
今回は無意識下でのAT車運転について少し書きたいと思います。
誰もが無意識下での運転が危険であることは承知しています。しかしながら常々集中しながら運転している人もいないのが事実です。
前進するつもりだったのについうっかり、リバースに入れてしまっていた。こんな時、踏み間違え事故が起こりやすい。ということを前回書きましたが、
自動車には、こういった間違えシフトをしないような工夫が世界標準でなされています。
この工夫を利用しながら運転する事、すなわち正しいATシフトのやり方をすることで、うっかり入れ間違えていた。ということが回避できます。
ATのシフトをするにはボタンを押します。
(ベンツシフトの場合は横に倒すということがボタンを押す事と同じだと解釈してください。)
この
ボタンを必要なときだけ使う癖をつけるという事が重要になります。
・Pから抜くときと入れるときにはボタン操作が必要です。
・Rに入れるときはボタン操作が必要です。逆に抜くときはボタン操作はいりません。
・NとDの移動にはボタン操作は必要ありません。
Dに入れるときはボタンは使わない。Rに入れるときはボタンを使う。この癖を付けておく事で、無意識下での運転中シフトを入れ間違うことはほぼなくなります。
信号待ちなどで停車する際、ブレーキペダルから足を離したいときがありますね。そういうときはボタンを使わずNにシフトして、しっかりサイドブレーキを引きます。
Pで駐車している状態から前進したいときは、Pから抜くだけのためにボタンを使います。Rを通過させるときにボタンから指を離します。そのままレバー操作だけでDに移動させます。
これが正しいAT車のレバー操作になります。
前進するときと後退させるとき明確に操作に差を付ける事で、ついうっかりミスが激減するんですね。
信号待ちなどでPレンジにシフトする人を見かけます。
この癖をつけてしまうと非常に危険です。
こういう運転をする人は、シフト操作=ボタン操作となっているため、DにいれるのもRにいれるのも同じ感覚でシフト操作してしまうんですね。したがって無意識下の時にDとRを間違えるという事が起きてしまいます。
正しいATシフト操作のお話でした。
Posted at 2015/05/22 15:40:55 | |
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