
突然ですが、RX-8に乗り換えました!
・・・・半日だけ^^;
ということで毎度おなじみの乗り換えと言う名の試乗記です笑
ロータリーのエンジンフィールがふと懐かしくなり、そういえばRX-8ってディーラー試乗で前期型に少し乗っただけだな…と思って借りてみた。
今回乗ったのは最終型のスピリットR、6MT。
ブレーキ最初のひと踏みてキーキーとブレーキ鳴きが…。アフターもののセミメタル系のパッドが入っているようだ。ブレーキが少しあたたまると鳴かなくなるので、街乗り+αあたりがターゲットになっているパッドの模様。
おぉぉぉ、超懐かしいロータリーのエンジンフィール…!
この超なめらかでスムーズな回転、回転を上げていった時のエンジンの軽さ、ノイズの少なさ、3000-4000rpmが低回転に感じてしまうような心地よさ、何もかも懐かしい。
FDとは違うものの、一瞬にしてタイムスリップしたかのように感じてしまった。
いやいや、やっぱりロータリーって超絶いいエンジンだったな^^;;
後期型なので、スペックは235ps/8200rpm、22kgm/5500rpm。
REなので低回転のトルクが…といつも言われるが、全くもって十分。加速したい時にアクセルひと踏みしてやれば問題なく加速してくれる。アクセルレスポンスもいい。
ただシフトアップ後のアクセルのつなぎでトルクがガツンと出てきて、クラッチの繋ぎでギクシャクしてしまう。アクセルオフ状態から加速体制に入る場合も同様。
ただ、0.1mm単位で超絶丁寧にアクセルを開けていくようにすれば、違和感なく加速体制に入っていける。
ファクトリーのRX-8はこのような特性ではなかったので、ECUチューンされているか、スロットルコントローラーでスロットル特性を変更されている等、なにか手が入っているようだ。
ハンドルは結構軽め。
それに対してクラッチは重い・・・これも強化クラッチが入っているのではないかな? 前期型でもここまで重くはなかったと思う。
シフトは冷間時にはシブい感じ。あー、昔のMTだから昔のように丁寧にシフトしてあげないと駄目なんだよね。最近のは強力なシンクロ入っていてスコスコ入るから、このフィールも懐かしい感じ。
前期型はNB2と同じアイシン製だったのに対し、後期型はマツダ内製になっているのだが、ちょっとアイシンっぽいフィーリング。。マツダ製なので節度感のある少しヌルッとした操作系を想像していたのだが、意外とカチカチ系。でもNB2ほどおもちゃっぽい感じではなく、少し重厚感がある感じではある。
ヒールトゥはもう完璧!! 超絶やりやすい。
NDロードスターと全く同じ感じでアクセル煽ってやれば、どんぴしゃでヒールトゥが決まる。
FDと大きく違っているのは、アクセルを煽ったときの回転の上がり方が断然早いこと。
FDだとブレーキを踏みながらアクセルを深く踏み、一瞬のタメを作ってから、それからシフトダウン…という感じだったのに対し、RX-8だとアクセルを軽めに煽ってやってすぐにシフトダウン操作に入れる。
高速道路で、低回転から上までエンジンをひっぱってみた。
NAなのでアクセルを踏んだ瞬間からトルクが湧き上がり、そのまま9000rpmまで一気に吹けきっていく。
7000rpm前後でちょっとトルクの落ち込みはあるものの、そこからまたトルクが湧き上がって上まで気持ちよく回り切る。しかも超絶なめらかで振動もなく、エンジンが苦しい感じもなく・・・NAロータリーってこんなに良かったんだ笑
7000rpmの落ち込みは、オギジュアリーポートが開く前だからかな。低パワーバージョン(215ps仕様)はここで伸びが終わってしまうのだろう。
6速100km/hからの追い越しでは、もう少しトルクあれば・・・と思わないこともないが、シフトダウンしなくても問題ないレベル。逆に3速までシフトダウンしてからの加速は超絶キモチイイ!!
あとから確認してわかったのだが、タイヤ外形は純正よりも少し小さかった。
純正が225/40R19なのに対し、履いていたのは235/40R18。だいたい2~3%程度ローギアード化されている計算となる。これもキモチイイ加速感につながっているのかも。
最後に軽くワインディングにも持ち込んでみた。
とにかくエンジンが絶品で気持ちよいため、どんどん回したくなってしまう・・・ロータリーエンジンは麻薬だ(爆) パワーもありすぎるというほどではないので、アクセルも余裕で床まで踏み込めてしまう。
ブレーキはアフターもののパッドの特性によるものと思われるが、抜く方のコントロール性がイマイチ。踏み込む方は問題なく合わせられるが、ちょうどいい感じに抜こうとしてもパッドが貼り付いて離れず、減速しすぎてしまう感じだった。
脚はちょっと硬めでロールも少ないが乗り心地は悪くはない。スポーツセダンと考えれば十分、個人的にはもう少しロール感あっても良いのだけど。
レスポンスが甘いロータリーとはいえ、コーナーでのアクセルコントロールも自由自在で思ったとおりのラインをたどることができる。
高速+ワインディングでのトータルの燃費は7.94km/L。
ただ高速道路やワインディングでも回転を回したりしていたことを考えれば、悪くないのではと思う。普通に走っていたら9km/Lくらいというところか?
それにしても久しぶりのロータリーは本当によかった。。。
もしいま新車で買えるのであれば、きっと買っていただろうなと思うくらい。
RX-9でないかな・・・FSWでの前田育男さんのあの言葉はもう諦めるべきか・・・
Posted at 2022/11/20 15:21:22 | |
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試乗 | 日記