
先月でJAF会員30年目の更新となりました。
会員証と一緒に送られてきたのが10年毎の節目に送られてくる会員シール。30年会員はシルバー。シルバー世代に片足突っ込んでいる自分にはピッタリ?!
思えば24歳で自動車免許を取得し、初年に旧清水市(静岡)の山あいの脇道で入って行った先が細くなっていたのでバックした時に側溝に片後輪を落してJAFを呼んだのがそもそもの始まり。街灯なしの暗い農道(舗装路)でバックランプも暗く視界も悪く、あえなく落輪。思えば初心者で何であんな道に入って行ったのかw
やらかした時は呆然でした。当然エンジン吹かしても抜出せるわけでもなく(そもそもFR)。やむなくJAFを呼ぼうと考えましたが、場所は人家の無い山中。幹線道路まではやや距離がある。ましてや当時はまだ携帯電話のケの字もありません。
ホントにたまたま奇特にも近くを通りかかったカップルの車が1台声をかけてくれて、まずは一番近い公衆電話ボックスまで乗せていただきJAFへ連絡。結果的に場所が特定しづらいので東名清水I.C.で落合おうと言う事で、ふたたびそこから先ほどのドライバーに清水I.C.まで送ってもらいました。別れ際にコーヒーでもとお礼に千円差し出しましたが、「お互様ですし困ります。」と受取らずに別れました。ホントに助かりましたよ。あらためてお礼申し上げます。ありがとう。
程なく無事JAFさんと合流し現場へ。養生処理後ロープ牽引で引摺りだして復帰。
「バックで広い場所まで移動して」と誘導されるも、トラウマビビり入ってうまくいかず。結局JAFさんに安全な場所まで出してもらいました。
当然会員ではなかったので作業時にクレジット払で契約して(クレジットカードは存在していましたww)名目上その場の工賃は無料。
その後は、やはり初年度に当時オープンしたてのリバウェル井川スキー場でキーのとじ込みをやらかしてしまい呼んだのが1回(実質来たのは提携の麓の自動車整備屋さん)。それ以外は運良くJAFさんのお世話にはなってはいませんが、それでも30年継続しているのは、まあお守りみたいなもんなんでしょうな。今でこそ自動車保険付帯のロードサービスが普及していますが、当時は唯一無二でしたからね。
キーのとじ込みなんてのももはや昭和あるあるですな。
集中オートドアロックやリモコンキーなどない時代は運転席のドアロックをしてドアを閉める慣例があったのです。
素直に運転席ドアをキーを使ってロックすればいいのですが、そのちょっとした手間が毎度となると意外と面倒で、当時は上向きにドア隅に突出ていたロックシャフトを押込んで物理ロック、そのままドアノブ持って閉じる事でドアロック の裏技が普及。しかしこれに慣れるとキーを車内に置いたままロックしてしまうことがあるんですね。で、ドアとウインドウの隙間に薄い金具を差込んでロック機構のロッドを引掛けて引いてやると物理解錠すると。
今の車はロック作動部がワイヤー引きになっているのでこの方法は使えませんね。解除金具を悪用して車上狙いが出来てしまう事などの犯罪防止面からと、リモコンキーが標準になり外から簡単にロック出来るようになった事でのロック機構の改良、そして軽量化ですかね。何れにせよリモコンキーになってからキーのとじ込みトラブルはほとんど聴かなくなりました。
しかし昨今のこのリボン装飾を施したデザインのシール、車に貼るにはどうもバランスが悪い。貼るかどうかはちょっと躊躇するなあ。昔ながらの丸いJAFマークが一番いいと思うのは僕だけではないはず。
Posted at 2018/01/16 00:48:31 | |
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