意外に大変だぞ!エキマニ交換 その1
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オフ会で見た”エキマニ(タコ足)”。ナカナカ面白そう。…とうことでイキナリ改造です(笑)
ま、いつものことです。
今回入手したのは東名のエクスプリームVer1(非等長タイプ)です。もちろん中古。ヤフオクで買ってきました。
東名は非常に親切なメーカーですね、そのHPに取り付け解説書を無料で公開しています。
それを持ってきて作業の指南としています。
…ふむふむ、どうやら冷却水のパイプ類を一部外さないとダメらしい、面倒だなあ。RB等の直列エンジンなら(NAに限るが)簡単なんだけどね。
ということで、まずはラジエタ下にあるドレンプラグを外し、アッパーキャップを外して冷却水を抜きます。
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水を抜いている間、エンジンカバー+インテーク関連の部品を外します。
エアクリーナーボックス、インレットパイプですね。
社外品をつけているので、結構簡単に外れます。
そうそう、社外フロントタワーバーも外します。
…どうも毎回外さなくてはならないのは面倒だなあ。
もっと簡単に付け外し出来る構造にしようかな。
とにかくすっきりしますね。
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ついでに運転席側からも。
青い配管(ラジエターへの配管、社外品をつけています)がつながっている金色のパイプの下にエキマニがあるわけです。
これらをスッキリ外さないとエキマニにアクセスできません。面倒だぞ!
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さて、ここで構造解説。
日産整備要領書からの抜粋です。
エンジンを取り囲む冷却配管はこのようになっています。
前の写真の青い配管と言うのは⑬のパイプのことです。
今回外すのは赤丸部品2つ。
…と東名説明書にはあっさり書いていますが、これが結構大変。
1)固定ボルトが裏側や陰に隠れた部分にあり、直視できない状態での作業となる。
外すのは何とかなるとしても、取り付けのときに結構大変です。実際大変だった。
2)外すパイプは2つですが、これに複数のゴム配管がつながっている。
すべてクリップで固定されているのですが、これを外して配管を抜くのは意外と大変。取り付けのほうはもっと大変です。
なお、図の⑨のゴムリングと⑮のガスケットは新品に交換です。両方合計で500円前後の部品ですので、ここはあっさり交換しておきましょう!
参考に
Oリング:21049-AE000 240円(税別)
ガスケット:13050-31U05 230円(税別)
です。
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さて、実際の写真に戻ります。
助手席側のパイプを外したところです。
両脇に外して残ったゴムパイプが見えると思います。
いくらしっかり冷却水を抜いても、パイプを外したらそこから残った冷却水が出てきます。
綺麗好きの方はクルマの下にトレイでもおいておいたほうがいいですね。
やっと奥に銀色のエキマニ(の、遮熱カバー)が見えます。
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こちらは運転席側。
パイプは手前に引っこ抜くように取り外します。
奥の銀色の部分が残った部品ですが、ごらんのように残った冷却水が垂れてきます。
特にパイプの真下からささっているゴム配管は外すにも取り付けるにも結構大変でした。パイプ自体はそれほど大変ではないですが、クリップが大変…。
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外した部品はこれら。
アンダーカバーの上にあるのは
1)エアクリーナー(社外品、STILLEN製です)
2)インレットパイプ(これも社外品)
3)手前の2つが冷却系のパイプです
外してしまえばあっさりとした部品なんですけどねえ
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ここで再び解説書。
車両を持ち上げて下側から触媒左右を外します。
VQ35の場合はここに排気温センサが刺さっていますが、センサごと外しておきます。
結構ナットが焼きついている場合があります。
無理に力を入れると簡単にスタッドボルトがねじ切れる場合があるので、5-56などを吹き付けてしばらくしてからまわしてみましょう。
ワタシの場合は1ヶ月ほど前に行ったクラッチ交換のときにも外していたので、簡単に外れました。
エキマニ側のナットは特に奥まった場所にあるので、うまく回すことが出来るレンチやエクステンションロッドを選択するようにしましょう。
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