• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

wakasaminatoのブログ一覧

2016年01月30日 イイね!

HONDA KEIHIN ACコンプレッサークラッチベアリング交換

HONDA KEIHIN ACコンプレッサークラッチベアリング交換HONDAアコードワゴンACコンプレッサーAssy品番
 CH9 38810-PCA-006
 CF6 38810-PCA-006 で同じ

ACコンプレッサークラッチAssy品番
 CH9 38900-PCB-006
 CF6 38900-PCA-006 で中番違い


コンプレッサーAssyでの交換だとCF6用の物がくるが、
クラッチのみの交換だと違う物がくるので注意が必要
コイルの場合も違う物がくる

ただしCF6のクラッチとコイルをCH9に用いるのは問題が無さそう


ベアリングから異音という事で、
クラッチの欠品及びコンプレッサーAssyだと費用が高くなる為、ベアリング単体の交換にチャレンジしてみました。





ACの配管を外すことなくクラッチベアリングを交換できそうで助かりました。

←CH9用
Nachi製 35BG05S7DL 35×50×20 (内径×外径×幅)

←CF6用
NSK製 35BD219DUK 35×55×20

ベアリングから異音という事で、外径が大きくベアリング単体の強度が高そうなCF6用をチョイスすることにしました。
ちなみに各ベアリングメーカーの品番をあげておくと
NSK 35BD219DUK
koyo DAC35550020
Nachi 35BG05S10G-2DST2 や DL 等々

パーツリストに品番がのっていない部品の発注にはそれなりに骨が折れるだろうなあとは思っていましたが、
なんとかかんとかNachi製ベアリングをGetすることができました。


ネットで上記品番をたたくと画像付でいっぱい出てきますが、ほぼ外国製の箱までまるまるコピーした得体の知れない物ばかりです。日本製のしっかりとした品質のベアリングを入手するにはそれなりに苦労します。入らない物ではないのですが、余計な労力を使いたくない場合はリビルトコンプレッサーを購入して替えたほうが手っ取り早いようです。



一月ほどかかってしまいましたが、ACコンプレッサークラッチベアリング交換できました。
Posted at 2016/01/30 15:04:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 備忘録 | クルマ
2016年01月13日 イイね!

HONDA 4AT フルオーバーホールまとめ

HONDA 4AT フルオーバーホールまとめ←ミッションをざっくりと乗せた感じ


画像の左のほうに見えている得体の知れない電装品は取り払いました。
常時電気を食っていて、バッテリーに相当負担が掛かっていたと思います。






さて本題のミッションですが、これを乗せるにあたっての注意点をあげておきますと

・デフにしっかりとドライブシャフトを差し込む事
今のHONDA車はドライブシャフトがかなり抜けにくくはなっていますが、しかしこれをしっかり確認しておかずうっかり抜けてしまうと、デファレンシャルが空回りして走行不能に陥ってしまいますので要チェックです。


・ATコントロールケーブルの調整を行う事
センターコンソールにあるセレクターレバーのカバーを外すと調整ナットが見えてきますので、シフトをリバースに合わせてからナットを弛めて位置を合わせてから締め付けて完了です。
室内ですので面倒ですが、ミッションやエンジンを脱着した際には必ず調整しなければなりません。


・配線類をしっかり結線し、他と干渉していないかチェックすること
ご存じのようにクルマはボディアースしてありますので、配線をしっかりと元の位置に止めておかないと走行中の振動で簡単にショートしてしまいます。車両火災にもつながりますので非常に重要なチェック点であるといえます。



と、まあグダグダと書いてしまいましたが肝心の試運転をおこなってきました。

結論から言いますと、パーフェクト!です。

インギヤショックも変速ショックも少ないですし、シフトアップした際のクラッチのつながるシッカリ感はなんともいえないくらいいい感じに仕上がっています。もちろん3→4にシフトアップした際のクラッチすべりも綺麗に直っています。

早くイエマンさんに乗ってもらって感想を聞いてみたいですね!



まとめ

ATF交換等、オイルメンテナンスがシッカリできていたクルマなので作業しやすかったです。
ATFを交換していないクルマのATFは焼けただれてひどい事になっていますからね。
またミッションが完全に滑る前の早期のオーバーホールだったので、費用が安くすんでよかったですね。

クラッチディスクがすり減って無くなり、金属部分がクラッチプレートと擦るようになるとミッション全体に金属粉が回ってしまいますので費用がかさみます。つまり、今回行ったミッション単体のオーバーホールだけで済まずトルクコンバーターやラジエターに内蔵されているオイルクーラーのオーバーホールまで必要となってしまうんですね。

クルマに長く乗る文化が根付いているアメリカなどでは、古いクルマのエンジンやミッションオーバーホールはしばしば行われています。したがってHONDAなどでもメーカーがリビルトトルコンに対応していたりするようです。
しかし、残念ながら日本ではそういう文化や環境が無く非分解部品であるトルクコンバーターはショートパーツも出ていませんので、私の場合はトルコンオーバーホールが必要な場合は新品交換で対応していました。まあ、その新品も数に限りがあるでしょうし私の今後の課題であるといえるでしょうね。

おわり
Posted at 2016/01/13 13:08:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | CH9 4AT(MCJA) | クルマ
2016年01月12日 イイね!

H23A VTEC タイミングベルト交換まとめ

H23A VTEC タイミングベルト交換まとめ今回の交換部品です。







古タイミングベルト↓

タイミングベルトは切れるとよく言いますが、実際にはベルトのコマが飛ぶ事をいいます。
画像ではわかりにくいですが、既にプラスチックのようにカチカチになっているのでいい交換時期だったと思います。
ウォーターポンプやテンショナーベアリングも同時期に壊れる事が多いため、タイミングベルト交換に合わせて同時に交換したほうが無難です。

ちなみに古ACG/ACベルト↓

ひび割れし裂けています。もう限界でしたね。

タイミングベルト交換にあたり、今回はACG(ACジェネレーター、オルタネーター)やAC(エアコン)コンプレッサーにさわるつもりは全くありませんでした。
しかし・・・いざENGを始動してみると1分もたたないうちにACGから煙が・・・
ACGをはずす際になんか危うい雰囲気は感じていたのですが、まさかこのタイミングでこわれるとは・・・
このままではどうにもならないので、急遽リビルトACGを取り寄せまして事なきを得たと思いきや・・・

今度はACクラッチ付近からキュルキュル音が・・・
もう心が折れそうでした・・・・
ACGもACコンプレッサーもベアリングを使っていますので、長く乗っていればいつかは壊れます。
しかし、まさか今回同時にくるとは思ってもいませんでした。

ACG/ACベルトは回転時ブレない程度にしか張らなかったんですがねえ。

ACGはベアリングをきっちり交換してある事を確認したリビルト品が見つかったのですが、
コンプレッサークラッチは見事にメーカー欠品・・・
ベアリングだけ換えられればいいのですが、Assy対応でショートパーツ無し・・・
まあ生産終了してから14年たっているクルマなのでこればっかりはどうしようもありません。

ACコンプレッサークラッチについてはゆっくり考えるとして、ENGを始動しないことにはATミッションの試運転も終えていないので、なんとかせねばなりません。

そこで、純正ACG/ACベルトが 6PK1045 だったかな?、それより短い6PK935なるBANDO製ベルトを購入しまして、アコードに取り付けました。

画像がこれ↓



クランクプーリーからACGだけ駆動できるようになりました。
ACコンプレッサーが壊れたときの緊急避難用にいいですね!

というわけで、アコードCH9タイミングベルト交換作業はひとまず終了です。おつかれさまでした。

エンジンすこぶる快調にまわってますよ~ATについては明日にでも投稿します。

終わり
Posted at 2016/01/12 17:48:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | CH9 | 日記
2016年01月08日 イイね!

H23A VTEC タイミングベルト交換

H23A VTEC タイミングベルト交換ミッションが一段落ついたので、タイミングベルト交換を再開しました。








まずはカムシールを交換しまして


カムを取り付けた後、タペットクリアランスをとります。

このクルマはオイルメンテナンスがしっかりできていたおかげなのか、10万走っていてもタペットクリアランスの調整はほとんど必要ありませんでした。

おそらく
・オイルが綺麗なのでスラッジがたまらない。
・したがって燃焼室にカーボンが付着しにくい。
・バルブシートが綺麗なのでタペットクリアランスがくるわない。
の流れなのかなーっと思ってみたり。

タイミングベルトの交換に合わせて、ウォーターポンプ、テンショナーベアリングなども交換します。
このクルマはオートテンショナーなので念のためテンショナーアジャスターも同時に交換しました。

↑金色のステーはオートテンショナーのストッパーです。



ベアリングやWPを取り付けた後タイミングベルトを取付、ストッパーを外します。


その後バランサーベルトとテンショナーベアリングを取り付けます。

バランサーベルトはさほど負荷が掛からないところなので、駆動ロスがでないようにゆるく張ります。

カバーなどを取付、点火時期を調整してタイミングベルト交換の完了です。

Posted at 2016/01/08 18:01:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | CH9 | クルマ

プロフィール

「[整備] #カルディナ POTENZA SPORT タイヤ交換しました https://minkara.carview.co.jp/userid/2433584/car/1950961/6569392/note.aspx
何シテル?   10/02 10:49
元本田技研工業テクニカルセンター勤務 在職中はミッションオーバーホールを中心に重整備を担当していました。 ATMO/Hは300台以上経験しています。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/1 >>

     12
34567 89
1011 12 13141516
17181920212223
242526272829 30
31      

リンク・クリップ

気になる動画 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/05/14 15:01:06

愛車一覧

トヨタ カルディナ トヨタ カルディナ
トヨタ カルディナに乗っています。

過去のブログ

2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation