アナログ・レコード盤の視聴です。前回もそうだったのですが、先ずはCDからの流れでキースジャレットの「ケルンコンサート」をかけます。音の芳醇さはそう変わりません。澄み切った音の中に静寂性をきちんと再現していて好感のもてる音です。安心して聴き入る事ができます。アナログ再生も、本当に久しぶりです。DENON PMA-SX1は、DENONのフラグシップではありますが・・CHORD CPM3300に較べれば価格帯でも相当な開きがあります。正直、下位機種になるのでしょうか?それでも、エイジングを同時に施しながらの試聴として、ピアノソロでの対決では、五分五分と言ったところでしょうか?そこで、前回の再生時にかなり衝撃を受けたTOTOの「ロザーナ」をかけてみる事にします。これは、CHORD で再生した時はジェフポーカロのバスドラの再現性が秀悦で、腹の底に響く低音攻撃に・・もう参った!と言う感じでした。再生する程に「すごい!凄い!」もういつまででも聴き入ってしまいたい。そんな感情が忘れられず、あの素晴らしい時間を彷彿させてくれるものと、もう期待膨らんでの再生になります。そして、結論ですが・・・、もうガッカリです。あの低音からのバスドラ攻撃はなくて、もっとスッキリとしたした理路整然とした表現が正しいのかどうか?適切な言葉が浮かびませんが・・、日本的?な、優秀な音に仕上がっていました。これは、全くの予想外で・・、もっと悪そうな豊かな再現性を期待していたので・・・ちょっと期待外れでした。ただ、まだエイジングが終わった訳ではありません。もしかしたら、これから音がどんどん変わって行くかもしれません。そう、そんな淡い期待を込めてレコード針を上げました。
Posted at 2018/09/24 22:03:15 | |
トラックバック(0) | 日記