
みなさん正月休みは楽しんで過ごしましたか?
自分は前々から気になっていたマークIIのフェンダー内の大穴を直す為に2、3ヶ月 前から予定していた作業をする事に。
普段休み多くて2連休ではとても済みそうにないので正月の朝っぱらからやるつもりでいました。
去年か一昨年のブログにAピラー修理したのを載せているのですが、そのAピラーが腐って穴が開いた事により実はつけねの部分も腐っていました。
フェンダーとドアを外さないと作業出来ない場所なので、作業するまでに沢山のパーツを外さなくてはいけません。
まずはサイドのモール?
しかも両方同じように腐って錆びてますので左右同時に進めていきます。
純正リップも外して……
まーーーた出てきたキャンディーグリーン(笑)
全部塗り潰したつもりでしたが、まだ残っていました。ここの塗りつぶりはまた今度!
フェンダーを外すのに苦労した所は
ここの内側にフレームとフェンダーの隙間にブチルのようなネチャネチャした物が……
ボルト外したら簡単に取れると思っていたフェンダーですがガッチリ接着されてました
ヒートガンで暖めてはスクレーパーで隙間を作って片側30分程で外す事出来ました。
純正でこんな仕様なのか、前オーナーの修理の時にしたのかわかりませんが大変でした。
出た!!!Σ(×_×;)!
問題の場所
とんでもない状態になっています。
表面のパネルは完全に腐り散らかして
内側のフレームにまで錆は進行しています…
これは錆取りをしたら内側に穴開いてしまうのではと思いましたが
このまま錆止めを塗って終わりという訳にはいきません。
軽くブラシで磨いて傷口を広げてやりました。
どうやら内側のフレームは肉厚が違うらしく
錆を削っても穴は開いてないようです。
ですがもう1年遅く作業していたら穴が開いていたかもしれません。
少しずつサンダーで錆の周りをカットしていき
どこまで錆が進行しているのかをつきとめます。
ドアも取り外したのですが、一人でやるのは大変でした
重いです(´;ω;`)
今までドア外す作業なんてミニでしかした事がなかったので、とんでもなく重く感じました
ジャッキで真ん中を支えといてやったらなんとか出来たという感じ
あ~~あ……
こりゃひでぇ
でも後戻りは出来ないので腐っている部分を開いていきます。
スポットであちこち溶接してあるので
スポット剥がし用に8mmのドリルの先を加工して作りました。写真無いです(笑)
ポッチが残っている所はスポットが打ってあった場所
パネルの開きはここで止めておきます。
錆はあるものの鉄板のしっかりした部分が出てきたし、ここら辺なら溶接も可能かと
適当な紙で型取!!
しっかりと錆を落として
中の狭い所もキッチリと落として
錆転換を塗って錆の進行を止めてやります。
本来なら水やゴミが溜まる部分ではないので
今後はAピラーを先に直してますので、錆にくくはなるはずです。
錆転換をしっかり乾燥させて
更にシャーシブラックを刷毛塗り
更に隙間からホースを突っ込んであちこちにノックスドール吹き付けておきました。
効果あるんか知らんけどやらんよりは良いでしょう~
強制乾燥させている間にパネル完成したので
さっそく仮に溶接します。
仮に溶接する部分は
元スポットがあった同じ位置に穴を開けて溶接
少しでも歪みを少なくしようと色々考えた結果です。
なんせ外側のパネルは0.8mmなので気にせず溶接しているとベロンベロンに歪んでしまいますから…
歪まないようにあっちこっち溶接する部分を移動しながら進めていきます。
スポットの部分は穴を全部埋めてしまうと
パネル歪んでしまうので
半分だけ溶接!!
説明下手ですいません(*_*)
溶接で肉盛りしていたので
削って平らに仕上げます!
どうせほとんど見えない部分なので残しても良かったのですが、気持ち的に純正風に仕上げる方が良いかと…

パネル用のシール!!
雑な塗り方ですが
これでスポット部分とサイドからの浸水はないでしょう…
一応下側は万が一水が入って来た場合でも
抜けるようにシールは塗っていません
シールが乾いたら仕上げの黒を
光の関係で直した部分がよく分かりませんが…(笑)

助手席側は完成したので今度は運転席側
こちらも同じように酷い状態です。
更に……

サイドにまで錆が……
これは広範囲に切り取らなければなりませんね。
あ~あ……
この車体他の部分に錆がないのにピラーとここだけは別の車のように錆びてます
サニトラを思い出します……(笑)

結局助手席側の倍以上カットする事になりました。
しかも右の穴はスポットを外していたら貫通した穴!!笑
溶接で穴を埋める事は可能なのですが、すぐ裏には配線とリレーなどが収まっている部分なので、今回は溶接で埋めずにシールで対応する事に。
サイド部分の錆も切り取り完了!
あとはこの複雑な形を鉄板から作れるかどうか…
Rがキツイ所はさすがに板金ではどうにもならず…
別パーツで再現する事に…

こんな小さなパーツ叩いて叩いて
小さな耳をつけてRに合わせていきます
ほーら出来た出来た!!
無理に一枚から作らなくても
別パーツとして製作すれば簡単に再現できます
溶接完了からの削った所!!
説明は助手席側の時と全く同じです。
あっそれとこちら側はドアヒンジ取り付け部分までパネルを剥がしたので、後から穴を開け直しました。
仮合わせの段階では気付いていません(笑)
こちら側も完成!!
フェンダー側にも若干錆が移っていたので
ここも削って同じ作業をしてと…

完成!!笑
最後はいつも通りチャチャーと終わらしました
外から見たら何も変わってませんが
作業した本人の達成感は大満足です(笑)
写真だとあっという間ですが3日かかっています。
更にドアやフェンダーのチリ合わせがまた大変な事…
次の連休でキャンディーグリーン塗り潰しと
サイドのホワイトライン塗り潰しを計画中!
いやー正月からこんな事をしよるのは
自分だけなんじゃないでしょうか?笑
2020良い年にしましょう(*´ー`*)
Posted at 2020/01/05 15:08:38 | |
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