アウディの矜持

“アウディの矜持”を読んでみました。アウディの発展の歴史がよくわかりました。ドイツは、ポルシェ、フォルクスワーゲン、アウディが複雑に絡み合って成長を遂げているのですね。ポルシェ、アウディを牽引したフェルデナント･ピエヒ博士の言葉が印象的でした。“自動車の価値は、良い物を手にしたと顧客が感じられなければならない。それは、匂い、着座姿勢、数メートル走った際の運転感覚と言った感触が決め手である。細部への目配りが必要で、もし、その感覚を間違うとすべてが台無しになる”と。 そして、アウディのシュタットラー会長曰く。“人はビジョンを持ってものごとに取り組むことが大切である。ビジョンを持つことによって、それが人に何かを与え、成長させる”と。
PS: 最近のVWの問題で、ピエヒ氏が再登場という話もあるようで、VW社内は戦々恐々としているとか、、、不正の遠因は、彼の独裁制にあったとも、、、