CBX250RS(エルメス号)フロントフォークOH
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
いきなりですが、フォークオイルを抜いてます。
右側のフロントフォークなのですが案外、普通の色ですね。
これ以前にフロントホイールを外し、ブレーキキャリパーを外し、泥除けやスタビライザー、ヘッドライトステー等々…ややこしい事していたのですが、画像が撮れてませんでした…
( ノω-、)
2
さあ、問題の左側…
真っ黒け…
何故だろう。何処かで金属同士が擦れているんでしょうね…
フォークオイルを抜いたら、各部品を洗浄します。
3
スプリングの点検です。
サービスマニュアルによると…
463mm以下交換とあります。
どう見ても480mmはありそうなので合格です。
4
分解の済んだ部品達。
ソケットボルトの取り外しやら、スナップリングの取り外しやら、その後のフォークパイプは遠慮無く引き抜く等々は、前回の整備手帳やhbxkbxサマの整備手帳を参考にしてください。
5
例によって四輪のディーラーに頼んで取り寄せた純正の部品達。35年前のバイクの部品があるのもすごいが、頼んで3日くらいで届くのもすごい。
そして35年前のパーツリストの金額から2.3倍位値上がりしてたのに気付かなかった自分もすごい…アホ
( ノω-、)
え?、フォークオイルのメーカーが違う?
だって倍以上するんだもの。
レースをするわけじゃないからコスパに走ります。
ヾ(≧∇≦)
6
左側の廃油が真っ黒けの原因を調べてみました。
まずはフォークパイプの曲がり。
ガラス板の上を転がしながら隙間をみたのですが、
両方共に曲がり無しでした
その次にみたのがフォークピストン。
これは端部にバルジがあるので、それをかわした位置でガラス板の上を転がしました。
右側は、隙間無し。真っ直ぐという事ですね。
問題の左側は…ちょうどオリフィスの穴の辺で向こう側の灯りが見えてしまいました…
これか!
この部品が廃番になっているのは分かっているので、
ごく僅かの曲がりなので、修正しました。
幸い、アウターチューブの下部にドレンボルトがあるので、
年一位でフォークオイルの交換をしようと決めました。
次回のフォークオイル交換の際にまだ真っ黒けだったら、ストックしてある予備部品から調達します。
(それも曲がってなきゃいいんだけど…)
7
全ての部品にフォークオイルを付けて潤滑しながら組み立てます。
フォークピストンにリバウンドスプリングを取り付け、フォークパイプ内を通して先端部を出し、オイルロックピースをはめてからアウターチューブに差し込み、ヘキサゴンボルトにより固定します。これは電動インパクトドライバーを使いました。
8
フォークパイプに傷が着かないようにビニールを巻き、下からガイドブッシュ、バックアップリング、オイルシールの順に取り付けます。アウターチューブ内の定位置に収めたらビニールを抜き取り、みんなのSST塩ビパイプで打ち込みます。 オイルシールのうえからグリスを詰め、サークリップを取り付けてダストシールをはめます。ここでもみんなのSST塩ビパイプが活躍します。
本当は後半の画像があるのですが、枠が終わりなので割愛します。
出来上がったフロントフォークを本体に取り付け、フロントホイール、ブレーキキャリパー、ライトステー、泥除けやスタビライザー…お、ハンドルを忘れる所だった。
完成したエルメス号で試運転してみたのですが、フォークオイル(今回は5番から10番に上げてみた)を換えても、違いが判らないオトコでした。
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