
売って見せるぞ 1000万台♪
自信作だよ~♪
キラーソフトも~どんどん出て来る~♪
ちょっと~触ってみておくれ♪
こんな楽しい~ハードは無いよ~♪
俺が~噂の~ 久夛良木健だ~♪
Posted at 2007/05/01 16:28:57 | |
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ゲーム | 日記
2007年05月01日
次世代ゲーム機対決も一段落してきた様相ですね。
世間の評価は「Wii」の方が概ね高いようです。
PS3は予想ほど販売台数が伸びず苦戦しているようですが、PS3を所有してみるとなんとなくその理由が分かります。
まず、値段高すぎ。
5万とか6万したら、大人だって買うのを躊躇します。
ましてやゲーム機を欲しいのは主に子供(まぁ、最近は大人も欲しいですがw)。
やはり、お正月のお年玉で買える程度の値段に抑えるべきでは・・・。
高くても3万~4万くらいが相場ではないでしょうか??
次に、ゲームの数少なすぎ。
5/1の時点で、ゲームの本数が24本(公式ページによる情報)。
対するWiiは50本以上が発売されています。
私はガンダム無双の為にPS3を買ったんですが、それ以外に買ったソフトは2本ほど。他に興味のあるゲームが無いので、PS3に若干飽き気味になっている事も事実。
それから、キラーソフト投入の失敗も目立ちますね。
やはり、大々的に売り出す為には、本体と同時発売のゲームにキラーソフトを入れるべきだったと思います。
「FF」とか「無双シリーズ」とか「メタルギア」とか・・・。
(これらがキラーソフトであるかどうかはともかくとして、出せば目立つので)
おそらく、PS3の高スペックに対応させる為、ゲーム開発に非常に時間を要しているのが原因だと思われますが。
ま、過ぎた事をクヨクヨしても仕方ありません。
これから先、PS3をどのように売っていくか注目したいと思います。
Posted at 2007/05/01 15:19:13 | |
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