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2015年10月26日 イイね!

青森林道ツーリング(1日目)

青森林道ツーリング(1日目)自営業者であり、多少変わった職種なので、就業時間も休みも不規則です。
そもそも「就業時間」とか「休日」という概念がないんですけどね。
5ヵ月間徹夜含みで1日も休まず働いたかと思えば、突然10日間フリーになったり。

10月9日(金曜日)の夕方。
10~12日までの三連休はガッツリ仕事の予定だったのが、急遽キャンセルに。
突然転がり込んできた、久々の休日。
思えばここ2ヵ月、まったく休みがなかった(-_-;;)
行きたいライブが何本か重なったので、行くには行ったけど…全部徹夜して仕事終わらせて強行軍で行った始末。
なもんで、三連休はゆっくり寝て休も…などと最初は思ったのですが、それはなんだか、とてももったいないような。
どっか行くかなぁ。

思い立ったが吉日。
パパッと旅の荷物をパッキング。
23:30頃、あてどもなく出発。

出発した段階では、行き先はぼんやりとしか決めていませんでした。
時期的には、紅葉がきれいそうなところがいい。
なら東北方面かなぁ、ということで、とりあえず東北道を北上。

吾妻PA(福島)で、ジムニーで初めての車中泊。
車中泊の、車内の様子は写真に撮り忘れましたが、JB23ではポピュラーな手段でフルフラット化して、窓全面に吸盤式のサンシェードを貼っつけました。これはそのうち(いつになることやら ^^;;)パーツレビューします。


細かい段差が解消しきれず、ちょっとシミュレーションと違ったところがあったけど、ソロテントで寝るのと同じ感覚ですね。
4:00~6:00まで仮眠。
起床して、サンドイッチをかじりながら、具体的に東北のどこへ行くか詳細を検討。
天気は快晴。
「いつか、白神山地のロングダートを巡ってみたいなぁ」
なんてことを、若かりし日に妄想したことを思い出し。
その当時は何でもなかったですが、今は世界遺産なんて称号がついているんでしたっけね。
白神の、45kmのダートは、たぶん国内有数(四国の剣山スーパー林道はこの倍くらいあるみたいですが)
近辺には他にもダートが数本あって、それぞれなかなかのロングディスタンスで、林道三昧って感じです。
決まりました。白神へGO !
出発後6時間経って、やっと行き先が明確に決まるという(笑)
まぁ、この行き当たりばったり感が、いつもの自分のスタイルです。

ルーティングの詳細はこんな感じ。
※地図の画像をクリックまたはタップすると、Google Mapでルートが確認できます。


東北道を大顎弘前IC(地図上で「石川バイパスと表示されている地点)で降りる。
   ↓
「アップルロード」と呼ばれる、たぶん広域農道と思われる道を西へ向かう。
   ↓
県道129号から、相馬田代林道を南へ向かう(ダート36.4km)
   ↓
国道7号に突き当たったら西へ向かう。
   ↓
県道317号の交差点を北上(ダート合計24km。一部舗装路)
   ↓
県道28号へ突き当たったら西へ向かう
   ↓
白神山地の林道を西へ(ダート43.9km)
   ↓
日本海側の国道101号へ出る。

※ちなみに私が持っているツーリングマップル東北版は、2000年4月発行と、とっても古い情報です(笑)林道の距離とか、今とは全然違うかもしれません。

という感じで、全行程178km、ダート104.3kmと、まあまあの林道三昧。
ダート走り終えたら、たぶん夕方になるので、10何年かぶりで、黄金崎の不老不死温泉(海辺に突き出た、真っ茶色の湯。)にでも立ち寄って、日本海に沈む夕日を眺めながら風呂入って、その後はどこかで車中泊かな…などとザックリ計画。
今回、テントは持ってきてません。この時期は日の出が遅い上に日差しが弱く、テントがなかなか乾かないため、乾かしている時間がすごくもったいないんですよね。きっちり乾かそうとすると2時間以上ロスします(テントはカビが発生してしまうとダメになってしまう)。ただでさえ陽が短くなってきているこの時期、2時間のロスは避けたい、と私は思ってしまいます。

まずは大顎弘前ICを目指します。
いい天気で、アキアカネがたくさん飛び回ってます。
東北道の下りの最終給油所、岩手山SAにさしかかります。
この時点で、ガス残量は…給油しなくても大丈夫っぽいけど給油した方がいいような、微妙な感じ。
どうしようかと思いましたが、なんだかSA入り口でクルマが混み合っていたので、混雑が苦手な私はスルー。

この判断は、結果的に間違ってなかったのですが、ハラハラする原因になりました(^^;;)
ジムニーで高速道路を長距離走ったことがなかったため、速度が高い状態での燃費を、かなり甘く見ていました。
だいたい110km/hペースで、これでも今までよりだいぶ抑えめに走ったつもりでした。
しかし、みるみるうちにガスの残量が減っていき。
帰ってきてから検証したところ、110km/hだと、燃費はリッター当たり10km台前半になってしまうんですね。
このままだと危ないかも…と、途中から90km/hくらいにスピードダウン。
しかしながら、大顎弘前IC手前30kmで、ついに残り1目盛に。
う…
…ヤバいかも…

冷静に考えれば、残りは5リッターくらいあるわけで、50kmちょっとは走れるわけですから大丈夫(IC降りてすぐGSがあるのは事前に確認済み)なんですけどね。
ただ、途中から残量計が点滅して注意喚起するようなプログラムが組まれていたりして、必要以上に不安を煽られてしまい、余計にアセっちゃいました。

13:30頃、ICを降りて即給油。
ガス欠にならず、ひとまずよかった。ホッ(-。-;;)
お岩木山の雄壮な姿。


まだ熟し切っていない、桃みたいな色のリンゴを眺めながら、通称「アップルロード」を西へ向かいます。
地面にアルミ箔を敷いているのは…光を当てて熟成を促しているんでしょうか。


で、相馬田代林道へ…
…のつもりが、あいにく崩落通行止めとのこと。
うーん、しゃーない。
ならば、県道28号を経由して、その後、白神山地のロングダートをたらふく走り回ろう…とルート変更。


途中、美山湖という、ダム湖と思われるところを通過し、林道の入り口へさしかかります。
43.9kmのダートなんて楽しみだなぁ。ワクワク。

しっかし。。。。。
最大の目的地であったここの林道も、「土砂崩れで通行止め」とのこと。
オーマイガッ(-_-;;)
崩落などの自然災害やお天気に文句言っても仕方ないんですけども(汗)
ま、こんな感じで、行き当たりばったり旅が裏目に出ることもあります。

このダートを通れないんじゃ、不老不死温泉へも行けない(ものすごく遠回りになってしまう)
朝立てた予定が全部吹っ飛んじゃいました(^^;;)
この時点で時刻は16:00前。
2時間しか仮眠してないのはどうってことなかったけど、あてにしていたダート2本が通行止め、おまけに行きたかった温泉も行けず…ということで、なんだかどっと疲れが出てきてしまいました。
全部車中泊の予定でしたが、それも面倒になってしまい。
楽天トラベルで検索したところ、弘前や青森の宿は、三連休初日の今日はほぼ満室。
しかし、距離はここから150km以上離れていますが、運良く三戸の公共の宿が空いていたので予約。

公共の宿は、わりと利用するケースが多いかなぁ。
料金は安めのビジネスホテルと同じくらいながら、広めの畳部屋が多くて、くつろげます。オッサンになってきて、畳が落ち着くようになってきました(笑)デレーっと大の字になるのが好きです
街から離れた辺鄙な山の中にあるケースが多く、静かなのもいいですね。
まあ、旅人として利用するときはいいのですが、この施設を維持するのに税金どれくらいかかってんだよ? とか思ったりしますが(-_-;;)

このまま普通に三戸の宿まで舗装路で行っちゃってもいいんですが…せっかくジムニーでツーリングに来ているのに、ダート1本も走らないのは、なんだかもったいない!
県道317号という道はダートが残っているっぽいので、宿へは遠回りになりますが、そこを南へ抜けてみることに。


私の持っている古いマップルでは、峠付近が舗装されているものの、合計24kmのダートということになっていますが、だいぶ舗装化が進行したみたいで、正味10kmのダートという感じでしたね。
採石場へ通じる道らしく、ダンプが通れるような道幅で、明るくてフラットで走りやすく、私のような初心者でも問題なし。
こんな感じの道幅が広くて見通しが良いダートは、関東の方にはあまりないような気がするので、せっかくだからと、ケツをちょろっと振り出してはカウンターステアを当てて遊んでみたり。こういうことは狭い林道ではできないですから。
ヌタヌタのマッドが多く、そういう路面は初めてだったので、滑り具合が面白かったです。

景色が開けてきました。


向こうに、ジムニーだったら面白く遊べそうな河原が見えます。
いかにも川の上流っぽく、石と言うより岩って感じの、デカいガレ岩がたくさん。流木みたいのもいっぱい。
クルマを意のままに操れたらホント楽しそう\(^o^)/
でも、初心者の私が単独で遊ぶのはヤバそうなので(低速でお尻振って喜んでるくらいのスキルなんで ^^;;)、スルーしました。
ソロでなく、複数台で来たら、楽しく遊べるところですね。


路面状況は色々と変化。
ヌタヌタのマッドを、(2WDだったので)ズルズル滑りながら登っていきます。


この後は25kmくらい、1.5車線の舗装路林道になります。
新しめの、キレイな舗装路でしたね。
徐々に高度が上がってきて、少しずつ木々が色づいてきました。


なかなかの谷深さ。
絶景とまではいかずとも、何気にいい景色。
山奥に来たんだなぁ…と実感します。


この後、国道7号へ突き当たり、そこから150km離れた三戸の宿へ向かいました。
今日は期待していた林道は走れずちょっぴり残念でしたが、十和田湖近辺のワインディングを久々に走って、それはそれで楽しかったです。夜なので真っ暗で何も見えなかったけど、景色はなくとも、走るという行為自体が好きです。

明日からどうしようか、宿で晩酌しながら、マップルとにらめっこ。
今晩の宿である三戸を中心に、ダートを探してみますが…
…案外林道は少ないんですね。「東北は林道が多い」と勝手に思い込んでいたのですが。
十和田近辺は観光地なので、舗装化が進んでいるということでしょうか。

ちょっと…いや、かなり遠いけど、下北半島まで行けば、面白そうなダートが数本あるみたいです。
よっしゃ!
ザックリとルート決定。
明日(10/11・日曜日)は、十和田湖~八甲田近辺をぐるりと周遊しながら北上し、下北半島を経由してむつへ。
10/12(月曜日・祝日)は、下北周遊&林道三昧…ってな感じで行こ。

昨日2時間しか寝てないから今日は早く寝よ…というわけで、22:00消灯。
畳のお部屋で気持ちよくZzzz…。




●本日の走行結果。
 総走行距離:898km
 うち高速 :672km
 うち一般道:226km
 うちダート:10kmくらい
 走りたかったダートを走れず、そこだけちょっと残念でした。

(2日目へ続く)
Posted at 2015/10/26 16:50:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 旅行/地域
2015年08月23日 イイね!

川上牧丘林道〜中津川林道へ

川上牧丘林道〜中津川林道へ盆休みはどこ行っても混むので、今までは、どこにも行かずボケーッとしていることが多かったです。
でも、今の愛車はジムニー。
林道とかなら、盆休みでもそれほど混まないかも…と思い立ち、ちょっくら行ってみることにしました。
まあ、繁忙期お約束の事故渋滞(わき見運転しててカマ堀りと思われる、よくあるパターン)には巻き込まれましたが。

いつも通り、情報は古いツーリングマップルのみ。
ネットなどで事前に調べることをせず、行き当たりばったりですが、大まかなプランはこんな感じです。
※地図の画像をクリックまたはタップすると、Google Mapでルートが確認できます。


大弛峠から、川上牧丘林道を北へ向かい、相木川上線(林道)を経由して三国峠へ。
その後、中津川林道、上野大滝林道を経由して、天丸トンネルを抜けて国道299号へ至る…という、まあまあ林道三昧なルートです。

まずは、川上牧丘林道です。
大弛峠から北側(長野県側)へ下っていきます。


大弛峠は、今の日本国内で車両が通行できる道路の最高地点なんですね。
ちょっと前は乗鞍スカイラインの畳平が最高地点でしたよね~。
10年くらい前から、マイカー規制のため、上高地と同じく、自家用車では行けなくなってしまいましたが。

峠付近は金峰山の登山客(?)の車両が駐車されていてクルマだらけでした。
二駆のクルマもいっぱいです。峠の山梨県側は舗装路なので、ほとんどのクルマはそっちからのアクセスと思われます。
人混みは苦手なのでスルーしちゃいました(^^;;)


岩石ゴロゴロの道を下っていきます。


峠付近は道幅十分ですが、路面は「石」というよりは「岩石」。けっこうガレてますね~。だいぶ揺すられるので、シートベルトが鎖骨を擦って痛いです(^^;;)
とはいえ、下りのうえ、タイヤ4つの乗り物は、基本コケることを考えなくてすむので、かなりラクですけどね〜。
そういう意味では、この道を単車で登るのは大変そうですね。登ってくるオフ車、結構多かったですけど、皆さん慎重でした。そりゃそうですよね。コケてレバーやらステップやらを折ってしまうと難儀ですから。

上の方はガレているので、あまりスピードは出せませんが、下っていくと、徐々に路面状況が良くなってくるので、少しスピードレンジが上がります。

おっ、対向車にジムニーが。


シエラですね。道を譲ってくれました(^^)麓は少し狭くなってますので。
この日は、後述の中津川林道も含め、通算でJB23に5~6台、JA11に2台くらい遭遇。こんなにジムニーとすれ違うのは初めてでした。

今回は下りだったので、私のような初心者でもすんなり通れました。
次回は逆ルート(登り)で来ようと思います。

林道を下りきったレタス畑の脇で、金峰山を眺めながら、ちょっと休憩。


お次は、相木川上線(林道)を経由して三国峠を目指します。


んが…川上村側から相木川上線(林道)へのアクセスは、関係者以外は禁じられている模様で、あえなく断念。
相木川上線の南側の、県道68号を西へ向かい、舗装路林道を経由して三国峠へ。


峠から先は、有名な中津川林道を下っていきます。


峠付近には、いろいろ注意書きが。


「この先悪路注意。18km間未舗装。地上高の低い車は走行できません。落石多数。タイヤ・車の破損の恐れあり。落石注意。悪路注意。秩父市」(原文ママ)
なんだか、文字を書きおこすと、オドロオドロしてますね(笑)ジムニーだと持て余してしまうくらい安全な道なんですけども、まあ、普通のクルマもたくさん通る道ということがうかがえます。
有名ですもんね、ここは。「車が多い」と、ツーリングマップルに記載済みですし。

道幅広く、見通しも良く、フラットで快適すぎるダートですね。


景色はあまり拝めないんですね。
標高が高いところでもこんな程度。


チャリで登ってる人も。


スクーター型の単車も登ってきてましたね。まあ、このくらいのしまったダートならスクーターでもなんとか大丈夫かと(距離が長いので、スクーターでの登りは疲れるとは思いますが)

下ってくると、さらに引き締まったダートになってきました。
舗装路1歩手前状態で、ダートだということを忘れてしまいそうです(^^;;)
林道で初めて4速に入れました。


走りやすい道ですが、なかなかワイルドな岩肌を見せてくれたり。


いい感じの、素掘りのトンネルに出会ったり。


初心者の私には、まあまあ面白かったです。ジムニーなら気軽に走れますから(^^)

中津川林道を下りきったら、上野大滝林道を目指します。


しかし…ここも「工事中」とのことで、入り口でゲート封鎖。
仕方なく、「金山志賀坂林道」という舗装林道を経由して、国道299号を目指します。


秩父っぽい、山深~い感じですね。
かといって、奈良の十津川とか、四国の国道494号線とか、九州の西米良ほどの秘境感はないような気はしますが。


この後、秩父や奥多摩の舗装ワインディングを通りながら都内へ。
盆の都内はガラガラなので、一般道でスイスイ帰宅しました(^^)
走るつもりでいた林道を2本逃したのがちょっと心残りなので、そのうちリベンジしようと思っております。
Posted at 2015/08/23 23:53:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 旅行/地域
2015年07月30日 イイね!

川俣檜枝岐林道〜国道352号(樹海ライン)へ

川俣檜枝岐林道〜国道352号(樹海ライン)へ7月18日(土曜日)、林道探索に行ってきました。川俣檜枝岐林道です。

※地図の画像をクリックまたはタップすると、Google Mapでルートが確認できます。


川俣檜枝岐林道の東側の、県道350号・田代山林道も走りたかったのですが、この日はあいにく通行止めでした。
前々日まで、「台風が直撃かも」という天気予報でしたが、前日の予報で「山沿いで所々雨が降ることもありますが、概ね降らないでしょう」みたいな予報に変わったので、行ってみたんですけどね。
東北道の、佐野藤岡あたりから断続的に降り始め。
おや~??(^^;;)
西那須野塩原ICで降りた頃から本降り。
結局、日が沈むまで、ず~っと降ってました…orz
もしかして、私が走ったところだけ雨だったんでしょうか(笑)

おっと、思わずお天道さんに文句を言ってしまいました。
さて、川俣檜枝岐林道です。
分岐に迷うようなことはなく、スッと入れました。


今まで私が走った5~6本の林道の中でも、最も初心者向け(私向け)でしたね(^^)
麓の方はブナ林なので明るいです。深い木立に覆われた薄暗い森という感じではないですね。
なので、対向車の見通しもすごくいいです。
道幅も十分で、1.5車線くらいのところが多いですね。
この日まで連日雨が降り続いていたはずですが、水たまりはそれほどなく、ヌタヌタのマッドみたいな箇所もなく、轍もあまりなくフラットです。

見通しがいいところでは、危なくない程度にスピードを出して、ちょっとラリー気分を味わってみたりしました。
お世話になっているショップから、初心者向けレースのお誘いなど、やんわりと受けるのですが…四駆ど素人の私がお邪魔するのは、なんだか気が引けてまして(^^;;)
一般のステージで少しずつ慣らしてから、行ってみようと思ってます。

少しずつ高度を上げて、中腹あたりからは、多少の藪こぎをしながら進んでいきます。
路面が少しずつ荒れてきましたが、不安になるほどではないですね。


中腹を通り過ぎると、景色が開け始めます。
天気がいい日に来たら、結構な景色が拝めるかもしれませんね。


帝釈山峠の広場には、5~6台のクルマ(オフ車ではない普通の乗用車)が停まっていました。
台倉高山という山の登山口なんですね。


峠に着いたらお湯を沸かしてコーヒーでも淹れよう…と思ってバーナーを持ってきていたのですが、あいにくの雨なのでそれもできず、ひと息ついてすぐ出発。

福島県側は、栃木県側より、さらに整備された林道といった印象です。
きれいに砂利がまかれています。道幅はさらに広~いです。


麓まで来ると、お約束のブナ林になって、林道は程なく終了。

国道352号へ出ました。
天気がまったく回復しないので、会津方面へ行き、西那須野塩原ICから都内の自宅へ帰っちゃおうかとも思いましたが…。
せっかくなんで、久々に、国道352号(通称“樹海ライン”)を魚沼方面へ抜けてみます。


古いツーリングマップルでは、国道352号は「国道なのにバイクは通行禁止…許せん、国道だぞ!!」というような、微笑ましい文体だけど内容は笑えないような記述があったように記憶していますが(ツーリングマップル東北版担当の賀曽利隆氏が書いたのではないかと勝手に推測していますが)、たしか10年くらい前から、単車も通れるようになったと思います。
ちょっと昔は、高速でタンデムしちゃいかんとか、単車はいろいろ制限がありましたよね~。

尾瀬付近までは道幅は広いですが、そこから先は、1.5車線のワインディングが、これでもかというくらい、延々と続きます。
忘れた頃に対向車、という感じで、相変わらず交通量は少ないですね。
数十km、お店も温泉も何もなく、ひたすらこんな感じです。


このあたりも何度かツーリングに来ていますが、12~3年前の紅葉の盛りの時に来たとき、山々が黄金色に輝く様がとても神秘的で、印象に残っています。
田子倉湖とセットで回ると、山奥の風景とワインディングでお腹いっぱいになるんですよね。

紅葉の時期ならともかく、梅雨明けのこの時期は、これといって見所がないかもしれません(^^;;)
ビューポイントがあまりないんですよね。
富山の有峰ダムの舗装林道と、景色や雰囲気が似ているような気もします…有峰の方が景色が開けていたかなぁ。ちょっとうろ覚えですが。


徐々に高度を下げ、魚沼に近づいてきました。
おー、まだ雪が残っているんですね~。
残雪が溶けてる付近だけ、あたりに靄がかかっています。


銀山平まで降りてきました。
雨は、いつの間にかあがってましたね。
河原でお茶を沸かして一服。
いつの間にか18:00時過ぎ。
ただひたすらストイックに走っていて、時間に気づかなかったです。


奥只見や田子倉は、「山奥のさらに奥」に来た感じがして好きな場所ですが、都内から日帰りだと、ホントに遠いんですよね(笑)
キャンプ道具持ってきてたら、この河原にテント張って寝ちゃうところでしたが、この後、魚沼まで出て、延々200km走って帰宅。
さすがにクタクタでした〜(^^;;)
Posted at 2015/07/30 23:32:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 旅行/地域
2015年07月19日 イイね!

万沢林道〜野反湖〜白根〜毛無峠〜湯沢線(林道)へ

万沢林道〜野反湖〜白根〜毛無峠〜湯沢線(林道)へ今年は長~い梅雨でしたね。
雨で引きこもっているのも好きな私ですが、ツーリングはやっぱり晴れでないと、景色が楽しめないですからね~。
久々に晴れた先週の金曜日(7月10日)、ちょっと時間が取れたので、長めの林道を通るコースへ、ひとっ走り行ってきました。

全行程は
「万沢林道(ダート21km)野反湖~白根山~毛無峠~湯沢線(深ジャリ12km)」
という感じです。
※地図の画像をクリックまたはタップすると、Google Mapでルートが確認できます。



野反湖も白根も毛無峠も、首都圏からの日帰りツーリングでは王道コースなので、私も何度も行ってますが、2つの林道は初めてです。
ついでにこんなに長いディスタンスの林道というのも初めて。
両方ともメジャーな林道でしょうか。なんとなく、ツーリング誌「Outrider」とか、寺崎勉氏関係の記事とかで見たことがあるような…
まずは、万沢林道を西(四万温泉側から野反湖方面)へ。



私が持っているツーリングマップル2008には、「連続21kmのダート。六合村側は一部砂利が深い」と書かれています。
砂利については、ほぼ気になりませんでした。
「ある程度整備されている」という感じですね。
落石はほぼ落ちていないし、路肩が怪しいところも皆無。
何かあったら、速やかに補修しているんでしょう。
藪こぎするような所も1ヵ所もなかったです。安心したような、ちょっとがっかりしたような(^^;;)
こんな感じの景色が延々続きます。



轍とかもなくてほぼフラットなので、普通の2WDのファミリーカーでも通れると思います。
ジムニーだと持て余してしまう感じですね。
景観はほとんど望めません。
拓けてもこんな感じ。



景色が見えないので、黙々と走ります(もしかして、逆ルートからだと景色が見えるのかもですが)。
道路対向車の見通しは、悪くもないが良くもないですね。スピードはそんなに出せません。
峠前後は何kmか舗装してありました。
「連続21kmのダート」というのは古い情報みたいですね。徐々に舗装化進行中なんでしょうか。
峠を越えて下りモード。
延々と走って、途中、広場というか転回所みたいなところが1ヵ所だけありました。
木立の間から、チラッと景色が見えます。
ちょっと休憩。



再び出発。
ある程度下りきると、ダートに砂利が入り交じった感じになり、道幅が広くなり始めました。
右手に「トラック出入口」なんていう看板が見えますね。



路面には、ダンプのタイヤ痕がたくさん見えます。
採石場か何かが近くにあるみたいですね。
これだけダンプのタイヤ痕がついても、轍ひとつできないということは、ちょくちょくロードローラーで均しているのかもしれません。
最終的には、2車線路と同じ道幅に。



幅広フラットダートとくれば、ちょっと遊んでみたくなるのが人情というもの(コラッ -_-;;)
ジムニー初心者の私が、軽くおケツをふって走ってみます…
ホイールベースが短いせいか、けっこう簡単にリヤがブレイクして面白いですね~(^^)
速度は抑えていたので、コントロールはカンタンでした。
ダートを走り終え、国道405号で野反湖へ向かいます。



6月くらいに来ると、たしかニッコウキスゲがたくさん咲いていたような気がします(私はこの手の植物はミズバショウとニッコウキスゲしかわかりません ^^;;)
もう梅雨明け間近なので、わずかしか咲いていませんでしたが、花は咲いてなくても、ここの景色はけっこう好きです。




次の目的地、白根へ向かいます。



国道405号~国道292号と通っていくのが普通だと思いますが、マイナー路好きな私は、花敷温泉から県道55号を経由します(去年の夏に来たときは崩落通行止めでした)
マイナー路といっても、四国や九州あたりの峠越えの県道(舗装してあっても秘境のよう)とかに比べたら、どうってことないです(笑)
普通の1.5車線路です。景色はまったく望めませんが。

草津から国道292号(志賀草津道路)を登ります。
やっと景観が拓けて気持ちのいい景色が広がるところで、観光バスのおケツに張り付くハメに…orz
まあ、こことかビーナスラインとか芦ノ湖スカイラインとかはお約束なんで仕方ないですね。
湯釜手前のパーキングでパチリ。



「火山活動監視中」とやらで、湯釜の駐車場は全て閉鎖されていました。
スルーして、県道466号(上信スカイライン)~県道112号で、毛無峠へ向かいます。



毛無峠はいつ来ても気持ちいいですね。
平日なので、先客はクルマ2台だけ。
しばし、360度のパノラマを堪能。
うっすらと北アルプスも拝めたり。







最後に、「湯沢線」という林道を走ります。



毛無峠側から下ると、最初の方は景色が開けていて気持ちいいです。



ツーリングマップル2008には、「砂利深い約12kmのダート」と書かれていました。
だいたいそんな感じですね。



序盤は見通しがいいところが多かったので、道幅が広いところでは少しスピードを上げて、リヤを滑らせて遊んだり。
麓に近づくにつれて徐々に草深くなっていきます。



藪こぎしながら進みます。



ブレブレの画像でわかりづらいですが、目の前に枝が。
屋根も藪こぎ(^^;;)
新車納車直後は、傷がいちいち気になっていましたが、傷が10ヵ所以上になったあたりから、どうでもよくなりました。



さらに下っていくと、右手から何かが横切りました。



この画像ではいまいち伝わりづらいかもしれませんが、これはニホンカモシカの子供ですね。
15年くらい前のツーリングで、野麦峠越えの県道(舗装路)でニホンカモシカにバッタリ出会ったっけなぁ、てなことを思い出し。
カモシカならまだしも、これから山深いところに来ることが増えるわけだから、クマよけの鈴を買わないといけないですね。
上信越自動車道から帰路の途へ。
まあまあ走った一日でした。



※以下は「みんカラ開発部」に対する苦言です。

ブログにGoogle Mapを埋め込もうと、いろいろ作業を始めたところ、途中でみんカラのブログはGoogle Mapを埋め込めない仕様であることが判明。
オーマイガッ!(-_-;;)
…ちょっとビックリしました。
他のブログサービスで「Google Mapを埋め込めない」ことが判明した場合、素直に「はい、そうですか」とあきらめます。
でも、みんカラって、クルマ好きが集まるSNSですよね。
クルマが好きな人は、ツーリングレポートをブログに書くケースが多いであろうことは、火を見るより明らかなわけで。
その中で、Google Mapをブログに埋め込む機能を使う人々が一定数以上いるであろうことも、容易に想像がつくはずで。
みんカラとしては「Yahoo ! 地図」を使わせたいとか、いろいろ思惑はあるのかもしれませんが、それにしても…うーん。

苦肉の策として、「Google Mapのスクリーンショットを貼り付け、画像をクリックしたらGoogle Mapへ飛ぶようにリンクを張る」という方式にしましたが(なんという古めかしい方式 -_-;;)、このやり方は、実はGoogleの規約に抵触してしまうんです。
そんなことでイチャモンをつけられたくないので、Google Map自体をブログに埋め込みたかったんですけどね。
みんカラが早いとこ機能改善してくれることを願うばかりです。

長いグチになってしまいました。失礼しました <(_ _)>
Posted at 2015/07/19 01:58:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 旅行/地域
2015年05月06日 イイね!

ジムニー初心者がワインディングへ

ジムニー初心者がワインディングへ昨日。
ショックのセッティング(タイヤのエア圧含め)をボチボチ決めたかったので、走り慣れた奥秩父のワインディングへ。
本当は箱根の峠道の方が慣れているんですが、休日の箱根は混むのと、今は火山活動がちょいとヤバそうなので(-_-;;)
奥秩父は、いっつも空いてますからね。

ジムニーに試乗したとき、短い試乗時間で街乗りでしたが
「軽としては巨体で重心も高いけど、足回りを固めたら、ワインディングもかなり楽しめそう」
と、なんとなく直感しました。
そんなわけで、ウチのJB23は、やや堅めの足になっています。
オフ車と言っても、走る道の95%は舗装路です。そっちもできるだけ楽しみたいと思いまして。

中・低速ワインディングを何本か走ってみましたが…
面白いですね! ジムニーでワインディング(^^)

軽としては巨体で重心が高くても(ウチのは3インチアップ)、きっちりと車速を落として、荷重が乗っている時に舵を切れば、そこそこにキビキビと曲がってくれました。思っていたよりはずっと身軽。
「山で父っつあんセダンに煽られたりしたらイヤだなあ」という心配は杞憂に終わりました(笑)
ワインディングで普通に流していると、遅いクルマの列にすぐ追いついちゃう感じですね。
絶対的なスピードはそんなに高くないですが、オンでもドライバーに喜びを与えてくれるクルマですね。その点ではハーレーやミニ(バイエルン発動機のではない)と似ている…かも。

慣らしが終わったので、エンジンの封印を解きはじめているところですが、K6Aはショートストロークだけあって、上まで回してあげるといいエンジンだな~と感じ始めています。逆に慣らしの時は「おっせーな~このエンジン!」と思っていましたけどね(^^;;)ゴメンね、K6A。ブーストかけないとホントにスカスカなんですよね。
エンジンもマフラーも、なかなかレーシーなサウンドを奏でるので気持ちいいです。ついでにブローオフの「プシャー音」がほしくなってしまいました。ま、そんなことより、上まで回す機会が増えそうなのであれば、オイルキャッチタンクとか、実用的なパーツをつけるべきという気もします。

「マッド走行が多いのであればBSのデューラーだけど、オンも重視するなら、ジオの方が剛性感があるのでオススメです。その代わりバネ下がちょっと重くなりますけど」とショップのTさんに薦められてジオランダーMTを履いています。
細いタイヤで腰高な扁平率ですが、腰砕けするような感覚はなかったですね。マッドタイヤですがオンもそこそこ行ってくれます。
今のところ、悪天候時に乗っていないので、レイン性能はわかりませんが。

走りはじめたら楽しくて、ご飯食べるのも忘れて、ショックのセッティングを出すことも忘れて(^^;;)ひたすら走ってました。
ノーマルのペダルは妙に小さくて、ヒール&トゥしづらいですね。ドレスアップとかじゃなくて必要性に迫られたので、近いうちにポン付けしようと思います。

昨日はこどもの日。
奥秩父でも、たくさんの鯉のぼりが泳いでました。
Posted at 2015/05/06 19:45:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | クルマ

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