
みなさまこんばんは!
最近エアコンの使用頻度が下がったおかげで燃費がぐっと良くなってHAPPYなKenです。
いつものように無駄に長いブログですがご容赦ください・・・m( _ _ )m
さて、10月に入って台風が連チャンで週末に訪れる残念な気候が続いています。
そんな、雨の日にぴったりの作業といえば「メンテナンス!」
車の洗車は好きですが、メンテナンスはめんどくさい・・・というのが一般的な考えだと思いますが、今回はどなたでもどのご家庭にもある道具を使ってできる「あら簡単!誰でもできるND下廻りメンテナンス!」をお届けします。
※このブログではシリコンスプレーで防錆・ツヤ出しを行なっていますが、接点などのある電気・電子部品にシリコンがかかると熱によってシロキサンに変質して二酸化ケイ素みたいなものになって絶縁効果を発揮してしまうようです。
使用にあたっては、その点をご留意いただきますようお願い申し上げます。
まずはジャッキアップをします。
次はホイールを外しますが、自分はキョーエイ謹製の2pcs Shell Type Nutを使っていますが、数年使用して少しレビューを・・・
自分はかなりの回数ナットの付け外しをしていますが、シェルは指で取り外しをできるので今になっても「新品同様のアルミらしい高精度な装い!」をキープ!
それでいて内側のコアナットはクロモリ鋼で出来ているので、ガンガン脱着をやっても安心していられます。
唯一の難点はどこかに整備を依頼するような場合はあらかじめ自分でシェルを外しておかないとインパクトで破壊されてしまうことでしょうかw
キョーエイ謹製のワイトレもいろんなサイズを長く使っていますが、適正なトルク管理をしているからか全く問題なくジムカーナでも峠でもキャンプでも日常でも使用できています。
今回は整備なので一回現状確認も含めて全部はずします。
フロントタイヤを外す時にたまたま「スクラブ半径」跡?がついていたので写真を撮ってみました。
上の写真が左で下の写真が右になります。
右のほうが内側に中心点がありそうですけど、この程度の差はたまたま?それともアライメント?
よくわかりませんが思ったよりもタイヤーセンターから偏ってなくて少し安心です。
今回で長らく使ったダンロップ謹製DZ102 205/45R17はお役御免となります。
これは右リアの写真ですが、左は外側です。
摩耗度合いはストレートグルーブ基準で左右で0.7mmぐらいの摩耗差でした。
自分は峠を基準にしているので最近の街乗りの割合からしても十分だとおもいますが、4輪ともほぼ同じ減り具合だったのでアライメントも適正だったのではないかと推察しています。
それにしてもイン側から3本はスリップサインが出てますが、このぐらいになると雨の日は意図せずドリフト体勢になってしまうので良い子の皆さんはもう少し前に交換するように致しましょう・・・(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
このDZ102は自分にとってはとても良いバランスの楽しいタイヤでした。
空気圧は2.0を基本として温間で2.4ぐらいになるようにして使っていましたがノイズも少なく、ドライでも楽しく使えました。
一番気に入っているのはステアリングやS字操作時のレスポンスの気持ち良さですが、練習用タイヤとしてはとても優れている印象です。
タイヤライフも2万5千キロぐらいは持ったと思いますが、とても気に入ったので次回機会があればお代わりしたいと思います。
(←ハイグリ派ではなくセカンド派の個人の感想ですw
皆さんもタイヤを外した時は自分の乗り方などを確認する良い機会なので、お茶でも飲みながらじっくり観察されることをオススメします。
次はブレーキのメンテナンス!
状況確認とエア抜きをします。
ワンマンブリーダーという道具を使っていますが、嫁さんにブレーキを踏んでもらって2~3ストローク分ぐらいのフルードを抜きました。
あ、フルードを抜く前に必ず現在のフルード位置を確認しましょう!
外からだとわかりいくいのでキャップを開けて確認したほうが良いと思います。
もともと、このフルードは量が減るとセンサーが作動してメーターに警告が出るので、新品パッド装着時にFULL位置にしたら次回新品パッド装着までは同じ量をキープすることで、万が一の液漏れなどのトラブル把握につながりますので忘れずに行いましょう!
エア抜きが終わったらこの記録写真と同じ位置までフルードを補充して作業完了です!
今回はクラッチのフルードは抜かずに目視で現状確認しただけで作業を終えました。
エア抜きが終わったらホイルハウスの掃除です!
上がビフォーで下がアフター
自分の場合は単に掃除好きとかではなくてw
掃除しながら「液漏れ」「錆び」「破損」などを確認するために掃除します。
特にダンパー廻りは念入りに様子を確認しましょう。
4輪のホイルハウスを綺麗にして、一旦作業を中断してこの日は終了!
(飲みたいだけ・・・)
翌日はサブフレームなどを拭き掃除していきます。
親?
おや?
オヤ?
錆びかな?
うん、きっと錆びだね?
なんだか溶接の廻りを中心に所々錆のようなモノがチラホラと・・・
まぁ、大した量でもないし気にするのもアレですが、なんとなく今まで防錆については何も考えていなかったので一旦防錆作業してみようかと思います。
今回はモノタロウ謹製シャーシブラック水性を使いました。
瓶などにスプレーを吹き付けて集めます。
スプレーの液の状態だと濃度が薄すぎるので、しばらく(数時間)放置して濃度が濃くなるのを待ちます。
タッチアップ後の様子
これでパッと見はわからなくなりましたw
ついでに外せそうなパーツも外してお掃除を・・・
お掃除の最終仕上げ材として、防錆剤としても潤滑剤としても素晴らしい性能を持ったシリコンを使います。
たまにホムセンなんかで安売りしてるので、クレ551と同様に1家に数本は常備していても大丈夫だと思います。
シリコンを塗って仕上げると新品みたいになります。
ホイルハウス内もシリコンで仕上げました!
美しい!
防錆塗装の跡もすっかり消えて美しい!
スタビ加工後の様子も確認!
問題なく綺麗についたままです。
スタビのリンクのネジがかなり錆付いていますが、これは材料がそういうタイプなのでしょうね・・・
この後、気納め程度ですが防錆用のグリスを塗布しておきました。
フロントも綺麗にしてまるで新車のような美しさ♡
もちろんシリコンを塗りまくったので、最後にブレーキディスクはパーツクリーナーでしっかり洗浄します!(←コレ大事
さて、今回のメンテの目玉?のオイル交換に移ります。
ボスオさんから頂いたマツダスピードのロアアームバーを外してからアンダーカバーを外します。
何度か底を吸った記憶があるのでさぞかし傷がついてるかと思いきや・・・
無傷でしたw 飛び石の跡が少しある程度で全然綺麗なままでした。
これでようやく作業ができます。
最初にオイルの状態を簡単に確認・・・
ゲージのLとHの1/3ぐらいでした。
一般的にはHとLの間は1Lだと言われていますので、500cc程どこかに消えた可能性がありますw
自分は皆様よりエンジンを多く回しているような悪寒もしてますが、エンブレを多用しまくっているせいかも知れないですねw
※エンブレを多用していると燃焼室の負圧が高まってオイルが吸い上げられる現象が起きるらしいです。
ガンガン使ってこの消費量なら良い感じだと思いましたが、次回も交換前の量を計測して経過を観察していきたいと思います。
今回もオイルはNUTEC謹製のNC-51とNC-52Eの50:50ブレンド4Lで行きます。
新品フィルターは装着前にガスケットにオイルを塗布しますが、すでに最近のフィルターにはオイルが塗布されています。
自分は念のために少しだけ真ん中のネジとガスケットにオイルを塗布して装着しています。
フォルターレンチは68mmの14角を使います。
フィルターは手で回して抵抗を感じたらそこから1回転させます。
1回転がわかるように写真みたいに印をつけておくと楽ちんです。
ドレーンのガスケットも新品に交換!裏表変えたら2回は普通に使えそうですけどここは気分の問題で新品にします。
オイルを充填したらエンジンを十分に暖気できるまで温め、漏れがないかどうか確認してアンダーカバーなどを装着して最後にレベルゲージを確認します。
写真では分かりにくいですが暖気後はHの位置ぴったり、翌朝冷間で再計測したらHの穴より僅かに下の状態でした。
よく誤解があるのですが、Hの状態がベストでLがヤバ目・・・ではなく、H未満L以上がベストでH以上L以下がヤバ目なので、H超えてるから安心♡ではございませんのでよろしくお願いいたします。
ちなみにオイルの入れすぎは100害あって1利無しなので、万が一Hより上だったら抜かれることをオススメいたします。
(フィーリングだけならLギリギリが良いんですが流石に怖いです。)
※マツダの取説では参考値としてオイルのみ交換で4.1L フィルター込みで4.3Lと書かれていますが、自分は今までフィルターを交換してもしなくても4L交換でずっとやり続けています。
さて、最後に交換時期を自作ラベルに記載します。
今回は7,500キロで交換になりました。
自分は様々な経験によって「寒冷地でなくてオーバーヒートしてへんかったら1万キロ程度で変えてもええやん」説をとっていますが今回は期間(1年を目処にしています。)での交換となりました。
まぁ、次回は今回と同じく7,500キロ後ぐらいを記入しておきました。
このシールは自作で耐水性が低いのでサンバイザーの裏に貼っておきます。
今回は久々に16インチのTE37ソニックを出してきました。
こちらはタイヤの溝もバッチリでずっとラップ巻き保管していたので暫くはこれで行こうか?と思っています。
(17インチZE40用のNEWタイヤはずっと前に購入してラップ保管中ですけどw)
さて、こうしてのべ2日をかけた秋のメンテナンスが終了しました。
自分は「惜しまず思いっきり使って、のんびりじっくりメンテナンス」が好きなのでアレですが、皆さんもたまにはメンテに時間をじっくり使ってみてはいかがでしょうか?
きっと新しい発見や愛情の深まりを体感できるかも知れません♡