予選から決勝までのインターバルが3時間もあり、Flatwellのテントの下でウダウダしてる内にお昼寝モードに入ってしまいました。
おそらく1時間近く寝たと思いますが、いいタイミングで応援に来てくれた尺さんに起こされて、徐々にレースモードに入れ始めて行きました。
その後も、中部の方々がたくさん応援に来てくれまして、すっかりダラダラだったのですが、少しでも頑張らないと、と気合いを入れ直しました・・・😅
【決勝】
決勝直前の気温は30度でしたが、湿度は5月のセントラルの時よりもマシで、空気はカラッとしていました。
エンジンは、まぁいいとして、タイヤはやっぱりダメだったかとちょっと後悔しましたが、何とか3位表彰台だけは確保しないと、と決勝の作戦をFlatwellの社長と立て直しました。
今回のGRIDは初めてOUT側につく事になり、1コーナーではいつもより挽回し易いので、何とかFlatwell号について行って、引っ張ってもらいながらGTRさんを引き離そう、と考えました。
私もスタートが下手なんですが、GTRさんもドングリの背比べ並みのスタートなので、前にさえ出られなかったら大丈夫だろうと・・・😄
Flatwellの社長は、コースの走り方が全然わからないので、MC平田選手の後ろでコースを憶えて、ラスト3周で前に出て逃げ切る、という作戦にし、ラスト3周の合図を、Ozekiさんに出してもらう手筈に
そうこうしている内に決勝の時間がやって来ました。
スタートの段取りは、コースインして1周回ってGRIDについたらスタート進行後にそのままスタートに
今回はコンプリートスピードのアルトワークス(ノーマルタービンクラス)で、混走で一緒に走る事になったRYU1選手の後ろでコースインして、タイヤの温め方を観察しながらGRIDにつきました。
私の前のGRIDには予選2番手のFlatwell号、イン側斜め前にはクラス違いのRYU1号、その前にMC平田号、斜め後ろイン側にGTR号、というスターティングGRIDです。
レースクイーンのお姉さんが30秒前ボードを掲げながら下がって行きました。
レッドシグナルが1つづつ点灯して行き、全部点いたらすぐに消えて・・・スタートォォォ!
クラッチミートは悪くなくいい感じで滑り出しましたが、Flatwell号は抜群の飛び出しで一気にMC平田号の前に出ました。
1コーナー手前でイン側から黄色のS6(チューンドタービンクラス)が出て来て、半車身ほど前に押し出しましたが、ブレーキングでスパッと前に出てOUTから抑え込みました。
目の前には、1コーナーでRYU1号に被せられて行き場を失って縁石に乗り上げたMC平田号、GTR号はミラーで確認すると後方に埋もれてる様子・・・
『ラッキ〜・・・タイヤが心配なんで、GTRさんはもう少し後ろで寝といてちょうだ〜い‘』
と、ほくそ笑みますww
3コーナーを全開のまま行く、と言ってたMC平田号に、こちらは瞬間だけ軽くブレーキを当てるので立体下ではちょっと離されますが、S字の進入とその後の右ヘアピンの進入で後ろにつきます。
左のヘアピンから次の右でもピッタリついて最終コーナーへ・・・
全然上手く走れない最終コーナーでは、やっぱりひと呼吸離されてストレートに
1周目終わりのラインナップは、今回初めてチューンドタービンらしく予選で我々の前に出たパンドラ号(それでも昨年のRYU1選手のノーマルタービンクラスのタイムには全然及びませんでしたがw)を先頭に、Flatwell号、RYU1アルトワークス号、MC平田号、私、という順で帰って来ました。
後方集団とは明らかに差が開いてるのをミラーで確認し、ホッとしました。
絶対にタイヤが保たないと考えてますので、前半でGTRさんを引き離しておいて、後はディファレンスを確認しながら逃げ切る、というセコイ手に上手くハマリそうな展開になりました・・・🤗
2周目の3コーナーで引き離された間隔を、1周目と同じようにS字の進入で詰めようとしたら、思った以上にリアが流れました。
前周ほど詰め切れないままで最終コーナーに・・・進入で再び大きくリアが出て、立て直したものの失速状態でストレートに
『ちょっと頑張ろうかな、と思ったけど、スピンしたら元も子もないから、や〜めたwww』
と、予想より早いタイヤの進行状態に、早々に3位キープに切り替えました。
ストレートで後方を確認すると、GTRさんがようやく後方集団から抜け出して来たようですが、ストレート半分くらいの差がありましたので、もう完全に前を追うのはやめて、後方ばかりを見ながらのツーリングに入りました・・・😄😄
後は、前の激しいバトルを眺めながらの退屈なツーリングで、最終ラップで何か起これへんかなぁ?
という他力本願光線を一所懸命に送っておりました・・・ら、そのせいかどうかはわかりませんが、起こってしまいました・・・😅😅😅
TOP争いはずっと、Flatwell号を先頭に、間にクラス違いのRYU1アルトワークス号を挟んでMC平田号が続く、という状態だったのですが、レーサーの本能か、はたまた単なる親子の確執か?(爆)、RYU1号が前を走る平井パパ(Flatwell社長:一応RYU1選手の父親です)にバンバンパッシングをカマシて、あんまりうるさいから前に出したらしいのですが、そうすると意外に速くなく、MC平田号にピッタリ付かれる状態に(苦笑)
その上、RYU1アルトワークス号が最終ラップのヘアピンで、イン側縁石に乗り上げてあわや転倒、という状態になって、コースアウトしそうになったドサクサにFlatwell号が巻き込まれてる隙に、マンマとMC平田号に前に出られる、という始末で、結局そのままゴールに・・・(核爆)
最終ラップの最終コーナーを立ち上がって来たら、RYU1アルトワークス号がヨロヨロと前を走っていて、何かあったのかな、と思ってたら、そんな事でした・・・😬
RYU1選手はクラスTOPを独走していたので、前に出ようが後ろに下がろうが順位には関係なく、そのまま平井パパの後ろで大人しくしていれば良いサポートになりましたし、そこでどうして死に物狂いで前に出ようとしたのかは、レーサーの本能・・・ではなく、遅れてやって来た反抗期みたいなもんですな・・・😅😅😅
という事で、MC平田選手が今シーズンの1勝目を飾り、Flatwell社長が2位、私は予定調和の3位、通勤快足GTRさんが4位、という結果に
これにより、シリーズポイントは上位3名が2ポイント差にひしめく、という大混戦になり、残り2戦の展開がホントに楽しみとなりました。
私も、11月のセントラルは全力で臨みますので、お遊びは今回だけです。
このレースで鬱憤が溜まってしまったFlatwellの社長は、確実に36秒台(ノーマルタービンクラス)に入れて来るでしょうから、私もそこまでは到達したいと考えてます。
さて、来週は2度目の鈴鹿です。
何とか50秒を切りたいですねぇ・・・