
おはようございます。

朝風呂をいただきます。

ほのかに硫化水素香る、ph8.5のアルカリ性で、オッサンのお肌もスベスベに。

この湯上り処のベンチも良い。

よくみると、足元に源泉らしき設備が。

設備の左隣の赤茶色の屋根がまるほん旅館の湯小屋。その左隣の濃い目の茶の屋根が共同浴場です。

昨晩少し雨が降ったようなので、駐車場で朝のルーチン。
鳥さんからの空爆等をフクピカで洗車した後、源泉に近づいてみました。

四角いのが源泉タンクかな。ふたが開いていますね。

さて戻って、朝飯前にもう一風呂、入りますか。

貸し切り風呂へ。夜のうちに雨や朝の冷え込みで温度が下がったのか、今朝は適温でした。

部屋へ戻ってコーヒーで一服。

朝食。分量的に丁度良い。ご飯がつやつやですごく美味しい。

この日はここから1時間程度で行ける鳩ノ湯温泉の宿を予約していました。梅雨時のこの時期なので、当初は雨が降ったら沢渡温泉でもう少しゆっくりして、朝9時オープン予定の共同浴場にでも入ってから次の宿へいく予定でいましたが、陽も差してきたようなので、もう一つの案:プランBを決行することにしました。

若山牧水が「枯野の旅」を残した経路を逆走し、県道55で暮坂峠を超えます。峠の手前は比較的狭い道もありましたが、BGMに『BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)』をききながら乗り越えました。
国道292,405の重複区間を経由し、尻焼温泉駐車場へ到着しました。

宿で下は既に海パンを履いてきたので、ドライビングシューズからサンダルに履き替えたら、タオルを持って長笹沢川のさらに上流を目指して歩きます。

おや?橋の上に何かあるぞ。

国土交通省のサイトで水位が確認できる水位計でした。この水位計は、危機管理型水位計と呼ばれる、太陽電池駆動の簡易型なので、洪水の危険が少ない水位の低い時は、節電の為、1日1回しか観測値を伝送しない仕様ですが、ここ川風呂の水位を推測するのには、これで十分。昨晩、沢渡温泉では多少雨が降りましたが、ここの水位は特に上がってはいませんでした。

橋を渡ったら、看板のあるこのあたりから河川敷(左岸)に降りられます。

河川敷の小道を進むと、その先に砂防ダムに挟まれたところが浅く比較的流れも緩く、そこの川底や河川敷に源泉があるようで、ダムとダムの間が野湯になっているようです。

これが川風呂か。あたりにはグンマーの裸族・・・ではなく、野湯泉を楽しむ方々が数名。全裸と水着着用の比率は半々ぐらいで、水着着用の女性もいましたが、全裸で横たわり、日光浴をしているGuyもいました。(^_^;

川底からは泡も得ている箇所もあり、ガスや湯が湧出しているようです。
入ってみると、温かくない、いや冷たい・・・。
でも、今日の天気のおかげか温泉パワーが効いているのか、冷たすぎて入れない程では無く、川から出ても寒くも無い程度。
川の中に入ってい方に声をかけると、どうやら川の中は対岸の右岸側の方が温かいとのこと。

よーし、それならばと、砂防ダムを滑らないように気をつけながら、歩いて対岸へ渡り、ここですよ!、といわれた温かい場所へと近づきます。

お湯が出ている箇所はこのあたり?
周りの皆様に、お声がけして撮影。

確かに源泉の温度は高いようで、このあたりに近づくと、あー、ここら辺は温かいかなー、うぉ熱っ!、という感じでした。
なるほど、尻焼温泉といわれるぐらいなので、源泉の温度は高めのようです。
入ったタイミングが違うので単純に比較はできませんが、GWに行った鳴子温泉郷の吹上温泉 峯雲閣にある、そのまま入れる滝つぼ:仙人風呂よりは、特に全般的には温度が低いというか、この川風呂の方が源泉が近く温度にムラがある感じでした。

砂防ダムの下は一部深いところもあり歩きにくく、川の中を歩いて行くよりも、滑りやすいので注意は必要ですが砂防ダムの堤体の上を歩いて行くのが良さそうです。
足の裏を鍛えていない方は、滑りにくそうなサンダル履きがおすすめです。

今年のGW頃まではあった岩湯(撤去済み)近辺には、湯槽らしき設備もあり、そこからはジャバジャバと湯が捨てられていました。
この時期は水量も多くて水も冷たいので入れるか微妙でしたが、空梅雨の真夏のような日差しもあり、一応温泉的な温かい場所にも浸かる事ができたので目標は達成、プランBは完遂です。

川風呂にも満足できたので、駐車場に戻り着替えてから、昼食を求めて長野原方面に南下しますが、天気も良く少し時間も早かったので、途中の旧太子駅へ寄ってみました。
国道沿いの巨大な駐車場には、私含めて2台しか車は止まっていませんでした。

先ほど入った川風呂のあたりも茶色になっていましたが、かつてその長笹沢川の上流に鉱山があり、この太子駅はその鉱山で採れた鉄鉱石を輸送するために開業した貨物線にもうけられた駅だったとか。

このコンクリート性の建造物は、ホッパーと呼ばれ、貨車に上部から鉱石を入れる設備だとか。

いやー、それにしても良い天気だ。
今年の梅雨はどこに行ってしまったのか。

この日の昼食はなんとなくカツカレーが食べたくなって、google mapで評判の良さそうな長野原市街の高校の前にある定食屋へ。12時前ぐらいにつきましたが店内は地元の方やライダー、チャリダーでほぼ満席。駐車場は店の前や隣に空き地があり十分でした。

具もたっぷり入った昔ながらのカレーに、しっかりとしたカツ。美味しかったです。(またおなかいっぱい食べてしまった)
食後は、マツダコネクトのおすすめルートで、宿へ向かいます。
八ッ場ダム建設で県道376、道の駅の脇を通る県道375から、県道377-大柏木川原湯トンネルで、名も無き道へ。

国道406との交差点には、温川橋の新旧の橋が並んで渡ることができる状態になっていました。

温川橋。名前的にはこの川も温泉が流れているのか?

本日のお宿はもうすぐ到着ですが、写真も多くなったので、一回ここで切ります。
つづく
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2025/06/24 20:28:25