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Ken@ndのブログ一覧

2024年08月18日 イイね!

維持の細道1

維持の細道1みなさんこんにちは!

前回の登校から11ヶ月?経ってしまってますが・・・
痛風もなんとなく遠ざけながら、ギリギリ生きてますw

前回は【2023】NDの定期メンテまとめを書きましたが、去年の6/6に8万キロのキリ番であれから1年2ヶ月で8万5千キロw
走行距離は全然増えてません・・・
昨年は仕事がかなりハードだったので、しょうがないですね♪

しかし、たぶんND乗りの中では自分が一番燃費が悪い気がするこの頃ですが、流石に8キロ台はつらすぎますww
8.3km/LはNA時代の燃費に舞い戻ったような錯覚を覚えますw

燃費と言えば、先日兵庫県に行った時に「自分史上最高?燃費を叩き出しました!」普段は10キロ程度しか伸びないのですが、南斗!

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この時は高速道路がメインとは言え20キロオーバーでは無いですか!!!!
達人の皆様にとっては20キロなんて日常なのかも知れませんが、自分にとっては思わず写真を撮る手が震えるレベルの感動体験でした!

まとめますと、高燃費の秘訣はただ一つ!
「5速と6速」をたくさん使う事でした・・・(核爆

とにかく、車が壊れてないようで安心しましたが、コレからもきっと10キロ前後の燃費で生きて逝きそうです・・・



さて、春過ぎに納品が終わってからは秘密基地作りに邁進していて、時間があけばレストアしたキャリーで作業しに行っています。
そろそろ1年がかりで制作しているトイレ小屋が完成しそうなので、機会があれば改めて公開したいと思っています。

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さてさて、NDも9年目に突入?してますます調子良い感じですが、4回目の車検も無事に4月に通過しました。
自分で言うのは恥ずかしいのですが、2015年式最初期型にしては比較的程度よく維持できているような気がしています。

ごく普通にNDを走らせて、ダートでドロドロになったり、融雪剤の道もたまには走り、峠にもキャンプにも出かけるスタイルを9年続けていますが、比較的初期より維持活度を続けて来ましたので最近新たにNDに乗った仲間も含めて多くのND乗りの方に少しでも役に立つと嬉しいなぁ!と思い、自分の気にしてきた維持ポイントなんかを少しづつ書いて行きたいと思います。



■1■定期的なジャッキアップ
何はなくともジャッキアップです。
めんどくさいって言うのはありますが、ジャッキアップしないと何も始まりません・・・w
自分の場合は車高が低いのでスロープでフロントを地面より上に上げてからフロントジャッキアップをして馬をかませてから、リアをパンタグラフジャッキで軽く上げてからリアジャッキアップをして馬をかませています。
こうやって書くと面倒ですが、自分の場合はなんだかんだで年に2~4回程度は上げ下げしています。(多い時は10回以上)

ジャッキアップ(馬に乗せる)する利点は、じっくりしっかりと安全に車を確認・清掃・整備できる!
この3点に尽きると思います。

今年で言うと・・・

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トッシーさん、うえさん、ボスオさん、ターニさんがウチでジャッキアップして整備作業をされて行きました。
※最近写真を撮ってなくてすいません・・・><
面倒でも、まずは安全に作業できるようにするのが維持りの基本だと思います。

もしも、ご自宅にジャッキアップの環境がなくても貸しガレージなどが全国にはあるので、それらの設備をご利用されるのもアリだと思います。
愛知県で探してみると2柱リフトを借りて使うレンタルガレージが1時間1,500円で以降1時間毎に1,000円だったりするので、半日で4,500円なら愛車の健康維持にのためにも是非ご活用ください♪(回し者ではありません!


■2■サビチェンジャーとタッチアップ
下廻りを雑巾などで拭き掃除しながら、飛び石やヒットによる傷の点検と補修を行います。

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写真はボスオさんのサイドシル付近の写真ですが、パネルの合わせ目に少し擦り傷がありましたので、サビチェンジャーとシャーシブラックでタッチアップしました。
じっくりとジャーシを眺めていると数ヶ所~数十ヶ所は要補修ヶ所が見つかると思います。


塩害のあるところや融雪剤の散布が多い場所の方だと本格的な防錆が必要だと思いますが、自分は全くのNo防錆ですが9年経っても「ほぼ錆の気配はありません」でした。
1mm程度の飛び石による錆は定期的にサビチェンジャーとシャーシブラックでタッチアップしました。
錆対策の定番といえばサビチェンジャーですが、かれこれ40年はお世話になっていますw
シャーシブラックは小分けして少し粘度を上げてからタッチアップ用に使っています。

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ちなみにボスオさんはディーラーオプションのノックスドール塗装をされていましたが、自分の10倍以上は錆が発生していました。(←1~2mmの大した錆ではありません)
思うにノックスドールを塗布するなら自分で本気でするか、「専門店」でするのが良いように思います。
(実績の多いディーラーなら良いのかも知れませんが、やはり本気度が違う気がします。)
具体的には「錆」は防錆剤を塗布しにくいところに発生しやすいので、相当真面目に部品を外して本気で防錆施工しないと「塗った意味があまりない」気がします・・・


■3■清掃とラバープロテクタント、シリコン塗布

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上の写真は清掃前のフロントとリアです。
今回は車検前の整備を兼ねているのでカバー類を全部外します。

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そして清掃とラバープロテクタント、シリコン塗布ですが・・・
例えばですが、下の写真はステアリングのラックブーツですが

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まずはステアリングをめいいっぱいまで切ってブーツを伸ばしてから・・・
自分はKURE謹製のラバープロテクタントで清掃します。

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ダイレクトに噴霧したり、ウェスにつけてから拭いたりしてみると・・・
なんと言うことでしょう!パっと見では新品同様に見えます。
保護効果の有無はコレから大きく出て来るのかも知れませんが、自分のNDではまだゴムの劣化を強く感じさせる部分は皆無で、見ようによっては新品と大差ない見え方をしています。
※自分は長い期間(30年以上)ドイツ車あるあるゴム・樹脂「劣化地獄被験者」なので、劣化レーダーは人よりも優れている自負はありますw

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ゴム関連以外の部分は普通のシリコーンスプレーを使ってダイレクトに噴霧したり、ウェスにつけてから拭いたりしています。
具体的にはプラスチックや金属(主に鉄部)部分に塗布して拭き取ります。

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シリコンは最強の防錆剤だと思いますが「すぐに流れてしまう」のが弱点でもあります。
とはいえ、数百円のスプレー1本で1~2年ぐらいは余裕で使えるので、めちゃくちゃコスパの良い防錆剤だと思っています。
とにかく今日はシリコンスプレーとラバープロテクタントの名前だけでも覚えて帰ってください♪

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しかし、少しめんどくさいですが「新品みたいになる瞬間」は最高に気持ちいです♡
過剰に綺麗にすると言うよりは、錆びやすい場所はシリコンスプレーで防錆してゴムをラバープロテクタントで綺麗にするだけで十分だと思います。
自分はちょっと変態なので、綺麗にしたい欲が出てるだけですw

そう言えば最近「フロントロアームのボールジョイントブーツ」の破れや亀裂によるブーツ交換の話を良く耳にします。
ひょっとしたらNDの持病になるかも知れない事案ですが、1000円程度で買えるようなブーツの劣化で片側40,000円近いロアアームの交換を迫るマツダさんのやり方には大きな声で抗議したいです!!
左右交換で部品代と工賃を合わせたら10万オーバーは流石にやり過ぎです・・・><

このブーツ、どうやら流用できそうな部品も世の中にはあるみたいですが、ここは耐久性の高い純正対策部品をメーカーには出して欲しいところです!

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自分のブーツは見た感じだけでは全然問題なさそうでしたが、上記の写真はアッパー側のブーツです。
(ロアの写真がなかったのでごめんなさいw)

とにかく破損したらかなり面倒なので、できる予防整備で少しでも被害を減らされるのをお勧めします。
破れた方の特徴としては「高い湿度環境」があげられると思います。
ですので、防水力を高めるためにも、定期的な清掃(泥などが付着していない状態)と防水(シリコーン塗布)をお勧めします。
なお、クラック程度であれば「ゴム系補修剤」の塗布でも当座は凌げるようですので、ご留意くださいますようお願い申し上げます。


■4■水漏れ確認とドレーン清掃
最近少し「水漏れ」について事例なんかをお聞きすることが多いです。
改めて「水漏れ」については、いつの日かまとめてご報告しようかと思っています。(知らんけど
※ちなみに幌の防水コーティングとかは「撥水遊び&防汚」のアイテムなので水漏れとはほとんど関係ないと思います。


■5■定期的な部品確認と清掃・整備・交換
これは部品の劣化度合いが千差万別なので何とも言えないのですが、自分で確認してから交換すれば無駄な出費も防げます。
目視で確認できる定期交換部品系と言えば・・・
ワイパーブレード、各種ホース、各種ブーツ、エアエレメント、各種ベルト、ブレーキパッド、各種油脂などが代表でしょうか?
今回はベルト2本、冷却水、ブレーキフルード、エアエレメントなどを交換しました。


まずは8万キロ無交換のベルト2本を交換します。
昔と違ってオートテンショナーなのでベルト交換はウルトラ楽チンです♪

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ウォーターポンプベルトはクランクを回しながら外します。

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外したベルトの痛みはほとんど無いように見えます。

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新品が左です。流石に見た感じは違いますが「10年15万キロぐらいは余裕」だと思いました。

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でも、新品になるとやっぱり気持ちいい!
個人的には少し「静かに」なった気がするようなしないような・・・
元々異音は無かったので気のせいだと思います。
(クラッチのレリーズベアリングのわずかな摺動音の方が気になりますww)

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続いて冷却水の交換です。
NDは超ロングライフクーラントが入っていて初回は9年、以後4年毎の交換指定ですが「不純物の混入」を嫌うものなので、水道水や市販のLLCを混ぜてしまうと著しく耐久効果が減るようなので今回まで純正のLLCのみを補充して来ました。
しかし、運命の9年目という事なので初交換となりました。

使うのはFL-22というNDの純正指定クーラントです。
ネットだと18Lで11,000円ぐらいなので1Lあたり611円となります。

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基本的には抜いた分を入れる作業となるはずですので、抜いた量を記録しておくと良いと思います。
自分の車とうえさんのLLC交換をした感じでは全部で4Lの交換になりましたので、SSPの規定水量5.8リットルのうち60~70%しか交換できない勘定になりそうです。
※不純物はなるべく入れたく無いのでフラッシングなどの洗浄は行いません。

ちなみに各自余分に0.5~1Lは持ち帰って補給用にした方が良いと思いますので、18LでMAX4人分と考えた方が良いと思います。
※自分は3人で別けました。

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抜くのはドレーンプラグに適当なホースを付けてプラスチックの蝶ネジを緩めるだけです。(自分は内径6.5mmのエアホースを適当に流用しました。)
ある程度抜けたらラジエターキャップを外してしばらく放置します。
(意外とゆっくり抜けるので、慌てないでください)

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LLCは適当に捨てたらダメみたいなので、吸水ポリマーに吸水させて廃棄しました。

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混ぜてもゲル状になるだけですが、これで一応「燃えるゴミとして」廃棄できるようです。

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そして、せっかくなので以前友達のボスオさんにプレゼントしてもらったNEWラジエターキャップと交換します!

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左が古いやつ、右が新品なのですが違いが全然わかりません(爆

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ちなみに、新しいLLCを入れたら必ずエア抜きをしないとダメです!
強制エア抜きなどはできないので、自分の場合はラジエターに3L、リザーバーに0.5Lぐらい入れて様子を見ながら500ccほどラジエターとリザーバーに追加して行きました。
エンジンが温まって冷えてのサイクルで言うと2~3回は必要だと思います。
キャップ開けたままエンジンかけて・・・方式でもどちらでも良いと思います。

色々整備するついでにエアカウルも外して綺麗にします。
外気導入口のフィルターもあまり汚れてませんでしたが交換することにします。
(写真は交換前)

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9年選手らしからぬ綺麗なエンジンルーム♪
(ヘッドカバーは最初期型特有のくすんだ感じですが、とりあえずそのままにしてます。)
決してお飾りではなく、ちゃんとダートも豪雨も走り抜けて頻繁にドロドロになってますのでご安心くださいw

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クリーナーボックスも分解洗浄して綺麗に!

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組み付けると・・・
美しい!愛情が深まるひと時です♡

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各種車検で点検するボルトの締め込み確認などを行い、パッドも残量や状態のチェック清掃、再組み付けを行います。
特に固着などのトラブルを防ぐためには「再組み付け」は大事だと思っています。

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全然9年を感じさせない美しさw
ローターはフルブレーキ大好きなのでサビサビですが、こればっかりはしょうがないです・・・
とは言え、ローター表面のダメージはほとんどなく、ノーマルパッドオンリーなら20万キロは使用できる気が致します。
自分は次回、10万キロオーバーでスタッドボルト共々新品にしようかと思っております。

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ブレーキ廻りで言うとブリーダーのキャップの劣化が見られる車両がありました。
自分のは全然大丈夫でしたが、亀裂の入ったキャップのNDを現認したので、あらかじめ部品を発注してみました。

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フロントキャリーパー用がNF49-33-693で1個280円
リアキャリパー用がGV7D-33-693で1個407円!(糞高い!!)
クラッチ用がBFD1-33-693で1個104円でした。
部品としてはただのゴムキャップなので何か流用が効くのかも知れませんが、一番しょぼいリアキャリパー用がまさかのボッタクリ価格で30秒ほど気絶したのは内緒ですw


■6■洗車・スケール落とし・カーディテーリング

これも、定期的に洗車の細道として当ブログに記載していますので割愛いたします。
しかし、洗車の時が一番車のコンディションを見ることができる機会ですので、大事にしています。


■7■レストア?

レストアと言うのでしょうか?
趣味の一つとして、気になる部品をそろそろ交換していこうかと思っています。

アンダーカバーの一部なのですが、割と最初から変形していましたので今回思い切って交換してみることに!
部品を外して並べてみましたが、大して変わりませんw

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単なる自己満足ですね・・・
再度変形してたら悲しいので、しばらくは見ないようにしていますww

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レストアと言えば!
NDの純正フロアマット(プレミアム)旧ロゴタイプを再購入しました。

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お値段は28,600円と決して安くは無いのですが、9年8万キロ乗ってもまだまだ現役で使える堅牢で美しい状態がキープできているので交換予備用として購入しました。
10万キロあたりで交換するのか、何も決めてませんが当分はミント状態で保管をします♪

ちなみに現在のNDの新ロゴフロアマットは少し高くなっているようです。
そのうち旧ロゴ版は廃盤になるかも知れませんが、今なら旧版の方が安いので気になる人はお早めの購入が吉かも知れません・・・(知らんけど

他にも赤ステッチの純正ステアリングを何本かストックしているのですが、サイドブレーキやサイドブレーキブーツ、シフトノブ、シフトブーツなんかもそろそろストックしようかと思案を始めた次第です。


そんな感じで「経年変化・経年劣化」に対応するネタがあればどんどん載せて行きたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします♪



Posted at 2024/08/18 18:47:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | NDメンテ&ケア | 日記
2023年09月22日 イイね!

【2023】NDの定期メンテまとめ

【2023】NDの定期メンテまとめ半分寝たきりで早くも1ヵ月が経とうしています・・・w
最近は片松葉杖で室内はまぁまぁ自由なんで、現在室内中心で少しづつリハビリに励んでいます。

さて、仕事以外の時間が暇すぎて、以前の健康だった時に(梅雨頃?)に実施したNDのメンテブログでも書いてみようと思います。



まずは洗車からです。
幌の洗浄には写真のようなブラシを使っています。これは2代目なんですが、モノはGORDON MILLER謹製ソフトホイールブラシといいます。使い勝手が気に入って、もうかれこれ8年使用していますが非常に幌の洗浄に適していると思います。

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拭きあげたら、まずはスケール(シリカやカルシウム系の汚れ)などの蓄積した汚れの除去を、いつものようにプロバイド謹製のno.4を使用して行います。

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湿らせたマイクロファイバータオルに少量の薬液を染み込ませてサッと拭くと、下の写真のように見る見るスケールが浮き上がってきます。(特に黒い未塗装樹脂の部分がわかりやすいです。)

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拭き取ると一旦きれいに見えますが、しばらくするとまたスケールが浮かび上がって来ます。
3~5回程度何度か繰り返すと、ほぼ綺麗にスケールは無くなります。
※それでも落ちない場合さらなる強力ケミカルもありますが、今回は出番はありません。

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車体全体のスケール除去後の状態です。
もう、この状態で全然終了でも良いような気が本気でしますですw

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でもメインは年1のメンテナンスなので、がんばって馬にあげてタイヤを外します。

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今回はボディーも磨くのでマスキングを行います。

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グリル近辺など細かい部分は基本的にバフをあてないので、写真のように削れたり液剤がついては困る部分にマスクキングします。

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窓と幌は別途シートでマスキングを行います。

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サイドマーカーはフロントのホイルハウスインナーを写真のように開いて手を突っ込んで外すと作業が楽です。

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磨き用のスポットLEDライトを点灯して、いよいよ磨き準備完了です!

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バフは使うコンパウンドやコーティング剤別に用意しています。
バフ系は75mmベースで100φぐらいでしょうか?このサイズがサンデーメカには一番扱いやすいように思います。

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今回は仕上げ目の3M謹製ハード2コンパウンドを使って軽く磨きます。

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コーティングはいつもフッ素系を愛用している自分ですが、今回もフッ素系でコートします。
※ガラス系のような艶出しや撥水効果は薄いですが、フッ素系の防汚性能・耐汚染性の高さを優先しています。またガラス系はスケール汚れを誘引しやすいので、フッ素系を好んで使用しています。

自分はプロバイド謹製のFTWを使っています。この80ml瓶で2,300円なのが最高です!
NDなら4回ぐらいは行けるとおもいますが、僅か6~800円でプロレベルのコーティング剤施工ができてしまうのが最大の魅力だったりします!

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写真では伝わりにくいですが・・・
マジで綺麗になりましたww

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磨き用のスポットライトはイタリア製の本格的車磨き専用のLEDライトなので、普通は見えにくい洗車傷などの薄い線傷もハッキリと浮かび上がらせる効果があります。
かなり光線が強いので写真を撮ると周りが暗く写ってしまいます。

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どうでしょう?ドアップでもかなり鑑賞に耐える綺麗さでは無いでしょうか?

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ついでにサイドマーカーの再塗装を数年振りに行いました。
昔はミスターカラーのクリアオレンジで塗装しましたが、耐候性が全然無くて前回からタミヤカラーのクリアオレンジ塗装にしたところ、十分な耐候性が得られたので今後もタミヤカラー一筋で参りたいと思います♪

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そしてようやく、バンパー交換で取り外した鹿笛(動物除けの高周波発生装置)を再装着します。効果の程は諸説あるようですが、自分はこの笛を外した途端に鹿をひく寸前のヒヤリハット事案を経験しましたので、装着し続けたいと思っています。

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装着位置は写真の位置です。
ちょうどナンバーの下に位置するので、普段は全然見えなくてもちゃんと機能いたします。

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そして、いつものように点検をメインとしたホイルハウスの中のクリーンアップとフロアのチェックとクリーンアップを行います。今のところ目に見えて劣化しているような部分は確認できませんでした。
外車だと8年も経つと結構な経年変化が出るだけに
「日本のゴム・樹脂は世界一!」と思わずにはいられません・・・

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外気導入口のファイルターは年1~2回の点検や交換をして来ましたが、自分の環境だと年1回の交換が最適なようです。(夏以外は基本的に外気導入モードで、常時弱風量で使用しています。)

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今回は2回目のエアエレメント交換もしましたです。

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エアエレメントは、だいたい2万キロごとに確認~清掃をしていますが、4万キロを目処に交換をしています。

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NDロードスターの仲間からチラホラ聞こえてくる「水漏れ事故」対策の大事なパーツの1つがドレンフィルターのチェック&クリーンアップ!これは面倒でも年1ぐらいでは実施した方がいいと思います。自分でできない人はディーラーか最寄りの変態ND乗りにお願いしてやりましょう!

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今回は7年ぐらい?使用したショートアンテナも新調しました!
上が使用済み、下が新品です。

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これは三菱ランエボのショートアンテナなんですが、一番シンプルな形状なのでとても気に入っています。品番はMR551256です。昔は2,500円ぐらいだった気がするのですが、今は4,000円ぐらいします・・・ヽ ( ꒪д꒪ )ノ

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ベースとの間に少し段差ができてシルバーの部分が見えるのが最初は気になったものの・・・
今では全く気にならなくなりましたww



そして、ボディのコーティングの乾燥待ちの間にタイヤとホイールも洗浄~チェックを行います。

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そ、そ、そして・・・
前回(数年前)同様、チェック工程であやしい金属片を発見ww

毎回、見つけるたびに心臓がキューンってなります(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

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金属棒がニュルニュルと出てくるシーンは割愛しますが、本当にドキドキしながら発掘したら「キッチリとパンクしてましたww」

もちろん、話題作りのためにセルフ「ビッ○モーター」したりなんかはしてませんよ!

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上が今回の獲物、下が前回の獲物ですが・・・
定期的にチェックしてパンク前に対処することができているので「点検」の重要性を再確認する次第です。

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以上でボディー&メカの定期点検(1年)の完了です。
記録には入れていませんが、ブレーキ・クラッチフルードの交換や各種の点検なども行っています。

来年はいよいよロングライフクーラントの交換イベントになりますが、8年8万キロでも贔屓目に見てまだまだピチピチですww
というわけで、まだまだよろしくお願いいたします!

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最後に残ったのはオープンカー特有の幌のメンテナンス!
自分は撥水命では無いのですが、「洗浄・汚染の防止」を主眼にBMW純正のメンテナンス剤を使用しています。これは洗浄剤と保護剤の2液をつかう水性のものです。

自分はこの液剤を5回分として使用していますが、この洗浄用の液剤がとても効果があるのではないかと思っています。(いい匂いもします♪)

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既にカーシャンプーで下洗いを済ませているので、次は油性の汚れに強いコロイド系洗剤で洗浄を行います。これは、針葉樹の樹液?から生成される少し変わった洗剤ですが、虫の死骸などタンパク質系の汚れに強い特徴があります。

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さて、いよいよBMWの洗浄剤を幌が乾燥する前にハケで塗布していきます。
これは塗布して少し時間をおいてから洗浄・濯ぎ洗いをする使用方法を記載されている液剤になります。(原液100cc)

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ハケ塗りが終わった状態で少し時間をあけます。
3分以上放置と書かれているので、作業完了後5分程度は置いておいた気がします。

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放置後ブラシで洗浄開始!きめの細かい泡が出まくります!

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スウェード革のメンテナンスと同様に小刻みなストロークで洗浄を行います。

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洗浄が終わればすすぎ洗いをしっかりして、再びガレージ内でコーティング準備をします。

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コーティング剤は液剤を水で薄める指示なのですが、自分は試行錯誤の結果250ccうすめ液を作りました。(原液50cc + 水200cc)

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ハケで塗布を終えた状態です。
250ccだと少しだけあまりましたが、ちょうどいい量だと思います。

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あらかた乾燥するまで、お酒でも飲みながら見張ってボディーなんかに液剤がタレないように気をつけます。
タレるのは両サイドの前の方なので、落下位置にウェスなんかを置くのもアリかも知れないです。

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あらかた乾燥したら、こんな感じで放置してしっかり乾燥させます。

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乾燥したら完成です!黒黒としてかなり綺麗に見える気がしますがいかがでしょうか?

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ドアップの写真です。僅かに退色しているのかも知れませんが、結構ムラもなくて良い感じだと思っております。

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そんな感じで2023年のメンテナンスは終了しました!



そして、夏のある日・・・
友達のしょーじさんが新車のコーティングにやって来られました。
道具はほぼ自分と同じものを使われていましたが、流石新車!!美しいです♪

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艶が一段深まった感じで、かなりエロい感じになりましたw



そして、さらに夏が深まった頃に奴がやって来ました・・・

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そう・・・
関西の巨匠BOSUOさんです。



この日は忙しい中、関東のちょびさんと彼女、ボスオさん、ウチ家族で近所のジブリパークに行って来たのでした。ちょびさんの彼女様に抽選バトルの末、券を取得していただきました!!(感謝!)
ジブリパーク自体はまだ未完成ではありましたが、個人的に大倉庫区間だけでも結構楽しめました!何より仲間と一緒にどこかに行くのはかなり久しぶりで「何しても楽しい!」時間でした。(B氏も8ヶ月振り?ぐらいの久々の登場でした。)

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彼は忙しいと言いながら、かなりくだらないゲーム実況動画を何十本もアップしているぐらいの元気はあるみたいで、各動画30回ぐらいしか回っていないようですが、この日も「Kenさん!動画用の素材撮って~な♡」とリクエストされて、ひたすら動画の撮影をさせられました(吐血

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みなさんご存知のように彼は見た目のインパクトだけはあるのですが、1人だと「シケった爆竹」なので本当にお世話が焼けます・・・

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しかし、絵になる奴なのは間違い無いです・・・

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あ、そう言えば・・・
自分は江口寿史さんが大好きなのですが、ボスオさんが東京の「彼女展」というイベントで物販のアクリルスタンドを買って来てくれました。



非常に嬉しかったのですが、「Kenさん、絶対にブログにプレゼントされた事を書いてな!」って何度もしつこく言って来たので載せておきますw

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ボスオさん!ありがとうございました!
次は下の奴をオナシャスww(嘘です

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Posted at 2023/09/22 10:10:38 | コメント(7) | トラックバック(0) | NDメンテ&ケア | 日記
2023年05月31日 イイね!

スーパーにご無沙汰でしたw

スーパーにご無沙汰でしたw前回の登校が2022年の11月でしたので半年ぶりの登校になりますが、みなさまこんにちは!

仕事の繁忙期を過ぎて、いろんな作業をやりまくっていましたので「貧乏暇なし」で忙殺されておりましたが、とりあえず大きなトピックとしては...

■NDの近況
■ルーホイリペアまみれ
■秘密基地買っちゃいましたww
■増車しちゃいましたw


の4本立てになってます。

いつものように長くなるので、まずは最初の2本を書いていこうと思います。


■NDの近況
走行距離は78,000キロぐらいになりました。去年の同時期が大体70,000キロだったので1月で660キロぐらい走ってる計算になります。特に特筆するようなトラブルや異変もなく快調そのものですが、今年の3月にカー用品店の駐車場で接触事故に遭ってしまいました・・・><

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NDでは初の事故?になりますが、用品店で買い物をして出てくると・・・「ロードスターの方ですか?」と若いお兄さんが・・・
「え?あ、はい!」と答えると「実は車を当てちゃいまして・・・」と衝撃の告白ww

震えながら車に行くと可哀想なバンパーのNDが・・・Orz

幸い修復範囲がフロントバンパーのみで、内部などにも影響は見受けられなかったので加害者の方には傷ついたバンパーの交換をしてもらいました。運よくセラメタの着色済バンパーがあったので恐怖の「色違い地獄」は最小限で済んだ気がします。一部塗装を行ったパーツ(サイドマーカーカバーと牽引フックカバー)は旧パーツの方が色が近かったので牽引フックカバーのみ旧パーツに戻しました。(それにしても、マツダさんの色合わせ技術の向上を心から願います・・・)

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そんな事もありましたが、無事NEWバンパーとなって数々の飛び石補修痕付きの思い出バンパーもリセットされました♪(個人的には全然元のバンパーが良かったですが...)
ま、長く乗っていれば何かとあるのが世の中なので、気にせず逝きたいと思っています。


■ルーホイリペアまみれ
お次は前回のブログの最後に書いたホイール修正のお話です。
自分は、趣味みたいな感じで人のルーホイの修理をしたりしているのですが、クソ忙しい時期の息抜きとして「ルーホイ直したい人います?」って聞いたら7本も集まって来てしまい、脱糞しながらの作業となりました・・・ww

仕事の合間の作業なので、あくまで空き時間に僅かずつしか出来ないので納期とか設定できませんよ!と言ったのですが皆さん
「いつでも良いです!」と満面の笑みで言ってくれたましたw

まずは状況を確認して、一番軽作業で済みそうなレイズの57から着手することにいたしました。

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メインは下の写真のガリ傷で、他にも飛び石などでついた大きめの傷を数カ所の修復しますです。

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いつものようにホイール色に近いように調色したプラパテでスタートします。

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なぜプラパテ?かと言いますと・・・
ほとんどのガリ傷はリムの耳の表面程度についており、場合によっては塗装膜と下塗り層+アルファ程度しかダメージがないので硬い金属系パテなどは使用せず、何度でもやり直しがきくプラパテを自分は多用しています。
もちろん金属部に深めのダメージがある場合は2液の金属パテ、深い傷を埋めるときは2液のポリパテも使用します。
なんとなくですが、深さ1ミリ程度なら調色プラパテをメインで使う感じでしょうか?

乾燥をさせながら何度か筆で厚塗りをしていきます。
プラパテの最大の難点は乾燥待ち時間が異様に必要な点でしょうか?
ちょうど仕事が忙しい時期でしたので気にはなりませんでしたが、普通に1日~数日の乾燥時間はあった方がいい気がします。

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乾燥したら600~800番程度のペーパーで面を出していきます。

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下は見にくいですが、サフェーサー塗装直前の状態です。
ほとんどプラパテの跡もない様子をご確認いただけると思います。

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サフェーサー乾燥後、面を1000~1500番程度で整えた状態。サフェーサーも調色してホイール色に近づけています。

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塗装は確か、ミスターカラーのブラックをボカシながら塗った気がします。(記録がなくてちょっと不安w)
その後、ホルツのカークリアスプレー缶の中身を取り出したものを吹き付けます。(塗装は全てエアブラシ で行っています。)

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塗装は乾燥待ちをしながら2~3回にわけて行いました。

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乾燥後の様子、艶が引け過ぎていたらさらにクリアを拭きます。
また、どこに塗装したか自分でもわからなくなるのでマスキングに塗装部分を明記しておきます。

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乾燥したら1500番ぐらいのペーパーでざっと表面を整えます。

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コンパウンドは3Mのハード1とハード2を使って少し前に買った中華製ミニエアーポリッシャーで磨きます。
このポリッシャーはいろんなところでOEMで販売されていて、安価な割に結構優秀だと思います。
一度使うと、今までの手作業には戻れませんww
※ガラスの油膜取りなんてまじで「秒で完了!」です。

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どうでしょう?ほぼ完全に修復跡はわからなくなったと思います。

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マスキングを外してアップで撮影!
今回は相当綺麗に直った気がします♪(ほっとするひと時です!)

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最後に全体の艶感などを揃えて明るい直射日光下でも問題ないか確認して完成です!

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終わった後に言うのもなんですが、この程度の傷でしたら、ちょっと勇気と根気があれば誰でも直せそうな気がします。
※自分が使用しているシンナーは主にミスターカラーの標準シンナーを使っています。ガイアノーツさんのシンナーや車両用シンナーはキツい場合があるので、使用には十分ご注意ください。
塗装にはエアブラシが必須だと思いますが、1/24などのプラモに塗装出来そうな激安中華製のセットでも十分な性能だと思いますのでガリ傷にお悩みの方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


続いてはビッグな修復が必要な2本となりますw
まずはTE37から・・・これは結構逝ってます・・・

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ポリパテやプラパテを使い、ざっと面を出しつつ出っ張ったリムの耳の部分をリューターで削ります。

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大まかに造形が終わったところです。

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試しにサファーサーを吹いたら、パッと見は直ったように見えますww

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しかし、そんなに簡単ではありません!リムの面が綺麗に出るまでひたすら微調整を繰り返します・・・
この作業が地味で辛気臭いですww

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今回は調色を行いますので、使用色と調色作業を紹介いたします。
カラーはレイズさんお馴染みのダイヤモンドブラックになりますが、やや温かみを帯びたハイスパーク気味のガンメタということで、ミスターホビーのc28黒鉄色をメインにc2ブラックとc78メタルブラックで基本調色をして、c101スモークグレーで少し透明感と奥行きを出してからsm208スーパジュラルミンを微量加えてメタの印象を調整しました。

最初に基本色を決めたら、小さいお皿などで試し調色をしてから「本調色」に移ります。※あらかじめテストしてないと色の無駄が出てしまうので大事な工程です。

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本調色は何度も色合わせを行い、
乾燥した状態で色がそっくりになるまで頑張ります。
下の写真の一番右側のリムにスポークが接合するあたり(曲率の強い面)に塗ったのが最終だと思います。※ほとんど近い色なので画像ではあまり判らないかも・・・

この時のコツは「色の濃さ」「色の風合い(寒色か暖色か)」「メタの粒子の具合」と明確に目的を持って調整していくことでしょうか?
後は、自分自身の眼の力を鍛える感じで・・・(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

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本塗装前にサフェーサーを吹いて最終確認!
この時、「もうこれでええやん!」って勘違いするぐらいだと仕上がりが綺麗になると思います。

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いよいよ着色をします!この時は1番の感動の作業です。
うまくボカしてごまかすのがテクニックなのですが、かなり緊張しますが本当に苦労が報われる瞬間です
(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

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色がOKならクリアーを拭いて一旦完成です!
クリアーを拭くとメタリックの粒子の表情が変わるので、こればかりは多少経験が必要かもしれません。

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さて、クリアーが乾燥しました。

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多少のゴミなどが付着しているので、1500~3000番程度のペーパーで面を綺麗にします。

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先ほど同様にポリッシャーで磨きますが、狭いところはリューターにポリッシャーをつけて磨きます。

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これにて完成!
メタリックの最大の敵、晴天下での曝露チェックww

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日陰でもチェック!

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どうでしょう?まぁまぁがんばった方だと思います。
オーナーさんにも喜んでもらえてとても嬉しかったです♪

さて、お次はレイズさんのグラムライツですが、これは1本以外の全部のスポークとリムにダメージがあります。
リム外周は切削加工なので、一切その部分はいじらずに誤魔化すという高難易度の作業となりますww
写真では分かりにくいですが、ほぼ全部のスポークとリムの3〜4割を修復していきます。

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傷は深くはないのでプラパテを中心に作業しましたが、意外にパテのヒケがあって時間がかかりました・・・(反省)

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曲率の強い部分に傷があるので、面を出すのに何度も盛っては削り、盛っては削りを繰り返し・・・
自分のスキルのなさを激しく痛感w

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リム外周部分はマスキングをして一切触らないようにしています。

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長い旅の末・・・
面を出してサフェーサー塗装を終えました。

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TE37と同じ色を吹いたところです。
基本的にはサフェーサーの上+アルファ程度の範囲に拭いていますが、ボカシがバレないように慎重に塗装しています。

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少しだけ切削加工の部分にも塗装が付くのでシンナーを染み込ませた綿棒などで拭き取ります。
また、クリアーを吹く予定のない部分などもシンナーで塗料を拭き取っておきます。

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クリアー塗装後の状態です。

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乾燥したら、余分な部分のクリアー塗装被りをシンナーで拭き取ります。
基本的にはリム面とスポークの上面が塗装部となり、それ以外についた塗料は拭き取るイメージです。

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そしてしっかり乾燥させた後、磨きを終えて最終確認を行います!
※自分は室内で1週間は乾燥させています。

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リム外周の一番ひどいところはこんな感じです。
切削と同じ色の塗料があればちょっとタッチアップして誤魔化すのもアリかな?とは思いましたが、かなり量としては少なめで目立ちにくいと判断して、そのまま仕様としました。

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ちょっと離れるとほとんど分からなくなるので、とりあえずこれで完了としました!

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しかし、この修復もかなりの広範囲でしたが意外にも修復が分かりにくく出来たような気がします。


そして最後の作業は・・・
懐かしのブラックレーシングになります!
このホイールは缶スプレーなどで自家塗装がされていたのですが、全部剥離して2液のウレタン塗装で再塗装を行う予定でいます。

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現在、剥離作業まで終えましたが完成まで後○○日・・・
引き続き頑張りますww

ちなみに補修したホイールの色などの耐候性はモノクロだとほとんど無いですが、青い自分のZE40のエナメル塗装(クリアなし)で大体1~2年で退色が分かる感じです。※やや青味が抜けて緑っぽい感じになります。

とはいえ再塗装のオーバーコートも、ものの5分程度で終わるので退色しても何も不満はございません。
今回の事例だとクリア層が1液です。2液ではないのでパーツクリーナーなどの溶剤には弱いですが、それ以外の普段使いでは十分な耐久性だと思いますです。

ではでは、次回は軽く軽井沢ミーティングの件とその他の件でブログを書いていきますのでお楽しみに!



Posted at 2023/05/31 10:16:04 | コメント(7) | トラックバック(0) | NDメンテ&ケア | 日記
2022年11月06日 イイね!

ホイール塗装や修正・補修など色々…

ホイール塗装や修正・補修など色々…みなさん、こんばんは!
最近は繁忙期に入って忙しいので、夏の終わり頃のネタがほとんどなのですが、なんだかんだホイール関係の話が多かったのでまとめてみました。

いつものように長いですがご容赦ください・・・m( _ _ )m

さて、少し前にアップした真夏のルーホイ祭り(地獄編)の時に次回は「天国編をお送りしまぁす♡」と言っていましたが

嘘でしたww

もう、あまり思い出したくないのですが…


塗装の仕上げとして「ゴミとり」「ブツとり」「磨き」という作業を行います。
※塗りっぱなしという手法もあります。

B氏が下塗りをしたのはお伝えした通りですが、自分が1人で先行して1本だけ磨いてあげようと思って親切心で手を出したら・・・
下塗りのサフェーサーがちゃんと磨けてなくて、すぐに下地が出てしまう箇所が連発・・・ヽ ( ꒪д꒪ )ノ

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あの野郎・・・と思いながらちゃんとリペアして1本だけ根性で仕上げておきました。

そして彼がやってきて作業を開始する時に「かなりサフェーサーが信用できないから、変に面をきれいにとか考えちゃダメですよ!」と申し送りましたが・・・

でも、そんな話は少しも聞いていてくれてなかったようで・・・
いつものように自堕落な彼w

何やら今回はイタリア製のルペスという超高額な研磨道具を3つも購入して来たのはいつも通りなのですが・・・

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予想通り道具の使い方がアレすぎて、予想をグッと上回って結局他の3本も全部下地を出してしまい、全部修正をするはめに・・・

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もちろん、修正は自分がやらされましたよ・・・(吐血)
なんとかパッと見は綺麗な感じですが、自分としては何とも言えませんww(満足度はマリアナ海溝並みに低いですw)
しかし、B氏にしたら相当頑張った方でしょうか?(お疲れ様でした。)

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兎にも角にもこのB氏のホイール塗装プロジェクトは「天国編」では無かったという事だけは強くお伝えしておきますww

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そういえば、彼はこのホイルチェンジに合わせてステアリングやサイドブレーキレバーを新調したかったみたいなのですが・・・

「けんさん!けんさん!大変なんや~!なんとかして〜!!」って出てきたのがコレ・・・

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いったいどんな保管方法をしていたのか知りませんが、真っ赤に錆びて錆汁がハンドルの革を覆っていました・・・
上の写真はあらかた拭き取った後なのでわかりにくいですが、どう見ても新品じゃなくて「どこかの解体場で拾ってきたレストア部品」みたいな感じでしたw

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酸性のケミカルを使ってクリーニングして、鉄部の錆止め処理とシリコン防錆処理を行い・・・

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皮革メンテで評判の良い、モウブレイのデリケートクリームで仕上げたら・・・

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良かった!物凄く綺麗になりました!
ってか、ボスオさんの保管場所って湿度100%オーバーの海辺の地下倉庫とかそんな感じでしょうか?
みなさんも保管場所の環境チェックは大事かも知れませんよ♪



そんなこんなで中部ミーティングが終わり、ようやく自分の車の掃除ができるようになりました!
今回は外部の洗車+開口部も頑張って綺麗にします。
下の写真ではパッと見汚れていないように見えても・・・

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近づくとヒンジの根本など、お手入れが届かない部分の蓄積した汚れがあるのです!

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蓄積した汚れの水溶性のものは主に「酸性ケミカル」で洗浄!

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油性の汚れなどは愛用の「マツダシステムリンス」で洗浄できます!

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どうでしょう!ほぼ新車っぽくないですか?
こんな感じでトランクやフューエルリッドなどの開口部も綺麗にしました。

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そして、開口部を先に洗ってから車全体を洗車!

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今回は鉄粉除去に効果を発揮すると言われているケミカルを使用しました。

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ところが・・・
本来なら凄いアンモニア臭気を漂わせながら鉄粉に反応して紫色に変色しまくるはずが、匂いだけでほとんど紫色になりません・・・

写真は一番紫色になった部分を撮ったものですが、運が良かったのか?普段のお手入れがいいのか?わかりませんが・・・
7年で一度もやっていない気もするので、不思議な残念さですww
(まぁ、鉄粉があまり刺さってない方が良いに決まってますが・・・)

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洗車が終わったら酸性ケミカルでイオンデポジットの除去を行いました。
この段階でもう「十分綺麗やんw」と思いますが、今回はまだ続きます・・・

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まずは飛び石傷などのタッチアップです。
誰でも失敗しない補修のコツをお伝えすると・・・
1)メーカーから買ったタッチアップ塗料をラッカーシンナー(強力すぎる車用ではなくグンゼなどのプラモ用を推奨)で薄めます。
※濃度はエアブラシ で吹けるぐらいの濃度なので2倍~3倍ぐらいでしょうか?
2)専用の面相筆を用意(6~800円ぐらいの高いやつを推奨)
3)傷の中にチョン!と表面張力で拡がらせるようなイメージで色を刺す感じで塗ります。
4)傷の隠蔽が弱いときは乾燥させてから同じ作業を繰り返します。
5)万が一はみ出したり、失敗したら、綿棒に少しシンナーをつけて拭き取ります。

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例えば、下の写真の赤丸の傷は・・・

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矢印の先にある感じまでタッチアップで補修可能です。
この方法はで何度も気軽にやり直せるので、ぜひチャレンジしてみてください♪

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続いて磨き作業に入ります!
パネルの端や幌やガラスをマスキングします。

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使うのはアマゾンなんかでも安く販売されているAIR工具のダブルアクションポリッシャーです。
ストレイトさんやアストロプロダクツさんでもほぼ同じ奴が売っていたような気がしますが、値段とオプションの豊富だった奴をセレクトしました。
履歴を見たらアマゾンではく、楽天かヤフーか・・・よくわかりませんw
(とりあえず3〜5千円?ぐらいだったような気がしてます・・・)

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一応ボディはハード1とハード2で仕上げ、黒い部品のみウルトラフィーナまで施工しました。
コーティング剤はいつものようにフッ素系のコーティング剤を使用しています。
※鉄粉の付着の少なさなどは「フッ素系」を愛用してるからなのかな?と思ったり思わなかったり・・・

今回の磨きにはディテーリングライトという強力な「車磨き用のスポットLEDライト」を使用しています。
普段は全然見えない洗車傷なんかも「ギャァx亜x亜x亜x亜xあ!やめテェ!!!」って言うぐらいクッキリ照らし出します!
※絶対に彼女や嫁さんに照射してはいけませんよ!

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でも、こんな傷もご覧の通り!
手順を踏まえ慎重に作業すれば、キリっとした艶肌に復活です!!

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どうでしょう?
どこのお宅にでもある簡単な道具で、気楽にトゥルントゥルンのボディーになりますよ♡



そういえば、少し前にミシュランのパイロットスポーツ4から5におかわりをしました。
同じサイズ(205/45 17)のですがタイヤが結構ボディに当たってしまい、リムを若干削ったりアライメントを若干変えたり・・・
ちょっと後悔してたりしてなかったりw

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以前に補修したガリ傷の部分も全くバレない状態のままです。
少し色味が赤みが抜けて黄色方向に変色していたのでリタッチアップしました。
(どのガリ傷を治したのか本当にわからないですよね!)

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そしてKen’sガレージに新たなお客さんがww

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レイズのグラムライツさんとTE37さんですね・・・
ちょっと写真じゃわかりにくいですがグラムライツの方はスポークが10本中9本がダメージを受けていてリム付近もガリっています。

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TE37の方はリムの耳をダイナミックに凹ませたり削ったり・・・結構ヘビーな状況です・・・

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今回はこの2本をリペアしていきたいと思います。
まずはセンターキャップを外してタイヤのゴムカスや油性系の汚れに強いコロイド系洗剤で洗浄。

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続いて鉄粉などを落とすケミカルで洗浄。

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さらに酸性ケミカルで洗浄。

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最後にケミカルオフ洗浄をして洗浄作業は完了!

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続いてオーナーさんがタッチアップされていた部分の塗料を除去します。

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除去後はこんな感じです。

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と言う事で、仕事が繁忙期な時をフルに使って開いた時間を使って少しづつ補修をしていきたいと思います。
(自分の修復方法だとかなり時間がかかるのでw)

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しかし、コレだけのダメージが治るのか?全く自信がありませんが、ひょっとしたらみなさんの補修ライフのヒントになるかも知れませんので修復過程を随時ご報告できれば!って思っております。


果たして、治るのか?


乞うご期待!!(本当は期待しないでw)




Posted at 2022/11/06 16:40:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | NDメンテ&ケア | 日記
2022年08月24日 イイね!

侘び寂びならぬ詫び錆事案発生w

侘び寂びならぬ詫び錆事案発生wこの写真は2022年の5月11日に撮影したものですが、この写真が該当部を写した至近日のものとなります・・・

実は先日、悪夢のようなボスオさん来訪がありまして、いつもの様に自分の車ではなくボスオさんの車を洗車して終わりました・・・
そして、頑張ったホイール塗装なんかを思い出しなふがら、エアコンの効いた室内で白いTE37ホイールを眺めながら侘び寂び気分に浸っておりましたが、ようやく自分の時間が出来たので自分の車を洗車いたしました♪

洗車の途中で、何げなく右側リアバンパーのボディとの接合部を見ていたら・・・


「ん?なんか見切り(接合部)がちょっとオレンジに見えるなぁ・・・」


「ん?なんでオレンジなんだろう?」



「お、お、オレンジィ!!」




完全に油断してましたw

そう、この綺麗なオレンジは紛れもなく車の大敵「錆」です!

とりあえず、必死で洗車洗車完了させてから祈るような気持ちで状況確認を・・・
※オレンジ部分は焦って洗浄したので、写真にはありませんw

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この写真は一旦患部を綺麗にしてからのモノですので少しわかりにくいですが、バンパーとリアフェンダーの見切り(接合部)位置の塗装が剥げて錆びています・・・

錆に関してはココ数十年の科学の進化により、かなり気にしなくていいレベルまで来たと勝手に思ってましたが「鉄は錆びる」という当たり前の事に気づいた次第です・・・
とにかく、1秒でも早く手当てするのが常道なので「暑いとか暑いとか暑いとか・・・」言い訳なしで作業開始です!

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まず最初に車体を馬に乗せタイヤを外してから、リアのスプラッシュシールド(泥除け)を外します。
泥除けを外したらバンパーを留めているネジも外します。(1本でいいのですが、自分は2本外してしまいましたw)

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怖いもの見たさで再度確認・・・

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安心してください♪ 100%錆びてますww

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慎重にリアバンパーを外に引っ張ると4箇所程度嵌合が外れてご覧の状態に・・・
外しすぎるとリアコンビとバンパーがあたって塗装ダメージのリスクがあるので、養生するか?リアコンビを外した方が安全だと思います。

嵌合が外れたらダンボールなどを刺して写真のような感じにしてから作業スタートです。

まずは患部を綺麗にしてからコンパウンドなどを使って患部をあらわに致します。
(サンドペーパーよりもマイルドな削りをしたい場合など、今回のように錆を完全に取るというよりは、ある程度浮いているサビや汚れを除去する目的で使用します。)

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バンパー側もしっかり塗装が剥げています・・・

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ハッキリくっきりフェンダー側のダメージも確認できます。

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錆の処理は旧車乗りの力強い味方「サビチェンジャー」を使用します。
このひと瓶でゆうに25年は使ってる気がしますw

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このサビチェンジャーという液体はタンニンの効果が回り回って金属表面に黒錆系の皮膜?を形成して錆の進行を抑える効果があるらしいです。※詳しくはメーカー様にお問い合わせくださいw

今回はフェンダー側は「サビチェンジャー→セラメタ塗装→クリア塗装→シリコン塗布」で作業を進めるつもりですが、バンパー側は「セラメタ塗装オンリー」で行こうと思っています。
バンパー側は、今後の同一箇所の点検時にすぐに地のバンパーが見えた方がダメージの早期発見ができるかな?と期待しての作業です。

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実は、少し前?(数ヶ月ぐらい)にこの箇所に砂が挟まっているのを発見したのです。
その時は大して気にもせずにバンパーをグリグリ動かして、手前に砂が出てきたので除去されたと勘違いしていました・・・
多分これが主因ww(この時既に塗装が削れていたのかも?)

みなさんもお気をつけ下さい!!

まずはエアブラス用に希釈した薄いタッチアップ塗料を筆でタッチアップ!ざっくりと削れた部分を埋めるイメージでしょうか?

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ココからはエアブラシを使用します。

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下地をパテなどで綺麗にしたわけでないのでアンジュレーション?はそのままですが、ぱっと見はもう綺麗です♡

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マスキングを剥がすとこんな感じです。ギザギザ面はそのままなので見る角度によっては少しガサついたように見えます。

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フェンダー側はこんな感じ!もう全然バレませんww

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フェンダー側にはクリア塗装をいたします。
部位が超小さいので、中身を紙コップなどに出してガスを抜いた原液をエアブラシで塗装します。

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完璧ですw

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マスクを剥がしました。
少し黒い線に見えるのはマスキングの段差で出来た塗料の端末の浮いた部分の影になります。
数週間後ぐらいに完全乾燥後に段差を磨いて無くせばバッチリ綺麗になりますが、ほとんど見えない場所ですので今回はこのままで様子を見ます。

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数時間して、おおよそ乾燥したら錆止め効果が一番期待できるシリコン系のグリスをうっすらと患部に塗布して組み付けいたします。

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リアのバンパー取り付けネジを締めます。
最初に書きましたが、外すのは図で示したネジだけで大丈夫です。

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スプラッシュシールド(泥除け)はネジが上下合わせて3本とクリップが2箇所になります。

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タイヤを戻して工作完了です!

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今回は比較的に早期?発見できたので良かったですが、放置していると大きなダメージとなってしまうこともあります。
普段自分で洗車されない方も時々は自分の車をじっくり観察してみる事をお勧めいたします。

とはいえ、自分の不注意も相まって起こってしまった今回の事案・・・
NDに申し訳ない事したなぁ・・・なんて、ちょっと反省して詫びを入れておきました!


ではでは、まだまだ暑い日が続きますが、頑張って参りましょう!


Posted at 2022/08/24 22:10:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | NDメンテ&ケア | 日記

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