
R439踏破の旅2日目。今日のルートは前日とは逆に終点四万十市(旧中村市)からいの町(旧吾北村)へと辿ります。その後はR196を北に向かい、しまなみ海道へと続くルートを設定しました。
朝7時半、高知駅前のホテルを出発します。高知道伊野ICから須崎東ICまで高速を使い、その先はR56で一気にR439の終点、四万十市に向かいました。
↑四万十市内で見かけた懐かしいクルマ。ブルーバード1600SSSクーペです。ナンバーから推察するに、昭和45年3月以前のクルマです。もちろんエアコンなど付いてないようで、窓全開で走ってました。
四万十市までのR56では、歩き遍路をされている方を多数見かけました。朝から30℃近い炎天下の中を、ひたすら自分の足で歩き続けられているお遍路さん。最近は若い方も多く見かけますね。高知県西部は札所の区間の長い道中が多くて、遍路道で最も厳しい区間が続きます。土佐の国が「修行の道」と言われる所以かもしれません。
さてR439の旅後半戦の始まりです。
R56からの交差点を曲がってすぐの地点にて撮影。これから杓子峠を超えるため、まずスタンドで燃料を満タンにします。
四万十市からはR439、ほぼ北に向かって進みます。郊外の田んぼでは既に稲刈りの真っ最中。半分ほどの田んぼで稲刈りが終わってます。稲わらをトラックに積み込む作業をしている田んぼでは、5~6人の人が汗びっしょりになって作業をされてました。
しばらくの間は2車線の整備された道が続きます。それもつかの間、先日の京柱峠と並ぶ西の横綱級の峠、杓子峠へとクルマを進めます。
最近ではあまり見かけなくなった↓この標識が延々と並ぶ区間が続きます。
昨日の京柱峠は路面は悪くても、ガードレールが多く設置されてましたが、杓子峠はガードレールが全くと言っていいほど設置されてません!おまけにひたすら1車線区間が続き、場所が悪いと100m単位のバックを余儀なくされます。
ウインドガラス越しで見にくいですが、こんな区間ばっかりです。崖が運転席側に来る区間は特に、尻のあたりがむずむずしてきます。(僕、高い所苦手なもので・・・)
この区間、対向車が時々やってきます。見つけたときはこちらが極力手前の待避所に入るようにしましたが、1回だけカンの悪いクルマがいて対向車側が退避所を10mほど過ぎたところまでやってきてしまい、相手にバックしてもらいました。十分手前からコッチのクルマが見えていたはずなんですけどね。
↑途中に何故か、スタンドまでの時間を示すカンバンが。25分前から5分刻みに建てられていました。どうやらこの先四万十町(旧大正町)にあるスタンドが立てたみたいでしたが、実測して立てたんでしょうかね(笑)
麓の集落から約20分で杓子峠頂上です。どうやら道路としては昔から存在するみたいで、切り通しの部分はいかにも峠らしく感じます。
やはり20分くらい、四万十町(旧大正町)側の山道を下ります。こちら側のほうが幾分道路としては広いでしょうか。途中県外ナンバーのエスティマとすれ違いました。峠の向こう側に行ったらきっと驚くだろうな~、と思いました(笑)
R381との交差点角の道の駅で休憩。四万十川が横を流れる、こじんまりとした道の駅でした。
続いて津野町(旧東津野村)までの区間に入ります。この区間は四万十川の支流、梼原(ゆすはら)川に沿って進みます。
途中、工事のため30分間に5分間だけ通行可能な区間が2箇所。
一応通行可能な時間のタイムテーブルは表示されてましたが、工事の進み具合によって臨機応変に通行させているようでした。
交通整理員の話では、並行して走ってる林道の方が道がいいし、早いですよ、と迂回を勧められたものの、コッチの目的自体がR439を走ることなので待つことにします・・・(爆)
でも結局2箇所とも、5分ほどの待ち時間で通過できました。昨日までならお盆で作業が休みだったようですし、日曜日は原則作業をしないので自由に通行できるみたいです。
それにしてもこの区間は長く感じました。1.5車線の道路でひたすら川沿いを走りますからアップダウンはないものの、細かなカーブが延々と続きます。時々道路沿いに現れる数軒の民家。商店などがある場所まで結構距離があるようですが、普段どのような生活をされているのでしょうか・・・
1時間弱で津野町(旧東津野村)中心部のR197と合流。四国の100番台の国道はどれもよく整備されていて、走りやすい道路です。
JAのスタンド付近でR197と別れ、R33へと向かいます。ここからは矢筈峠越えです。
この峠へと続く道は、比較的整備が進んでいます。旧東津野村区間は麓の集落以降が1.5車線になりますが、比較的走りやすい道です。
頂上の矢筈峠のトンネル。比較的新しそうに見えました。銘板を見ると昭和45年貫通だそうで、どおりで立派なトンネルなわけです。
ここからは仁淀川町(旧仁淀村)です。峠をこえてしばらくは1.5車線の道路ですが、最初の集落あたりからR33にかけてはバイパス工事がほぼ終わっています。途中1kmほど工事中区間もありますが、早晩開通するでしょう。
R33まで出ると、さすがに高知と松山を結ぶ大幹線。通行量が全然違います。数キロ高知方面に進んだ旧池川町から再び分岐。R194まで続く区間がいよいよ最終コースとなりました。
ここから大峠までの旧池川町区間は2車線の快走路です。つい最近新大峠トンネル
が開通したみたいでした。↓写真の左側に旧道が伸びています。
トンネルを抜けるといの町(旧吾北村)です。こちら側の整備が遅れているため、立派な新大峠トンネルもまだ通行量は少ないようでした。
いよいよ足掛け2日間のR439の旅も終点が見えてきました。
ついに、走破完了!四国の険しい地形を思いっきり体感する旅となりました。
この先、R194を西条方面に向かい、しまなみ海道へと帰路を取ることになっています。
R194とR439の共用区間中に存在する「道の駅633美の里」で休憩。
この道の駅のネーミングは秀逸です。ムササビが多い旧吾北村だそうですが、ムササビを「633美」と表現するセンスがなかなか・・・(笑)
気づきましたか?633とは、兼用区間であるR194とR439を足した数字です。
しばらく休憩後、R194を北に向かいます。この国道はしまなみ海道が開通後、高知との行き帰りに何度か利用してますけど、とても快走路です。途中には「寒風山トンネル」があり、ここは無料で通行できる日本最長のトンネルです。
トンネルを抜け、一気に山を駆け下りると西条のR11に合流します。そのまま今治まで行き、帰りはしまなみ海道で本州に戻ります。
来島海峡SAにて。今回あまりに観光地を回ってないのでここで土産物を買い込み。
四国島内を約800km走行してくれたアイ、お疲れ様でした(笑)
多々良大橋を渡ると広島県。このあとは山陽道から岡山道、米子道と進み、無事自宅到着。1100kmの長旅が終了しました。
以上、長文にお付き合いくださいましてありがとうございました。