エルメス号（CBX250RS）後輪交換、前後スプロケット・チェーン交換（その1）

現在エルメス号に付いている後輪は、FTR223のものなのですが、昨年の初期に早く幅広タイヤを装着したいばかりに車軸のベアリング交換も行わずに付けてしまっておりました。
今のところ不具合はないのですが、今後のことを考えてベアリング交換を行いました。と言っても、実はFTR223の姉妹車のCB223の後輪の上物を入手しておりました。車体の走行距離は３万km超だったのですが、バリ山のTT100GPが着いていて本体1000円（送料別）でした。リムやスポークも綺麗で、遠征する時はこっちを着けようと思っていました。

例によって、アンカーボルトを使ったベアリング抜き作業です。慎重かつ大胆に行いましたが、２回目なので慣れたもんです。

抜けたベアリングと、使った道具類。何かの部品だったと思われるアルミ製の棒など、ジャンク品としていただいてました。

内部を洗浄して新しいベアリングを打ち込みます。

今回交換する部品。
上から、後輪用ベアリング・Oリング・ダストシール。
中古品のXAMのドリブンスプロケット38T・新品のドライブスプロケット15T。ノーマルでは14Tなのですが遠征用にあえて15Tを使いハイギアードにしてエンジンの負担を減らそうと思います。
新品のシールチェーン、カシメ式にしようか迷った結果クリップ式です。

ノーマルの14Tを外したところ。
15Tをはめようと思ったところ、直径が大きくなった分、なんとエンジンのスラストマウントを外さないと取り付けられないことが判明しました。あ～、面倒くさい。

15Tが取り付きました。横でだらんとなっているのがエンジンのスラストマウントです。純正には着いていたスプロケットの防音ゴムもXAM製にはありません。

ドライブスプロケットを取り付けた後、後輪のベアリングを打ち込みます。サービスマニュアルに従いL側（スプロケット側）を先に打ち込み、ディスタンスカラーを入れた後、R側（ブレーキ側）を打ち込みます。