フロントサイドメンバー（前方側）付近のデッドニング

デッドニングによるロードノイズ対策です。

以前の整備手帳で記載していた①のデッドニングをします。
タイヤからロアアームが二股で分岐した前方側になります。
ロアアームは②（後方側）が支点となり、振動は①（前方側）で受ける構造になっている事に気付きました。
振動をドライバーから少しでも離すように配慮されているのでしょうか。
今回デッドニングする場所は写真の場所より前方になり、タイヤハウスのライナーで隠れている部分になります。

今回もタイヤを外さずに作業します。
ビス2本、クリップ5個（真下3個、タイヤハウス2個）を取ればタイヤハウスのライナーの前方を外せます。

ロアアームから繋がったサブフレームは柱（名称不明）を経由してフロントサイドメンバーに繋がっていました。
この柱、正確に測ったわけではありませんが相当な太さ（適当に言うと幅15cm、奥行8cm）です。
この太い柱が路面からの強い振動の大半を受けていると思われます。
また、ここがフロントサイドメンバーの起点になります。

早速、制振シートを貼り付け。エンジンルームが近いため、ノイサス耐熱制振シートを選定しました。他にも耐熱性の制振シートはあると思いますが耐熱性の高い製品以外は避けた方がいいと思います。
耐熱制振シートは熱に強いためか炎天下での作業でも貼り付け面がベタベタしなくて貼りやすいです(^^)
サブフレームと柱回りに貼り付けてます。

柱やメンバーは中空になっており、開口も多いので中に詰め物をすればさらに静かになると思われますが、耐熱性を考慮した詰め物の手持ちがありませんのでやめときました。

助手席側も施工完了です。
試乗した感想は、路面から受けるロードノイズ・振動が減少しました(^^)

かなり荒れた路面のゴツゴツ音は残ってますが、これ以上は制振シートでは抑えきれないんでしょうね^^;
石だらけの山道の振動を抑えきれないのと同じです。
デッドニングとは、道路の状態によって発生するロードノイズの鳴動基準を上げる行為だと解釈しています。

ロードノイズ（ゴツゴツ音）を減らしたいという目的で実施してきた対策の中で最も効果的に感じました(^-^)
ここを一番最初に施工しておけば、沼にハマることは無かったのでは、、と思いましたが後の祭りですね^^;