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2021年07月13日 イイね!

直6 SKYACTIV-X(妄想)

来年にも登場してくるであろうマツダのラージ商品群。
ストレート6がどのような仕様で出てくるのか非常に気になっていて、噂サイトとかいろいろと見て回ったりもしているのだけど、当然ながら確定的情報は全くなし。

昨年冬に、SKYACTIV-G/X/Dの6気筒バージョンを開発中という話はあり、写真に出ているエンジンは「ガソリン」「PHV」「ディーゼル」との説明はあった。
排気量3.0Lと囁かれているこの「ガソリン」の写真はGなのか、Xなのか?

ターボがついていることから、各種メディアではGのターボと紹介されていることが多いのだけど、これって実はXなのでは・・・?(ここから妄想全開)


自分の理解では、MAZDA3/CX-30に搭載されている第一世代のSKYACTIV-Xは、スーパーチャージャーをエア・サプライとして利用することで、低回転から過給を行うことができるようにし、広い領域でHCCI燃焼(正しい言葉は不明)を実現している。
仮にスーパーチャージャーがなかったとしても、HCCI燃焼は可能と思われるが、吸気量が減ることで燃料も減り、燃料が薄い分トルクが出ないはず。
λ=2だと、機械的排気量は2.0Lであったとしても、たとえば1.0LのNA相当のトルクしか出ないことになる。

燃費のためのHCCIであるとはいえ、2.0Lの排気量であるにも関わらず、1.0LのNA相当のトルクしか出ないのであれば商品性に難があり、誰も買いたいとは思わないだろう。
そこで、スーパーチャージャーで過給することで、4.0L/NAのHCCIと同等の吸気を吸わせ、190psと230Nm(だっけ?)を出しているのだと思う。
ただしその代償として、スーパーチャージャーをドライブすることによる機械的損失と、重いコストが発生しているのが、今のSKYACTIV-Xなのだと思う。
→ 今時分、スーパーチャージャーが載っている車は少ないので、コストも高いのだろうなと。スーチャーの機械的損失も10%くらいあると昔読んだ記憶がある。


当然マツダは、機械的損失をなくし、さらにコストを下げる方法を考えているに違いない。それが、SKYACTIV-Xのターボ化なのではないか?と考えている。
ターボをエア・サプライとして使えば、機械的損失はなくなり、コストも下がるのではないだろうか?

写真では所謂電動ターボではなく、トラディショナルなターボに見える。
となると、当然ターボのデメリットが問題となる。
よく言われているデメリットとしては、ターボラグがあるわけだが、仮にこのデメリットを解消することができるのだとしたら、ターボ化にはメリットしかないのでは!?

最近公開された特許公報の内容を見たのだが、面白いことが書いてあった。
この特許(まだ権利化されていない)の仕掛けを使うと、NAとターボのいいとこ取りができそうに思える。
この特許によると、アクセルを踏んでから過給が始まるまでは(コンプレッサーをバイパスして)NAエンジンのように振る舞い、過給が始まるとターボの力を発揮するようにできるようだ。


運転者が感じるターボラグは、アクセルを踏み込んでから過給が始まってトルクが出てくるまでのタイムラグのこと。
しかしSKYACTIV-XはHCCIなので、ターボは圧倒的パワーを出すためのものではなく、あくまでも(見かけ上の)排気量を増やすためのギミックに過ぎない。過給によって必要なトルクは、3LのNA相当のトルクが出れば十分ということになる。
ということはSKYACTIV-Xの場合、この特許を利用することでタイムラグは一切なくなり、以下のようなことが可能となる??
・アクセルを踏んでから過給が始まるまでは、ストイキ燃焼のNAとして働く。トルクは320Nmくらい。
・ターボ過給が始まるとHCCIに切り替わる。λ=2としてトルク320Nmくらい。(350Nmくらいでもよい)
(アクセル開度とかも影響するのは理解しているけど、そこは簡略化のため省略)

結果としてエンジンのトルク特性は、低回転から高回転まで息が長い3.0LのNA相当のトルクを発揮することができる。みたいな。
ターボは日常領域の~4000rpmくらいをカバーできるサイズで十分なので、高回転域では風量が不足してHCCIを維持できずストイキになるだろう。それでも、ミラーサイクルで実質的な圧縮比を12.0程度まで落とし、3.0LのNAとして7000rpmも回ってくれれば、とてつもなく気持ちよく回るNAエンジン(のトルク特性エンジン)ができることになる。
しかも環境性能ばっちり。

自分の勝手な妄想なので、まったくの的外れになっているような気はするが、直6のSKYACTIV-Xがこんなエンジンとして生まれ変わっていたらいいなー。想像するだけでご飯3杯くらいいけそうー。
こんなエンジンのVisionCoupeとか出たら買ってしまうかも・・・。(笑)
次期ロードスターも是非この方向でお願いします^^


・・・まぁ実際のところ、マツダは第一世代で当然ターボも検討していたはずなので、なんでスーパーチャージャーになったか、というところだよな。
ターボラグだけが理由とは思えないので。。
あくまで妄想なので、280ps/6500rpm、350Nm/3000~6000rpmくらいで是非!
マツダガンバレ^^
Posted at 2021/07/13 23:43:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 技術系の話 | 日記

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