
先週末は、梅雨入り前の貴重な晴れ間に 河川が増水すると冠水する恐れのある、塩原の川岸露天風呂がある宿へ、泊まりに行ってきました。
最近一人温泉の出動が続いていましたが、今回は家族旅行なので、コドライバーも一緒です。
土曜日の朝、郊外へ向かう高速は朝から渋滞するので、ギリギリ回避できそうな午前6時に都内を出発。首都高から東北道へ北上。途中の浦和料金所手前で事故があり、多少流れの悪い箇所はありましたが、大きな渋滞も無く、8時過ぎには日光道の日光PAに到着することができました。

こんなに天気良ければ、朝食は売店のそばでも良かったなぁと思いながら、コンビニで買ってきたサンドイッチを食べたら、奥日光を目指します。
いろは坂をヒャッホーと登ったら、左折しステキな道:中禅寺湖スカイラインへ。

まずは一気に終点の半月山駐車場へ。

雲も殆ど無く、足尾の山々がきれいに見えました。

少し戻って、途中の中禅寺湖展望台にて。

素晴らしい眺め。満足。

このあと戦場ヶ原まで行きましたが、駐車場がほぼ満車だったのと、この後日光市街で酒蔵の予約をしていたので、いろは坂を下りました。

本日見学を予定していた、
片山酒造へ到着。
駐車場には入れ違いで、はとバスが停まっていました。

今回は見学コースを申し込んでいたので、酒造りの行程を説明してもらえます。写真は今では珍しいホーロー製のタンク。今時の温度調整機能は無く、昭和40年前後の製造の物が蔵の中に何基もありました。

こだわりの佐瀬式圧搾機。最新型より効率はかなり悪いですが、こちらの方が雑味の少ない、繊細な原酒が絞れるそうです。
参考:
日本酒の搾り方と味の違いを知ろう! - 日本酒造りの仕上げについて徹底解説
https://sakestreet.com/ja/media/learn-sake-filterlation

最後は試飲ですが、試飲とお土産のチョイスはコドライバーに任せ、私は仕込み水をいただきます。

まろやかな軟水。良い水のあるところに良い酒あり。

その後は、国道121から日光広域農道へ進み途中のそば屋へ。地元の公民館に併設されているらしく、おばちゃん達が調理・給仕をしていました。

天ぷらが食べたくて温かいそばにしましたが、冷たいそばでも、別盛りで頼めたみたい。田舎そばはしっかりとそばの風味。天ぷらはタマネギが甘くて美味しかったです。

食後は、県道169号栗山日光線:霧降高原道路へ。

六方沢展望台にて。

絶好のソフトクリーム日和なので、大笹牧場でソフトクリーム。

今日は、馬もいました。

県道23で川治ダムを過ぎ、国道121-400と進み、塩原の温泉街を抜けたら県道56へ右折し、本日のお宿:明賀屋本館へ到着。

創業延宝2年(1674年)で、記録がある中では、塩原温泉郷で最も古いお宿だそうです。

奥にある和洋折衷式建物は昭和8年建築の太古館(2代目)。帝国ホテルの設計者が設計した建物だとか。3Fに客室もあるようですが、Webからは予約はできず、現在は2Fの大広間がお食事処としてしか使われていないようでした。

正面玄関前にある湧き水は、飲泉許可も取ってある温泉でした。

部屋に案内され、荷物を置いたら早速温泉へ。

館内にはこのような温泉があります。

川岸露天風呂については、このような張り紙も。

まずは内湯。手前が熱めでした。こちらは人は少なめでいつも独泉でした。

成分表を張っておきますね。
湧出地が鹿股川左岸(河川敷地)となっています。

そして、川岸露天風呂へ。
内湯のある地下1Fから外に出て左奥の階段を下ります。

階段は急な箇所含めて、88段あるそうです。
給湯管らしきパイプが、右に見えますね。

階段の途中からは、今は使われていない明治時代に建築された自炊棟が見えます。目指す川岸露天風呂はこの建物の下です。

殿方脱衣場の入り口の一番きつい階段。

混浴の川岸露天風呂は、お湯が張ってある浴槽が3つあり5-6人ぐらい先客がいました。一番ぬるい洞窟風呂には給水用ペットボトル持参の方(これがワニといものか?)も。
写真は撮れなかったので、コドライバーが独泉で入った女性用川岸露天風呂の写真を、とりあえず張っておきますね。混浴風呂よりもこちらの女性用風呂の方が、下流がよく見えて眺めが良い気がします。

部屋へ戻ってビール。

先ほどの酒蔵で購入したお酒も少しいただきました。(すごくおいしい)

その後、食事直前にもう一回露天風呂へ行ってみました。日も落ちてきて、なかなか良い雰囲気になってきていますが、洞窟にはあいかわらず、どなたかが潜んでいました。
午後6時をまわり、夕食の時間。渡り廊下で道を越えた太古館び2F大広間でいただきました。

お座敷に、お膳が並んでいました。

焼きはイワナちゃん。

デザート。

食後に再び88段の階段を降りて、川岸露天風呂へ。ようやく独泉。

洞窟風呂へ。

今日は水位は問題無し。
川の流れを聞きながら、しばらく洞窟風呂に浸かっていました。
つづく。
Posted at 2025/06/09 21:09:35 | |
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