では、続きを始めま~す。まだ月が主役の明けやらぬ薄闇の中、赤い車が居たあたりに近ずくとやっぱり光岡の『卑弥呼』でした。横に立っている人がオーナーらしい、お歳は私と同じくらいかな?『おはようございます』とりあえず朝のご挨拶を交わして隣に停めさせて頂く。『卑弥呼とはまた珍しい車にお乗りですね』などと車談義をしていたら近くにいた人達は同じグループの方達で、実はこれから走行会に行かれるとの事、当然私はここでお見送りをするつもりでいたんですが、『一緒に行きませんか?オープンカーが50台も集まるんですよ~っ』 ど、ど~しよう、心が大きく揺れ始めたら右の耳に「今日はお見送りだけにしておけ、誰にも言わずに出て来たんだろう?女房が朝飯作って待ってるぞ・・きっと・・・多分・・・もしかすると・・・』天使が囁くんですよ。すると左耳に『朝飯作っているとは限るまいお前の女房が、まあ、自分でインスタントラーメンを具なしで食うか、立ち食い蕎麦でも食うのが関の山だろう?行っちゃえよ!きっと楽しいぞ~っ、さあ。さあ』と、悪魔が囁いたんで即決で悪魔のささやきに負けてしまったんです。 ついて行くのに1度離れたらどの車がグループに方のなのか分からなくなりそうなんで卑弥呼さんの後ろについて行くことにして出発。どの車も大黒のループをいい音残して快調に滑り出る。 アクアラインに入る、常識レベルのスピードでアクアラインを後にする。何処に行くのか良く分かっていない私にとってはミステリー・ツアー、朝焼けで影絵になった地平線を見やり、刻々と明るくなる中を『何処まで行くんだろう・・・』館山道に入った、集合場所は館山の沖ノ島公園だった。(高速が出来る前はここまで来るのは大変だったんですよ) 国内外のオープンカーが50台!壮観でしたよ、『今日はカメラを持ってきた、』カバンの中を探す『よし、ある、さてどこから撮るか』迷いながら先ずは自分の愛車からだろ、電源を入れようとスイッチを押す、ところがワンともニャンとも言わない!なんで!どうして!!壊れた?電池切れで充電していたのをすっかり忘れてカメラだけを掴んで来たんでした。チャンチャンと言う訳で電池は充電器の中でイイ子に留守番してました、なので画像は有りません、老人のする事なんで笑って許して、ゴメン疲れました、又にします。 ふ~っ 晩酌にはまだ早そうですが・・・そ~っと・・・・し~っ、わらっちやあダメですよ。