2016年09月24日
私は杖を使うので重たい物や大きな物は持てません。
職場でもA4のコピー用紙は持ってくることは出来てもA3だと慎重に持たないと途中で落とすリスクが有ります。
握力の限界と落とした時の被害を考えたら近くの同僚に頼んでプリンターまで持ってきてもらう方が早いし確実ですし、同僚も嫌な顔をせずに持ってきてくれます。
気付いたら私が頼む前に持ってきてくれることも多いです。
出来る範囲のことは自分でやりますが、どうしても出来ない事は他の人に頼みます。
手伝ってくれたら『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えます。
先日の防災の日の朝礼でも、数日前に起きた水害によって施設の方が亡くなったことも踏まえて、私には出来ない事が多いですが周りの人達の助けもあって仕事が出来るという事を伝えました。
昔出来た事が今は出来ないという現実は何年経っても悲しいし苦しいです。
日常で何らかのバリアによって出来ないとしたら、バリアを無くしてもらえるのがバリアフリー化だと思います。
でも、どんな場所や状況でもバリアフリー対応をしてくれる事が当たり前、バリアフリー対応を要望するのが当たり前だと私は思いません。
『言わなければ伝わらない』というのは解りますし、それを積み重ねて来てくれた人達のおかげで今の環境があるのも事実です。
『お願い』は過度にならない程度にしないと、行き着く先は反発だと思います。
言葉は受ける側の気持ち一つでどの様にも受け取られてしまいます。
私も、出来ないことを盾にしている面があると思います。
その反省も踏まえてこの記事を書いています。
自分からの見方だけでなく、違う方向からの見方も考えて発言なりお願いをしていけば反発は減るのではないかと思います。
追記…
職場の食堂が、セルフサービスでお盆が持てない私が使えないからと言って対応を要望することが正しいのでしょうか?
巷にあふれるセルフサービスの店に対応を要望することが正しいのでしょうか?
どうせダメだからと諦める私がダメなのでしょうか?
私は食堂が使えないからおにぎりを持って出勤しています。
それが自分で出来る対応だから。
Posted at 2016/09/24 08:07:31 | |
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