2007 スーパー耐久 第2戦
投稿日 : 2007年05月27日
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5月13日、三重県の鈴鹿サーキットでスーパー耐久シリーズの第2戦が開催されました。
仙台での開幕戦は雨と霧による波乱の展開となりましたが、鈴鹿はレースウィークを通じて好天に恵まれました。
予選から速さを見せて、500kmの決勝でもライバルを圧倒してポール・トゥ・ウィンを飾ったのは「ENDLESS ADVAN Z」。
開幕戦に続いての2勝目となりましたが、仙台ではランサーに奪われた総合優勝の座も奪還。
ウェットの開幕戦、ドライの第2戦と連勝を飾って強さを見せた影山正美選手(左)と青木孝行選手(右)が表彰台でも素晴らしい笑顔を見せてくれました。
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開幕戦では史上初めてST-2クラスによる総合優勝を飾った「オーリンズ・ランサーEVO・MR」。
こちらもST-1クラス同様にポール・トゥ・ウィンで連勝を飾り、シリーズランキング争いでも2番手のライバルにダブルスコアの大差をつけることに成功。
今回は開幕戦とは異なり、木下隆之選手がスタートを努め中谷明彦選手がフィニッシュまでの終盤を担当。
このチームが長年続けてきた常勝パターンとは逆の内容でしたが、文句無しの快勝で新しい勝ちパターンも構築されたようです。
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ST-3クラスは大接戦。最後の最後まで目を離せない展開となりましたが、見事な三選手のリレーと戦略が功を奏して「FINA ADVAN BMW M3」が優勝。
2005年の開幕戦以来となる優勝、シリーズ争いの方もますますその行方が面白くなってきました。
写真は表彰台の真ん中に陣取った長島正興選手(左)、小林且雄選手(中)、村田信博選手(右)。
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ST-4クラスで優勝を飾ったのは「PSY.A-ONE.ED.DC5」。
こちらもなかなかの激戦ぶりでしたが、最後は鈴鹿が地元のTEAM A-ONEが制しました。
意外だったのはTEAM A-ONEにとって、この優勝が地元・鈴鹿でのスーパー耐久初勝利だったということです。
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スーパー耐久は「ファンとの距離感の近さ」が大きな特徴。
ピットウォークでは和気あいあいとした光景があちこちのピットで見られます。
「バーディクラブ☆TC神戸 Z33」のピットには親子連れが訪れました。
子供の手にはマシンのミニチュアが。
輿水敏明選手(左)と加藤正将選手(右)がサインを入れて、一緒に記念撮影。
ファンを大切にする両選手の優しさが伝わってくる光景です。
最近はフェアレディZを中心にスーパー耐久マシンのミニチュアも多数リリースされているので、是非観戦の際は持参してサインを入れてもらうことをお勧めします。
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今回の表彰式で最も壮絶な光景が繰り広げられたのはST-2クラスの表彰台。
ランサー勢が表彰台を独占したのですが、その中で3位に入ったのが「DIXCEL 新菱オート EVO IX」。
冨桝朋広選手と関 豊選手がシリーズ戦で表彰台に上がったのは2005年の岡山ラウンド以来。
そのせいか優勝した「オーリンズ・ランサーEVO・MR」と準優勝の「RSオガワ ADVAN ランサー」のドライバー陣が結託(?)して、冨桝選手にシャンパンの集中砲火を浴びせました。
ちなみに相棒の関選手もしっかりと加担しています(^^)。
その後、レーシングスーツは5回洗濯されたそうですが、シャンパンの匂いは残ったままだそうです。
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ピットウォークに鈴鹿サーキットのマスコットキャラクター「コチラちゃん」が登場しました。
しかもミシュランのマスコットキャラクター「ビバンダム(ミシュランマン)」と夢のコラボレートが実現!
コチラちゃんがミシュランを装着して戦う「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4 COUPE」のピットを訪問、感動のご対面となりました。
出会って早々にハイタッチでエールの交換を行うなど意気投合(?)した模様。
この珍しいツーショットには柳田真孝選手も"大ウケ"でした(^^)。
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コチラちゃんについてもう少し詳しくご紹介すると、数多くのグッズも販売されており、さらには「コチラレーシング」なるチームも存在。
ドライバーの背後に子供2人が乗車できる「3シーターフォーミュラカー」はイベントで大人気だそうです。
6月17日(日)には鈴鹿サーキットでコチラちゃんファミリーが主役となるイベントが開催され、フォーミュラカーのコクピットへの体験搭乗&記念撮影なども行われるとのことなので、ご家族揃ってお出かけになってみてはいかがでしょうか。
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