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マツダやBMW（MINI）のディーゼルエンジンでは、EGR合流から先のインテークマニホールドへの、大量のカーボン蓄積が話題となっています。

うちの308T9さんもディーゼルエンジンなので、同じようにカーボンがたまるのではないか、と心配になり、いろいろ調べています。

なじみのDさんのメカさんによると、PSAのディーゼルでインテークへのカーボン蓄積トラブルの経験・伝聞はないとのこと（直噴ガソリンエンジンEP6ではカーボンほじりを経験されている方です）。

で、ネットで画像をさがしてみると、、、


こりゃ、溜まりそうにないですねえ。ヘッド一体のようですから、インテーク内面の保温もばっちりで、急冷によるガス成分の昇華が起こりにくそうです。あの名機、カミンズ４BTのインテークも同じような形状ですし、低回転型のターボディーゼルはこのような形状が、総合的な見地から”優れている”のかもしれません。カーボンの”溜まりにくさ”は、単にAdBlueの使い方だけではなくて、エンジン全体の「デザイン＝哲学」によるのでしょう。

なお、エキゾーストマニホールドはこんな感じ。

こちらも、ガスの流れよりも、パッケージングと熱を大切にしていることがうかがえます。