過去の整備から　～燃料タンク～

燃料タンクの外側がヤバかったため補修です。
ワイヤーブラシで頑張りましたが、錆が深く食い込んでいるところもあり完全に落とせません。
そうそう、今回補修に使う塗料はローバルを使ってみました。
これの防錆効果を発揮させるには完全に鉄の地肌（または亜鉛メッキ層）を露出させる必要があるため、錆や古い塗装を完全に落とす必要があります。

そこでサンドブラストをしてみました。
設備が無いため直圧式みたいな物を作り、初めて見る火花にビビりながらも何とか綺麗になりました。
その後数日放置しておいたら、うっすらと錆びてしまい慌ててサンポールで落としました。
そう言えばブラスト後は表面が活性化されるとかで、錆びやすいと聞いたことがあったような気がしました。

ベタベタと刷毛塗りします。
塗装した日は猛暑日でしかも日なたです。
厚く塗った方が効果的とありましたが、あっという間に乾いてしまい薄く塗ろうとしても必要以上に厚塗りになってしまっています。
熱中症になる前に何とか塗り終わりました。
仕上がりがもの凄いことになってしまいましたが仕方ありません。
このあと黒く塗って完成。
余計に刷毛目が目立つようになりました。

念を入れ、車両側にノックスドールを吹いて取り付けました。

あれから約4年半経ちました。
超厚塗りだったこともあり角当たりして剥げた部分も有りますが、錆びてはいないようです。

防錆効果はかなりのもののようですが、下処理が煩わしい・厚塗りし過ぎのためか塗装が弱い（ボロっと崩れる）のがネックですね。
多分もう使わないかな。