この手があった!超レアなBHGY51にパドルシフト装着(第39弾)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
(この作業は2020年7月24日に行ったものです)
この日も雨、今年は梅雨が長かったですね。
今回は千葉からいらっしゃった非みんカラ会員のTommyさん(注:日本人ですw ご自身がこの名前で、というリクエストでした)です。
お車は…これはすごくレアですよぉ!
BHGY51…ってなに? 写真を見たたらただのフーガじゃないか、と思うでしょ。
よーく見てくださいよぉ!!
車名は”三菱ディグニティ”と言います。
ここでおおー!っと思った方はフーガ/シーマユーザですねw
三菱は日産とのアライアンス合併を行う前からOEM生産契約をいくつかの車種で行っていました。これもその一つ
三菱ディグニティ=日産シーマ
三菱プラウディア=日産フーガ
の関係でOEM製造されました。
(他にもセレナなどもありました、逆に先代の日産軽自動車(ルークスやデイズ)は三菱側のOEM生産でしたね)
そのディグニティですよ。
先代は三菱開発でしたが2年の短命、このモデルも2012年~2016年までしか作られていません。
また、秋篠宮家に納車されるなどしましたが、ほとんどが三菱本体やディーラーの役員用に使われることが多かったといわれ、登録台数はライフで120台(!)前後しかなかったというものなのです!
そのうちの1台がここにあるわけです。
ね、レアでしょ?
ケンメリGTRより少ないんだもんw
250GT/370GT/ハイブリッド、2WD/4WD、悪夢のAパッケージ、そしてシーマ、とフルコンプリートした!と思っていましたが、この車がいましたよ! って話ですww
2
今回はパドルシフト装着というより、このレアな車の紹介のほうを重視してますww
いくらシーマベースとはいえ、三菱ディーラで売る三菱車ですので、オリジナルからの変更点がいろいろありますので、それを紹介。
写真上:
まずは特徴的なところはフロントグリルですね。
フーガが横桟に対し、こちらは縦方向。先代のディグニティからの流れでこうなったのでしょう。
もちろんセンターには三菱マーク!
計画台数が少なかったためか、フーガ/シーマのようにグリル分けをせず、プラウディア/ディグニティともに同じグリルを使っているようです。
写真下:
リアにも特徴があります。
トランクセンター部にでかでかと三菱マーク! 左端に社名(DIGNITY)のエンブレムがあります。
シーマのようなナンバー回りの大型メッキ枠はなく、プラウディアとともにフーガと同じ上下のメッキガーニッシュとなっていますね。
ちなみにTommyさんは自車を”公安車両”仕様にすることが趣味らしく、御覧の通り助手席ドアミラーの上にさらに補助ミラーをつけています。
色もシルバーだし、ぱっと見は覆面か!?とドキッとしますよねww
3
ホイールです。
ホイールそのものはシーマと同じ18インチを流用していますが、やはりセンターキャップは三菱マークですよ。
以前前述の三菱グリルが欲しいという海外の友達からの依頼で三菱ディーラで調べてもらったのですが、なんと8万越え!
確か日産フーガのものが3万ちょっとなので2倍以上もします。
やはり生産数が少ない車は補修部品も高い! このセンターキャップも結構高いものなのでしょう…
余談ですが、写真下を見てください。
面白いタイヤをはかせているのです。
タイヤサイドウォールの浮き出し文字、”MOMO"です
ってあのステアリングのMOMOですよ。
タイヤも売っているのだとビックリ
(もちろんこれは純正=最初からではなく、履き替えたものとのことです)
4
さらに”三菱”化はほかにもあります。
写真上:
これはなかなかお目にかかれない写真。
リモコンキーです。
通常なら日産/インフィニティのメッキエンブレムがあるところに三菱の掘り込みがあります。
ここにもあったか!
写真下:
エンジンカバーももちろん三菱マーク!
当日、現品は見たのですが写真を撮り忘れたので、ネットで探してきたプラウディア250GTのものを載せますね。
ハイブリッドエンジンのカバーは形状が違いますが、マークのところの処理はこれと一緒でした。
正直”とってつけた感”はぬぐえませんww
5
室内も当然三菱です。
ステアリング、エアバッグカバー部はこうなっています。
真ん中に楕円形の土台を作って、ここに三菱マークがついています。
なんか… これも”大変ですね”感満載ですww。
なお、キーON時 日産車ではナビ画面にニッサンマーク/インフィニティマークが最初に浮かび上がるのですが、ディグニティの場合は三菱マークが浮かび上がらず、そのままナビ画面が出ていました。ここだけはスキップしちゃったのね…笑
あ、ここにも公安車両化が
メータ左に通話用マイクがかけられています。柳沢慎吾の世界です 笑
あとリアシート後ろには回転灯もありました。
以前警察署にて車両を見られたときに”よくできている”と褒められた(!)そうですよ。
日本の警察 懐が深い! 笑
6
さて、やっと画像6枚目にしてパドルシフト装着紹介です。
すでにおなかいっぱいで”もういいでしょ”という人もいるかな?w
上記の三菱化を除けば残りの構造は日産シーマと同じです。
ということで、もちろんパドルシフトはちゃんとつきます。
写真上:
ハイブリッドエンジンですのでいつもの通りメーターを外して配線処理
写真下:
スペシャルブラケットも問題なく装着し、パドルスイッチまで取付完了!
7
写真上:
コラムカバーもフーガタイプS用のものがそのまま使えます
写真下:
ステアリングを戻して完成です!
それにしてもこのマークは違和感ありまくり… 笑
8
いつものコースを試走。
動作は完璧 問題ありません。
毎度ハイブリッドの大トルク+パドルシフトによる怒涛の発進加速はなかなかの迫力です。
最後に記念撮影。
いやあ、いいものを見せてもらいました。
となると、あとの残りは三菱プラウディア(フーガのOEM)か!
パドルシフト装着希望者が現れることを求む!!
まあ、レア車だけでなく、パドルシフト装着に興味のある方は気兼ねなく連絡くださいね
→みんカラメッセージ、又は直接メール(garagekeizo@gmail.com)まで
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