MiniCar|RAI'Sトヨタクラウン警視庁交通部交通機動隊車両
投稿日 : 2008年01月29日
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積極的にパトロールカーのミニチュアモデルをリリースしているミニカーショップヒコセブンの「RAY'S」シリーズ。
2008年の皮切りは2車種・4種類がリリースされましたが、ここでは今や全国的にパトロールカーの主力車種として配備が進んでいるGRS180型トヨタクラウン、俗に"ゼロ・クラウン"と呼ばれているモデルのパトロールカー仕様をご紹介していきましょう。
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まずは交通機動隊に所属する白黒ツートンカラーの制服仕様。警視庁の車両がモチーフとなっています。
GSR180型の交通取締車は排気量3,000ccのエンジンを搭載した後輪駆動モデルで、ミッションは市販車と同様に手動ギア選択が出来るシーケンシャルシフトマチック付きの6速オートマチックを組み合わせています。
旧来、クラウンのパトロールカーは交通取締仕様でもあまり"速さ"を感じさせない雰囲気があったのですが、ベースとなっている"ゼロ・クラウン"が躍動的で若々しいスタイリングになったため、パトロールカーの雰囲気も一変しています。
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交通取締用の車両ですから、高速走行を考慮してルーフの赤色警光灯は固定式が装着されています。
そのため、違反や交通事故処理などのために停車してトランクを開けている場合は、後続車両からの視認性を高めるためにトランクリッド裏に補助警光灯が備わっています。
ちなみにパトロールカーは電装品が多いために停車中のバッテリーへの負担を軽減するため、アイドリング回転数を高める"アイドルアップスイッチ"が備わります。
また無線機器に支障が出ないように、徹底したアースが施されています。
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正面のグリル中央にはクラウンの王冠マークに代わって、旭日章が燦然と輝いています。
そしてフロントバンパーには前面警光灯が左右一対装着されている基本的な仕様。
ちなみに最近は消防自動車や救急車では新型の大半が、警察車両でも一部警護車などがLED式の前面警光灯を備えていますが、一般的なパトロールカーへの普及はまだまだこれから先の話になりそうです。
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リアはベースとなっている"ゼロ・クラウン"が横一文字のテールライトを採用していないので、白黒の塗りわけ線が見える格好になりました。
テールエンドには市販車同様に左右二本出しのマフラーを装着。
今や決して市販レベルでは太めのサイズという程でもありませんが、こうしてパトロールカーになった姿を見ると、なんとも太いマフラーが迫力あるリアビューを醸しだしています。
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左のドアミラーには助手席の相勤員用の補助ミラーが装着されています。どうせなら補助ミラーも白くペイントすればいいのに、と思ってしまうほどに、あっけなく"載せられて"います。
室内には助手席前に大型モニター。ルームミラーはトヨタ車のパトロールカーではお馴染みの縦二段配置。
いつもながら「RAY'S」シリーズは室内も含めて細かいところまで良く再現しています。
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先ほどのリアビューではバンパー下部に「POLICE」と大きく表示されていましたが、サイドビューにも同様の表示と、紋章のようなものが入れられています。
これは昨年開催された「東京マラソン」で試作車が投入され、その後は警視庁のパトロールカー全車に採用されている新塗装。
実に半世紀ぶりの模様替えと昨年は報じられていたのですが、果たしてこれは"新塗装"と言えるほどのものなのか?
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このモデルがモチーフとしたのは高速道路ではなく一般道路を担当する交通機動隊の所属車両。
ゆえにボンネットに透明の虫除け板「バグガード」の装備はありません。
ルーフなどに「1交6」と表記があるので、中央区晴海に本拠を構える第一交通機動隊の所属車両がイメージ。
管轄内の湾岸道路など都内主要幹線道路は、夜間は比較的交通量も少ないために制限速度を大幅に超過して走行する車も珍しくありません。
そのような車両を取り締まったりするのが主な仕事であると言えるでしょう。
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