マフラーにイタズラをしてみた
1
以前から気になっていたGB250・2型のマフラー後部の絞りについて、ひとつの解決を試みました。
早い話、ぶった切りました。
と、いっても失敗したときのことを考えて、現在使用中のモノはそのままにして新たにマフラーだけ購入し(ヤフオクで羊1000送料別)、実行に移しました。
切断個所はマフラー後部の絞り始めた直後5mmほどで、グラインダーでばっさりとやっちゃいました。
排気口を止めてあるだろうと思われるリベットをドリルで排除し、切断した隙間にバールを押し込みグリグリとやること数分、ぽろっと排気口ごとマフラー後部の絞りが外れました。
現れた巨大な穴ぼこの中身は最終段の消音室であったと思われる空間で、ご想像のとおりカーボン地獄でした。
何せ、仕事から帰って夕食の時間までの一時間程度の作業時間なので、1日目はこれで終わり。
2日目はフタの代わりになる部分の加工で、何かないかなと素材のストックをあさっていたら、φ125mmの円盤状の鉄板が出てきたじゃあーりませんか。厚みは1mmでこれなら使えそうと思って切断後の穴に当てたら、なんとぴったり。絞りの溶接跡にかつかつで引っかかり、ここで溶接しちゃえばよさそう。
φ125mmで思い出したのは中学の頃大ヒットしたアニメ「機動戦士ガンダム」で、当時のロボットアニメとしてはお決まりになっていた「敵の宇宙人」が出てこない作品で、人間同士の戦争を描いていたところは目からウロコ状態だった。また、レーダー等の電波利用の電子機器の使用が困難になるミノフスキー粒子という物質の発見により、索敵・照準を目視によらねばならなくなったという前提で人型兵器「モビルスーツ」を有効化させるという離れ技をやって見せたのが画期的だった。
あと、武器使用の際に使用火器の名称を大声で呼称(例えばロケットパ~ンチ!とか)しないとか、それまではなかった「弾切れ」があるとか、量産型兵器が出てくるとか、数えればキリがないくらい斬新な作品だった。
で、この作品の敵側モビルスーツ・ザクⅡが装備するのが120mmマシンガン・・・
って、これは大砲だ!
ガンダムはこれを顔で受け止めていたぞ。
大丈夫か?
あ、大丈夫だったからあのセリフ「連邦のモビルスーツは化け物か!?」が出たのか。
改めて実際の砲身に近いモノを見るとスゴサが分かる。
「機動戦士ガンダム」自体も30年以上前の作品なのに各種関連作品が出ているおかげで自分の子供と共通の会話が出来るなんてすごい。
え~、本文より長く脱線しました。
φ125mmの円盤状の鉄板のセンターに排気口用の穴を開けるのですが、φ30mmのドリルなんてもってないので外径線に沿って内側にφ6.5mmの穴を開けまくり、ケバをやすりでチマチマと削りφ30mmの穴を開けました。
φ30mmで思い出したのがガンダムの頭に2門装備されている30mmバルカン砲(バルカン砲とは本来20mmガトリング砲のことを言うらしい)・・・ もう、思い出さなくていい!
排気口はパンチプレートで出来ていて、一応防音加工が施されているものなので絞りの長さ分前後を短くして再使用できるよう加工してφ125mmの円盤の中央の穴に入れ
マスラー本体に据え付けたのが表記の画像です。
2日目はこれで終わり。
3日目は、ステーの加工およびエキパイとの取り付け角の変更・溶接作業でしたが最初の想定とちょっと変わったところが出てきちゃいました。ふたの125mmの円盤ですが、マフラー内側の溶接跡にかつかつで収まる予定が、排気口の消音部を活かすようにしたため若干位置がずれ隙間が大きくなってしまいました。もともと溶接はあまり上手ではないので、完全に隙間をふさぐのは難しい状態になってしまいました。まあいつものことで、現場合わせの行き当たりばったり結果オーライのようなことをやっているので数箇所点溶接してごまかしました。これが後で失敗の元になるのですが・・・
溶接作業を終了し、表面をナイロンサンダーで研磨した後耐熱塗料で塗装し、3日目の前半終了です。
夕食後は後半です。なぜ3日目だけ後半があるかというとそれは翌日はツーリングに行きたかったからです。
今夜中に取り付けないとツーリングにいけないからです。
ま、ノーマルのままでもいいんですが、新しいマフラーを試したかったからです。「おとう!」はワガママなのです。
2時間ほどで塗料も乾き(?)、取り付けです。
ノーマルマフラーを外し、改造マフラーをはめて見ます。
ぱっと見、全長が短くなり取り付け角を上げたせいでなんかいい感じになりました。
ステーの取り付け穴の微調整をしてボルトオン、何とか形になりました。
実際の使用感や完成画像は、ブログで紹介します。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク