NGK C8E SBC加工交換　その後

個人的な実験のため、プラグを加工して取り付けます。

プラグギャップは、後から調整が難しく（怖くなる）ので、先にやっときます。
0.8mmを1.00mmに。

加工後。接地電極に穴あけして、リュータで広げる。SBC加工ってやつですが、寿命が縮まるのと、溶け落ちのリスクを負う技です。
シャレにならん。

でも、そんな高回転まで回さないし、高負荷もかけないし、大丈夫かなーて。

右サイドカバーと、右側シュラウドを外します。ネジはせいぜい4本です。
一部、マジックテープみたいなもので固定されています。すごい技術だ。両面テープが剥がれてしまいました。貼り直し。

ラジエーターカバーを外します。
簡単に刺さっているだけなので、指でとれます。

ラジエーター固定ビス8mmを二つ外します。

IACが邪魔なので、クリップとホース、ブラケットを8mmビスで取り外します。

これでラジエーターを少し前に浮かせば手と工具が入るスペースを確保できました。

で、純正のSIMR8A9と比較すると...ありゃりゃ、純正はプロジェクタータイプだったのか...1〜2mmほど着火部が上がってしまう。
吉と出るか凶と出るかは全く不明。

フィーリングが全てなのでつけないとわからん。
でも、突き出しプラグの方がパワー感ある気がするんだよなー

プラグスレッドには、メーカーは塗らないように指定しているのに、コパスリを塗ります。
銅粉グリスで、密封、電気伝導性、放熱性をアップします。

プラグ締め付けトルクの管理ができなくなるため、角度で締めます。60°で。
あ、インデクシングし忘れた。

今回使った工具がこちら。プラグレンチは16mm。肝は首振りアタッチメントを二つ使う事です。何もkokenのZEALです。

さて、効果のほどは。
排気音が小さい気がする。
排気の圧力が低い感じ。かな。？？
走るとまとも。40km/hで５速が使えます。もともと使えたっけな？
微妙ー。
ノンレジスタのチカラ？
SBC加工のチカラ？
プロジェクターしてないせい？
不確定要素が多すぎてわけわからん。
また別に追試だな。

追記:200kmくらい走ってみましたが、
パワフルな気がする。
2000rpmから使えるトルク。
3000回転から4000回転の3/8開度でかなり強力なトルク感があるのは間違いない。
しかし、回転の雑さは少し感じる。

燃費は30km/L
焼けは、穴を空けた接地電極の先端付近が白く焼けています。
根本は思ったより焼けてない。
先端の焼けは気温と速度回転数により、さらにシビアになった時、リスクになるかもしれませんね。FMX650の時にはかなり余裕だったけど、インジェクション車は薄めできついのかな。

プラグ道楽はあまりリスクなく楽しめて楽しい。

motoDXプラグCPR8EDX-9Sも試してみたいし、
二極のCR8EKや、

ブリスクのAR12ZSも試したい。

NGKによれば、ノンレジスターとレジスタープラグはあまり出力変わらないから使うなとのこと。
でもこんなグラフ出されたら、追記したくなるじゃないですか。
黄色線がノンレジスター。
結果、約25km/hの時に4馬力ほど上がり、65km/hを境に逆転。
90km/h手前で➖5馬力。110km/hを境にもう一回逆転。トップスピードまで常にパワーアップ！
に見えてしまう。街乗りならパワーが上がる様に見える。
見えるんだよなー。どうしても。
パワーケーブル程度の抵抗削減が出力に効果あるというNGKさんが
どうしてプラグの低抗体の有無は意味ないと言うのだろう。ノイズばら撒きが公害になってしまうから大手を振って良しと言えないのだろうか。きっと。
ということでノンレジスターに夢を見てます。私。