OBD2にELM327を挿してスマホのアプリで水温計
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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冬の燃費低下対策でグリル塞ぎをしたのは良いけれど、プリウスには水温計が無いのでチョット心配。なので、OBD2のコネクターにELM327を挿し込んで水温を監視します。
このドングル、回生ブレーキなどのエラーが出るとの恐ろしいレビューを見掛けますが、同じ状況を再現したところエラー発症せず。問題無く使えています。何が違うんだろうか。
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今回購入したELM327は、電源ON/OFFのスイッチ付き。ボンネット開けるレバーの左脇に挿し込みます。運転席に座ったまま手を伸ばせば操作できるので便利です。LEDの点灯が確認できませんが、通信するとチカチカ点滅するのが煩わしいので、このままでOK。Bluetoothでスマホのアプリと接続して使います。
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Torqueというアプリを使っている方が多いようですが、僕はCar Scannerというアプリを使いました。日本語が少し変で英語を機械翻訳したような感じですが、問題有りません。
設定項目から接続プロファイルを開くと30プリウスのプロファイルが有ったので、これを使って通信させます。ブレーキ系のエラーが発生しないのは、この辺りが原因なのだろうか?
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ダッシュボードを開くとメーターが現れます。画像の上がデフォルト。下が自分用にカスタマイズしたもの。デザインや形式、表示したい項目など様々な変更が可能。最大値と最小値をマーキングさせることもできます。
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実際の走行データは、後からグラフで確認もできます。このデータは、早朝に市街地を30分ほど走行したときのもの。外気温は2℃。緑のグラフがクーラントの水温。赤は、上が速度で下がエンジン回転数です。
最初は水温70℃辺りを維持していましたが、その後は85℃~90℃で安定しています。市街地ではグリル塞ぎ問題無し。
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これが高速道路を20分ほど走行したときのデータ。外気温は約12℃。前半はクルコンを100km/hに設定したのですが、実際の速度は92km/hという幸福度。このハッピーメーターは、なんとかしたいもんです。
水温はエンジン回転数に比例して推移していますが、プリウスは89℃が好きなようでして、その辺りをキープするよう制御しているのが分かります。サーモスタットが仕事してるのかな?
因みに、ラジエターの電動ファンは一度も作動していませんでした。故に、下のグリルを全閉して高速道路を100km/hで巡航しても問題無しでした。
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という訳で、下のグリルを全部塞いでも大丈夫。ワインディングロードをパワーモードでガンガン走るような状況だと駄目かも知れませんが、冬場であれば高速道路を100km/hで巡航する程度なら問題無しと考えます。
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