再びオーディオ沼へ…サブウーファ手直し+装着
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ちょっと前の作業ですがアップします。
九州オフ2011夏で、とっちん☆さんの超ド級オーディオカーの音を聞かせてもらって以来、再びオーディオ沼に入りつつありました(w)
そこへ、とっちん☆さんが悪魔のささやき。”手持ちで使っていないサブウーファ+ボックスがありますよ、必要ならあげますよ”…おおおおお!
良い人です。
FSWで行われたHella Flashの前日に御殿場に遊びに行って、いただいてきました。それがこれです
上段:すでに分解してしまったウーファとボックスです
ウーファはRockford FosgateのPunch2というもの。
サイズは8インチとそのシリーズの中では一番小さいものですが
ナカナカいい面構えをしています
ボックスもとっちん☆さんの手作りとのことでしっかり作られています。
ただ、中の吸音材のヘタリとボックスから出ているスピーカーケーブル
を通す穴から空気が漏れているという問題がありました。
ということでこのように分解したわけです
下段:一緒に頂いたのがこれ
カーボンベースのものでかなりの効果があるそうです
おおおお!いたでりつくせりの良いひとです。
ありがとうございます、とっちん☆さん
2
上段:とはいっても、あまりオーディオ組み立ての経験はありません
これで正しいのか分かりませんが、とっちん☆さんのアドバイスに従って
吸音材を詰めてみました。
こんなもんで良いでしょうか??
下段:ついでにボックス内側からシール剤を使ってスピーカーケーブル穴
のシーリングを入念に行いました。
あとは、ボックス~ウーファの接合部にシーリングテープを挟みました
シールド型ボックスの命は、どれだけ密閉できるか、ということ。
しっかり作業しました。
それまで、ウーファコーンを手で押すとシューという音で沈んでいた
(空気が漏れている)のに対し
ぐっとダンピングが効いた感じで押し込むようになりました
…よしよし
…しかし、問題はウーファボックス側だけではありませんでした。
というより、こちらの方が大変だったわけです。
それは、車両への取り付けでした。
3
我がV35のトランクルームです。
プロインストーラーが作り上げたような、綺麗なオーディオボックスなどつけていません。(作れ!といわれても技術上無理ですけどね w)
トランクフロアの奥に板材(確か12mm厚)を仕込み、その上にトランクマット(INFINITI純正の厚手のやつ)を敷いて隠し、その上からアンプ2つ(アゼストAPA4200 4chアンプと a/d/s 250MX 2chアンプ)をねじ止めしていたわけです。これですでにフロア面は埋まってしまっており、”どこにウーファボックスを置けばいいんだ!”という状況だったわけです。
上段:
これがトランクの図。
御覧の通り、ウーファをフロアに置くことはできません。
(ちなみにこれは、とりあえず2chアンプにウーファを接続(ブリッジ接続で150w)して音だし確認しているところです)
ウーファから出る低音は指向性がないのでどこにおいてもいい(たとえばトランクサイドに横向き…とか)のですが、以前パワードサブウーファをそのように置いて音のこもりに我慢が出来ず、結局すぐはずした経験がある+とっちん☆号がやっているという単純な理由で、ウーファ面はトランクスルーの穴に向けたいと思ったのです。
ということで考えました。
”2階建て構造にして、その上にウーファを置けばいい”
運の良いことに、このウーファボックスはそれほど大きくありません。
底上げしてその上においても問題なさそうです。
色々考えた挙句、こういう構造に仕様としました。
作業紹介に沿ってその構造を説明します。
(くれぐれもカッコいいオーディオボックスを作るわけじゃないので、参考にならないと思いますが…)
まずは柱です
どのようにするか考えました。
なるべく小さい土台、細くても頑丈な柱本体で検討した結果がこれです。
四隅に立っているのがそれ
下段:
アップ写真です。
これなんだと思います?
これは台車などの下にある、タイヤユニットを台に取り付けるための台座なのです。一辺50mmとかなりちいさい。プレートに六角ナットが溶接された構造です
これは良いぞ。
これにタダのねじだけ切られたシャフト(M8サイズ)を購入し、上記のナットにねじ込みます。
4
上段:
シャフトが長すぎる(実際には2階の高さは10cmほどあれば十分)なので、サンダーを使ってシャフトをカットします。
半分にするとちょうどよさげです。2本あまってしまいましたw
下段:
あらためて台座にねじ込みます。
でも、これだけではシャフトとのねじ止め部が甘くてグラグラします。
よって剛性アップの対策を施しています。
これじゃわかりにくいですね。
5
上段:
またまたアップの写真。
用意したのは同じM8サイズの長ナット。
長さは50mmほどです。これをシャフトに装着し、台座のナットに押し付けることでがっちりシャフトが固定されるわけです。ダブルナットの原理ですな。
さらにもう一つナットを装着することで、うまい具合に100mmの柱になります。
その上に板を装着するため、面圧を下げる目的でφ8穴の大きなワッシャを載せておきます
下段:
さて、2階フロアの登場です!
これはDIYセンターで1500円ほどで購入した集成材です、厚さは15mm。
大きさは900mm×400mmなのですがこれがこのトランク奥エリアにピッタリ!切らずにそのまま使えます。
柱の位置に合わせてφ10ほどの穴を開け、柱に通します。
上から再びワッシャを入れて、最後にナット(怪我防止のため同じ50mmのナットでシャフト先端が出ないように隠します)を締めて完成。
何となく出っ張ったナットがわざと採用したデザイン風になりました ははは。
我ながらいい感じになりました。
あ、板はトリマー角部をR加工、さらに端部をぐるっとチャンファ加工(45度の面取り加工)を行い見栄えをちょっとは良くしています。
あとでビニルレザー張りにするときに貼りやすくなるというメリットもあります。
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上段:あとはウーファを載せるだけ。
固定はねじでがっちり留めると振動が伝わりやすくなるので、セミフローティングが理想です。
よって、とりあえず間にゴムの凸凹がついた板(防振ゴムという名前でDIYセンターにあります)を挟んでねじ止め。
で、ここまで来ました。
後姿ですが、良い感じでしょう!
2階フロアはまだ余地があるので、さらに何か置けます(謎)
見た目もシンプルに仕上がりました。
仮置きなので板もそのままですが、ニスを塗って仕上げるか、ビニルレザー(黒)を貼るか、カーペット材を貼るか、考えていきます
下段:
さて、問題のトランクスルー穴からの写真。
…意外と良い位置に落ち着きました。
ウーファ前の横棒はリアタワーバーのシャフトです。
これさえなければピッタリ穴に寄せるんですが…操縦性を損なうわけにはいかず、こういう構造です。
実際鳴らしてみるとシャフトの影響はもちろんありませんでした。
オーディオのイコライザやタイムアライメントを調整して聞いてみると…
おー!これです。
ビシッとしまった低音。これは良いです。
ちなみに2階建て増築作業にかかった材料費は3000円弱!
なかなかリーズナブルにできました。
(オーディオマニアの方には見れられない…)
さあ、自分でやろうぜ!
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