こんにちは、広島シロッコです。
夏から秋にかけては勤務先のイベント出展が多く、執筆も中々進んでおりませんが、次回ブログの内容を告知させていただきます。
マツダ・エチュードという車のデザインを読み解くには、ある会社の説明が不可欠です。
その会社は、エチュードを直接デザインした訳ではありません。
しかしピニンファリーナ時代のパオロ・マルティンの作品であるコンセプトカーBMC・1800がロベール・オプロンのシトロエン・GSなどに強い影響を与えたように、優れたデザインは例えそれが直接プロダクトモデルに結びつかなくとも、どこかで花を開かせるということが往々にして存在します。
BMC・1800。マッチボックス社のミニカーが当時輸入されており、本邦でもエンスージャストの間ではそれなりに知られた車である。
カロッツェリア―イタリアという国で輝いた綺羅星達の多くは、今や見る影もありません。
けれどもそんな星々の光、かの国の言葉で言う“ルーチェ”は、極東の島国で、人類史に再び刻まれてはならない惨禍からまだ20年にも満たなかった地を照らしました。
それからさらに約20年。月日と共に星は巡り、再びその光が訪れたのです。
次回「極東の地で響いたデザイン~エチュードの為のアリア~」。
更新をお待ちくださいませ。
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Posted at
2017/07/01 22:39:03