MUGEN / 無限 Quick Shifter / クイックシフター  

無限クイックシフター＋シーカースーパーシフト

ここをいじるときは無限とシーカーの合わせ技を多くの方がやってるようなので、無限を入れるならシーカーもということで。
無限に比較してシーカーのスーパーシフトは価格的にも手を出しやすいですから。


ノーマルのシフトに大きな不満があったわけではありませんが、オーディオ関係でスカイサウンドを導入する予定もあり、どうせ内装をはずすなら一緒にやってしまえと思い切りました。

作業のポイントはチェンジワイヤーを固定しているソケットホルダーの取り外しです。
そちらについては詳しくは整備手帳で。

もう現車は5年も乗っているのでシフトの感覚は身についています。
そこでクイックシフターを入れるとどんな感じになるか。
最初にノーマルシフトに大きな不満はないと書きましたが、それでも1速にシフトするときは、少しストロークが長いかな？と感じるようにはなっていました。
長男がCR-ZのMTに乗っていまして、それに比べればシフトフィーリングは良いと言ってはいたのですが、この際思い切って交換することにしました。

無限＋シーカーの感触に入ります。
無限だけでもショートストローク、セレクト方向（横方向）のスプリング強化がされています。
ニュートラルのシフトノブの位置もドライバー側に寄り、少し低くなるセッティングになっています。
シーカーのスーパーシフトは、チェンジレバーの下側を延長する形式ですので、セレクト方向（横方向）のショート化には関係がなく、シフト方向（縦方向）のショート化に関係します。
ノーマルのチェンジレバーASSYはゴムブッシュを介してボディに固定されていますが、無限はメタルブッシュで固定するのでここでもダイレクト感が感じられるはずです。

シフト操作をしてまず感じられるのが、操作感が重くなったことです。
当然のことですがシフトレバーはてこの原理と同じですから、操作するストロークを減らせば重くなりますし、スプリングも強化されているので当たり前の結果です。
ショート化の感触ですが、先に書いた１速へのストローク感はかなり短くなりちゃんと入らなかったのではと思うような感じでした。
ノーマルになれきっているので、シフトの途中で引っかかったんじゃないかという感じでした。
それでもちゃんとギアは入っているので慣れてくればカチカチと小気味よく決まるシフト感を味わえると思います。
肘レベルでシフトしていたのが、ほぼ手首レベルでもシフトできると表現すれば良いでしょうか。
それとメタルブッシュになったことでダイレクト感も出ますが、シフト時の細かなゴリゴリ感も正確に感じるようになります。
この辺は好みと慣れの問題かもしれませんが、一度このショート感を味わってしまうともとには戻れないのでしょうね。

長男と感触を試しに走った時には、最初は懐疑的だった長男も曰く「これ楽しいかも」といっていたので、結果としては良いパーツなのだと思います。

私個人としては、まだ少し違和感があるのでもう少し慣れが必要な感じがしています。
ショート化（クイック化）でシフトミスが出るのでは、という懸念も持っていましたが、そのような心配はないようです。
もう少し走りこんで体になじませようと思います（笑）