長かった今年の梅雨が明け、8月8日からキャンプツーリングへ行ってきました。
7月18-19日に参加予定だった長野のキャンツーは、朝からの強い雨であきらめました。その埋め合わせのような今回のキャンツー。関東のメンバー他2名が参加するとのことで3名で行ってきました。目的地は山梨県北杜市のキャンプ場。

午前7時にスタート。高速は使わず秩父を抜けて山梨に入る一般道を選択。
東秩父村を走行中、後ろから来たスクーターがホーンを鳴らすので見ると、今回参加者のアドレスT氏。
んっ?T氏は午前4時半に出発したはず・・・。まだこんなところに?ペース遅くない?
しばらく一緒に走ってましたが、お互い自分のペースで行こうということになり別々に。私は粥仁田峠へ、T氏は定峰峠へ向かいました。確か定峰峠は通行止めのはず・・・。
教える間もなくT氏は定峰峠へ・・・。(後で聞いたらやはり通行止めだったそうです。)
粥仁田峠は、秩父へ行く時にソリオでもよく通るコース。交通量も少なく楽しい自分のお気に入りコースです。

峠より秩父方面を見る

薄曇り
6月にフォークブーツを交換するついでに、フォークオイル交換とフロントタイヤを新品にしました。いままでのフニャフニャが無くなり踏ん張りが効くようになりました。走りが改善されました。
道の駅:大瀧温泉で休憩。いいペースで来てるのでここでコースを再考。

有料の雁坂トンネルを避けて、中津川林道を経由して行くことにして出発。
しかし、曲がるポイントを間違えてしまい雁坂トンネルを抜けてしまいました。
トンネルの先にある道の駅:みとみ で再び休息。
小腹が空いたので五平餅を購入。

レストランの横にはアドベンチャーライダーの風間深志さんが乗っていたオフロードバイクが展示されてました。風間さんは山梨市出身なのですね。
出発しようとすると山梨県警の警察官に声をかけられました。
連休なのでバイクの事故を無くすための啓蒙活動、ライダーに声掛けしているとのこと。注意喚起のチラシとポケットティッシュをもらいました。
年配の警察官が私のバイクを見て「AX-1ですか、珍しいですね。私は同じ時期のFTRに乗ってましたよ」と、しばしバイク談義。
連休中にも公務に出ており、大変な仕事だと思いました。私ができることは交通マナーを守り安全運転で、警察官の仕事を増やさないことだと思いました。
クリスタルラインを走るはずが、道が分からずフルーツラインを走り現地へ向かいます。
途中、舗装されている林道のゲートを開けて甲府市内へ向かいます。
道路を下り甲府駅に近づくにしたがって鬼のような暑さが!
さらに市内は渋滞!ナビを見ながらできるだけ街中を通らないコースを選んで走り、集合時間の1時間前に韮崎市内に入りました。
しばらくするとメールが入り、茨城県から車で参加のI氏も集合場所に到着。
急いで今回の集合場所の アルプス食堂へ向かいました。
食堂に到着するとI氏はすでに到着。20分後にアドレスのT氏も合流。
時間は午後1時。 ここアルプス食堂で昼食を食べてから買い出し・キャンプ場へ向かう予定です。
今回集合場所のアルプス食堂は、5年前に韮崎周辺で仕事をしていた時にネットで検索して見つけたお店です。ここは、しょうゆラーメンが人気で地方の食堂ですが人気店です。当日も10分ほど待ちました。
入店して何を食べるか悩みましたが、私とT氏はチャーハン、I氏はミニ鳥モツ丼としょうゆラーメン。
地元の人気店ですが県外ナンバーの車もいて、人気の高さがうかがえます。

I氏は丼はイマイチとの評価でしたが、しょうゆラーメンは髙評価でした。
須玉インター近くのスーパーで食材を買い出ししてキャンプ場へ向かいます。
キャンプ場に到着テント代1,000円/張
ここは周辺の山へ登山をする登山者向けの山小屋とキャンプ場を経営してます。
約30年前に大学の論文作成のため、1年間毎月ここの山小屋をベースにして昆虫採集をしてました。宿の親父さんは元気ですがすっかり歳を取りました。今は定年退職した息子さんが経営してます。
ここのキャンプ場はそんなに広くなく、設備も水場とトイレだけのシンプルな林間キャンプ場です。
いつも空いている穴場のキャンプ場なのですが、今回は3連休、コロナ、キャンプブームなのか?ほかのキャンパーさん達もいました。
ソロキャンプもブームなのか?6組の半分がソロでした。
各自、テントとタープを設営。

今回の我が家。新築です。
ビーチで使うサンシェードですが、7年くらい前に購入して一度も使っていないので、今回天気もよさそうなので初出陣です。雨降ったらタープ下へ逃げるしかない。
椅子も新調。ブランド品の模倣品?ネットで1,999円
設営後にビールを飲みたいところですが我慢して汗を流しに公衆浴場「増冨の湯」へ。

入口で体温測定と住所を記入。830円/人を払って入浴。
ここは、ラジウム温泉として有名で温泉の色は茶色く舐めるとサビの味がします。
湯船の数は多いのですが、既にイモ洗い状態。洗い場は、湯船の多さからするとカランが少なすぎます。しかも、2か所は故障中。露天風呂や一部の湯船も故障しており老朽化が目立ちます。
壁のあちこちに「感染防止の為会話はお控え下さい」の張り紙。どこも感染対策で大変です。
泉温が低いため(30~35℃)皆さん湯船に長く浸かっております。このため回転率が低く湯船はイモ洗い状態になるようです。
我々は手短に入浴してキャンプ場へ戻りました。
ビールで乾杯して焚火宴会のスタートです。
ホットサンドメーカーをI氏が持ってきました。(スノーピーク製!)


夜食
食材を焼きながらお酒を飲み、どうでもいい話に盛り上がる。
すでに、50歳を過ぎるおっさんのキャンプはフリースタイル。
午後10時には睡魔に襲われ就寝しました。
翌朝は6時に目が覚め、朝のコーヒーで目を覚ませます。
残りの食材で朝食。
ここでも、ホットサンドメーカーが活躍。

アスパラやソーセージ等を焼きました。
フライパンにもなる便利な調理道具としてあらたな発見です。
当日知ったのですが、このキャンプ場はチェックアウトの時間は無く好きな時間に退去できるとのこと。朝ものんびりとできました。
私は本日帰宅しなくてはなりませんが、残る2人はもう一泊して帰ります。みんなもここのキャンプ場が気に入ったようで次回は冬に来ようと計画しています。
距離も関東から約200km、安くて空いてて温泉も近い。関東組の定番キャンプ場になりそうです。
帰る準備をして山を下ります。連泊の2人はI氏のスイフトに乗り昨日の集合場所のアルプス食堂へ。昨日に続きここでまた昼食。
私は野菜炒めと塩ラーメンを注文
昼食後、2人と別れて家に向かいます。
暑い中甲府の町を抜けるのがしんどかったので韮崎インターから勝沼インターまで高速を使用。
勝沼からフルーツラインを経由し国道411号で柳沢峠を経由し奥多摩経由で帰るルートを取りました。
道の駅 たばやま で休息、ソフトクリームで身体を冷やします。

ここにもたくさんのライダーが休憩してました。
奥多摩湖を抜けて 途中 青梅市にある「櫛かんざし美術館」に寄って見学。
美術館から見える多摩川には涼を求める人がたくさんいました。
家までもう少しですが、このまま青梅市内へ出てしまうと暑さと渋滞に巻き込まれる可能性があるので青梅市内を通らずに飯能市を経由することにしました。
しかし、飯能から川越を経由して自宅までは交通量が増え、結構時間がかかりました。
こんなことなら。圏央道の日高インターから乗って帰宅すれば1時間は短縮できたと思います。
わざわざ、暑い渋滞の中を我慢して走ることもなかったと感じました。
午後4時半過ぎに無事帰宅。
7月の雨で行けなかった長野のキャンツーを埋めるに十分な2日間でした。