
こんばんは!
今日は広島も2月としては異常に暖かい一日でした。
昨日から黄砂もひどく、山々が霞んでしまってます。
中国地方のスキー場は、この黄砂が来始めると、一気に雪が汚れて減っていきますが、今年は早い・・・まだ2月中旬、本来ならハイシーズンですよ!
と言うことで、昨日はスキーにも行かず、ホンダカーズへ!
インサイト試乗してきました~(^v^)
ショールーム展示車両はダークな色のモデル。
シルエットは、プリウスとそっくりですが、各パーツのデザインはそれぞれ違っているので、こうやって実物見ると間違える事はないかな・・・。

インテリアはシビックを見慣れていない私には、新鮮でした。
もちろん、さまざまな部分でFitやシビックなどとの部品や素材の共通化が目立ちますが、ハイブリッドをこの価格で販売した事を考えると十分許される範囲だと思いました。
高級車ではないですからね。
これまた、比較対象になりやすいテールゲートの小窓ですが、ホンダはCR-Xの時代にこれをやってた実績があるので、その辺は気にせず採用したのかも。
トランクルームの床下を覗くと、最近の車のトレンドで、もちろんスペアタイヤはありません。
持ち上げている蓋は、かなりしっかりしたつくりで、簡単に高さを2段階調整できる仕組みが付いていました。
そして、中央の黒い発砲スチロールの仕切りを取ると

バッテリーの登場です。
おそらく一般のユーザーがここまではぐる事は皆無だと思います。
初代インサイトに比べると、大きさで約2/3で、寿命も長く、価格的にも半分くらいになったそうです。

後席のこんな所に空調が・・!?
実はこれ、バッテリー冷却用の空気取り入れ口だそうです。
やはり結構熱を持つのかもしれませんね。
反対側に排出口があるらしいですが、さすがにそれは室内ではないようです。

さて、いよいよ試乗!!
試乗車は、イメージカラーのブルーでした。
展示車に比べて随分若々しく見えます。

さまざまな情報が表示されるメーター周り。
中央にはさまざまな情報が表示できます。
いろいろ変えて走ると面白いですが、あまり集中して見ていると危険!
メインスイッチOFFで、今回の運転の「エコ度」が葉っぱの数で数秒間表示されます。

このモデルはインターナビが付いていたので、ここにもさまざまな情報が記録・表示されます。
たくさんありすぎて、よく分かりませんでしたが、これは運転診断?のようなもの。
そんなことはわかってますよ!と言いたくなる内容もありますが・・・。
いずれにしても、この車が相当なハイテクで制御されているのが感じとれる機能ですね。
それから細かいことですが全体的によくまとまったデザインと素材の配置だと思うのですが、上の写真のナビの周りの艶のあるブラックメタリックの部分は、かなり浮いた感じがしました。ここだけこんなにピカピカにしなくても・・・。
そして肝心の試乗は、約15分の短い時間だったのであまり深くは書けませんが、簡単に感じたことをまとめると。
○とにかく自然で、メーターでモーターアシストの針が動いていること以外は、特別にハイブリッドエンジンということは感じません。
○セルモーターがない(一般的なセルモーターに比べると巨大なアシストモーターが代用)ので、エンジンスタート時に「キュキュキュキュ・・・」というセルの音がせずとっても静か!
○走行中も比較的静か。遮音にも、コストの制限がある中でかなり気を使っているということでした。
○信号でのスタートダッシュは、同じ1300のFITに比べると明らかに力強い感じでした。ただし、コンパクトカーの範疇から出るようなものではありません。
○話に聞くと、プリウスはごく低速では比較的簡単にモーター走行になるそうですが、この車では、走っている間中エンジンはずっとかかっていました。短距離を低速で走りまわる試乗車なのでバッテリーには負荷が大きいと思われ、通常の使用ではカタログのとおり中低速でのアベレージ走行ではエンジンが停止するのかも知れません。
○乗り心地は、特に不満はありません。私が以前のっていた平成15年式GD2よりは明らかに良かったです。
○ブレーキについては、初代インサイトやシビックハイブリッドでかなり不満が寄せられていたため、このインサイトでは開発陣も努力したと言われていました。ここは、すでに試乗された方のブログでも触れられていたので、気を付けて試乗したのですが、強力ではありませんが、必要にして十分な制動力に感じました。また、特に違和感も感じなかったです。個体差があるのかも知れません。
○試乗した道のほとんどが片側2~4車線のだだっ広い幹線道路なので、コーナリングやハンドリングについては全くコメントできません(汗。
○最後に私が最も気になったのは、やはりアイドリングストップ状態からのエンジン始動です。前にも書いたとおり、セルの音がしない分突然の振動に最初はハッとします。エンジン始動のタイミングはブレーキペダルを放した時のようですが、放すと同時にアクセルを軽く踏み込むような場面が一度あり、一瞬のタイムラグの後エンジン始動と同時にドン!と進み、ちょっとびっくりしました。
こういう場合はモーターで発進してからエンジンを始動すればいいように思うのですが、もしかしたらこの辺もバッテリーの状態が影響したのかも知れません。
私はこれまでに経験した事ないシステムなので、慣れの問題もあるとは思いますが。
実際の燃費がどのくらいかは全く分かりませんが、わたしのFit での記録が23Km/lくらいなので、30km/lくらいは行くのかな~~。
なお現在の販売状況は、このDでは3月中の納車は無理だそうです。結構売れているようでした。
ホンダは今年中に、CR-Z、Fitのハイブリッドの販売を始めるそうです。
とくにCR-Zは楽しみですね。
せっかくいただいたカタログは、アコゴンのテールゲートの修理の話をしているうちにすっかり忘れて、テーブルの上に置いて帰ってしまいました(涙。
Posted at 2009/02/14 23:49:59 | |
トラックバック(0) |
こねた | クルマ