店内は・・

　テーブル席が、5-6席ほどしかなく小ぢんまりとしたお店です。が、北欧家具で整えられており白壁と焦げ茶色の床と統一感があります。窓の外にはテラスがあり、先ほどの小川越しにオレンジ色の燈が灯されているホテルを観てとれます。このリゾート感がなかなかの演出です。どなたが描かれたのか幻想的な抽象画が壁に掲げてあり、センスの良さを感じます。テーブルにつき、車で来た事を告げるとノン・アルコールのカクテル等の提案が。スパークリング・ワインをお願いしました。これがノン・アルコール？と言わんばかりに美味しい！程なくして、前菜・・美しい！食べるのが勿体無いくらいに盛り付けが素晴らしい！そして何よりもですが、味は本当に繊細で５感を揺さぶる様なものでした。中でも、この高知産鯵と野菜のは・・見た目にも美しく、ちょこんと載せてある（植え付けてある？）クレソンは・・まるで盆栽？それにしても、こんな料理初めてかもしれません。見た目の同じ料理には何度もお目にかかってはいても、この味付けは・・・ちょっと、あまり遭遇する事はなかったかもしれません。行きつけの、いわゆる星付きレストランでも・・。そんな感動すら覚える・・久しぶりに大ヒットのフレンチ・レストランです。